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カナダ

「食べられる本」の国際イベント、今年も開催

2000年から開催されている「食べられる本」の国際イベント“International Edible Book Festival”が、2010年4月1日の前後に、米国、カナダ、オーストラリア、シンガポールなどで開催されるとのことです。4月1日が誕生日であるフランスの美食家ブリア=サヴァランへのオマージュであるとともに、エイプリル・フールの日は「eat your words」(前言を取り消す、の意)するのに相応しい日である、ともされています。ウェブサイトには過去の作品の写真も掲載されています。

International Edible Book Festival
http://www.books2eat.com/Books2eat/books2eat.html

The International Edible Book Festival 2010(2010/3/9付けPeter Scott's Library Blogの記事)
http://xrefer.blogspot.com/2010/03/international-edible-book-festival-2010.html

参考:
「食べられる本」の世界的イベント開催!
http://current.ndl.go.jp/node/12376

カナダ最大の点字図書館、資金難で閉館の危機

カナダの視覚障害者団体であるCNIB(Canadian National Institute for the Blind)が、運営するカナダ最大の点字図書館(オーディオ資料も提供)が、資金難のため、閉館の危機にあると明らかにしています。この図書館は寄付金を元に90年間図書館を運営してきましたが、寄付をしてきた慈善団体が運営資金1000万カナダドルを維持するのは難しいとの見解を示したということです。CNIBによると、2010年4月には資金難の影響が出始めるということであり、CNIBでは公的資金による援助を訴えていくとのことです。

CNIB urges governments to provide fair public funding for accessible library services
http://www.cnib.ca/en/news/archive/20100119-r2r.aspx

Library access in braille jeopardized
- CBC News 2010/1/19付けの記事
http://www.cbc.ca/health/story/2010/01/19/cnib-library-funding.html

バンクーバー冬季五輪開催で地元図書館は?

バンクーバー冬季五輪の開幕を2010年2月12日に控え、地元の図書館でも各種の対応が取られています。バンクーバー公共図書館のマーケティング及び広報担当部長は2009年春に早くも、図書館でオリンピックに関連するイベントを企画するときは、オリンピックのスポンサー企業に十分注意を払うよう促すメモを、分館の責任者に送付しました。これに対して図書館のスタッフからは、「誰がプログラムのスポンサーかを監視することが私たちの仕事なのではない。」といった声も挙がっているということです。また、ノルディック競技などが開催される街、ウィスラーの公共図書館は、オリンピック期間中とその前後も含め、併せて5週間を休館することになったということです。オリンピック期間中図書館は、アスリートの休憩所などとして使用されるほか、毎土曜日には、オープンハウスも開催されます。こうした一連の対応には、ウィスラー公共図書館の建築が環境評価制度LEEDの認定を受けた新しい建物であり、このことを世界中に広報したいという自治体の意図もあるということです。

Olympic Sponsorship Rules at Library Raise Vancouver’s Eyebrows
- American Libraries 2010/1/27付けの記事

CNIB、視覚障害者への図書館サービス提供キャンペーン“Right to Read”を開始

カナダの視覚障害者団体であるCNIB(Canadian National Institute for the Blind)が、カナダ国内に80万人いるとされている視覚障害者に図書館サービスを提供するためのキャンペーン“Right to Read”を2010年1月から開始しています。同キャンペーンは、図書館が提供する点字化や音声化された資料および情報へのアクセスを拡大することで、すべての人が持つ「読む権利」を保証しようというもので、キャンペーンを通して公的資金の援助をカナダ政府に要請するとのことです。

CNIB urges governments to provide fair public funding for accessible library services(CNIBのニュースリリース)
http://www.cnib.ca/en/news/archive/20100119-r2r.aspx

Right to Read
http://righttoread.cnib.ca/

PubMed Central Canadaがスタート

カナダ国立研究機構国立科学技術情報機関(NRC-CISTI)、カナダ保健研究機構(Canadian Institutes of Health Research;CIHR)、米国国立医学図書館(NLM)の協力により、PubMed Central Canadaが正式にスタートしました。PubMed Central Canadaには、CIHRが助成した研究成果のほか、米国のPubMed Centralのコンテンツの大半が含まれるということです。

Pubmed Central® Canada is Launched
- NLM Technical Bulletin 2010/1/5付けの記事
http://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/jf10/jf10_pmc_canada_uk.html

PubMed Central Canada
http://pubmedcentralcanada.ca/

参考:
PubMed Central Canada設立に向けて
http://current.ndl.go.jp/node/8912

E1003 - 次世代の図書館システムをデザインするOLEプロジェクト

2008年8月,アンドリュー・メロン財団の助成のもと,サービス指向型アーキテクチャに基づく図書館システムを設計する1年間のプロジェクト“Open Library Environment(OLE) Project”が開始され,2009年10月に同プロジェクトの最終報告書が公開された。なお,プロジェクトには,米国の大学図書館,カナダ国立図書 館・文書館(LAC),オーストラリア国立図書館(NLA)などが参加し,米国デューク大学図書館が中心的役割を担っていた。...

カナダの医学誌CMAJ、オープンアクセスから一部有料制に変更へ

カナダ医師会(CMA)がオープンアクセスで発行してきた雑誌“CMAJ”が、2010年1月から、CMA会員以外の利用者は、一部の論文について有料制になるとのことです。厳しい経済状況が原因の模様で、得られる購読料は赤字を埋めるのに使われるとのことです。

No longer free for all(CMAJ,181(11),2009/11/24の記事)
http://www.cmaj.ca/cgi/content/full/181/11/E245

CMAJ to Cease Being an Open Access Journal in January 2010(2009/11/30付けDigitalKoansの記事)
http://digital-scholarship.com/digitalkoans/2009/11/30/cmaj-to-cease-being-an-open-access-journal-in-january-2010/

マギル大学図書館、夜間開館を期間限定で実施

カナダのマギル大学図書館では、2009年11月23日から12月20日まで夜間の開館を実施すると発表しています。人文社会科学図書館(Humanities and Social Sciences Library)では、図書館サービスの提供時間は平常どおり午後10時までですが、IDカードがあれば午前0時45分以降も館内を利用でき、法学系の図書館“Nahum Gelber Law Library”や理工学系の図書館“Schulich Library of Science and Engineering”でも夜遅くまで開館するとのことです。

Library open overnight Nov 23 - Dec 20(マギル大学図書館のお知らせ)
http://www.mcgill.ca/channels/announcements/item/?item_id=112290

Opening hours
http://www.mcgill.ca/library/library-using/hours/

OLEプロジェクトの最終報告書が公開

OLE Projectのウェブサイト上に、米国の大学図書館やカナダ国立図書館・文書館(NLA)、オーストラリア国立図書館(LAC)等が参加した、将来の図書館システムについて検討するプロジェクト“Open Library Environment(OLE)”の最終報告書が公表されています。また、インディアナ大学やフロリダコンソーシアムといった米国の大学図書館が、次世代の技術環境を明示する新たなプロジェクト“Kuali-OLE Project”への参加を表明しています。

Final Report on OLE Project
http://oleproject.org/final-report-on-ole-project/

The Open Library Environment Project Final Report(報告書本文)
http://oleproject.org/wp-content/uploads/2009/11/OLE_FINAL_Report1.pdf

Kuali OLE (Open Library Environment)
http://www.kuali.org/ole

参考:
OLEプロジェクトの最終報告書(草案)が公表
http://current.ndl.go.jp/node/13858

研究図書館は悪化する経済状況にどう対応しているか

北米を中心とする約800の研究図書館を調査対象とした、悪化する経済状況への対応策などの調査結果が公表されています。調査はロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの情報行動・研究評価センター(CIBER)などが実施したもので、2009年11月5日のCharleston Conferenceで発表されたものです。報告のスライドでは、予算が減少したときに人件費や資料費をどう減らすか、などのグラフが紹介されています。

Study: In Downturn, Academic Libraries To Focus on Value, ROI(2009/11/5付けLibrary Journalの記事)
http://www.libraryjournal.com/index.asp?layout=articlePrint&articleID=CA6705634

Raising Spirits in This Tough Economy(報告のスライド)
http://www.scribd.com/doc/22159772/CIBERCharleston-Observatory-Keynote

マギル大学図書館、遠方の学生を対象に遠隔貸出サービスを実施

カナダのマギル大学図書館では、キャンパスから100km以上離れたところに住んでいる学生を対象に、図書の遠隔貸出サービスを開始しています。郵便を使って貸出・返却が行われ、費用は図書館側が支払うとのことです。

New distance borrowing service: borrow books without coming to the Library(マギル大学のニュースリリース)
http://www.mcgill.ca/channels/announcements/item/?item_id=111761

Borrowing from the McGill Library > McGill students
http://www.mcgill.ca/library/library-using/mcgillloans/undergrad/

ノバスコシア州の図書館、州内のどこでも貸出・返却できるサービスを開始

カナダ・ノバスコシア州の大学図書館および公共図書館からなる“Libraries Nova Scotia”は、州内の図書館の資料をどの館からでも貸出することができ、どの館にでも返却することができるサービスを開始すると発表しています。図書館カードを持つ利用者であれば、州内の100以上の図書館を対象にこのサービスを無料で利用することが可能とのことです。

Borrow Anywhere, Return Anywhere Library Program Launched(Libraries Nova Scotiaのニュースリリース)
http://librariesns.ca/content/borrow-anywhere-return-anywhere-library-program-launched

Nova Scotia Makes Public and Academic Library Holdings Available to All(Library Journal 2009/10/23付けの記事)
http://www.libraryjournal.com/article/CA6703659.html

カナダ国立映画庁(NFB)の所蔵作品がiPhoneで閲覧可能に

カナダ国立映画庁(NFB)のウェブサイトでは、NFBが所蔵するドキュメンタリーやアニメーション等の作品を見ることができますが、2009年10月21日から、iPhoneでも作品を見ることができるようになったとのことです。ストリーミング再生に加え、24時間以内限定で再生が可能なダウンロードができるようです。

The NFB iPhone App is now available(2009/10/21付けNFBのプレスリリース)
http://www.onf-nfb.gc.ca/eng/news/?id=2068

カナダ国立映画庁(NFB)
http://nfb.ca/

Free iPhone app streams short films, documentaries, cartoons, and more(2009/10/22付けCNETの記事)
http://reviews.cnet.com/8301-19512_7-10381323-233.html

DRIVER、オープンアクセスリポジトリ連合“COAR”を設立

欧州委員会のプロジェクト「欧州における研究のためのデジタルリポジトリ基盤ビジョン」(DRIVER)が、国際的なオープンアクセスリポジトリの連合“Confederation of Open Access Repositories(COAR)”の設立を発表しています。オープンアクセスデジタルリポジトリの世界的なネットワークを通して、研究成果を広めていくことを目的としているとのことです。英国情報システム合同委員会(JISC)やカナダ研究図書館協会(CARL)などが参加を表明しています。

DRIVER COAR
http://www.driver-repository.eu/DRIVER-COAR.html

JISC joins the Confederation of Open Access Repositories(JISCのニュースリリース)
http://www.jisc.ac.uk/Home/news/stories/2009/10/coar.aspx

Confederation of Open Access Repositories (COAR)(ビクトリア大学のブログ)

カナダ国立図書館・文書館、フランス系カナダの新聞をデジタル化

カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、19~20世紀前半のフランス系カナダの新聞をデジタル化して提供しています。La Presse紙やLa Tribune紙などモントリオール、ケベック市、オタワの新聞を中心におよそ200紙が収録されているようです。

French-Canadian Newspapers: An Essential Historical Source (1808-1919)
http://www.collectionscanada.gc.ca/canadian-newspapers-french/index-e.html

OLEプロジェクトの最終報告書(草案)が公表

米国の大学やカナダ国立図書館・文書館、オーストラリア国立図書館等が参加した、将来の図書館システムについて検討するプロジェクト“Open Library Environment(OLE) Project”の最終報告書(草案)が公表されています。

Final OLE Project Report
http://oleproject.org/final-ole-project-report/

(本文)The Open Library Environment Project Final Report(Draft) July 26, 2009
http://oleproject.org/wp-content/uploads/2009/07/ole_report_draft_26july09.pdf

参考:
SOAに基づき、オープンな技術で図書館システムをデザインするOLEプロジェクトの最新情報
http://current.ndl.go.jp/node/12396

ARL、論文の権利に関する著者添付文書(author addenda)についての調査を実施

北米研究図書館協会(ARL)が加盟館に対し、所属する研究者が執筆した論文の権利に関する著者添付文書(author addenda)について周知しているか、実際に研究者が著者添付文書での意思表明を行っているかどうかについて尋ねた調査結果を、SPEC Kit 310号で公開しています。質問に回答した70館のうち半数の35館が、所属する研究者が著者添付文書を利用している、と回答したとのことです。このレポートの本文は有料ですが、エグゼクティブ・サマリーは、ARLのウェブサイトで無料で見られます。

Author Addenda, SPEC Kit 310, Published by ARL
http://www.arl.org/news/pr/spec310-1july09.shtml

参考:
Author addenda - OAD
http://oad.simmons.edu/oadwiki/Author_addenda
SPARC及びJISC & SURFの推奨する「著者の権利」を留保するための契約書等について - 国立大学図書館協会国際学術コミュニケーション委員会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/anul/j/projects/isc/sparc/author_rights/licence_how_to.html

カルガリー大学図書館、日本学のデジタルコレクションが完成

カナダのカルガリー大学図書館は、日本学に関するデジタルコレクションが完成したことを発表しています。

Japanese Studies Digital Collection
http://library.ucalgary.ca/news/news/japanese-studies-digital-collection

カナダ図書館協会全国大会の発表資料、報告記事

カナダ図書館協会の第64回全国大会が2009年5月28日~6月1日、モントリオールで開催されました。その発表資料が公式サイトに、報告記事がLibrary Journal誌に掲載されています。

この大会では国立研究評議会(NRC)に対する政府の十分な助成と、国立図書館・文書館(LAC)の館長・運営委員会人事に関する憂慮・要望が決議されました。後者は、LACのキャロン(Daniel J. Caron)新館長が専門職ライブラリアン/アーキビストのいずれでもないこと、LACの運営委員会唯一の専門職ライブラリアンであった次期IFLA会長のペアレント(Ingrid Parent)氏が6月末をもって退職することを憂慮し、専門職ライブラリアン/アーキビストを運営委員会に加えるよう強く要望するものです。

CLA 2009 National Conference: Budget Impacts and Federal Focus - 6/24/2009 - Library Journal
http://www.libraryjournal.com/article/CA6667264.html

64th National Conference and Tradeshow
http://www.cla.ca/conference/2009/postcon.htm

Springer社、電子書籍の印刷版を均一価格で購入できるサービス“MyCopy”を正式に開始

Springer社は、図書館が購入している同社の電子書籍(eBook)の印刷版(ソフトカバー)を利用者が均一価格で購入できるサービス“MyCopy”を正式に開始したと発表しています。アメリカとカナダの学術図書館がサービス対象で、該当する電子書籍を購入している場合のみ利用可能とのことです。現時点では、2005年以降に出版されたおよそ11,000タイトルの電子書籍が対象で、価格は全て24.95米ドルとのことです。

Springer launches MyCopy service for eBook users(2009年6月22日付けSpringer社ウェブサイトのNews)
http://www.springer-sbm.de/index.php?id=291&backPID=121&L=0&tx_tnc_news=5973

Springer Launches MyCopy: E-Book Users Can Order Fixed-Price Paperback Copies(2009年6月22日付けDigitalKoansの記事)

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