計量書誌学

Times Higher Education社、世界大学ランキング2019を公開

2018年9月26日、Times Higher Education社(THE)が、世界大学ランキング2019を公開しました。

1位は英・オックスフォード大学、2位は英・ケンブリッジ大学、3位は米・スタンフォード大学で、3大学とも去年と同じ順位です。4位は米・マサチューセッツ工科大学(MIT)で、去年スタンフォード大学と同じく3位だった米・カリフォルニア工科大学は今年5位でした。

THEの記事では、昨年30位だった中国の清華大学が22位に躍進し、去年までアジアの大学で首位だった、23位のシンガポール国立大学を追い抜いて首位になったと述べられています。

World University Rankings 2019: results announced(THE,2018/9/26)
https://www.timeshighereducation.com/news/world-university-rankings-2019...

COUNTERプロジェクト、研究データの評価指標に関する実務指針の第1版を公開

2018年9月14日、COUNTERプロジェクトが、研究データの評価指標に関する実務指針“Code of Practice for Research Data Usage Metrics”の第1版を公開しました。

カリフォルニア電子図書館(CDL)、DataCite、DataONE、からなる研究データの評価指標に関するMake Data Count(MDC)プロジェクトとCOUNTERプロジェクトが共同で策定したものです。

「COUNTER実務指針第5版」の内容と可能な限り調整されていますが、研究データ固有のものに関しては、「COUNTER実務指針第5版」から離れて特別に対応しています。

COUNTERプロジェクトでは、あわせて第1版への意見を募集しており、寄せらせた意見は第2版に反映させるとしています。

@ProjectCounter(Twitter,2018/9/14)
https://twitter.com/ProjectCounter/status/1040263879539011585

E2059 - アジア学研究者の研究支援ニーズと大学図書館の役割(米国)

2018年6月,米・Ithaka S+Rが,米国のアジア学研究者の研究活動や支援ニーズについて調査した報告書“Supporting the Changing Research Practices of Asian Studies Scholars”を公開した。調査は2017年・2018年に,11の大学図書館の図書館職員29人からなる研究チームが,研究者169人に半構造化インタビューを実施する手法で行われた。本報告書は,そのインタビューを抽出・分析した結果である。なお,Ithaka S+Rでは,研究支援サービス向上のため,同種の調査を研究分野別に行ってきている(E1380参照)。

文部科学省、研究環境基盤部会(第96回)の議事録を公開

文部科学省が、2018年8月9日に開催した研究環境基盤部会(学術技術・学術審議会 学術分科会)の議事録を公開しました。

同会の議題は大学共同利用機関の今後の在り方についてで、人間文化研究機構、情報・システム研究機構、総合研究大学院大学の関係者を招いたヒアリングが行われています。このうち人間文化研究機構に関する質疑の中では国際日本文化研究センターの発行する雑誌のインパクトファクターの話題から、人文学における研究評価指標について議論されています。また、情報・システム研究機構に関しては、データサイエンス共同利用基盤施設について議論が交わされています。

研究環境基盤部会(第96回) 議事録(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/010/gijiroku/1408462.htm

Google Scholar、学術雑誌のインパクト指標を2018年版に更新

2018年8月2日、Google Scholarは学術雑誌のインパクト指標を提供するサービス“Google Scholar Metrics”の値を2018年版に更新しました。

2018年版では、Googleのガイドラインに準拠したウェブサイト掲載の雑誌論文及びコンピューター科学及び電子工学の分野での選択された会議論文を対象に、2013年から2017年の5年間の掲載論文数と被引用数に基づいた値が提供されています。

2018 Scholar Metrics Released(Google Scholar Blog,2018/8/2)
https://scholar.googleblog.com/2018/08/scholar-metrics-provide-easy-way-for.html

Clarivate Analytics社、Journal Citation Reports(JCR)の2018年版をリリース

2018年6月26日、Clarivate Analytics社が、学術誌評価分析データベース“Journal Citation Reports”(JCR)の2018年版をリリースしました。

2018年版では、自然科学と社会科学の論文の2017年の引用データを含んでおり、80か国、234分野における11,655タイトルの学術雑誌の情報が収録されています。今回は276の学術雑誌に初めてインパクトファクターが付与されました。JCR全体の平均で、各誌のインパクトファクターが10%増加したと発表しています。2018年度版から新たにBook Citation Indexが引用データに追加されています。

欧州研究図書館協会(LIBER)、研究図書館のための学術指標の提言をまとめた報告書を公開

2018年6月28日、欧州研究図書館協会(LIBER)のInnovative Metrics Working Group が、報告書“Scholarly Metrics Recommendations for Research Libraries: Deciphering the Trees in the Forest”を公開しました。

同報告書では、研究図書館や情報基盤による学術指標の取り扱い方法や、そのことを支えるサービスの開発を始める方法について、“Discovery and Discoverability”“Showcasing Achievements”“Service Development”“Research Assessment”の4つに分類して提言しています。

また、欧州諸国の状況が多様であることに配慮し、提言は、初級・中級・上級の3つのレベルにわけて構成されており、各館では、現在の学術指標への関与度に基づいて提言を選択することが可能となっています。

QS社、世界大学ランキング2019を公開 100位以内には日本から5大学がランクイン

2018年6月6日、QS社が毎年公開している世界大学ランキングの2019年版が公開されました。1位は米・マサチューセッツ工科大学(MIT)で、2位は米・スタンフォード大学、3位は米・ハーバード大学と続いています。

このランキングは世界の研究者を対象とする調査や、Scopusのデータを利用した所属研究者の過去5年分の論文の引用分析の結果等に基づいて算出されるものです。

100位以内には、日本からは23位に東京大学、35位に京都大学、58位に東京工業大学、67位に大阪大学、77位に東北大学の5大学がランクインしています。

@worlduniranking(Twitter,2018/6/6)
https://twitter.com/worlduniranking/status/1004455100348354566

Make Data Count(MDC)プロジェクト、研究データの利用評価指標・引用数指標を参加機関のリポジトリに実装

2018年6月5日、カリフォルニア電子図書館(CDL)、DataCite、DataONEからなる研究データの評価指標に関するMake Data Count(MDC)プロジェクトが、研究データの利用評価指標(data usage metrics)及び引用数指標(citation metrics)をデータリポジトリであるdash(CDL)及びDataONEに実装したと発表しています。

2月に公開した「研究データの評価指標に関する実務指針」に即して実装されたもので、閲覧・ダウンロード数に関して、内部ログは実務指針に照らして処理し、標準形式の利用ログはDateCiteのハブに送られ、両者は最終的には集約されます。引用数についてはCrossrefのEvent Dataから取得されます。

今後は、データのアクセス元の詳細、アクセスされたデータのデータ量、引用の詳細、ソーシャルメディアでの引用といったものへの対応が行われる予定です。

科学技術振興機構(JST)、J-STAGE収録誌の一部でAltmetricsを試験的に表示

2018年5月26日、科学技術振興機構(JST)は、J-STAGE収録誌の一部の書誌画面で、ソーシャルメディアやマスメディア等の社会的な影響を加味した学術論文の評価指標Altmetricsの試験表示を開始しました。

J-STAGEの収録誌でAltmetricsのスコアを有する論文の点数をタイトル毎に累計し、タイトル全体で高いスコアを持つものを試験表示の対象誌としています。

ニュース(J-STAGE)
https://www.jstage.jst.go.jp/static/pages/News/TAB1/Current/Page1/-char/ja
※「2018年5月18日 Altmetricsを2018年5月26日より一部の資料の書誌画面に試行的に表示します。」とあります。

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