シンガポール

IFLA Journal、2014年10月号が公開:イノベーションの中心としての国立図書館がテーマ

国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の40巻3号(2014年10月)が公開されました。今号は、「イノベーションの中心としての国立図書館」をテーマとしており、シンガポール、オランダ、エジプト、カタール、エジプト、カナダ、オーストラリア、ドイツ、中国、英国の図書館についての記事が掲載されています。

Volume 40 Number 3 October 2014
http://www.ifla.org/files/assets/hq/publications/ifla-journal/ifla-journal-40-3_2014.pdf

IFLA Journal
http://www.ifla.org/publications/ifla-journal

シンガポール国立図書館委員会(NLB)が「生物多様性遺産図書館」に加盟

2014年10月23日、英米の自然史博物館図書館・植物園図書館・研究機関が協同で構築した生物多様性(biodiversity)に関する文献をデジタル化して提供する「生物多様性遺産図書館」(Biodiversity Heritage Library;BHL)に、シンガポール国立図書館委員会が加わったとBHLが発表しています。

所蔵する関連資料をデジタル化しオンラインで公開する予定のようです。

米国・英国以外からは初めての加盟のようです。

BHL Adds the National Library Board, Singapore as a New Member (BHL,2014/10/23)
http://blog.biodiversitylibrary.org/2014/10/bhl-adds-national-library-board.html#_733054

Biodiversity Heritage Library
http://www.biodiversitylibrary.org/

BHL Members(BHL)
http://biodivlib.wikispaces.com/BHL+Consortium#BHL%20Members

参考:
「生物多様性遺産図書館」の構築に関する報告記事

“Cataloging & Classification Quarterly”誌で世界のRDAの適用状況を特集

“Cataloging & Classification Quarterly”誌の2014年52巻、6-7号で世界のResource Description and Access(RDA)の適用状況について紹介する記事を集めた特集が組まれています。

中国、フィリピン、シンガポール、イラン、トルコ、イスラエル、ドイツ語圏の諸国、メキシコ、カナダにおけるRDAの適応状況、フランス語、スペイン語への翻訳の活動について取り上げられているようです。

Cataloging & Classification Quarterly(Volume 52, Issue 6-7, 2014)
http://www.tandfonline.com/toc/wccq20/52/6-7

RDA Around the World(JSC, 2014/9/24)
http://www.rda-jsc.org/RDAaroundtheworld.html

シンガポール国立図書館委員会(NLB)、資料の貸出手続きもできるモバイルアプリを公開

シンガポール国立図書館委員会(National Library Board)が、資料の貸出管理ができるモバイルアプリを公開しました。GoogleのGoole Playでは2014年9月14日から、アップル社のiTunesでは2014年9月15日から無料でダウンロードできるようになっています。

利用にあたっては、同館のオンライン用の利用者登録を行い、myLibrary IDを取得する必要があるようです。

このモバイルアプリでは、資料のバーコードのスキャニングによる貸出し手続きや、現在借りている資料の確認、貸出し予約、図書館の蔵書目録の検索や検索履歴の管理ができるとのことです。おすすめ資料の推薦や、最寄りの図書館を登録するとそのイベント情報も通知されるようです。

Upgrade your library experience with myLibrary!(NLB, 2014/9/19)
http://www.nlb.gov.sg/NewsAnnouncement/tabid/225/announcementId/76/Default.aspx

NLB Mobile(iTunes, 2014/9/15付)
https://itunes.apple.com/us/app/nlb-mobile/id885314318?mt=8

撤去していた児童書“And Tango Makes Three” などの作品を一般コーナーへ(シンガポール)

シンガポール国立図書館委員会(NLB)が、児童書“And Tango Makes Three”、“The White Swan Express: A Story About Adoption”などを書架から撤去し、廃棄するとされていた件について、この2作品については、児童セクションではなく、一般向けのセクションに移すことになったとのことです。

National Library saga highlights "divisive" issues: Amy Khor(Channel NewsAsia, 2014/7/19付け)
http://www.channelnewsasia.com/news/singapore/national-library-saga/1272498.html

Singapore halts pulping of gay-themed children's books(The Guardian, 2014/7/18)
http://www.theguardian.com/world/2014/jul/18/singapore-halts-pulping-gay-themed-childrens-books

U.S. Embassy Singapore(2014/7/18付け)

ダーウィンが乗船したビーグル号の図書室が所蔵していたと推測される図書コレクション、デジタル化公開

チャールズ・ダーウィンが1831年から1836年に乗船したビーグル号の図書室が所蔵していたと推測される図書コレクションが、シンガポール国立大学(National University of Singapore)の研究者らにより再構築され、“Darwin Online”で公開されました。ダーウィンが残したノートや図書コレクション、ビーグル号の船員たちが家族に宛てて送った手紙の内容等から、散逸し目録も残されていないビーグル号図書室の蔵書内容を推測したとのことです。

今回公開された図書は、ブリタニカ百科事典全20巻や、Jean-Baptiste LamarckやJames Cookによる著作等を含む404冊です。この冊数は、ビーグル号の船長が1826年に家族に宛てて送った手紙に記した蔵書数に近いとされています。

Charles Darwin's Beagle library
http://darwin-online.org.uk/BeagleLibrary/Beagle_Library_Introduction.htm

NUS historian re-constructs Charles Darwin’s Beagle Library online(NUS, 2014/7/15)

シンガポール国立図書館委員会(NLB)、児童書“And Tango Makes Three” などを撤去

シンガポール国立図書館委員会(NLB)が、2羽のオスのペンギンがみなしごの雛を育てる話の“And Tango Makes Three”など、複数の本を、公共図書館の書棚から撤去したことが報じられています。

報道によると、“And Tango Makes Three”のほか、“The White Swan Express: A Story About Adoption”、“Who's In My Family: All About Our Families”が対象となり、またそれ以外のタイトルでも留保されているものがあるようです。

Singapore backs call to destroy gay-themed books(AP, 2014/7/12付け)
http://bigstory.ap.org/article/singapore-backs-call-destroy-gay-themed-books

Removal of children's titles from libraries not first time (The Straits Times, 2014/7/10付け)

Singapore International Foundationと共同し、ホーチミン市で移動デジタル図書館プログラム開始

シンガポールの非営利・非政府組織"Singapore International Foundation"(SIF)がホーチミン市の"General Sciences Library"(GSL)と共同し、ホーチミン市で移動デジタル図書館プログラム"Words and Wheels (WoW) mobile digital library programme"を開始したことが報じられています。プログラムの期間は3年間で、移動デジタル図書館がベトナムの5つのの学校と3つの文化センターを巡り、3,000人以上の児童に英語と異文化交流学習の楽しさを伝えるとのことです。また、シンガポールの専門家がボランティアで、24名のGSLスタッフ、地域の図書館員、教師等に対し、図書館経営やIT技術に関するトレーニングクラスを行うとのことです。

THE WOW JOURNEY (SIF)
http://www.sif.org.sg/story_details-311

HCM City rolls out mobile digital library (the Nation, 2014/5/19)
http://www.nationmultimedia.com/national/HCM-City-rolls-out-mobile-digital-library-30233935.html

シンガポール国立図書館委員会(NLB)がLinkded Dataへの取り組みに関してZepheira社と契約

シンガポール国立図書館委員会(NLB)が2014年5月12日、Linkded Dataに関するプロジェクトにおいて、Zepheira社と契約したことを発表しました。Zepheira社は、書誌データのLinked Dataへの変換などの役割を担うとのことです。

National Library Board, Singapore Selects Zepheira to Perform Linked Data Modeling and Conversion(NLB, 2014/5/12付け)
http://zepheira.com/2014/05/national-library-board-singapore-selects-zepheira-to-perform-linked-data-modeling-and-conversion/

参考:
書誌フレームワークの変革へ向けた取り組みを進める米国議会図書館(LC)がZepheira社と契約 Posted 2012年5月23日
http://current.ndl.go.jp/node/20918

E1386 - ウェブ時代の新しい書誌データモデル“BIBFRAME”カレントアウェアネス-E No.230 2013.01.24
http://current.ndl.go.jp/e1386

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