学術情報流通

学位論文デジタル化に関する講演のポッドキャスト公開(英国)

英国情報システム合同委員会(JISC)が資金援助を行っている、全英電子学位論文プロジェクト"EThOS"のプロジェクトマネージャーによる、“EthoS”の有用性についての講演が、ポッドキャストとしてJISCのウェブサイトで配信されています。なおEThOSは、2008年後半に運用を開始するそうです。

Podcast: Theses go digital
http://www.jisc.ac.uk/Home/news/stories/2008/08/podcast54kevinoleary.aspx

カナダ、研究データの収集・保存等のためのワーキンググループ設立を正式発表

カナダにおいて、学術研究の過程で生み出される大量のデータを収集・保存・管理するための、国家レベルのワーキンググループ“Research Data Strategy Working Group”が設立されるということでしたが、今回、カナダ国立科学技術情報機関(CANADA Institute for Scientific and Technical Information)から正式な発表がありました。

Research Data Strategy Working Group Established
- CANADA Institute for Scientific and Technical Informationのニュースリリース
http://cisti-icist.nrc-cnrc.gc.ca/media/press/rds_group_e.html

機関リポジトリ・著者ウェブサイト等へのデポジットを積極的に推奨するOA誌

このたび新規創刊された動物分類学分野の査読付きオープンアクセス誌“ZooKeys”は、生物多様性の研究を促進すべくアイデア・情報の自由な交換の実現を目的として、コンテンツにクリエイティブ・コモンズの表示ライセンスを採用し、読者に自由な複製・ダウンロード・印刷・配布を認めるとともに、機関リポジトリ・著者ウェブサイト等へのデポジットを積極的に推奨しています。なお出版に係る費用については、著者支払い型モデルが採用されており、1ページあたり12ユーロとなっています。40ページ以上になる場合には交渉で割引あり、とのことです。

ZooKeys
http://pensoftonline.net/zookeys/index.php/journal

About ZooKeys
http://pensoftonline.net/zookeys/index.php/journal/about

ARL、12出版社のNIHパブリックアクセス方針への対応を比較したレポートを刊行

北米研究図書館協会(ARL)が隔月で刊行している“Bimonthly Report”の2008年8月号が、米国科学振興協会(AAAS;Science誌の出版元)、米国化学会(ACS)、米国心理学会(APA)、Elsevier社、Nature Publishing Group(NPG)など12出版社が、国立衛生研究所(NIH)のパブリックアクセス方針にどのような対応を取っているか、を比較したレポートになっています。

欧州委員会、欧州の研究インフラのデータベースを公開

欧州委員会(EC)が、欧州各国で開発・提供されている研究インフラを検索できるデータベース“European Portal on Research Infrastructures”を公開しています。検索結果では、基本的な情報のほか、運用、スタッフ、財政、学術的影響、研究者向け調査サービスなどの状況までがわかるようになっています。

EUROPEAN PORTAL ON RESEARCH INFRASTRUCTURES' SERVICES
http://www.riportal.eu/public/index.cfm?fuseaction=ri.search

中国国家図書館、学術的な「非正式出版物」の寄贈を呼びかける公告

中国国家図書館が、学術的な「非正式出版物」の寄贈を呼びかける旨の公告を行っています。ここで言う「非正式出版物」とは、内部資料であったり発行範囲が少なかったりして収集・保存・利用が困難なもののことで、その中でも学術性・資料性が高いものを寄贈によって収集するとしています。重点収集分野として、以下が挙げられています。

・学術会議の文献(会議論文集など会議に関する資料)
・研究報告
・オーラルヒストリー、非物質文化遺産等の文献
・未刊行の民間詩文集
・その他、保存と研究価値を有するもの

国家图书馆关于"非正式出版文献"的公告
http://www.nlc.gov.cn/GB/channel96/200807/15/6170.html

オーストラリア国立大学、研究者のための研究データ管理マニュアルを公開

オーストラリア国立大学が、研究者に対しデジタル形態の研究データの管理・保存の重要性を説くとともに、その方法、ツール、留意点、再利用可能とする場合のライセンス(クリエイティブ・コモンズなど)について解説したマニュアルを作成、公開しています。

ANU Data Management Manual: Managing Digital Research Data at the Australian National University
http://ilp.anu.edu.au/dm/ANU_DM_Manual_v1.0.pdf

8 août 2008付けProsperの記事
http://prosper.inist.fr/article.php3?id_article=561

Google Mapに世界中のリポジトリを表示するサイト、機能を追加

OpenDOARやROARに登録されているリポジトリを、Google Map上にマッシュアップする“Repository66”の機能が拡張され、国やリポジトリのシステムにより表示を絞り込む機能や、各リポジトリの登録コンテンツ数をグラフ化して表示する機能などが追加されています。
Repository66で表示されるリポジトリ数も、2008年5月には1,000件を突破したそうです。
Repository66.org
http://maps.repository66.org/

Mapping Digital Repositories: Repository 66 Mashup Enhanced
(digitalkoans 2008年8月12日記事)

東京ドイツ文化センターのシンポジウム「学術情報ネットワーク: 日本とドイツの新たなトレンド」

東京ドイツ文化センターが主催するシンポジウム「学術情報ネットワーク: 日本とドイツの新たなトレンド」が、2008年10月1日に開催されます。学術図書館の新たな動きや国内/国際レベルのネットワーク開発の現状をテーマとしたもので、国立情報学研究所、日本医学図書館協会、日本図書館協会が開催パートナー、国際交流基金が後援となっています。

学術情報ネットワーク: 日本とドイツの新たなトレンド
http://www.goethe.de/ins/jp/tok/ver/ja3566477v.htm

参考:
シンポジウム「日本とドイツの新たなトレンド」開催のお知らせ - SENTOKYO ブログ
http://blog.goo.ne.jp/sentokyo/e/2b2b58ad1834efb09e67b2839bd7730d

NPG・トムソンロイター・東工大・阪大の共同セミナー「科学の出版について考える: インパクトファクターを超えて」

Nature Publishing Group(NPG)、トムソン・ロイター、東京工業大学、大阪大学が共同で、セミナー「科学の出版について考える: インパクトファクターを超えて」を8月28日、29日に東京・大阪で開催すると発表しています。

科学の出版について考える: インパクトファクターを超えて
http://www.natureasia.com/japan/libraries/events/

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