電子書籍

韓国国立中央図書館(NLK)、国立障害者図書館による障害者を対象とした電子書籍(EPUB3形式)貸出サービスの開始を発表

韓国国立中央図書館(NLK)は、国立障害者図書館による障害者を対象とした電子書籍貸出サービスを2019年3月4日から開始すると発表しました。

「障害者用電子書籍ビューワ」を「国家代替資料共有システム」を介して提供することで、EPUB3形式の電子書籍約2,250点が利用可能となります。点字・デジタル音声等ではなく、普及しているEPUB3形式で作成することで、資料の製作時間を3分の1に短縮しています。

독서문화 향유엔 벽이 없도록 … 장애인용 전자책 서비스 출시(NLK,2019/2/28)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=9981&notice_type_code=3&cate_no=4

E2099 - 出版の未来を拓く非営利のニュースメディア

筆者が理事長をつとめているNPO法人日本独立作家同盟は2018年10月1日,ニュースメディア「HON.jp News Blog」をリニューアルスタートした。このメディアは,もとは「hon.jp DayWatch」という名称だった。株式会社hon.jp(当時)が運営していた事業の1つで,2004年から電子出版専門でニュースを配信してきた。

米・ITHAKA S+R、図書館における書籍の購入傾向分析の最終報告書を公表

2019年1月29日、米・ITHAKA S+Rが、図書館における書籍の購入傾向分析に関する最終報告書”Library Acquisition Patterns”を公表しました。

この分析はアメリカの大学図書館委おける書籍購入の現状を明らかにすることを目的に、Andrew W. Mellon財団の支援を受けて行われたもので、Ex Librisの統合図書館システムAlmaと、OCLCのWorldShare Management Servicesからデータ提供を受けています。2018年7月にはこのうちWorldShare Management Servicesのデータ分析結果が予備調査報告書として公開されていました。

今回の最終報告書は米国の124大学における2017年度の購入書籍分析と、51大学における、主な出版者および大学出版局が刊行した書籍・電子書籍に限定した、2014~2017年度の傾向変化分析の2部から構成されています。このうち2017年度の購入書籍分析からは、以下のようなことが明らかになりました。

・2017年の平均資料費は361万ドルで、平均4,750種類の紙の書籍と345種類の電子書籍を購入していた

2018年の紙の出版物の推定販売金額は前年比5.7%減の1兆2,921億円:電子市場は11.9%増の2,479億円

2019年1月25日、全国出版協会の出版科学研究所が、2018年に刊行された書籍・雑誌を合わせた紙の出版物の推定販売金額が、前年比5.7%減の1兆2,921億円で14年連続のマイナスとなったと発表しています。書籍は2.3%減、雑誌は9.4%減です。

一方で、電子出版市場は前年比11.9%増の2,479億円で、内訳は、電子コミックが同14.8%増の1,965億円、電子書籍(文字もの)が同10.7%増の321億円、電子雑誌が同9.8%減の193億円となっています。

出版月報 2019年1月号(公益社団法人 全国出版協会・出版科学研究所)
https://www.ajpea.or.jp/book/2-1901/index.html

共立女子大学・短期大学図書館が電子雑誌読み放題サービス「dマガジンfor Biz」を導入 大学図書館では初

共立女子大学・短期大学図書館が2018年12月より、電子雑誌読み放題サービス「dマガジンfor Biz」を導入しています。大学図書館での同サービス導入は初めてとのことです。

dマガジンfor Bizは170誌以上の雑誌最新号を対象とする読み放題サービスです。図書館内のタブレット端末のほか、利用者自身のスマートフォン・タブレット端末でも、アプリをダウンロードし、学内Wifiに接続した上で、利用可能エリア(図書館3階エントランス及び休憩エリア)でアプリを起動すれば利用可能になるとのことです。

dマガジンはじめました(共立女子大学・短期大学図書館、2018/12/1付け)
https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/lib/news/detail.html?id=214

カナダ都市図書館協議会(CULC/CBUC)、公共図書館で利用可能なデジタルコンテンツを増やすための“#eContentForLibraries”キャンペーンを実施中

カナダ都市図書館協議会(CULC/CBUC)が、2019年1月14日から1月25日まで、“#eContentForLibraries”キャンペーンを実施しています。

オーディオブックへの需要が拡大しているものの大手の多国籍出版社がカナダの著名な作品や先住民の作品を含むベストセラー作品をカナダの公共図書館で利用できるようにしていないこと、及び、図書館にとってオーディオブックや電子書籍の価格高騰や制限の多い購買モデルが問題になっていることを受け、公共図書館で利用可能なデジタルコンテンツを増やすために、これら問題の解決を大手出版社に要求することへの支援を国民に求めるキャンペーンです。

具体的には、キャンペーンのウェブサイトをハッシュタグ“#eContentForLibraries”を付けて広めることや、大手出版社に直接意見を届けることが求められています。

Knowledge Unlatched(KU)、700冊以上の人文・社会科学系およびSTEM分野の学術書をオープンアクセスに

2019年1月14日、Knowledge Unlatched(KU)は、2018年に人文・社会科学系およびSTEM分野の学術書700冊以上をオープンアクセス(OA)にしたと発表しています。

KUが人文・社会科学系とSTEM分野の双方をOA化するのは今回が初めてであり、2018年にOA化した学術書の冊数は、2017年にOA化した冊数の2倍であると述べています。

Knowledge Unlatched will double number of Open Access titles from 2018 collections to 700 new books(KU,2019/1/14)
http://www.knowledgeunlatched.org/2019/01/pr-01-2019/

【イベント】日本図書館協会複合研修会「改正著作権法セミナー」「図書館実践シリーズ 図書館利用に障害のある人々へのサービス 印刷版・電子版刊行記念セミナー」(2/22・東大阪、2/26・東京)

2019年2月22日に大阪府東大阪市の大阪府立中央図書館において、また、2月26日には東京都中央区の日本図書館協会(JLA)において、JLA主催の複合研修会「改正著作権法セミナー」「図書館実践シリーズ 図書館利用に障害のある人々へのサービス 印刷版・電子版刊行記念セミナー」が開催されます。

午前開催の「改正著作権法セミナー」は、2019年1月1日施行の改正著作権法の内容を確認し、今後の障害者サービスがどのように進展していくのかを考えるものです。

午後開催の「図書館実践シリーズ 図書館利用に障害のある人々へのサービス 印刷版・電子版刊行記念セミナー」は、JLAの障害者サービス委員会が2018年8・11月に刊行した同書の内容をより詳しく知るためのセミナーです。

午前・午後どちらかのみの参加も可能で、参加費は無料です。参加には事前の申し込みが必要です。定員は大阪会場が72人、東京会場は80人です。

主な内容は以下の通りです。

・午前 著作権セミナー「改正著作権法と障害者サービス」

(1)「改正法・政令の内容と障害者サービスの具体的取組」
講師 佐藤聖一氏(埼玉県立久喜図書館・日本図書館協会障害者サービス委員会委員長)
(2)質疑

大阪市立図書館、「大阪市立図書館英語を学ぶための各種サービス」を公開

2018年12月27日、大阪市立図書館が、「大阪市立図書館英語を学ぶための各種サービス」を公開しました。

同館が提供している、自宅等のパソコンで24時間いつでも利用可能な英語を学ぶための各種サービス(電子書籍、音楽配信サービス)を案内するものです。

また、同館が所蔵する英語で書かれた本の検索方法や、関連コーナーの紹介も行っています。

大阪市立図書館英語を学ぶための各種サービス(大阪市立図書館,2018/12/27)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jou04igey-510#_510

日本電子出版協会(JEPA)、2018年「JEPA電子出版アワード」の結果を発表

2018年12月21日、日本電子出版協会(JEPA)の2018年「JEPA電子出版アワード」の結果が発表されました。大賞は株式会社オトバンクのオーディオブック配信サービス“audiobook.jp”でした。

受賞者の一覧は次のとおりです。

○デジタル・インフラ賞
NetGalley(出版デジタル機構)

○スーパー・コンテンツ賞
HON.jp News Blog(日本独立作家同盟)

○エクセレント・サービス賞
audiobook.jp(オトバンク)【大賞】

○チャレンジ・マインド賞
アスパラ ブックス(イースト/インプレスR&D/マイクロコンテンツ)

○エキサイティング・ツール賞
Adobe Creative Cloud(アドビ システムズ)

電子出版アワード2018(第12回) ジャンル賞決定、大賞はオトバンク!(JEPA,2018/12/21)
http://www.jepa.or.jp/pressrelease/20181221/

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