オープンソース

オープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のバージョン5.0が公開

米国のヴィラノヴァ大学図書館が開発しているオープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のVersion 5.0が、2018年7月16日に公開されました。

EU一般データ保護規則(GDPR)に準拠するための機能、新規資料・トレンドといった資料発見のためのインターフェイス、Ex LibrisのAlmaとの互換性、利用者による履歴へのアクセス(オプション)などといった機能が追加されています。

VuFind 5.0 Press Release(Vufind,2018/7/16)
https://vufind.org/wiki/changelog:release-5-0

参考:
オープンソースのディスカバリーサービス“VuFind”のバージョン4.0が公開
Posted 2017年7月11日
http://current.ndl.go.jp/node/34341

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)とDuraSpaceが連携

2018年6月6日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)とDSpace等を運用する米国の非営利団体DuraSpaceが連携を発表しています。

リポジトリ関係者の能力構築を目的とした開発途上国を中心とする研修事業や、他のコミュニティーとともにオープンソースのリポジトリの価値を促進する国際的な活動を実施するとしています。

COAR and DuraSpace enter into partnership(COAR,2018/6/6)
https://www.coar-repositories.org/news-media/coar-and-duraspace-enter-into-partnership/

EBSCO社、オープンソースの図書館サービスプラットフォームFOLIOの改善を目的に米・五大学コンソーシアムと連携

2018年6月5日、EBSCO社が、アマーストカレッジ、ハンプシャーカレッジ、マウント・ホリヨークカレッジ、スミスカレッジ、マサチューセッツ大学アマースト校からなる米・マサチューセッツ州の五大学コンソーシアムと“EBSCO FOLIO Beta Partnership”を締結したと発表しています。

オープンソースの図書館サービスプラットフォーム(LSP)であるFOLIOを用いて、各々の大学で利用されている統合図書館システム(ILS)からの各々のニーズに合致したシステム移行作業を行なうことで、“FOLIO”をあらゆるタイプの図書館に対応できるように改善することを目的としています。

また、各大学は、ディスカバリインターフェイスとしてEBSCO Discovery Serviceを導入します。

Europe PMC、The Collaborative Knowledge Foundationとの連携を発表 オープンソースの論文コンテンツ・ワークフロー管理システム構築へ

2018年5月18日、Europe PMCが、The Collaborative Knowledge Foundation(CoKo)と連携し、Webベースかつオープンソースの論文コンテンツ・ワークフロー管理システムを構築すると発表しました。

CoKoはオープンソースの出版ソフトウェア開発を手掛ける団体です。Europe PMCとの連携により開発されるシステムは、CoKoの出版フレームワークPubSweetを用いて構築されるとのことです。このシステムにより、現代的な、デジタル・ファーストのビジョンを実現し、研究のスピードを改善することにつながるとされています。

Europe PMC and Coko Announce Partnership(Europe PMC、2018/5/18付け)
http://blog.europepmc.org/2018/05/europe-pmc-and-coko-announce-partnership.html

研究・出版のために開発されているオープンソースを研究の生態系に適合させるための取組“ Joint Roadmap for Open Science Tools”(JROST)が創設

2018年5月11日、研究や出版のためのオープンソースを開発している団体が連携し、オープンサイエンスの研究者であるSamantha Hindle氏及びDaniel Mietchen氏とともに、オープンサイエンスのツールのためのロードマップ策定のための取組“ Joint Roadmap for Open Science Tools”(JROST)が創設されたことが発表されています。

各団体のオープンソースを、研究の生態系に適合させるための包括的な努力がこれまでなかったことから、将来の科学を支援するため、そのことを実現することを目的に、共通の目標を持つ人々や団体による私的なグループとして創設されたものです。

米国ジョージ・メイソン大学ロイ・ローゼンツヴァイク・歴史・ニューメディアセンター、“Omeka Everywhere”の公開を発表

2018年4月12日、米国ジョージ・メイソン大学ロイ・ローゼンツヴァイク・歴史・ニューメディアセンター(CHNM)が、“Omeka Everywhere”の公開を発表しました。

同アプリ(Android,iOS)をインストールすることで、デジタルコレクション展示用オープンソースソフトOmeka Classicで公開しているデジタルコンテンツがモバイル端末で閲覧できるほか、Omeka APIを用いて展示室内のタッチパネル等にコンテンツを配信することも可能です。また、展示室内に貼付されたQRコードを読み取ることで、展示室内のタッチパネルに表示されている作品をモバイル端末内に保存できるようにすることも可能です。

Explore Omeka Everywhere(CHNM,2018/4/12)
http://omeka.org/news/2018/04/12/omeka-everywhere/

Omeka Everywhere
https://omeka.org/everywhere/

Public Knowledge Project(PKP)、最初の20年間の活動を振り返る報告書を公開

オープンソースの電子ジャーナル出版システム“Open Journal Systems(OJS)”等を開発・提供しているPublic Knowledge Project(PKP)が、活動開始から20年を過ぎたことを受け、最初の20年間を振り返る報告書”Understanding the Audience of the Public Knowledge Project’s Open Source Software”を公開しています。

同報告書は開始から20年を経たPKPが、今後どのような方向を目指して活動していくかを考えるために、外部団体の助成を受け実施した、利用者コミュニティ等へのヒアリングを中心とするコンサルテーションの結果をまとめたものです。報告書では専門家パネルや50人の個人に対するインタビュー、カンファレンスの開催等を通じて、PKPが開発・提供するOJSは広く活用され、価値あるものとなっていることが確認されたとしています。一方で、PKPの問題点として、OJSの更新速度の遅さに対する利用者のフラストレーション、OJSに関連するサービスや、OJS以外に提供しているソフトウェアの認知度の低さ、オープンソースソフトウェアでありながら「閉鎖的な」プロジェクトと思われていること、等が指摘されています。

米国の図書館ネットワークLYRASIS、オープンソースソフトウェア(OSS)に関するガイドブックを公開

2018年2月28日、米国の図書館ネットワークLYRASISが、ガイドブック“It Takes a Village: Open Source Software Sustainability”を公開しました。

米・博物館・図書館サービス機構(IMLS)の支援を受け、文化遺産・科学遺産機関による長期的な持続可能性計画に役立つオープンソースソフトウェア(OSS)を支援するための実践的な参考資料として作成されたものです。

Press Release: LYRASIS Announces Release of New Guidebook for Open Source Sustainability as Part of “It Takes a Village” Project(LYRASIS,2018/2/27)
http://lyrasisnow.org/press-release-itav-guidebook/

協同でオープンソースの図書館サービスプラットフォームを構築するイニシアチブ“FOLIO”、英国のJiscとの提携を発表

2017年10月31日、協同でオープンソースの図書館サービスプラットフォームを構築するイニシアチブ“FOLIO”が、英国のJiscとの提携を発表しました。

FOLIO Community Expands with the Addition of Jisc (FOLIO,2017/10/31)
https://www.folio.org/blog/folio-community-expands-with-the-addition-of-jisc/

参考:
協同でオープンソースの図書館サービスプラットフォームを構築するイニシアチブ“FOLIO”が始動
Posted 2016年6月27日
http://current.ndl.go.jp/node/31892

米・カリフォルニア電子図書館、オープンアクセス出版プラットフォーム“eScholarship”を更新

2017年10月24日、米・カリフォルニア大学の「カリフォルニア電子図書館」(CDL)が、オープンアクセス(OA)出版プラットフォーム“eScholarship”を更新したと発表しています。

新しい“eScholarship”では、

・同大学の10か所のキャンパスのリポジトリサイトごとの柔軟なカスタマイズへの対応
・同大学の70以上の学術雑誌の編集者等への高度な編集ツールの提供
・DOIが付与されている出版物のAltmetrics対応
・Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)バージョン2.0のAA基準対応
・オープンソースの採用や、GitHub上での新しい“eScholarship”のコードの公開

が行なわれていると紹介されています。

今後数か月以内に、APIの公開も予定されています。

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