Wikimedia財団

Wikimedia財団、米国国立衛生研究所(NIH)と協力してオンラインの保健・医療情報の充実へ

Wikipediaを運営するWikimedia財団は、米国国立衛生研究所(NIH)と協力して、オンラインでの保健・医療情報をより充実させるための取組みを行うと発表しています。2009年7月16日にNIHでWikipedia Academyを開催し、Wikipediaの理念や仕組みなどを理解してもらった上で、NIHの専門家にWikipediaへの投稿などで協力してもらうとのことです。

NIH and Wikimedia Foundation Collaborate to Improve Online Health Information
http://wikimediafoundation.org/wiki/Press_releases/NIH_and_WMF_announce_first_WP_Academy_July_2009

Wikipediaのライセンス方式が変更-クリエイティブ・コモンズもサポート

2009年5月21日、Wikimedia財団は、同財団のWikipedia等のコンテンツについて、2009年6月中に、ライセンスの方式をクリエイティブ・コモンズ(「表示-継承」(CC-BY-SA))をサポートするよう変更することを発表しました。これにより、コンテンツの再利用が容易になるとしています。変更に関しては、Wikimediaコミュニティから17,000人以上が投票し、その88%が賛成だったとのことです。なお、既存のGFDL(GNU Free Documentation License)のライセンスも引き続き有効で、いずれか一方のライセンスで再利用できることになります。

Wikimedia Foundation announces important licensing change for Wikipedia and its sister projects(2009年5月21日付けWikimedia Foundationのプレスリリース)
http://wikimediafoundation.org/wiki/Press_releases/Dual_license_vote_May_2009

Wikipediaがクリエイティブ・コモンズ導入、再利用が容易に(2009年5月25日付けINTERNET Watchの記事)

Wikipediaに対する学術コミュニティの評価は?-PLoSとWikimedia財団が意識調査を実施

PLoS(Public Library of Science)とWikimedia財団が協同で、PLoS読者を中心とする学術コミュニティに対し、Wikipediaへの評価などに関する意識調査を行った結果が発表されています。回答者の多くは、オープンアクセスコミュニティにかかわりのある研究者等となっていますが、以下のような結果が出ています。

・58.98%が「かなり」、32.19%が「ある程度」Wikipediaを好意的に評価している。
・28.69%の研究者が「かなり」、59.04%が「ときどき」、仕事の上でWikipediaを利用している。余暇で利用している人の比率はさらに多い。
・91.51%がWikipediaからもっと、オープンアクセス文献にリンクされるべき、と考えている。その逆のリンクをもっと増やすべきとしたのは71.03%。
・67.93%が「大規模に」、24.73%が「限定したやり方で」研究者はもっとWikipediaに貢献すべきと考えている。

Scholarly community gives feedback regarding Wikipedia - Wikimedia blog

Wikipediaユーザビリティ調査結果のプレビューが公開

Wikimedia財団は2009年3月末、Wikipediaのユーザビリティ調査を実施しましたが、このほど最終結果の公開に先立ち、結果のプレビューが発表されました。これによると、

 ○目立った意見
  ・情報源としての比類なさに対する肯定的評価
  ・平易さ、首尾一貫性、テーマの広範さに対する肯定的評価
 など

 ○改善の余地
  ・投稿ルールや投稿時のエチケットの複雑さ、難解さに対する配慮
  ・コンピュータ用語やhtmlに詳しくない投稿者に対する配慮
 など

 ○失敗
  ・レファレンスなどを追加するときのウィキの複雑なシンタックスと、それに対するヘルプの見つかりにくさ
 など

といったことが分かったそうです。正式な結果は間もなく公開される予定です。

Wikipediaの読者・寄稿者はどんな人?

2008年10月から11月にかけて、ウィキメディア財団とUNU-Merit(国連大学とマーストリヒト大学による共同研究訓練センター)は、Wikipediaの読者と寄稿者に関する初めての多言語調査を実施しました。このほどその暫定的な結果が公表されています。

First preliminary results from UNU-Merit Survey of Wikipedia Readers and Contributors available
- Wikimedia blog 2009/4/16付けの記事
http://blog.wikimedia.org/2009/04/16/first-preliminary-results-from-unu-merit-survey-of-wikipedia-readers-and-contributors-available/

記事編集作業の障害は何?―Wikipediaがユーザビリティ調査を実施

Wikimedia財団では、2009年3月24日から26日にかけて、新しくWikipediaの記事編集に参加しようとしている人にとって、どういったことが障壁になるのかを把握する調査を実施しました。結果は分析中で、間もなく公開されるということです。

Usability Study
- Wikimedia blog 2009/4/8付けの記事
http://blog.wikimedia.org/2009/04/09/usability-study/

Wikipedia Usability Initiative(結果はこのページで公開されます)
http://usability.wikimedia.org/wiki/Main_Page

ウィキペディア維持のための募金活動、620万ドルを集める

ウィキメディア財団(Wikimedia Foundation)の発表によると、同財団がウィキペディアの維持のために実施していた募金活動により、620万ドル(約5億8千万円)が集まり、目標としていた600万ドルを達成できたということです。世界中から12万5,000人が募金をしました。集まった資金は、ウィキペディアの技術インフラの維持・拡大に役立てられていく予定です。なお、募金は現在も受け付けられています。

ウィキメディア財団のプレスリリース
http://wikimediafoundation.org/wiki/Press_releases/Wikipedia_fundraiser_surpasses_$6million_USD_January_2009

Thank you from Wikipedia founder, Jimmy Wales
(ウィキメディア財団の創設者によるお礼の言葉)
http://wikimediafoundation.org/wiki/Donate/ThankYou/en

ウィキメディア財団、Wikipedia募金で目標達成--620万ドル集める
- CNET Japan 2008/1/5付けの記事

Wikipediaの品質向上のために300万ドルの寄付

米国のスローン財団が、Wikipediaを運営するウィキメディア財団に対し、スタッフの増強/品質向上のために3年間で300万ドルを助成することになったと報じられています。

Sloan Foundation gives Wikimedia Foundation $3 million - CNET News.com
http://www.news.com/8301-13772_3-9903050-52.html

Sloan Foundation to Give Wikipedia $3M - LISNews
http://www.lisnews.org/node/29603

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