CILIP(図書館情報専門家協会)

“Library & Information History”誌創刊50周年を記念して、図書館・情報史における各種テーマや研究手法を示す同誌掲載論文を集成した特別版がオンラインで公開

2017年10月3日、英国図書館情報専門家協会(CILIP)図書館・情報史グループ(Library and Information History Group:LIHG)は、同グループが発行する“Library & Information History”誌の創刊50周年を記念して、同誌の元編集者が選んだ、図書館・情報史における各種テーマや研究手法を示す同誌掲載論文を集成した特別版をオンラインで無料で公開しました。

同誌は、1963年から発行されていたニュースレターに代わって、1967年に英国図書館協会(LA)図書館史グループによって“Library History”として創刊され、2002年のLAと英国情報専門家協会(Institute of Information Scientists)の統合によるCILIPの結成を受けて、2009年に“Library & Information History”にタイトルを変更し、現在に至っています。

英国図書館情報専門家協会、暴風雨による被害を受けた世界中の図書館・情報労働者と連帯し支援する旨のメッセージを発表

2017年9月13日、英国図書館情報専門家協会(CILIP)が、Chief Executive名で、暴風雨による被害を受けた全世界の図書館や情報労働者と連帯し支援する旨のメッセージを発表しています。

被害を受けたコミュニティがこれらの出来事を理解し、再建を始めるために、図書館や情報労働者ができることをすべて行うことを知っており、CILIPでは、それらの努力に対して、できる限りの支援を行なう準備があると述べています。

また、長期的には、環境への気候変動の影響に対する世界的な対応は、証拠に基づかなければならないとし、私たち専門家は、より良い、証拠に基づいた決定の支援や協同のための対話を可能とする役割を果たすと述べています。

英国図書館長協会と英国図書館情報専門家協会、公共図書館員の労働力開発のための“Public Library Skills Strategy”を発表

2017年7月5日、英国図書館長協会(SCL)と英国図書館情報専門家協会(CILIP)が共同で、“Public Library Skills Strategy”を発表しました。

Libraries Taskforceと図書館員によるワーキンググループの支援を受けて、公共図書館員の労働力を開発し、公共図書館の影響力を最大化するための新しいモデルを策定したもので、デジタル・創造性・文化的卓越性の中心地としてコミュニティの可能性を高める2030年までの図書館の道筋を示すものとなっています。

同戦略では、労働力開発のための重要な目標を中心に構成された8つの提言を行なっており、両団体では、既存のプログラムにいくつかの提言を組み込んでおり、今後、残りの提言を組み込むために外部資金を導入する計画です。

CILIPでは、この作業を2018年も継続し、SCLでは、公共図書館のサービス指針“Universal Offers”に則って、リーダーシップや技能開発に関する業務を行なう予定です。

著作権とデジタル文化遺産に関するオンライン情報資源を提供するウェブサイト“Copyright Cortex”が公開される(英国)

2017年6月20日に、英国において、著作権とデジタル文化遺産に関するオンライン情報資源を提供するウェブサイト“Copyright Cortex”が公開されました。

図書館・アーカイブズ・ミュージアムといった機関に対して、デジタル文化遺産の作成・管理・利用への著作権法の影響に関する情報や、専門家による解説を提供する事を目的としており、英国研究会議(RCUK)の創造経済における著作権と新たなビジネスモデルに関する研究センターである“CREATe”、英国芸術・人文科学研究会議(AHRC)、英国図書館情報専門家協会(CILIP)、Europeana等がパートナーとなっています。

学術刊行物・実践ガイド・政策文書・事例研究といった、インターネット上でオープンアクセスで公開されている、著作権とデジタル文化遺産に関する幅広い資料へのリンクを整理して提供しているほか、実務者を対象としたテキスト“Copyright and Digital Cultural Heritage”を公開しています。同テキストは、英国の文化遺産機関を対象に、国内外からのデジタル文化遺産へのアクセスや利用への影響に焦点をあてて、著作権法を包括的に解説するものです。

E1889 - 主権者教育と学校図書館:スコットランドの場合<文献紹介>

2015年6月,公職選挙法が改正され,第24回参議院議員通常選挙の公示日(2016年6月22日)以降の選挙から,選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた。それにあわせ,図書館界では,関連書籍の展示や模擬投票の実施,生徒会図書局主催の意見発表会の開催,期日前投票所の設置などといった様々な形で学生,生徒を対象とした取組が行われた。

データ・ライブラリアンのためのハンドブック(文献紹介)

2016年12月付けで、英国図書館・情報専門家協会(CILIP)の出版部門facet publishingから、データ・ライブラリアンのためのハンドブック”The Data Librarian's Handbook”が出版されています。著者はエディンバラ大学に拠点を置くEDINA and Data LibraryのRobin Rice氏と、オクスフォード大学ボドリアン図書館のデータ・ライブラリアンJohn Southall氏です。

同書はデータの扱いについて学習中の図書館情報学専門家のために、多くの実践例やアドバイスを交えてまとめられたガイドとなっているとのことです。主な目次は以下の通りです。

1. データ・ライブラリアンシップ:研究イノベーションへの対応
2. 様々なデータ
3. データリテラシーの支援
4. データ収集の構築
5. 研究データマネジメントサービスとポリシー
6. 名刺代わりとしてのデータマネジメント計画
7. データリポジトリの要点
8. 機密データを扱う
9. 各分野におけるデータ共有
10. オープンスカラシップ・オープンサイエンスの支援

The Data Librarian's Handbook
http://www.facetpublishing.co.uk/title.php?id=300471

参考:

英国図書館情報専門家協会、「人生を変える図書館賞2016」の授賞プロジェクトを発表

2016年9月30日、英国図書館情報専門家協会(CILIP)は、2016年の「人生を変える図書館賞」(Libraries Change Lives Award)の受賞プロジェクトとして、ノーフォーク図書館による、住民に対して地域の健康プロジェクトに関する適切な情報提供・アドバイス・ガイダンス等を行なう“Healthy Libraries”事業が選ばれたと発表しています。

Top award for Norfolk Libraries’countywide health initiative(CILIP,2016/9/30)
http://www.cilip.org.uk/news/top-award-norfolk-libraries-countywide-health-initiative

児童・生徒の読書を推進するための7つのコツ(英国)

2016年9月6日付けの英国図書館情報専門家協会(CILIP)のブログで、ロンドンのArk Burlington Danes Academyの学校司書クローリー(Joel Crowley)氏が、児童・生徒の読書を推進するために自身が行なっている7つのコツを紹介しています。また、ブログの読者に対して、自身のコツをコメント欄に記入して情報を共有することを呼びかけています。

クローリー氏のコツは以下の通りです。

1.自身の読書に関する熱意を児童・生徒と共有する(Share your enthusiasm)。
2.児童・生徒の家族を巻き込む(Get the community involved (outside school))
3.学校全体で取り組む(Get the community involved (inside school))
4.読書好きの児童・生徒から友人への口コミ(Get students to spread the word)
5.読書習慣を身につけさせる(Help students to take ownership)
6.ブックトーク(Sell the story)
7.読書習慣が身についていない新入生に向き合うのを恐れない(Do not be afraid (to start at the very beginning) )

英国図書館情報専門家協会、「人生を変える図書館賞2016」の受賞候補として3プロジェクトを発表:今年のテーマは、住民の健康管理や生活改善のための活動

2016年9月5日、英国図書館情報専門家協会(CILIP)が、2016年の「人生を変える図書館賞」(Libraries Change Lives Award)の受賞候補プロジェクトを発表しています。

2016年は、住民の健康管理や生活改善のための活動を支援する図書館の事業が対象で、

・イングランドのノーフォーク図書館における、住民に対して地域の健康プロジェクトに関する適切な情報提供・アドバイス・ガイダンス等を行なう“Healthy Libraries”事業

・スコットランドのレンフルーシャーの移動図書館“Skoobmobile”における、学校、保育園や地域イベントでの、読書・遊び・運動を通じて子どもの健康福祉の向上を図る活動

・イングランドの“Sefton Library Service”における、地域の福祉関係団体と連携し、在宅の認知症患者に回想法を用いたケア活動を行なうとともに、語られた過去の生活の記録をアーカイブ化し、地元の図書館で利用可能としている事業

が受賞候補のプロジェクトとして発表されました。

受賞者は、2016年9月29日に発表されます。

Libraries Change Lives 2016 shortlist announced(CILIP,2016/9/5)

日本図書館協会、国際図書館連盟(IFLA)や米国図書館協会(ALA)の宣言等を集約した「国際的な宣言」のページを更新

2016年7月1日付で、日本図書館協会(JLA)がウェブサイトの「国際的な宣言」のページを更新しています。

現在、英文へのリンクや日本語訳のファイルについて、

◯ユネスコ(UNESCO)
・「ユネスコ公共図書館宣言」1994年

◯国際図書館連盟(IFLA)
・「「忘れられる権利」についてのIFLA声明」2016年3月31日
・「図書館でのプライバシーに関する IFLA 宣言(2015)」2015年8月14日
・「インターネット宣言2014」 ※英文へのリンクのみ
・「IFLA図書館員とほかの情報専門職のための倫理綱領」2012年8月12日
・「IFLA歴史的記録における個人認識情報へのアクセスについての声明」2008年12月3日 ※英文へのリンクのみ
・「デジタル環境における著作権に関する国際図書館連盟の立場」(2000) 

◯米国図書館協会(ALA)
・「図書館の権利宣言」(1948年)  
・「プライバシー関連ツール一式」 ※英文へのリンクのみ
・「知的自由に関するマニュアル」8版 ※英文へのリンクのみ

◯米国情報標準化機構(NISO)

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