カナダ

カナダ・トロント公共図書館、光療法用の照明器具を試行的に設置

カナダ・オンタリオ州のトロント公共図書館が、2017年2月6日から、ブレントウッド分館及びモルバーン分館において、試行的に、季節性情動障害(SAD)の住民を対象に、光療法(light therapy)用の照明器具を設置しています。

試行期間は4月までで、サービスの継続・拡大についての検討材料とするため、利用者からのフィードバックを求めています。

カナダメンタルヘルス協会(オンタリオ州)の調査では、州民の2%から3%がSADに、15%の州民がSADよりは軽い“winter blues”という症状に苦しんでいるとのことです。

カナダ国内では、エドモントン市(2014年)とウィニペグ市(2016年)の公共図書館で既に実施されており、高評価を得ているとのことです。

カナダ・トロント公共図書館、無料のWi-Fi、パソコン、タブレット等を備えた移動図書館車の運行開始

カナダ・トロント公共図書館が、図書に加え、無料のWi-Fi、パソコン、タブレット等を備えた移動図書館車の運行を、2017年5月から開始するとのことです。

2017年2月21日に開催された、同館の図書館委員会(Library Board)に提出されたレポートで報告されており、地元メディアの報道によると、現在2台ある移動図書館車に換えて、30万ドルで作成されたものです。

取材に対し、図書館委員会の委員は、就職活動や研究のために来館している住民にとって素晴らしいことであるし、新しい移動図書館の運行で、より多くの住民にサービスを提供できるようになると述べています。

北米研究図書館協会、フェアユースについてのよくある誤解に反論するインフォグラフィックを公開

2017年2月20日から24日にかけて行われるフェアユース/フェアディーリングウィークにあわせ、北米研究図書館協会が、フェアユースについての10のよくある誤解に反論するインフォグラフィック“Fair Use Myths & Facts”を公開しています。

Fair Use Myths & Facts
http://fairuseweek.org/wp-content/uploads/2017/02/fair-use-myths-and-facts-infographic-feb2017.pdf

参考:
2017年2月20日から24日まではフェアユース/フェアディーリングウィーク
Posted 2016年12月16日
http://current.ndl.go.jp/node/33120

カナダ国立図書館・文書館、“Open Data Portal”に価格および所得委員会のデータを追加

2017年2月8日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、連邦政府各部門が実施した調査・研究のデータセットを公開するポータルサイト“Open Data Portal”に、価格および所得委員会(Prices and Incomes Commission)のデータ(労働力、失業率、空室率、価格、所得、飛行機の発着回数、製造業関連統計など)を追加したと発表しています。

New releases to the Open Data Portal(LAC,2017/2/8)
https://thediscoverblog.com/2017/02/08/new-releases-to-the-open-data-portal/

参考:
カナダ国立図書館・文書館、“Open Data Portal”に新規データを追加へ
Posted 2016年10月21日
http://current.ndl.go.jp/node/32771

カナダ・トロント公共図書館、電子書籍の貸出状況等をリアルに把握できる“Ebook Dashboard”のbeta版を公開

2017年1月24日、カナダのトロント公共図書館が、同館が提供する電子書籍が、現在貸出可能かであったり、2007年以来の貸出回数や、現時点での蔵書数をリアルに把握できる“Ebook Dashboard”のbeta版を公開したと発表しています。

What are you (e)reading, Toronto? New site shows a live feed from the city that reads the most library ebooks(トロント公共図書館,2017/1/24)
http://torontopubliclibrary.typepad.com/digital-services/2017/01/what-are-you-ereading-toronto-new-site-shows-a-live-feed-from-the-city-that-reads-the-most-library-e.html

Ebook Dashboard
https://insights.overdrive.com/dashboards/bf060ec0dbdd4c8ba5bc0812ddf6e94f

Facebook(OverDrive Japan,2017/2/9)

カナダ研究図書館協会、同国における持続可能な学術出版のための原則の草案を含む、カナダの学術出版の現状を概観した中間報告書を公開

2017年1月31日、カナダ研究図書館協会(CARL)のCanadian Scholarly Publishing Working Groupが、現在のカナダにおける学術出版の現状を概観し、カナダにおける持続可能な学術出版のための原則(非営利、高品質、カナダ製、柔軟性、最大限の開放性、既存の強みを生かす)の草案を掲載した中間報告書を公開しました。

同ワーキンググループでは、学術出版社、研究図書館、資金提供者、研究者から構成されており、この草案へのフィードバックを得て、カナダの学術出版界全体は勿論、ジャーナル、モノグラフ、その他新しい形式それぞれのためのフレームワークや推奨モデルを提案する最終報告書を作成します。

Canadian Scholarly Publishing Working Group Releases Interim Report(CARL,2017/1/31)
http://www.carl-abrc.ca/news/cspwg-releases-interim-report/

Canadian Scholarly Publishing Working Group Interim Report(Canadian Scholarly Publishing Working Group)

カナダ研究図書館協会、持続可能な学術コミュニティ構築のためのロードマップを公開

2017年1月27日、カナダ研究図書館協会(CARL)が、持続可能な学術コミュニティ構築のためのロードマップ“Scholarly Communications Roadmap”を公開しました。

オープンで持続可能で、効果的で、革新的な学術コミュニケーションシステムに積極的に変化することを促すという協会の活動を明確にするために作成されたもので、今後数年間で取組む主な活動として、

・オープンアクセス(OA)の利益と変化の必要性について利害関係者の理解と関与を高める(オープンサイエンスポリシーの採用の促進・加速)
・学術出版物の作成、普及のための経済的障壁を下げる
・信頼できる研究のインパクトや生産性のための基準の適用の促進
・正式な学術コミュニケーションシステムに寄与する研究成果の種類を増やす

をあげています。

このロードマップは、状況にあわせて更新されることになっています。

CARL Releases Roadmap Towards Sustainable Scholarly Communication(CARL,2017/1/27)
http://www.carl-abrc.ca/news/scholarly-communications-roadmap/

OCLC、クラウドベースのILLシステム “Tipasa” 及びカナダのRelais International社の買収を発表

2017年1月17日、OCLCは、クラウドベースのILL管理システム “Tipasa” を発表しています。ILLiadの機能を、クラウド上に移行したもので、WorldShareのプラットフォーム上に構築されており、既に8館が採用しているとのことです。

また、同日、カナダ・オタワを拠点にILLやリソースシェアリングに関するシステムを開発しているRelais International社の買収について合意したと発表しています。

OCLC introduces 'Tipasa' interlibrary loan management system(OCLC,2017/1/17)
https://www.oclc.org/en/news/releases/2017/201701dublin.html

OCLC agrees to acquire Relais International to provide library consortia more options for resource sharing(OCLC,2017/1/17)
https://www.oclc.org/en/news/releases/2017/201702dublin.html

Relais International

2017年2月20日から24日まではフェアユース/フェアディーリングウィーク

北米研究図書館協会(ARL)が、2017年2月20日から2月24日までフェアユース/フェアディーリングウィークを実施すると発表しています。

フェアユース/フェアディーリングの恩恵を受けている学生、教員、図書館員、ジャーナリスト等が、現状を議論したり、信条を表明する機会として設けられているもので、ブログ記事の投稿や、イベントの開催、論説(Op-ed)の発表、ウェブキャスト・ウェビナーの実施、ビデオの作成、ハッシュタグ#fairuseweekを用いたSNSでの発信などにより参加することが可能です。

Fair Use/Fair Dealing Week 2017 to Be Celebrated February 20-24(ARL,2016/12/15)
http://www.arl.org/news/arl-news/4169-fair-use-fair-dealing-week-2017-to-be-celebrated-february-20-24#.WFNWtlKQZ1E

参考:
2016年2月22日から26日まではフェアユースウィーク
Posted 2015年9月28日
http://current.ndl.go.jp/node/29523

北米研究図書館協会(ARL)、フェアユースの基本を説明するインフォグラフィックを公開

研究図書館協会の国際的組織IARLA、デジタル学術情報の長期保存とアクセス保障に関する声明への支持を発表

2016年12月12日、カナダ研究図書館協会(CARL)・オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)・欧州研究図書館協会(LIBER)・英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)によって2016年に結成された、大学・研究図書館協会の国際的な連合体である“ International Alliance of Research Library Associations” (IARLA) が、ISSN国際センターと英・国立データセンターEDINAによる声明“Working Together to Ensure the Future of the Digital Scholarly Record”を支持すると発表しました。

同声明は、デジタル学術情報の長期保存とアクセス保障に関する課題に取り組むために必要な行動を概説し、出版社・研究図書館・国立図書館のアーカイブと保存に関する取組みにおいて推奨される一連の活動を示したものです。

これに伴いIARLAでは、会員館の課題に対する理解と下記の行動を促進・支援すると述べています。

・専門知識により、消失のリスクがある重要なコンテンツのタイトルと分野の特定及びそれらコンテンツの保存の優先付
・設置母体の大学が発行したジャーナルのアーカイブの保証
・出版社と購読契約交渉中のジャーナルの保存について議論

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