子ども

文部科学省、平成27年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果の概要を公表

2016年8月31日、文部科学省が、「学校における教育の情報化の実態等に関する調査-平成27年度結果概要」(2016年3月1日現在)を公表しました。

初等中等教育における教育の情報化の実態等を把握し、関連施策の推進を図るために実施されているものです。

文部科学省 新着情報
http://www.mext.go.jp/
※平成28年08月31日更新欄に「学校における教育の情報化の実態等に関する調査-平成27年度結果概要」とあります。

学校における教育の情報化の実態等に関する調査-平成27年度結果概要(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/jouhouka/kekka/k_detail/1376709.htm

学校における教育の情報化の実態等に関する調査 平成27年度 調査結果(速報値) (e-Stat)
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001075698&cycode=0

平成27年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1376689.htm

参考:

2016年の“School Librarian of the Year”受賞者が発表される(米国)

2016年8月25日、米・School Library Journal誌と児童向けの出版・教育などを手掛ける米・Scholastic社が、2016年の“School Librarian of the Year”に、イリノイ州の小学校のリソースセンター長Todd Burleson氏を選んだと発表しています。

図書館メディアスペシャリストとして、プログラミング、ロボットの組み立て、木工、裁縫、レーザー加工、3Dプリンター等を用いて、学校図書館を、児童が自身の創造性を発揮できる空間“IDEA Lab”に転換したことが評価されました。

このほか、最終候補者として、マサチューセッツ州の高校の司書教諭Anita Cellucci氏と中学校の司書教諭Laura Gardner氏が紹介されています。

Anita Cellucci氏は、教師やカウンセラーと連携し、導かれた探究(Guided Inquiry)の手法を用いて、生徒の「社会性と情動の学習」(Social and Emotional Learning)を支援したことや、校内でのメンタルヘルスの問題が増加したことに対応するために助成金を獲得するとともに、そのような認識を広め、教師・生徒・コミュニティーのための対応指針の確立を促したことなどが紹介されています。

“GAME | Gaming As Meaningful Education”:米国学校図書館員協会と米国図書館協会GameRTによる共催イベント

2016年9月23日と9月24日、米・ニューヨーク州ローチェスタにおいて、米国学校図書館員協会(AASL)と米国図書館協会(ALA)のGames and Gaming Round Table (GameRT)による共催イベント“GAME | Gaming As Meaningful Education”が開催されます。

ゲームが如何に、批判的思考・問題解決能力・創造的活動を促すかについて焦点をあてたイベントで、学校・教室の学習でのゲームの活用における学校図書館司書の重要な役割についてや、ダイレクトインストラクション(direct-instruction )による教育手法にゲームを活用することに関する基調講演のほか、6つのセッション、大手ゲームベンダーによる展示会などが催されます。

GAME | Gaming As Meaningful Education(AASL)
http://www.ala.org/aasl/game

GAME Infographic Poster
Be a Game-Changer for Teaching and Learning(AASL)
http://www.ala.org/aasl/game/web#infographic

参考:
E863 - 全米でイベント「図書館でゲームをする日」が開催される

奈良県の地方出版社、おはなし会用に地元の民話に関する同社の書籍の大型本を作成し、希望する書店・公共図書館・ボランティア団体に無償で提供

2016年8月1日、奈良県葛城市にある金壽堂出版が、同社が2015年5月に刊行した『語り伝える吉野の民話』の大型本を、希望する書店・公共図書館・ボランティア団体に無償で提供すると発表しています。

定期的におはなし会を開催している書店・公共図書館・ボランティア団体が対象で、希望者は、同社に直接電話で申し込む必要があります。大型本は、申込みがあった後、手作業で作成するとのことです。受付は2016年8月31日までで、あわせて『語り伝える吉野の民話』普及の依頼をすることもあるとのことです。

同社の代表取締役が、元公共図書館の司書で、子どもたちに物語を語り聞かせることが大切だと考えており、また、大型本により、地域の宝である民話を、次の世代に引き継いでもらいたいと考えているとのことです。

『語り伝える吉野の民話』大型本寄贈のお知らせ(金壽堂出版,2016/8/1)
http://www.kinjudo.com/oshirase_kataritsutaeru_oogatabon.html

Wi-Fiのホットスポットを無料で貸出し:児童・生徒を対象とした米国・ノースカロライナ州シャーロット・メクレンバーグ郡公共図書館の取組み

2016年8月22日、米国・ノースカロライナ州のシャーロット・メクレンバーグ郡公共図書館は、通信会社Sprint社と連携し、シャーロット地域の学校の児童・生徒向けに、Wi-Fiのホットスポット150台を無料で貸し出すパイロットプロジェクトを2016/2017学年度に実施すると発表しています。

貸出期間は30日間で、費用面から同地区で自宅でオンラインアクセスできない家庭(18%)に、放課後の学習機会を提供することを目的としています。

ホワイトハウスによる、図書館での児童・生徒の情報や教育資源へのアクセス環境の提供に関する取組み“ConnectED Library Challenge”の一環として、Sprint社が参画して行なっているものです。

Sprint and Charlotte Mecklenburg Library Launch Program to Help Provide Internet Access to Students at Home(Business Wire,2016/8/22)
http://www.businesswire.com/news/home/20160822005063/en/Sprint-Charlotte-Mecklenburg-Library-Launch-Program-Provide

横浜市が「平成27年度横浜市学力・学習状況調査」を公開 学校図書館への関心や貸出冊数が2年連続増加、学校司書配置の効果か

2016年7月15日付けで横浜市が「平成27年度横浜市学力・学習状況調査」を公開しています。同調査は毎年、市立の全小中学校の児童・生徒を対象に行われているものです。

調査結果の中では学校図書館利用への関心が高まっていると報告されています。平成25年度から平成27年度の3年間、学校図書館へ行くことを「好き」、「どちらかといえば好き」と回答した児童・生徒は一貫して増加しており、図書の貸出冊数も平成27年度は平成25年度の1.7倍になっていたとのことです。

調査に関する記者発表資料の中ではこの結果について、平成25年度から開始した学校司書配置により、学校図書館の充実が進んだためではないかとしています。横浜市では平成28年度に市内全校への学校司書配置が実現したとのことです。

横浜市記者発表資料 「平成27年度横浜市学力・学習状況調査」の結果がまとまりました(横浜市、2016/7/15付け)
http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/201607/images/phpyZ8UgJ.pdf

岐阜市長、市立図書館を含む複合施設「ぎふメディアコスモス」にゲーム・ポケモンGOの「ポケストップ」等の新設を要請

岐阜市の細江茂光市長は、2016年8月1日に行われた岐阜市長の定例記者会見で、同市の市立図書館等を含む複合施設「ぎふメディアコスモス」に、ゲーム「ポケモンGO」においてアイテム等が入手できる「ポケストップ」の新設を要請していると発言しました。

ポケモンGOは、スマートフォン等の端末の、カメラやGPS機能とAR(拡張現実)の技術を用いて、現実世界を舞台に、ゲームのキャラクターであるポケモンを捕まえたり、バトルしたりすることができる、Niantic社が開発したゲームです。日本では2016年7月22日から配信が開始されました。

ゲーム中では史跡や公共施設等に設置されたポケストップを訪れることでアイテムを得たり、同じく史跡等に設置された「ジム」で他のプレイヤーとのバトルを行うことができます。ポケストップ等はNiantic社の別のゲーム”Ingress”でユーザが登録した位置情報を用いて設定されていますが、2015年7月に開館したぎふメディアコスモスは登録されていなかったようです。

現在Niantic社はポケストップ等の新設要請を受け付けていませんが、細江市長はそれは把握した上で、ポケモンGOを自治体の活性化につなげるために新設を要請したとのことです。

米・ニューヨーク公共図書館でも、今秋から子ども向けプログラミング講座を開講

2016年8月15日、米国のニューヨーク公共図書館(NYPL)が、同館の15の分館で、10月から子ども向けの無料のプログラミング講座“Code a Story” を開講すると発表しています。

Googleの、コンピューターサイエンス(CS)教育に関する課外プログラム“Google CS First”の一環で、1クラス15名、7~14歳が対象です。

参加者はパスポートを受け取り、目標を達成するとスタンプをもらえます。

8月20日には、カリキュラム体験や事前申し込みができるキックオフイベント“Summer Coding Day ”が行なわれます。

‘Summer Coding Day’ Kicks Off Registration for New NYPL Program: Kids Coding Courses(NYPL,2016/8/15)
https://www.nypl.org/press/press-release/august-16-2016/%E2%80%98summer-coding-day%E2%80%99-kicks-registration-new-nypl-program-kids

参考:
米国・クイーンズ図書館(ニューヨーク)、今夏、小学校高学年・中学生向けプログラミング講座を開講:Googleとの連携

明石市立図書館(兵庫県)、館内の一部がお化け屋敷に:8/21までオープン

2016年8月11日、兵庫県の明石市立図書館が、「山本孝さんとおばけやしきをつくろう!」というワークショップを開催しました。

愛媛県などでお化け屋敷づくりのワークショップに携わっている絵本作家の山本孝氏を招いておこなわれたもので、当日は子どもと保護者らにより、様々な作品(お化けなど)が作られ、館内に「明石市立図書館お化け屋敷」が作られました。準備、当日とも、同館の職員や地元の明石高校の美術家の生徒・先生などとともに準備が進められたとのことです。

この「明石市立図書館お化け屋敷」は2016年8月21日までオープンしており、入場は無料です。

山本孝さんとおばけやしきをつくろう!(明石市生涯学習センター, 2016/7/1)
https://www.city.akashi.lg.jp/llc/event/20160811_487.html

Facebook(明石市立図書館, 2016/8/9、11)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=884733941633107&id=746013162171853
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=885906661515835&id=746013162171853

5歳児のリテラシー能力に関する調査:英国図書館長協会等、公共図書館での支援を推奨(英国)

2016年7月18日、英国のSave the Children UKが、英国の5歳児に対して行った言語能力やコミュニケーション能力等に関する調査の報告書“The Lost Boys How boys are falling behind in their early years”を公開しています。

同調査は、英・ブリストル大学の専門家によって行われたもので、5歳児の男の子は女の子に比べて2倍、上記の能力で後れを取っている事や、男の子は集中力が長続きしないこと、貧困層においてそのような遅れがさらに顕著であることが明らかになったとされています。

そして、高度な専門能力・技術によるケアが、そのような性差を埋めるとして、Save the Children UKでは、政府に対して就学前の幼児に対応する教師や専門スタッフの配置を求めるとともに、児童心理学者が開発した、家庭においてそれらに関する幼児の能力を高めることができる10の技を紹介しています。

ページ