シンガポール

シンガポールの新聞のデジタルアーカイブ“NewspaperSG”に、歴史的新聞が追加

Straits Times紙によると、2016年12月、シンガポール国立図書館委員会(NLB)が提供する、シンガポールの新聞のデジタルアーカイブ“NewspaperSG”に、歴史的新聞が追加されました。

今回追加されたのは、戦前に発行された英字新聞“Shonan Times(Syonan shimbun)”のほか、“Comrade”、“Indian Daily Mail”、“Morning Tribune(Malaya Tribune, Sunday Tribune)”、“Singapore Standard(Sunday Standard)”、“Singapore Herald”などです。

これにより、記事単位でデジタル化された新聞は41紙となりました。

なお、NewspaperSGは、月平均で103万ページビューがあるようです。

Japanese Occupation newspaper in library portal(Straits Times, 2017/1/21)
http://www.straitstimes.com/singapore/japanese-occupation-newspaper-in-library-portal

NewspaperSG

シンガポールで、書籍のジャンルにあわせてラッピングされた列車が運行:QRコードを用いた電子書籍の提供も

シンガポールの陸上交通庁と国立図書館委員会が連携し、2016年10月24日から11月20日まで、MRT(マス・ラピッド・トランジット)の北東線及びダウンタウン線で、ミステリー、ファンタジー、セルフヘルプ、自伝といったジャンルにあわせてラッピングされた列車を走らせます。

列車内には、本の内容を短く紹介する読書推奨ウェブサイトにリンクするQRコードも用意されており、そこから専用のアプリ(Android、iOS)を用いて電子書籍をダウンロードすることができます。ダウンロードした電子書籍は3か月間無制限でアクセスできます。

Facebook(National Library Board, Singapore,2016/10/24)
https://www.facebook.com/nlbsg/posts/10153960367250924

Facebook(Land Transport Authority,2016/10/24)
https://www.facebook.com/WeKeepYourWorldMoving/posts/1214221741981393

参考:
ニューヨーク市地下鉄、乗客に電子書籍を提供
Posted 2016年8月30日
http://current.ndl.go.jp/node/32422

オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールの図書館協会、3か国の図書館振興のための覚書を締結

2016年10月12日、オーストラリア(ALIA)、ニュージーランド(LIANZA)、シンガポール(LAS)の図書館協会は、3か国の図書館・情報分野の振興のために協力することで合意したと発表しています。

合意点として以下の3点があげられています。

・2018年にオーストラリアのゴールドコーストで合同会議を開催すること
・国際図書館連盟(IFLA)などにおいて当該地域の図書館・情報分野の代弁者となること
・GLAM部門のコレクションへのデジタルアクセスを推進すること

マラケシュ条約、2016年9月30日に発効:批准国が20か国に到達

世界知的所有権機構(WIPO)は、2016年6月30日、カナダがマラケシュ条約(盲人,視覚障害者及び読字障害者の出版物へのアクセス促進のためのマラケシュ条約)を批准したことにより、発効に必要な批准国数20か国に到達したと発表しています。

マラケシュ条約は、2016年9月30日に発効することになります。

批准20か国は、インド、エルサルバドル、アラブ首長国連邦、マリ、ウルグアイ、パラグアイ、シンガポール、アルゼンチン、メキシコ、モンゴル、韓国、オーストラリア、ブラジル、ペルー、北朝鮮、イスラエル、チリ、エクアドル、グアテマラ、カナダです。

関係団体もコメントを発表しています。

Canada’s Accession to Marrakesh Treaty Brings Treaty into Force(WIPO,2016/6/30)
http://www.wipo.int/pressroom/en/articles/2016/article_0007.html

WIPO-Administered Treaties
Contracting Parties > Marrakesh VIP Treaty (Treaty not yet in force)

Times Higher Education社、アジアの大学ランキング2016年版を公開:東京大学は7位へ

2016年6月20日、Times Higher Education社(THE)は、アジアの大学ランキング2016年版を公開しました。

2015年版に1位であった東京大学は7位となり、替わって1位にはシンガポール国立大学がランクインしています。また、2位もシンガポールの南洋理工大学となっています。

上位200大学には、中国(香港、マカオ、台湾等は除く)から39大学、日本から39大学がランクインしています。

THEの発表ではロンドン大学インスティチュート・オブ・エデュケーションのSimon Marginson氏のコメントが紹介されており、

・日本の大学がここ20年予算削減されてきた一方、中国では「九校联盟」が創立されるなどしていること
・日本の国際競争や国際化に関する財政支援プログラムは、小規模になっており、予算削減の穴埋めにしかなっていないこと
・中国の高等教育や科学に関する評価が高まっている状況にあり、これが調査の評価において中国に追い風となったこと

などに言及し、中国の台頭と日本の相対的地位の低下を指摘しています。

なお、このランキングは、世界大学ランキングと同様の方法に基いて集計されています。

Asia University Rankings 2016: results announced(THE, 2016/6/20)

配架ミス資料を夜間にチェック:シンガポール科学技術研究庁が開発したロボット

2016年6月2日、シンガポール科学技術研究庁が、同庁のインフォコム研究所が開発した、夜間に自動で書架を廻って書籍に貼付されたRFIDタグを読み取り、配架ミスの資料を報告するように設計されたロボットAuRoSSを、ウェブサイトで紹介しています。

図書館でAuRoSSの実験が行われ、湾曲した書架でも99%の精度を達成したとのことです。

CDNLAOニュースレター、最新号の特集は3月開催の第24回CDNLAO

国立国会図書館(NDL)が編集するCDNLAO(アジア・オセアニア国立図書館長会議)の英文ニュースレター“CDNLAO Newsletter”の第86号が公開されています。

特集として3月にニュージーランド国立図書館で開催された「第24回アジア・オセアニア地域国立図書館長会議」を取り上げており、

ニュージーランド:“Hosting the 24th Conference of Directors of National Libraries in Asia and Oceania”
日本:“Participating in the 24th CDNLAO Meeting”
シンガポール:“IFLA Regional Office (Asia & Oceania) - International Collaboration in the Region and How to Contribute”

の記事が掲載されています。

ユネスコ、"Audiovisual archiving: philosophy and principles"の第3版を公開

2016年2月12日付で、ユネスコは、"Audiovisual archiving: philosophy and principles"の第3版を公開していました。

ユネスコの「世界の記憶」プログラムにおいて発行されたもので、視聴覚資料のアーカイビングの理論的基礎、根拠を示し、当該分野の実務担当者の直面している現状を反映して改訂されたものです。

付録では、資料種別ごとにフォーマットの種類と使用状況(陳腐化しているかどうかのステータス)の一覧が示されています。

1998年に初版が、2004年に第2版が出版されたもので、3月7日にシンガポール国立博物館で開催された視聴覚保存機関連絡協議会(Coordinating Council of Audiovisual Archives Associations:CCAAA) のシンポジウムでも取り上げられたようです。

Audiovisual archiving: philosophy and principles Third Edition 2016
http://unesdoc.unesco.org/images/0024/002439/243973e.pdf

Audiovisual archiving: philosophy and principles(UNESCO)

NDL書誌情報ニュースレター2015年3号が刊行:ししょまろはんのLinked Open Dataに関する取組みや、本号から連載を開始した「世界のRDAの取組みのいま」の記事等を掲載

国立国会図書館(NDL)が、ウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2015年3号(通号34号)を掲載しました。

京都の図書館司書の自己学習グループ「ししょまろはん」による、Linked Open Dataに関する取組み(「Web NDL Authorities」の利活用事例紹介)や、7月24日にNDL関西館で、8月21日にNDL東京本館で開催された「全国書誌データ・レファレンス協同データベース利活用研修会」の報告記事などを掲載しているほか、本号から「世界のRDAの取組みのいま」の連載を開始しています。

なお、本号に掲載されている「世界のRDAの取組みのいま」は、シンガポールとイスラエルについての記事となっています。

NDL書誌情報ニュースレター2015年3号(通号34号)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/bib_newsletter/2015_3/index.html

ししょまろはんのLOD(Linked Open Data)に関する取組み―Web NDL Authoritiesの利活用事例紹介
(NDL書誌情報ニュースレター2015年3号(通号34号))
http://www.ndl.go.jp/jp/data/bib_newsletter/2015_2/article_01.html

『アジ研ワールド・トレンド』誌が2015年4月号で「図書館と障害者サービス-情報アクセシビリティの向上-」を特集

日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所の刊行している『アジ研ワールド・トレンド』誌が2015年4月号(No.234)で「図書館と障害者サービス-情報アクセシビリティの向上-」と題した特集を組んでいます。

刊行後2カ月を経過したためPDFで全文公開されています。

アジ研ワールド・トレンド 2015年4月号(No.234) 特集:図書館と障害者サービス-情報アクセシビリティの向上-
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Periodicals/W_trend/201503.html

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