機関リポジトリ

LA Referencia、ラテンアメリカでのオープンサイエンス促進のため欧州原子核研究機構(CERN)と覚書を締結

2018年10月29日、研究成果のオープンアクセス化を推進するラテンアメリカの国際組織であるLA Referenciaは、ラテンアメリカでのオープンサイエンス促進のため、10月24日に欧州原子核研究機構(CERN)と覚書を締結したと発表しました。

覚書の目的として、CERNとOpenAIREが開発した研究成果共有のためのリポジトリ“Zenodo”のラテンアメリカでの利用促進等が挙げられています。

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が、戦略方針とその実行計画である“COAR Strategy 2019-2021 AND COAR Work Plan 2019”を発表

2018年10月26日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が、Twitterで同連合の戦略方針とその実行計画である“COAR Strategy 2019-2021 AND COAR Work Plan 2019”の公開を発表しています。

リポジトリ間及びリポジトリと他システム間の連携協力、相互運用性の促進など、5つの戦略方針(Strategic Direction)が挙げられており、実行計画(Work Plan)では、戦略方針ごとに具体的なアクションプランが示されています。

@COAR_eV(Twitter, 2018/10/26)
https://twitter.com/COAR_eV/status/1055783238034247680

奈良国立博物館、「奈良国立博物館リポジトリ」を公開

2018年10月10日、奈良国立博物館が、「奈良国立博物館リポジトリ」を公開しました。研究紀要『鹿園雜集』や『奈良国立博物館だより』、報告書などの公刊された調査研究の成果を公開するものです。

奈良国立博物館リポジトリ
https://narahaku.repo.nii.ac.jp/
※「お知らせ」に「奈良国立博物館リポジトリを公開しました。[2018.10.10]」とあります。

参考:
CA1936 - 全国遺跡報告総覧における学術情報流通と活用の取り組み / 高田祐一
カレントアウェアネス No.337 2018年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1936

欧州原子核研究機構(CERN)と国立情報学研究所(NII)、次世代リポジトリの共同開発に関し覚書を締結

欧州原子核研究機構(CERN)と国立情報学研究所(NII)が、2018年9月4日に、次世代リポジトリの共同開発に関する覚書を締結したと発表しています。

CERNにおいては、CERNが開発した汎用リポジトリソフトウェア「Invenio」を、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が発表した次世代リポジトリの機能要件を満たすように拡張することが目的とされています。

また、NIIでは、次世代リポジトリソフトウェア「WEKO3」に必要な機能を開発することで、「Invenio 3」の開発に貢献するとしています。その際、次世代リポジトリの機能要件に関わる「Invenio」の新しいモジュールを作成するとともに、JAIRO Cloudを通じて開発された機能を提供することで、日本の機関が次世代リポジトリに対応できるようにするとしています。

CERNでは、開発された機能を、Zenodoや関連するデジタルライブラリにも実装するとしています。

英JiscのPublications RouterサービスがDSpaceに対応

2018年10月17日、英Jiscは、論文のメタデータおよびフルテキストを出版者等から各大学のCRISや機関リポジトリへ通知・転送するためのシステム”Publications Router”が新たにDSpaceに対応したことを発表しました。

Publications Router は2016年に正式サービスを開始していましたが、これまでは英国で最も採用されている機関リポジトリソフトウェアである、Eprintsにしか対応していませんでした。

ETD2018 TaiwanでJPCOAR出展ポスターがBest Poster Awardを受賞

2018年9月26日から28日にかけて台湾国家図書館で開催された電子学位論文の国際会議、ETD2018 Taiwanで、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)から出展したポスターがBest Poster Awardを受賞したとのことです。

JPCOARの発表によれば、実際に参加・発表したのは琉球大学の大谷作業部会員で、” The current state of doctoral theses published via Institutional Repositories in Japan”と題したポスター発表を行ったとのことです。同ポスターでは2013年の学位規則改正や、機関リポジトリを通じた学位論文のメタデータ流通、全文の公開状況について報告を行っています。JPCOARのウェブサイトでは実際の出展ポスター等も公開されています。

ETD 2018 TaiwanでBest Poster Awardを受賞(JPCOAR、2018/10/16付け)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=49#_href_284

韓国の学術文献検索エンジンNAVER Academic、 英国の機関リポジトリアグリゲーターCOREと連携

2018年10月5日、韓国の学術文献検索エンジンNAVER Academicが、 英国の機関リポジトリアグリゲーターCOREとの連携を発表しています。

英・Jiscの説明によると、CORE搭載のデータは、ResourceSyncプロトコルに準拠してCOREが作成した“CORE FastSync”を用いて既にNAVER Academicに統合されています。

Over 200M scholarly documents and about 35% ratio of free documents(NAVER Academic,2018/10/5)
https://blog.naver.com/nv_academic/221371414086

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、2018年夏に実施した会員調査の結果概要を発表:戦略計画や作業計画に反映

2018年10月4日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が、2018年の7月から8月にかけて実施した会員調査の結果概要を発表しました。

回答は23か国の59会員から寄せられており、調査から得られた主な知見として、

・リポジトリには、(1)ユーザーエンゲージメントとコンテンツの登録、(2)リポジトリへの認知と可視性、(3)研究データ管理、の3つの大きな課題がある。

・会員は、(1)リポジトリに関する最新の実践の維持、(2)学術コミュニケーション・研究環境におけるリポジトリの役割強化、という点でCOARを評価している

・COARの最善の活動は、(1)次世代リポジトリ、(2)研究データ管理、(3)相互運用性と連携、の3つである

・回答者の66%がCOARの活動やワーキンググループに直接関与していない

・回答者の68%がCOARとの交流レベルに満足しており、27%がよりCOARと関わりたいと考えている

・会員は、COARに対して、戦略レベルでの活動の継続を望むとともに、リポジトリの運用におけるより多くの関与や実践的な支援を望んでいる

・会員は、COARの地域でのアウトリーチ活動を評価し、有用性を感じている

京都大学図書館機構、ノーベル生理学・医学賞の受賞が決定した本庶佑特別教授の受賞関連論文を集めたリンク集を公開

2018年10月3日、京都大学図書館機構が、ノーベル生理学・医学賞の受賞が決定した本庶佑特別教授(高等研究院副院長)のノーベル賞受賞関連論文を集めたリンク集を公開しました。

本庶佑 高等研究院副院長・特別教授のノーベル賞受賞関連論文リンク集を公開しました(2018年10月3日公開)(京都大学図書館機構,2018/10/3)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1379630

参考:
京都大学、益川敏英名誉教授のノーベル賞受賞論文を機関リポジトリで公開
Posted 2008年10月10日
http://current.ndl.go.jp/node/9021

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、ResourceSyncに関するウェブセミナー(ウェビナー)の映像・スライドを公開

2018年9月25日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が実施した、ResourceSyncに関するウェブセミナー(ウェビナー)の映像のアーカイブと発表スライドを公開しました。

次世代リポジトリのための技術の1つとされるResourceSyncを実装するリポジトリのためのユースケース等に関する情報を提供することを目的に開催されたものです。

ResourceSyncの開発機関の1つであるロスアラモス国立研究所のMartin Klein氏と、ResourceSyncを採用しているCOREのアグリゲーターからPetr Knoth氏が講師を務めています。

Presentations about ResourceSync(COAR,2018/9/25)
https://www.coar-repositories.org/news-media/presentations-about-resourcesync/

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