シンガポール

シンガポールの公共図書館で電子書籍端末の貸出が始まる

2012年6月21日、シンガポール国立図書館委員会(National Library Board:NLB)による新たなサービスとして、同国のべドク公共図書館で電子書籍端末の貸出が始まりました。

同館には、iPad100台、TumbleBooks Playaway100台、Kindle5台が用意されており、利用者は2週間借りることが可能です。iPadからは、NLBの電子リソースにアクセスでき、220万点の電子書籍、140のデータベースを利用できるとのことです。

なお、iPadの貸出に際しては、利用者は1時間程度のワークショップへの参加が求められています。

iPads and Playaways for loan at Bedok Public Library (National Library Board 2012/6/21付けの記事)

みんなのおすすめ本で、図書館の書棚をいっぱいにするキャンペーン"Fill our Shelves, Suggest a Book!"(シンガポール)

シンガポールの公共図書館が、オンラインで利用者のおすすめ本を受け付けるキャンペーンを実施しています。

参加者は、シンガポールの公共図書館に所蔵していてほしい本や電子書籍について、FacebookやGoogleなどのアカウントからオンラインで推薦したり、また他の人が推薦した本に投票したりすることができます。多くの推薦を行った人トップ3と、最も投票を集めた本を推薦した人が表彰されるとのことで、既に1,400件ほどの推薦がなされているようです。

現在最も多くの投票を集めているのは、"The Dragon Book of Verse"という本で、次点は、日本を徒歩で縦断し道中で出会った人たちのことを綴った本“Japan on Foot”(Mary King著)となっているようです。

Ref.
Fill our Shelves, Suggest a Book!
http://www.pl.sg/suggestabook

"Fill our Shelves, Suggest a Book!" - Public Libraries in Singapore crowdsource for book recommendations(LIS News 2012/6/16)

世界初、緑の子ども図書館"My Tree House"建築へ(シンガポール)

シンガポール国立図書館委員会(NLB)が、世界初の緑の子ども図書館"My Tree House"の建設計画を公表しています。

この子ども図書館は、緑の図書館をコンセプトとし、環境にやさしい建築や施設管理を実現するとともに、7万冊の蔵書のうちの3割は、動植物、自然、水資源、環境や気候変動など“緑”に関する書籍とする予定とのことです。完成は2013年半ばを目標としています。

Ref.
My Tree House, World's 1st Green Library for Kids(NLB 2012/5/9付プレスリリース)
http://www.nlb.gov.sg/Corporate.portal?_nfpb=true&_windowLabel=PRHandler_1&PRHandler_1_actionOverride=%2FIBMS%2FcorpHomePR%2FcorpPRHandler%2Fdetail&PRHandler_1detailId=613&PRHandler_1mediaType=1&_pageLabel=Corporate_page_ne_pressreleases

My Tree House World’s 1st Green Library for Kids

シンガポール国立図書館委員会(NLB)、コスプレならぬ「コスリード」コンペを開催

2011年11月10日、シンガポール国立図書館委員会(National Library Board:NLB)の主催で、小説等の登場人物の衣装を着てその人物になりきる「コスリード」のコンペが開催されたたようです。「コスリード」(CosREAD)とは、“Costume”と“Read”を一語にしたもののようです。このコンペは、同国の読書推進キャンペーン“READ! Singapore 2011”の一環として行なわれたもので、コスプレを通じて参加者に読書の楽しさを再発見してもらおうという狙いがあるようです。なお、コスプレする対象は、過去の“READ! Singapore”のキャンペーンのために編まれた104編の小説等の中から選ばれたようです。6月23日に始まった“READ! Singapore 2011”は、この日、496の全てのプログラムを終え、6万人の参加者を記録して閉幕したようです。

Stories Come Alive at NLB's Read! Singapore Carnival Re-Discovering the Joy of Reading (National Library Board 2011/11/10付けの記事)

2013年の世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会はシンガポールで開催

2011年8月19日付けのシンガポール国立図書館委員会(National Library Board Singapore)のニュースによると、2013年の世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会は、シンガポールで開催されることが決定したようです。これは、プエルト・リコのサン・フアンで開催されていた2011年IFLA年次大会の最終日8月18日のクロージング・セッションで公表されたようです。

Singapore Wins Bid to Host Prestigious International Library Congress in 2013 (National LIbrary Board Singapore 2011/8/19付けの記事)

【イベント】デジタル情報保存に関する国際会議iPRES2011がシンガポールで開催(11月)

デジタル情報保存に関する国際会議iPRES2011が、2011年11月1日から4日の日程で、シンガポールで開催されます。論文等の募集締切は2011年7月17日とのことです。

iPRES2011
http://ipres2011.sg/

参考:
E1109 - 電子情報保存に関する国際会議(iPRES2010とIIPC)<報告>
http://current.ndl.go.jp/e1109

CA1748 - 動向レビュー:デジタル教科書をめぐって / 澤田大祐

 2009年度の補正予算以後、小中学校において「電子黒板」(1)は、すっかり有名なものとなった。この次の世代の教材として注目されるのが、「デジタル教科書」(2)である。現在、「デジタル教科書」として市販されているものは、教員が「電子黒板」上に投影して、児童・生徒に提示することを目的とするものである。これに対して、導入に向けての検討が進められているのは、児童・生徒が1人につき1台の端末を使い、教科書やノートと同様に使うことのできる、「学習者用デジタル教科書」である。1人1台のノートパソコンの使用は、2000年代初めから導入事例はあった(3)が、本格的な議論になったのは最近1-2年のことだ。...

シンガポール国立図書館委員会(NLB)、読書推進キャンペーン用の無料のiPhoneアプリを公開

2011年6月23日付けのシンガポール国立図書館委員会(National Library Board)のニュースによると、NLBは、同国の読書推進キャンペーン“READ! Singapore 2011”の開催にあわせて、無料のiPhoneアプリ“MobileRead”を公開したようです。“MobileRead”では、“READ! Singapore 2011”および過去6年間のキャンペーンのために編まれた短編を、英語や中国語、マレー語等の多言語で読むことができるようです。

READ! Singapore 2011 Offers Mobile Application for People On the Go (National Library Board 2011/6/23付けのプレスリリース)

新規開館したシンガポールの公共図書館で2つの新サービスが導入される

2011年4月23日付けのシンガポール国立図書館委員会(National Library Board)のプレスリリースによると、同日新しく開館したClementi Public Libraryで2つの新サービスが導入されたとのことです。一つ目は、“Mystery Brown Bag Service”という、ランチタイムに図書館へ来館する利用者をターゲットとしたサービスで、事前に図書館員が人気のテーマに従って図書を選び、それを詰めたバッグを入口近くに設置することで、利用者はすぐに借りることができるというもののようです。また、もう一つのサービスは子ども向けのデジタルストーリーテリングである“Interactive Digital Storytelling Kiosks”のようです。なお、二つのサービスともシンガポールの公共図書館ではこれまでにないサービスとのことです。

Clementi Public Library

エコロジー目的の国民参加型蔵書交換イベント“Book Exchange 2011”(シンガポール)

2011年4月1日付けのシンガポール国立図書館委員会(National Library Board:NLB)のプレスリリースによると、参加者が蔵書を交換し合う“Book Exchange 2011”というイベントが4月16日に同国で開催されるようです。2011年で3年連続開催されるこのイベントは、シンガポール公共図書館が組織して行われるもののようです。蔵書を交換したい参加者は、4月2日から15日までの間に、近隣の公共図書館に古本を預け、それと引き換えに古本1冊につき1枚ずつ交換用のクーポンをもらうようです。そして4月16日のイベント当日にシンガポール国立図書館の会場で、それまでに集められた古本の中から、クーポンと引き換えに気に入った本を受け取るとのことです。このイベントは経済的理由からではなく、資源の無駄を最小限にするエコロジー目的で開催されるもののようで、NLBは6,500人、計65,000冊の本の交換が行われると見込んでいるようです。

Recycle your books at the Book Exchange 2011! (National Library Board Singapore 2011/4/1付けのプレスリリース)

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