子ども

ゲイツ財団、子どもに関する政策提言を目的としたOA誌に助成

米国プリンストン大学ウッドロー・ウィルソン校とブルッキングス研究所が協同で刊行している、子どもに関する政策提言を目指し学際的な研究を掲載しているオープンアクセス誌“The Future of Children”に対し、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団から90万ドルの助成が与えられることになったと発表されています。

同誌は、子どもに関する政策提言を行う米国の代表的な学術雑誌(年2回刊)であり、トムソン社のJournal Citation Reportでも家族研究等の分野で被引用数第1位になっています。今回の助成は、16~26歳の若者の社会的不利に関する4つのトピック(脆弱な家族、移民家庭の子ども・若者、労働と家族のバランス、ポスト中等教育)の特集号の作成・配布・アウトリーチに対してのものとなっています。

5歳未満の子どもに毎月無料で本を贈るプログラム“Dolly Parton’s Imagination Library”

グラミー賞、アカデミー賞も受賞している米国のカントリー歌手、ドリー・パートン(Parton Dolly)氏とドリー・パートン財団は、1996年から、5歳未満の子どもに毎月、無料で本を贈るプログラム“Dolly Parton’s Imagination Library”を行っています。

家族から毎日、本の読み聞かせをしてもらうという3~5歳児が60%に(米国)

米国の政府機関が実施した統計調査のうち、子どもや家族に関するものをまとめた“America's Children in Brief: Key National Indicators of Well-Being, 2008”が、子どもと家族の統計に関する連邦機関間フォーラムから刊行されました。これは、人口、家族・社会環境、経済環境、ヘルスケア、物理的環境・安全、行動(喫煙・飲酒・薬物等)、教育、健康の各区分ごとに、統計調査で判明した数値を過去のものと比較、分析しています。

米ペンギングループ社、7~12歳向けの小説の電子書籍版を1週間だけ無料提供

米ペンギングループ社が、7~12歳(tween)向けの小説“Savvy”(文学賞受賞作品)の電子書籍版を、2008年7月14日~21日の1週間だけ無料提供する試みを行っています。tween向けの大手サイト約35サイトからのリンクの形で見られるようにしていますが、各サイトは無料でこのリンクバナーを設置することに合意したとのことです。ペンギングループ社はこの試みの評判を見て、他のヤングアダルト向け小説にもこのモデルを適用するかどうか、検討するとのことです。

Penguin Offers ‘Savvy’ as Free e-Book for Tweens
http://www.schoollibraryjournal.com/article/CA6578058.html

図書館におけるゲーム関係プログラムの実態調査(米国)

米国内の各館種の図書館において、2007年にどのくらいゲーム(ボードゲーム、カードゲーム、テレビゲーム、チェス、パズル)関連のプログラムが実施されたかを、シラキュース大学のニコルソン(Scott Nicholson)准教授のグループが調査しています。調査結果は、2008年11月にシカゴで開催される、米国図書館協会(ALA)のゲームシンポジウムで発表されるとのことです。

Gaming Programs in Libraries - Census of 2007 Programs
http://www.surveymonkey.com/s.aspx?sm=64bf17n2mW5s4QdKL6ctxg_3d_3d

July 14, 2008付けShifted Librarianの記事

E806 - 青少年の安全なネット利用環境整備などに関する法律が成立

2008年6月11日,参議院本会議において「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」が賛成多数で可決され,成立 した。2008年6月18日に公布され(平成20年法律第79号),公布の日から1年を超えない範囲内において,政令で定める日から施行される(2008 年7月4日現在,未施行)。...

図書館はどのように「ニート」を支援できるか?(英国)

英国では、就学・就労・就労のためのトレーニングのいずれもしていない若年層「ニート(not in education, employment or training;NEET)」の数が増加しており社会問題になっています。ニートの年齢についてはいくつか定義がありますが、統計局による調査では、16~24歳のニートの数が、北アイルランドを除く地域でおよそ20%にまで達しているとのことです。

内閣府、インターネット青少年有害情報対策・環境整備推進準備室を設置

「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」の施行準備のため、内閣府が2008年7月4日、インターネット青少年有害情報対策・環境整備推進準備室を設置しています。

インターネット青少年有害情報対策・環境整備推進準備室の設置について - 内閣府共生社会政策統括官
http://www8.cao.go.jp/souki/houdou/2008070401.html

参考:
「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律案」が可決・成立
http://current.ndl.go.jp/node/8021

教育振興基本計画が閣議決定される

2008年7月1日、教育の振興に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため「教育振興基本計画」が閣議決定されました。図書館に関する施策としては、

・図書館・博物館の活用を通じた住民の学習活動や個人と地域の自立支援の推進
・体験活動・読書活動等の推進
・学校図書館の整備の推進

が上がっています。

教育振興基本計画 - 文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/keikaku/index.htm

子どもへの読み聞かせの効果に関するレビュー論文(米国)

Archives of Disease in Childhood誌の2008年7月号に、子どもへの読み聞かせの効果に関する研究をレビューした論文が掲載されています。この論文では、特に愛情を込めて子どもに読み聞かせることは、識字・言語発達を促進し、親子の関係を支え、読書への愛を育むと結論づけるとともに、マイノリティに属し英語が話せず低所得者の家族にとっては特に、読み聞かせの効果は重要であるとしています。

E Duursma ; M Augustyn ; B Zuckerman. Reading aloud to children: the evidence. Archives of Disease in Childhood. 2008, 93(7), p. 554-557.
http://press.psprings.co.uk/adc/may/ac106336.pdf

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