オープンソース

米国ジョージ・メイソン大学ロイ・ローゼンツヴァイク・歴史・ニューメディアセンター、“Omeka Everywhere”の公開を発表

2018年4月12日、米国ジョージ・メイソン大学ロイ・ローゼンツヴァイク・歴史・ニューメディアセンター(CHNM)が、“Omeka Everywhere”の公開を発表しました。

同アプリ(Android,iOS)をインストールすることで、デジタルコレクション展示用オープンソースソフトOmeka Classicで公開しているデジタルコンテンツがモバイル端末で閲覧できるほか、Omeka APIを用いて展示室内のタッチパネル等にコンテンツを配信することも可能です。また、展示室内に貼付されたQRコードを読み取ることで、展示室内のタッチパネルに表示されている作品をモバイル端末内に保存できるようにすることも可能です。

Explore Omeka Everywhere(CHNM,2018/4/12)
http://omeka.org/news/2018/04/12/omeka-everywhere/

Omeka Everywhere
https://omeka.org/everywhere/

Public Knowledge Project(PKP)、最初の20年間の活動を振り返る報告書を公開

オープンソースの電子ジャーナル出版システム“Open Journal Systems(OJS)”等を開発・提供しているPublic Knowledge Project(PKP)が、活動開始から20年を過ぎたことを受け、最初の20年間を振り返る報告書”Understanding the Audience of the Public Knowledge Project’s Open Source Software”を公開しています。

同報告書は開始から20年を経たPKPが、今後どのような方向を目指して活動していくかを考えるために、外部団体の助成を受け実施した、利用者コミュニティ等へのヒアリングを中心とするコンサルテーションの結果をまとめたものです。報告書では専門家パネルや50人の個人に対するインタビュー、カンファレンスの開催等を通じて、PKPが開発・提供するOJSは広く活用され、価値あるものとなっていることが確認されたとしています。一方で、PKPの問題点として、OJSの更新速度の遅さに対する利用者のフラストレーション、OJSに関連するサービスや、OJS以外に提供しているソフトウェアの認知度の低さ、オープンソースソフトウェアでありながら「閉鎖的な」プロジェクトと思われていること、等が指摘されています。

米国の図書館ネットワークLYRASIS、オープンソースソフトウェア(OSS)に関するガイドブックを公開

2018年2月28日、米国の図書館ネットワークLYRASISが、ガイドブック“It Takes a Village: Open Source Software Sustainability”を公開しました。

米・博物館・図書館サービス機構(IMLS)の支援を受け、文化遺産・科学遺産機関による長期的な持続可能性計画に役立つオープンソースソフトウェア(OSS)を支援するための実践的な参考資料として作成されたものです。

Press Release: LYRASIS Announces Release of New Guidebook for Open Source Sustainability as Part of “It Takes a Village” Project(LYRASIS,2018/2/27)
http://lyrasisnow.org/press-release-itav-guidebook/

協同でオープンソースの図書館サービスプラットフォームを構築するイニシアチブ“FOLIO”、英国のJiscとの提携を発表

2017年10月31日、協同でオープンソースの図書館サービスプラットフォームを構築するイニシアチブ“FOLIO”が、英国のJiscとの提携を発表しました。

FOLIO Community Expands with the Addition of Jisc (FOLIO,2017/10/31)
https://www.folio.org/blog/folio-community-expands-with-the-addition-of-jisc/

参考:
協同でオープンソースの図書館サービスプラットフォームを構築するイニシアチブ“FOLIO”が始動
Posted 2016年6月27日
http://current.ndl.go.jp/node/31892

米・カリフォルニア電子図書館、オープンアクセス出版プラットフォーム“eScholarship”を更新

2017年10月24日、米・カリフォルニア大学の「カリフォルニア電子図書館」(CDL)が、オープンアクセス(OA)出版プラットフォーム“eScholarship”を更新したと発表しています。

新しい“eScholarship”では、

・同大学の10か所のキャンパスのリポジトリサイトごとの柔軟なカスタマイズへの対応
・同大学の70以上の学術雑誌の編集者等への高度な編集ツールの提供
・DOIが付与されている出版物のAltmetrics対応
・Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)バージョン2.0のAA基準対応
・オープンソースの採用や、GitHub上での新しい“eScholarship”のコードの公開

が行なわれていると紹介されています。

今後数か月以内に、APIの公開も予定されています。

オープンソースの図書館システム“Evergreen” バージョン3.0.0がリリース

2017年10月3日、オープンソースの図書館システム“Evergreen”のバージョン3.0.0がリリースされました。バージョン2.0からの大きな変更点としては、スタッフ向け画面がWebベースになり、専用クライアントソフトのダウンロードが不要になったこと等があります。

Evergreen 3.0.0 released(Evergreen、2017/10/3付け)
https://evergreen-ils.org/evergreen-3-0-0-released/

オープンソースの図書館管理システム「Evergreen 3.0」リリース(OSDN Magazine、2017/10/6付け)
https://mag.osdn.jp/17/10/06/164500

オープンソースソフトウェア(OSS)のソフトウェア雑誌(文献紹介)

プレプリントサーバarXivで、“Journal of Open Source Software (JOSS): design and first-year review”と題する論文が公開されています。

研究用ソフトウェアの目的や機能、アーカイブへのリンクなどについて解説した記事を掲載するオープンアクセス雑誌である“Journal of Open Source Software(JOSS)”について、その目的、記事掲載までの流れ、ビジネスモデルと著作権処理、他のソフトウェア雑誌(software journal)との比較などのほか、GitHub上でのオープンなピア・レビューについて、その流れや基準などが解説されています。また、2016年5月の創刊からの一年を振り返り、これまで111の記事が公開され、41の記事がレビュー中であることなどが述べられています。

Arfon M Smith et al. Journal of Open Source Software (JOSS): design and first-year review.
https://arxiv.org/abs/1707.02264

オープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のバージョン4.0が公開

米国のヴィラノヴァ大学図書館が開発しているオープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のVersion 4.0が、2017年7月10日に公開されました。

VuFind 4.0 Press Release(VuFind,2017/7/10)
https://vufind.org/wiki/changelog:release-4-0

参考:
オープンソースの次世代OPAC“VuFind”のバージョン3.0が公開
Posted 2016年4月26日
http://current.ndl.go.jp/node/31450

Library Journal誌、図書館システムの展望に関する特集記事の2017年版を公開

2017年4月3日、Library Journal(LJ)誌(オンライン)が、図書館システムの展望についての特集記事“Library Systems Landscape 2017”を公開しました。2014年から続く、4回目の特集です。

掲載されている記事は6本で、図書館システムの様々な企業や製品について近年の動向をまとめた記事、Equinox Open Library Initiative(元・Equinox Software社)に関する記事、The Library Corporation社の共同創業者へのインタビュー記事、SirsiDynix社がコミュニティにおける図書館の価値を住民に説明する際に図書館に利用してもらうことを目的に作成したアニメに関する記事、研究図書館に勤める図書館員156人を対象に実施したオンライン調査に関する記事、図書館システムのベンダーに関するニュースがまとめられています。

PLOS、雑誌出版プラットフォームソフトウェアAmbraをオープンソース化

2017年2月13日、PLOSはPLOSの各雑誌で使用している雑誌出版プラットフォームソフトウェアAmbraをオープンソース化したことを発表しました。

Ambraはかつてもオープンソースとして公開されていましたが、今回公開されたのは2016年にリプレースされた新プラットフォーム版です。なお、コメント・検索等、いくつかの機能については今後、追加で公開していく予定であるとのことです。

Ambra, the PLOS Journal Publishing Platform, is Open Again(PLOS Tech、2017/2/13付け)
http://blogs.plos.org/tech/open-source-ambra/

Ambra Project
https://plos.github.io/ambraproject/

参考:
オープンソースソフトウェアでOA雑誌を作ろう
Posted 2006年4月10日
http://current.ndl.go.jp/node/3757

オープンソースの電子出版システムの機能評価
Posted 2008年5月14日
http://current.ndl.go.jp/node/7818

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