シンガポール

E1479 - シンガポールで「未来の図書館」を考える:IFLA WLIC 2013

世界中の図書館関係者がこれほど多く集まる機会は他にないだろう。公式発表によると,8月17日から23日までシンガポールで開催された2013年国際図書館連盟(IFLA)・世界図書館情報会議(WLIC)年次大会の参加者数は3,750名,国は120か国にものぼったという。「未来の図書館:限りない可能性」というテーマのもと,会期中に行われた会議やセッションは200を超える。会期前後の図書館ツアーやサテライトミーティング,非公式の関連行事も含めると,数えきれない。アジアでの開催は,2006年のソウル大会以来となる。...

英Guardianが世界の10大学図書館のインタビュー記事を掲載、日本からは多摩美術大学図書館

英Gudadianが、世界の10の大学図書館の館長等に対して行ったインタビューの記事を、2013年8月7日付けで掲載しています。内容は、大学図書館が直面している課題や将来計画、高等教育における図書館の役割などとなっているようです。

取り上げられている10の大学図書館は以下です。
New York University library(米国)
University of Manchester library(英国)
Hachioji library, Tama Art University(日本)
American University of Nigeria library(ナイジェリア)
Bodleian library, University of Oxford(英国)
Queensland University of Technology library(オーストラリア)
Nanyang Technological University library(シンガポール)
Unicamp library system(ブラジル)
Harris Learning library, Nipissing University(カナダ)
European University Institute library(イタリア)

CDNLAOニュースレター、最新号の特集は“読書振興”-シンガポールのプログラムなどを紹介

国立国会図書館が編集するCDNLAO(アジア・オセアニア国立図書館長会議)の英文ニュースレター“CDNLAO Newsletter”の第77号が公開されています。

今回の特集は読書振興で、ブルネイ、中国、韓国、シンガポールの動向に関する記事が掲載されています。このうち中国は第10回中国国民読書調査の分析等を紹介しています。またシンガポールは、図書館が人口の増えつつある50歳以上の世代をターゲットに実施しているプログラム“Time of Your Life, Services for the 50plus”を紹介しています。

CDNLAO Newsletter No.77, July 2013
http://www.ndl.go.jp/en/cdnlao/newsletter/index.html

参考:
第10回中国国民読書調査の結果が公開 Posted 2013年5月2日
http://current.ndl.go.jp/node/23440

世界初の子ども向けグリーンライブラリー“My Tree House”がシンガポールに誕生

昨年よりシンガポールで建設が進められていた、世界初の子ども向けグリーンライブラリー“My Tree House”が、2013年5月31日に開館しました。

LED照明や環境にいい素材を使用し、館内中央には名称のとおりのツリーハウスが設置されています。また、4万5,000冊の所蔵図書のうち、3割が動植物、自然等の環境に関する図書が配架されているとのことです。

Green Library Facilitates Environmental Education (Design BUILD source 2013/6/17付けの記事)
http://designbuildsource.com.au/green-library-facilitates-environmental-education

My Tree House: World's First Green Library for Kids (Little Day Out 2013/6/1付けの記事)
http://www.littledayout.com/article/my-tree-house-worlds-first-green-library-for-kids.html

シンガポール、公共図書館における永住者・外国人利用者の電子書籍・電子リソースの利用について7月1日よりメンバー登録制度を開始

シンガポールの国立図書館委員会(National Library Board:NLB)のアナウンスによると、2013年7月1日より、永住者及び外国人が公共図書館の電子書籍、電子リソースの利用を希望する場合のため、メンバー登録制度が導入されたようです。登録費(One-time Registration Fee)は永住者、外国人共に$10.50で、年会員は永住者が無料、外国人は$42.80とのことです。新しい料金体系等の情報がNLBのLibrary Guide に掲載されています。

Access to NLB’s eBooks and eResources

2013年IFLA年次大会開催地シンガポールの図書館の歴史といま(文献紹介)

IFLA Journal の2013年6月号において、2013年8月に世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会が開催されるシンガポールの図書館に関する記事が掲載されています。シンガポールの図書館の歴史と、近年のデジタルサービス等の動きなどを紹介する記事となっています。また、同号の巻頭には、"All Change: From Helsinki to Singapore"と題する記事も掲載されています。

IFLA Journal vol.39, no.2 (2013年6月号)
http://www.ifla.org/files/assets/hq/publications/ifla-journal/ifla-journal-39-2_2013.pdf
シンガポールの図書館に関する記事“Singapore libraries: From bricks and mortar to information anytime anywhere”

DCMIが情報科学技術協会(ASIS&T)とパートナーシップ締結、ASIS&Tのプロジェクトに

米国情報科学技術協会(ASIS&T)のプレスリリースにおいて、ASIS&TとDublin Core Metadata Initiative(DCMI)がパートナーシップを結んだことが公表されました。DCMIは2008年からシンガポールに本部を置くNPO法人として活動してきましたが、2013年6月30日で法人としての活動を終え、その後はASIS&Tのプロジェクトの一つとなります。

プレスリリースによれば、このパートナーシップはDCMI側の、その使命やゴールは維持しつつ、より柔軟で進歩的な組織体制を実現したいという意向を受けて実現したものであるとされています。

ASIS&T Announces Management Partnership with DCMI(ASIS&T)
https://www.asis.org/news/DCMI_announcement.html

ASIS&T Announces Management Partnership with DCMI(Library Technology Guides、2013/6/15付け)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=18029

参考:
DCMI、2008年からシンガポールを本部に

シンガポール、公共図書館の一部をオフィスとして提供

2013年5月9日、シンガポールのInfocomm Development Authority (IDA)が、オフィスへ行く代わりに自宅近くの公共スペースで働く労働形態を促進するイニシアティブ「Smart Work Centres Call-for-Proposal (SWC CFP)」を発表しました。Smart Work Centres(SWC)はオフィス環境にある機器を整え、様々な働き方に応じた職場環境を提供するとのことです。

このイニシアティブはシンガポールの国立図書館委員会(National Library Board:NLB)とPeople's Associationとの共同の取り組みで、この2機関から5か所の公共スペースが提供されるそうです。Jurong Regional図書館、 Geylang East公共図書館、Toa Payoh公共図書館、 Kampong Ubiコミュニティセンター、Kolam Ayer コミュニティクラブの一部が、有料で貸し出されます。

なお、このイニシアティブに興味のある企業等への説明会は5月15日に開催される予定となっており、さらなる詳細はそこで説明されるようです。

Smart Work Centres Coming To to The Heartlands Soon (IDA 2013/5/9付け)

ほぼボランティア運営による中国専門図書館 シンガポールのチャイナタウンに登場

2013年1月31日、シンガポール国立図書館委員会(NLB)は、同国のチャイナタウンの中心部に地域住民主体の図書館を設置したと発表しました。

これは、Kwan Im Thong Hood Cho TempleとCP1 Pte Ltdの資金援助により実現したもので、ボランティアが運営して利用者がセルフサービスで利用する、同国では新しいタイプの図書館です。同館は、中国の芸術と文化に関する図書と視聴覚資料を主に所蔵しているとのことです。

手助けが必要な利用者は、備付けのホットラインを通じて図書館員(cyber librarian)に質問することができ、貸出の際は館内の自動貸出機等を利用することになっているようです。

NLB's First Community-Supported Library on Chinese Arts and Culture (National Library Board 2013/1/31付けの記事)

利用者主導の図書館建設 シンガポールで進行中

2012年12月19日、シンガポール国立図書館委員会(NLB)が、Singapore Polytechnic(SP)ともにOrchard Roadに建設する新図書館の設計やデザインについて、住民からのフィードバックを求めるプレスリリースを発表しています。

これは、2014年にオープンする新館について、“Design Thinking”という利用者中心的な手法を採用し、デザインや設備、サービス、コレクション等のあらゆる局面に関して、利用者からの意見を集めて建設するというものです。Design Thinkingは3つのフェーズに分かれており、現在は第2フェーズとして、NLBとSPのチームが作成したプロトタイプに対して意見が求められています。

NLBのAmarjeet Kaur Gill氏は、このプロジェクトで、図書館利用者が家にいるかのような空間を作りたい、としています。

library@orchard
http://blogs.nlb.gov.sg/orchard/

NLB partners SP to engage the public in designing the new library@orchard (National Library Board 2012/12/19付けの記事)

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