2013年5月1日付で、カナダ・ダルハウジー大学図書館における3Dプリンタ・3Dスキャナの導入に関する事例報告が公開されていました。報告はカナダ研究図書館協会(CARL)のWebサイトから入手することができます。
ダルハウジー大学図書館では2012年3月に3Dプリンタを、2013年2月に3Dスキャナを導入しており、機関リポジトリにおいて3Dスキャナでスキャンした3Dモデリングデータも公開しています。報告の中では前半では3Dスキャナの導入について、後半では設置から1年が経った3Dプリンタの利用状況の報告がなされています。
3Dプリンタについては、導入当初は他人の作った3Dモデルを出力する利用者が約70%を占めたものの、現在では67%の利用者が自分で作ったモデルを出力していること、利用者の多くがリピーターとなっていることなどが報告されています。一方で、利用者数自体は多い月でも20人を超える程度にとどまっており、その理由として多くの利用者は3Dプリンタに興味はあっても、自分で3Dモデルを作る方法を知らないことを挙げています。そこで、同大学の図書館員は3Dモデリングの講習会開催などを企画しているとのことです。