シンガポール

ダーウィンが乗船したビーグル号の図書室が所蔵していたと推測される図書コレクション、デジタル化公開

チャールズ・ダーウィンが1831年から1836年に乗船したビーグル号の図書室が所蔵していたと推測される図書コレクションが、シンガポール国立大学(National University of Singapore)の研究者らにより再構築され、“Darwin Online”で公開されました。ダーウィンが残したノートや図書コレクション、ビーグル号の船員たちが家族に宛てて送った手紙の内容等から、散逸し目録も残されていないビーグル号図書室の蔵書内容を推測したとのことです。

今回公開された図書は、ブリタニカ百科事典全20巻や、Jean-Baptiste LamarckやJames Cookによる著作等を含む404冊です。この冊数は、ビーグル号の船長が1826年に家族に宛てて送った手紙に記した蔵書数に近いとされています。

Charles Darwin's Beagle library
http://darwin-online.org.uk/BeagleLibrary/Beagle_Library_Introduction.htm

NUS historian re-constructs Charles Darwin’s Beagle Library online(NUS, 2014/7/15)

シンガポール国立図書館委員会(NLB)、児童書“And Tango Makes Three” などを撤去

シンガポール国立図書館委員会(NLB)が、2羽のオスのペンギンがみなしごの雛を育てる話の“And Tango Makes Three”など、複数の本を、公共図書館の書棚から撤去したことが報じられています。

報道によると、“And Tango Makes Three”のほか、“The White Swan Express: A Story About Adoption”、“Who's In My Family: All About Our Families”が対象となり、またそれ以外のタイトルでも留保されているものがあるようです。

Singapore backs call to destroy gay-themed books(AP, 2014/7/12付け)
http://bigstory.ap.org/article/singapore-backs-call-destroy-gay-themed-books

Removal of children's titles from libraries not first time (The Straits Times, 2014/7/10付け)

Singapore International Foundationと共同し、ホーチミン市で移動デジタル図書館プログラム開始

シンガポールの非営利・非政府組織"Singapore International Foundation"(SIF)がホーチミン市の"General Sciences Library"(GSL)と共同し、ホーチミン市で移動デジタル図書館プログラム"Words and Wheels (WoW) mobile digital library programme"を開始したことが報じられています。プログラムの期間は3年間で、移動デジタル図書館がベトナムの5つのの学校と3つの文化センターを巡り、3,000人以上の児童に英語と異文化交流学習の楽しさを伝えるとのことです。また、シンガポールの専門家がボランティアで、24名のGSLスタッフ、地域の図書館員、教師等に対し、図書館経営やIT技術に関するトレーニングクラスを行うとのことです。

THE WOW JOURNEY (SIF)
http://www.sif.org.sg/story_details-311

HCM City rolls out mobile digital library (the Nation, 2014/5/19)
http://www.nationmultimedia.com/national/HCM-City-rolls-out-mobile-digital-library-30233935.html

シンガポール国立図書館委員会(NLB)がLinkded Dataへの取り組みに関してZepheira社と契約

シンガポール国立図書館委員会(NLB)が2014年5月12日、Linkded Dataに関するプロジェクトにおいて、Zepheira社と契約したことを発表しました。Zepheira社は、書誌データのLinked Dataへの変換などの役割を担うとのことです。

National Library Board, Singapore Selects Zepheira to Perform Linked Data Modeling and Conversion(NLB, 2014/5/12付け)
http://zepheira.com/2014/05/national-library-board-singapore-selects-zepheira-to-perform-linked-data-modeling-and-conversion/

参考:
書誌フレームワークの変革へ向けた取り組みを進める米国議会図書館(LC)がZepheira社と契約 Posted 2012年5月23日
http://current.ndl.go.jp/node/20918

E1386 - ウェブ時代の新しい書誌データモデル“BIBFRAME”カレントアウェアネス-E No.230 2013.01.24
http://current.ndl.go.jp/e1386

IFLA、第12回国際マーケティング賞の受賞図書館を発表

国際図書館連盟(IFLA)が2014年の国際マーケティング賞(IFLA International Marketing Award)の受賞館を発表しています。第1位には、トラム(路面電車)を図書館のマーケティングに活用した、Jiří Mahen Library(チェコ共和国)が選ばれています。第2位には、90秒の図書館CMを作成し、図書館サービスをアピールしたRegina Qu'Appelle Health Region Health Sciences Library (カナダ)、第3位には、Stellenbosch University Library and Information Service(南アフリカ)とシンガポールの国立図書館委員会(National Library Board)の2機関が選ばれています。

12th IFLA International Marketing Award Winners Announced(IFLAの2014/4/7付のプレスリリース)
http://www.ifla.org/files/assets/management-and-marketing/marketing-award/ifla_-_2014_press_release_draft_nm_edits_21_march_2014_2.pdf

【イベント】国際交流基金、講演会「東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~」を開催(4/24・東京)

2014年4月24日、国際交流基金JFICライブラリーが講演会「東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~」を開催します。講師は早稲田大学教授の和田敦彦氏です。東南アジア地域6ヶ国 (タイ・ベトナム・フィリピン・シンガポール・インドネシア・マレーシア) の研究機関や図書館にある日本資料について、その来歴や現状を紹介しながら、研究や学習を支援するための日本資料の在り方や、より効果的な資料/情報の提供について探る講演会とのことです。

参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。

国際交流基金JFICライブラリー講演会 東南アジア諸国にみる日本資料~その利用と提供~(国際交流基金)
http://www.jpf.go.jp/j/about/jfic/lib/news140424.html

案内チラシ
http://www.jpf.go.jp/j/about/jfic/lib/pdf/news140424.pdf

【イベント】日比谷図書文化館、世界の図書館シリーズ第3回「シンガポールを中心に東南アジアの図書館事情」を開催(3/16・東京)

千代田区立日比谷図書文化館が、2014年3月16日、「世界の図書館シリーズ」の第3回として、「シンガポールを中心に東南アジアの図書館事情」を開催します。講師は、現地の大学で調査研究や公共図書館の勤務経験も持つ宮原志津子氏です。

世界の図書館シリーズ第3回 シンガポールを中心に東南アジアの図書館事情(日比谷図書文化館、2014/1/25付け)
http://hibiyal.jp/data/card.html?s=1&cno=2061

関連(千代田区立図書館の「世界の図書館シリーズ」);
【開催済み】講演会「ドイツに学ぶ、公共図書館を成功に導く戦略と実例」
http://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20130424-3785/

CDNLAOニュースレター、最新号の特集は"歴史文書"-中国国家図書館の歴史文書などを紹介

国立国会図書館が編集するCDNLAO(アジア・オセアニア国立図書館長会議)の英文ニュースレター“CDNLAO Newsletter”の第78号が公開されています。

今回の特集は"歴史文書"で、中国国家図書館の歴史文書、ミャンマーの国立図書館の貴重書コレクション、シンガポール国立図書館の家族の歴史に関する展示、タイ国立図書館の手稿資料コレクション等が紹介されています。

CDNLAO Newsletter No.78, November 2013
Special topic: Historical Documents
http://www.ndl.go.jp/en/cdnlao/newsletter/

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