カナダ

ブリティッシュ・コロンビア大学図書館(カナダ)、Open Library of Humanities(OLH)の図書館協力補助金モデルに参加

2016年11月18日、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学図書館が、人文科学分野のオープンアクセス(OA)の新しいモデルを目指すOpen Library of Humanities(OLH)の図書館協力補助金(Library Partnership Subsidy:LPS)モデルに参加したと発表されています。

なお、プラットフォームの立ち上げから12か月が経過した2016年10月には、OLH LPSモデルの参加機関が200機関を超えています。

University of British Columbia Library joins OLH LPS model(OLH, 2016/11/18)
https://about.openlibhums.org/2016/11/18/university-of-british-columbia-library-joins-olh-lps-model/

関連:
OLH now supported by over 200 institutions thanks to the libraries of the seven Irish universities(OLH, 2016/10/11)

カナダ国立図書館・文書館と韓国国立古宮博物館、資料保存等に関する覚書を締結

2016年11月16日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)と韓国国立古宮博物館が、3年間の覚書を締結しました。

写真やガラス乾板に関する保存技術調査や、最新動向の入手を目的に2015年7月に行われた業務交流を引き継ぐもので、専門家の交流やイベントの共催、貴重資料の資料保存のベストプラクティスや最新動向の共有、共同調査・研究、保存専門家の育成などを行うほか、デジタル情報源の管理について議論すると説明されています。

Collaboration agreement with the National Palace Museum of Korea in Seoul, South Korea (LAC,2016/11/18)
http://www.bac-lac.gc.ca/eng/news/Pages/mou-national-palace-museum-korea.aspx

北米研究図書館協会が報告書シリーズ“SPEC Kit”第353号を公開:「APCの財源」(Funding Article Processing Charges)

2016年11月1日、北米研究図書館協会(ARL)が、報告書シリーズ“SPEC Kit”第353号を刊行しました。今号のテーマは「APCの財源」(Funding Article Processing Charges)です。

ARL加盟館が、論文処理加工料(APC)に対処するために用いている戦略を調査したもので、財源の確保方法や、財源の運営方法(ポリシー、申請、予算、管理、アウトリーチ活動)、資金源、他の部門・図書館との連携状況について取扱っています。

Funding Article Processing Charges, SPEC Kit 353, Published by ARL(ARL,2016/11/1)
http://www.arl.org/news/arl-news/4146-funding-article-processing-charges-spec-kit-353-published-by-arl#.WBlV0lKQZ1E

SPEC Kit 353: Funding Article Processing Charges (November 2016)
http://publications.arl.org/Funding-Article-Processing-Charges-SPEC-Kit-353/

参考:

米・公共図書館協会、“Project Outcome”の年次報告書を公開

2016年10月31日米国図書館協会(ALA)の公共図書館協会(PLA)が“Project Outcome”の年次報告書を公開しました。

2015年6月に始まった“Project Outcome”は、無料のデータ測定・分析ツールを提供することを通じて自館のサービス・プログラムの成果を測定することを支援するとともに、必要な資源や研修を公共図書館に提供するイニシアチブで、米国・カナダの千を超える公共図書館から2,000人を超す人が参加しています。

報告書では、図書館利用者は、読書よりも、「学び」や新しい技術の取得、生活を変化させるために図書館のプログラムに参加しており、その利用者の約80%は、図書館のプログラムを利用することで生活面でプラスの影響があったと回答していることが紹介されています。

また、図書館利用者は、教育的な内容のプログラムに参加することを好み、それらが、頻繁に実施され、最新の内容であることを望んていることが明らかになったとされています。

PLA releases first Project Outcome Annual Report (ALA,2016/10/31)

カナダ・オンタリオ州、創造的な公共図書館サービスを表彰する「オンタリオ公共図書館サービス賞」の最終候補を発表

2016年10月17日、カナダ・オンタリオ州の観光・文化・スポーツ省は、2016年のオンタリオ公共図書館サービス賞(Ontario Public Library Service Awards)の最終候補を発表しています。

同賞は、創造的な公共図書館サービスを選定し、それを促進することを目的に行なわれており、地域社会に好影響をもたらした新しい成功事例を表彰する“Minister's Award for Innovation”と、新・旧を問わず、公共図書館サービスの提供における卓越性への関与を表彰する“Angus Mowat Award of Excellence”の2つの部門があります。

2016 Ontario Public Library Service Awards Short List Nominees(オンタリオ州観光・文化・スポーツ省,2016/10/17)
http://www.mtc.gov.on.ca/en/libraries/oplsa_short_list.shtml

カナダ国立図書館・文書館、“Open Data Portal”に新規データを追加へ

2016年10月20日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)は、連邦政府各部門の実施した研究のデータセットを公開しているポータルサイト“Open Data Portal”に、来月、以下の3つの新しいデータセットを追加すると発表しています。

・人工衛星アルエット1号による電離層の観測データ(1963年5月1日~1966年12月31日)
・水質調査データ(1908年~1979年)
・食品価格調査データの一部(1973年~1976年)

Open datasets - update(LAC,2016/10/20)
https://thediscoverblog.com/2016/10/20/open-datasets-update/

Open Data Portal
http://open.canada.ca/en/open-data

ITHAKA S+R、カナダの研究者に関する調査報告書を公開

2016年10月4日、米国のITHAKA S+Rが、カナダ研究図書館協会(Canadian Association of Research Libraries)に属する11の大学の研究者を対象に実施した調査”Canadian Association of Research Libraries Faculty Survey”の結果の概要を公開しています。

この調査は2014年から2015年にかけ実施されたもので、調査項目の一部は同じくITHAKAが米国の研究者を対象に実施している調査等とも重複しています。今回のカナダの研究者を対象とする調査では4.039の回答が集まったとのことです。

分析からわかった主な点として、以下等が挙げられています。

・3分の2近い研究者が、図書館の主要な役割は学術資源へのアクセスの手助けであると考えている。回答者の約半数が、学部学生の学習サポートが図書館の役割である、という考えに強く同意している。

・研究者は自分の研究データは自分で保存することを好む。回答者の約4分の3は自分の研究データを自分で保存している。回答者の約半数は大学図書館がデータの保存・管理について支援することを重要であると考えている。

カナダ国立図書館・文書館、バンクーバー公共図書館との連携強化を発表

2016年10月5日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)は、同国の太平洋側に位置するブリティッシュコロンビア州のバンクーバー公共図書館(VPL)との連携強化を発表しています。

2017年の春から、LACがVPLにおいて一般向けサービスを行なうもので、VPLの中央図書館の特別コレクションエリアに置かれたデスクにおいてオリエンテーションやレファレンスサービスを行うほか、LACの専門データベースやデジタルコレクションへのアクセスが可能となります。

今後は共同での展示や一般向けプログラムの実施も検討されています。

Library and Archives Canada to offer its public services from a new service point in Vancouver(LAC,2016/10/5)
http://news.gc.ca/web/article-en.do?nid=1133419&tp=1

参考:
カナダ国立図書館・文書館(LAC)とオタワ大学が今後5年間の提携を発表
Posted 2015年6月24日
http://current.ndl.go.jp/node/28738

英国図書館(BL)とバーミンガム図書館が2016年に文化事業やビジネス支援等でパートナーシップを締結

「芸術のインキュベーターとしての図書館プロジェクト」による、図書館が所蔵する地元の音楽コレクションに関する調査:3館を紹介(記事紹介)

2016年9月15日、米国ウィスコンシン大学マディソン校図書館情報学修士コースの学生らによってたちあげられた、“Library as Incubator Project”(芸術のインキュベーターとしての図書館プロジェクト)で、同プロジェクトによる“Local Music Projects Survey: Physical Collections”と題した記事が公開されています。

この記事は、図書館が所蔵する、地元の地域の音楽について、“Local Music Projects Survey”の第1部として、有体のコレクションを扱ったもので、(1)カナダのカルガリー公共図書館の“Calgary Local Music Library”、(2)米国のコロンビア特別区(ワシントンD.C.)公共図書館(District of Columbia Public Library:DCPL)の“DC Punk Archive”(3)米国レキシントン公共図書館の“Local Music Archive”が紹介されています。

北米研究図書館協会が報告書シリーズ“SPEC Kit”第352号を公開:「蔵書評価(Collection Assessment)」がテーマ

2016年9月付けで、北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”第352号を刊行しました。今号のテーマは「蔵書評価(Collection Assessment)」です。

蔵書評価の方法、指標、実践例などに関し、ARL加盟館を対象に、図書館員が収集・分析しているデータ及びそれらを用いる目的とその結果、データの共有範囲などについて調査したものです。

目次とサマリーだけでなく全文がPDFファイルで無料で公開されています。

SPEC Kit 352: Collection Assessment
http://publications.arl.org/Collection-Assessment-SPEC-Kit-352/

Collection Assessment, SPEC Kit 352, Published by ARL(ARL, 2016/9/7)
http://www.arl.org/news/arl-news/4107-collection-assessment-spec-kit-352-published-by-arl#.V9Cc1dI_F8E

参考:
北米研究図書館協会(ARL)、“SPEC Kit”のオープンアクセス化を予定
Posted 2016年8月1日

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