学術情報流通

バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)の「生命科学データベース横断検索」、検索対象に7件のデータベースを追加

2018年8月7日、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)が、「生命科学データベース横断検索」から、新たに7件のデータベースが検索できるようになったと発表しています。

ライフサイエンス新着論文レビュー[アーカイブデータ]、ライフサイエンス 領域融合レビュー[アーカイブデータ]、J-CHECK: Japan chemical collaborative knowledge database、NITE-CHRIP: NITE Chemical Risk Information Platform、微生物有害情報リスト、MiFuP Safety、AJCSD: ASEAN-Japan Chemical Safety Databaseの7件が追加で検索可能となったものです。

【横断検索】「生命科学データベース横断検索」から7件のDBが追加で検索できるようになりました。 (NBDC,2018/8/7)
https://biosciencedbc.jp/about-us/nbdc-news/1007-20180807-01

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)運営委員会、「統合イノベーション戦略についての見解」を公表

2018年8月2日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)運営委員会が、「統合イノベーション戦略についての見解」を公表しています。

6月15日に閣議決定された『統合イノベーション戦略』に盛り込まれた「第2章 知の源泉(2)オープンサイエンスのためのデータ基盤の整備」に関して同運営委員会の見解を示したものです。

統合イノベーション戦略についての見解(JPCOAR,2018/8/2)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=74#_href_243

統合イノベーション戦略についての見解
http://id.nii.ac.jp/1458/00000106/

Elsevier社、オンライン投稿・査読システムを提供するAries Systems社を買収

2018年8月2日、Elsevier社は、オンライン投稿・査読システムを提供するAries Systems社の買収を発表しました。

Elsevier社は、今回の買収は、Mendeley・SSRM・Plum Analytics・bepressの買収に引き続き、研究情報の生態系の改善を目指す革新的なオープンサイエンス企業を買収する同社の戦略に沿ったものと説明しています。

欧州における人文・社会科学分野のオープンな学術コミュニケーション発展のための研究基盤OPERAS、7種類のホワイトペーパーを公開

2018年8月6日、欧州における人文・社会科学分野のオープンな学術コミュニケーション発展のための研究基盤「学術研究を通した欧州の研究領域におけるオープンアクセスコミュニケーション」(Open Access in the European Research Area through Scholarly Communication:OPERAS)が、ワーキンググループが作成した7種類のホワイトペーパー(2018年7月付)を公開しました。

Google Scholar、学術雑誌のインパクト指標を2018年版に更新

2018年8月2日、Google Scholarは学術雑誌のインパクト指標を提供するサービス“Google Scholar Metrics”の値を2018年版に更新しました。

2018年版では、Googleのガイドラインに準拠したウェブサイト掲載の雑誌論文及びコンピューター科学及び電子工学の分野での選択された会議論文を対象に、2013年から2017年の5年間の掲載論文数と被引用数に基づいた値が提供されています。

2018 Scholar Metrics Released(Google Scholar Blog,2018/8/2)
https://scholar.googleblog.com/2018/08/scholar-metrics-provide-easy-way-for.html

Crossref、メタデータにORCID iD・謝辞・参考文献・要約等が含まれる割合を会員別に調べることができるParticipation ReportsのBETA版を公開

2018年8月1日、Crossrefが、Participation ReportsのBETA版を公開しました。

Crossrefが持つメタデータの視覚化を目指したもので、会員名で検索すると、全ての会員が提供する必要がある基本的なメタデータの範囲外である、ORCID iD、助成に関する謝辞、参考文献、要約といった10の主要な情報がメタデータに含まれている割合を調べることができます。

論文、単行書の章、データセット、プレプリント等でフィルタリングできるほか、現在とバックファイルとの比較なども可能です。

3,2,1… it’s ‘lift-off’ for Participation Reports(Crossref Blog,2018/8/1)
https://www.crossref.org/blog/321-its-lift-off-for-participation-reports/

PaperHiveが企業コンサルテーショングループを立ち上げ 利用者にはプラットフォーム内での論文PDF共有を、企業にはその利用統計を提供することを目指す

共同研究プラットフォームPaperHiveが、同サービス内で利用者に論文PDFの共有を認めると同時に、参加企業にはその利用統計を提供することを目指す、企業コンサルテーショングループを立ち上げました。立ち上げ時点でSpringer Nature、Taylor and Francis、ケンブリッジ大学出版局、SAGEら出版者に加え、Ingenta、クラリベイト・アナリティクス、Publonsらが参加しています。

この企業コンサルテーショングループでは、PaperHive利用者が、共同研究者等の限られた範囲内で論文PDFをアップロード・共有することを著作権者の合意の下で実現することを目指しています。同時に、それらアップロードされたPDFファイルの利用統計については、メタデータによるマッチングを行い、電子ジャーナルの利用統計と同様に出版者に提供することが想定されています。

Elsevier社、Impactstoryとの連携を発表:抄録・引用文献データベースScopusに“Unpaywall”のOA論文に関するデータを統合

2018年7月26日、Elsevier社が、Impactstoryと連携し、同社の抄録・引用文献データベースScopusからのオープンアクセス(OA)論文の発見を容易化させると発表しています。

Elsevier社のScopusのデータに、Impactstoryの無料公開の研究論文に誘導するサービスUnpaywallのOA論文に関するデータを統合させるもので、統合作業は2018年8月から開始され、11月には同サービスが開始されます。

Library Publishing Coalition(LPC)、図書館における出版活動の倫理的枠組みに関する文書を公開

2018年7月24日、図書館による出版活動を進める大学図書館によるイニシアティブ“Library Publishing Coalition”(LPC)が“Ethical Framework for Library Publishing”のVersion 1.0を公表しました。

図書館における出版活動に対して、多様な分野における重要な倫理的考慮事項を提供するとともに、倫理的な学術出版のための具体的な提言を行なっています。

今後も、同文書は更新・拡張を行なっていくとしています。

An Ethical Framework for Library Publishing, Version 1.0(LPC,2018/7/24)
https://librarypublishing.org/new-publication-ethical-framework-version-1-0/

BioMed Central(BMC)が化学工学領域のオープンアクセス雑誌を創刊 生命医学分野以外にもブラントポートフォリオを拡大

2018年7月18日、生命医学分野のオープンアクセス(OA)出版事業を手掛けてきたBioMed Central(BMC)が、新たに”BMC Biomedical Engineering”と”BMC Chemical Engineering”の2誌を創刊することを発表しました。後者は生命医学分野ではなく、化学工学領域を対象とします。いずれも現在、投稿が受け付けられています。

BMCは2000年から生命医学分野のOA出版事業を行っていますが(当初は独立企業、後にSpringer社に買収され、現在はSpringer Natureの一部門)、今後はブランドポートフォリオを物理学・応用科学領域にも拡大していくとされています。近日中にこれらの領域の雑誌の追加創刊も予定されているとのことです。

ページ