機関リポジトリ

クロアチアの国レベルのリポジトリ“DABAR”(記事紹介)

OpenAIREのブログで、クロアチアの国レベルのリポジトリ“DABAR”が紹介されています。

オープンアクセス(OA)ジャーナル415誌を収録するリポジトリHRČAKと、3万以上のフルテキストの文献が収録されているCroatian Scientific Bibliography(CROSBI)を除いて、クロアチアには2015年まで機関リポジトリが7しかなかったこと、クロアチアの学術コミュニティ全体のためのリポジトリを開設するイニシアチブが2014年3月に立ち上がったこと、そのリポジトリとしてDABAR(Digital Academic Archives and Repositories)が2015年8月に開設されたこと、などが紹介されています。

Croatian national repository system DABAR & OpenAIRE(OpenAIRE Blog, 2017/2/7)
https://blogs.openaire.eu/?p=1767

全クロアチアリポジトリ"DABAR"(記事紹介)(STI Updates, 2017/2/10)
http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=9419

DABAR
https://dabar.srce.hr/

HRČAK

リポジトリ向けオープンピアレビューモジュール(文献紹介)

Code4Lib Journal誌のIssue 35(2017年1月30日掲載)に、”OPRM: Challenges to Including Open Peer Review in Open Access Repositories”と題する記事が掲載されています。この記事はEUのOpenAIREの一環として開発された、リポジトリ向けのオープンピアレビューモジュール(OPRM)について紹介するものです。

OPRMはDSpace向けに開発されており、スペイン科学研究高等会議のリポジトリDIGITAL.CSIC、スペイン海洋研究機構のe-IEOという2つのリポジトリで実装されています。ソースコード、ドキュメント等はGitHubで公開されています。

OPRM: Challenges to Including Open Peer Review in Open Access Repositories
http://journal.code4lib.org/articles/12171

Open Peer Reviw Module
https://github.com/arvoConsultores/Open-Peer-Review-Module/wiki

参考:
オープンピアレビュー実験に関する報告
Posted 2016年4月19日

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、次世代リポジトリ機能開発のための利用シナリオ草案を公開 パブリックコメントを募集

2017年2月7日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)の次世代リポジトリプロジェクト(”Next Generation Repositories Project”)は、リポジトリの新機能開発の指針となる12の利用シナリオ草案を公開しました。2017年3月3日まで、パブリックコメントが募集されています。

COAR次世代リポジトリプロジェクトは2016年4月に立ち上げられた、次世代リポジトリのコアとなる機能と、それを実現するために必要なシステム設計・技術の特定を主な目標とするワーキンググループです。今回公開された利用シナリオ案は次世代リポジトリに優先して備えるべき機能について紹介するためにまとめられたもので、公開ウェブサイトのコメント機能を利用し、閲覧者は直接コメントを付与することができます。付与されたコメントはすべてワーキンググループによってレビュー・検討されるとのことです。

COAR Next Generation Repositories Draft for Public Comment
http://comment.coar-repositories.org/

参考:
オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、次世代リポジトリプロジェクトを立ち上げ
Posted 2016年5月17日

奈良文化財研究所、全国遺跡報告総覧とWorldCatとのデータ連携を開始

奈良文化財研究所が、2017年2月3日に、全国遺跡報告総覧とWorldCatとのデータ連携を開始したと発表しています。

全国遺跡報告総覧とWorldCatのデータ連携開始(なぶけんブログ,2017/2/7)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2017/02/worldcat.html

WorldCatにある全国遺跡報告総覧のデータ
http://www.worldcat.org/search?q=sitereports.nabunken.go.jp&qt=results_page

参考:
奈良文化財研究所、全国遺跡報告総覧の英語自動検索機能を公開
Posted 2016年8月25日
http://current.ndl.go.jp/node/32393

CiNii Books、全国遺跡報告総覧とデータ連携開始
Posted 2016年3月23日
http://current.ndl.go.jp/node/31083

全国遺跡報告総覧、ProQuest社のディスカバリサービスSummonに対応
Posted 2015年9月8日
http://current.ndl.go.jp/node/29385

E1700 - 「全国遺跡報告総覧」の機能と期待される効果

デジタルリポジトリ連合(DRF)、平成28年度 機関リポジトリ担当者オンラインワークショップ「第2回 研究データから研究プロセスを知る」の成果物を公開

2017年2月1日、デジタルリポジトリ連合(DRF)は、2016年10月から2017年1月にかけて実施していた、研究データについて調査するオンラインワークショップの成果物を公開しました。

参加者それぞれが研究者にインタビューを実施し、その結果を分野ごとにまとめた事例集となっています。

平成28年度DRFオンラインワークショップ「第2回 研究データから研究プロセスを知る」(DRF, 2017/2/1)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?onlineworkshop2016

参考:
デジタルリポジトリ連合(DRF)、平成27年度 機関リポジトリ担当者オンラインワークショップ「研究データから研究プロセスを知る」の成果物を公開
Posted 2016年3月29日
http://current.ndl.go.jp/node/31160

世界リポジトリランキングの2017年1月版が公開

スペイン高等科学研究院(CSIC)が作成する世界リポジトリランキングの2017年1月版が公開されています。

世界の機関リポジトリのランキング(Top Institutionals)では、京都大学のリポジトリが41位、名古屋大学のリポジトリが133位、北海道大学のリポジトリが146位、東京大学のリポジトリが191位、佐賀大学のリポジトリが195位、法政大学のリポジトリが234位、大阪大学のリポジトリが259位、北陸先端科学技術大学院大学のリポジトリが263位、慶応大学のリポジトリが264位、筑波大学のリポジトリが300位等となっています。

2017 first edition (January data)(Ranking Web of Repositories)
http://repositories.webometrics.info/en/node/29

九州大学、オープンアクセス方針の運用を開始

2017年1月1日、九州大学がオープンアクセス方針の運用を開始しました。

九州大学は2016年1月19日にオープンアクセス方針を採択していましたが、実施要領等はその後、作成するとしていました。2016年12月2日に実施要領が決定されたことを受け、2017年1月1日から方針の運用を開始したとのことです。

九州大学の教員はあわせて公開されている登録手順(マニュアル)に従い、2017年1月1日以降に出版した研究成果を九州大学学術情報リポジトリ(QIR)に登録することが求められます。なお、登録の負担を軽減するため、2017年度後半を目途に九州大学研究者情報(大学評価情報システム)から研究成果の登録も行えるようにすることを準備中とのことです。

九州大学オープンアクセス方針の運用を開始しました(九州大学、2017/1/10付け)
http://www.kyushu-u.ac.jp/ja/notices/view/598

九州大学オープンアクセス方針実施要領(QIR)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/services/qir/oa_policy_guideline

オープンアクセス方針対象研究成果の登録手順(QIR)

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、地域ワークショップ(中国四国地区)を開催(12/2・広島)

2016年12月2日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、広島大学図書館において、活動計画の周知・参加促進およびこれから期待される活動について意見交換を行うことを目的として、地域ワークショップを開催します。

プログラムは以下の通りです。申込締切は11/30です。

13:00-13:10 挨拶(広島大学:高橋努氏 / 北海道大学:富田健市氏)
13:10-14:00 「研究者の視点からリポジトリに期待すること」(広島大学:山崎勝義氏)
14:00-14:15 「オープンアクセス方針の採択状況」(徳島大学:山本豪氏)
14:15-14:45 「博士論文と著作権に関する話題」(福山平成大学:尾崎史郎氏)
15:00-15:40 「機関リポジトリ推進委員会 WG/TF報告」(広島大学:川村拓郎氏)
15:40-16:10 「今後のリポジトリコミュニティに期待すること」(鳥取大学:中谷昇氏)
16:15-17:15 「JPCOARの紹介と今後の活動に関する意見交換」
(北海道大学:富田健市氏 / 広島大学:山崎勝義氏 / 静岡大学:鈴木雅子氏 / 鳥取大学:尾崎文代氏)
17:30-    情報交換会

JPCOAR地域ワークショップ(中国四国地区)の開催について(オープンアクセスリポジトリ推進協会)

機関リポジトリ推進委員会、junii2改訂の基本方針を公開

2016年10月27日、機関リポジトリ推進委員会は、junii2改訂の基本方針を公開しています。

機関リポジトリ推進委員会メタデータ検討タスクフォースでは、オープンサイエンスの動向、オープンアクセス方針採択の広がり、識別子の拡充など、社会的・技術的な変化に対応し、junii2の改訂を検討してきました。このたび、junii2改訂の基本方針がまとめられました。今後、さらに、次期スキーマ策定に向けた詳細を検討していくとのことです。

junii2改訂の基本方針を公開します(機関リポジトリ推進委員会、2016/10/27)
https://ir-suishin.repo.nii.ac.jp/?page_id=31#_href_235

参考:
NII、JAIROをjunii2バージョン3対応
Posted 2014年3月31日
http://current.ndl.go.jp/node/25806

国立情報学研究所(NII)、メタデータフォーマット“junii2”の学位授与番号(grantid)の推奨記入形式を変更し、バージョン3.1に
Posted 2014年3月27日
http://current.ndl.go.jp/node/25785

国立情報学研究所(NII)、機関リポジトリ用メタデータフォーマット“junii2”のバージョン3.0を公開

リポジトリ収録論文のうち、ORCIDと紐付けられるものは16%強(記事紹介)

2016年10月21日付けの英COREのブログ記事で、リポジトリ収録論文のDOIとORCIDのデータを対照した調査の結果が紹介されています。

COREは英国を中心に、オープンアクセス(OA)リポジトリ・OA雑誌掲載論文のデータを収集し、APIで提供する等しているアグリゲーションサービスです。今回の記事ではCOREで収集している論文データ中、DOIの付与されている約550万本について、ORCIDのAPIを用いてデータを対照した結果が報告されています。分析の結果、196,713人の異なる著者による論文927,645本が、ORCIDとCOREの双方にDOIが収録されており、CORE収録論文を分母とすると、16%強がORCIDと紐付けられる状況にあるとのことでした。

この調査に用いられたデータはGitHubで公開されています。

Analysing ORCID coverage across repositories through CORE(CORE blog、2016/10/21付け)
https://blog.core.ac.uk/2016/10/21/analysing-orcid-coverage-across-repositories-through-core/

oacore/orcid-experiments(データセット、GitHub)

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