オーストラリア

豪州・ロックハンプトンの空港に移動図書館“Anytime Library”が設置される

2015年12月1日、オーストラリア・クイーンズランド州ロックハンプトンの空港に、オーストラリアで初めてとなる移動図書館“Anytime Library”の設備が設置されたとのことです。

“Anytime Library”は、ブラウンジング可能なように、パノラマ式の回転式の棚になっていて、336冊の収蔵能力があり、タッチパネルで貸出手続きができるようになっているとのことです。

ロックハンプトン地域図書館の利用者登録者は、図書館カードをスキャンすることで、無料で、1度に3週間・20冊までの貸し出しサービスを受けられるとのことです。

利用後は“Anytime Library”に直接、もしくはロックハンプトン地域図書館へ返却すればよいようです。

Library books take flight(Rockhampton Regional Council,2015/12/1)
http://www.rockhamptonregion.qld.gov.au/About-Council/News-and-announcements/Latest-News/Library-books-take-flight

オーストラリア・ヴィクトリア州立図書館、所蔵する1970年代の写真7万枚のデジタル化に着手

オーストラリア・ヴィクトリア州立図書では、40年の間で、7万枚のメルボルンの通りや歴史的な郊外の歴史的な写真を所蔵してきたが、これまで利用されることがなかったとのことです。

そこで、同図書館では写真をオンラインで公開するためのデジタル化作業に着手したとのことです。

写真からは、70年代初頭の建物やファッションや生活様式を見て取れるとのことで、地域ごとに平均800枚程度の写真があるようです。

州立図書館では、地元自治体が写真をオンラインで閲覧可能とするために支援することを望んでいるとのことです。

OCLC Research Library Partnershipにオーストラリアのシドニー大学とアデレイド大学が加盟 加盟館数が167館に

2015年11月3日、研究図書館を支援するOCLC Researchの、OCLC Research Library Partnershipにオーストラリアのシドニー大学とアデレイド大学が加盟したと発表されています。

これにより加盟館数は167館となるとのことです。

また、この加盟により、オーストラリアの加盟館は8つとなり、また当該地域では、オーストラリア国立図書館やニュージーランド国立図書館も加盟館であり、この地域の加盟館の増加により、12月には、OCLCアジア太平洋地域理事会と共催で“OCLC Research Library Partnership meeting”がメルボルンで開催されるとのことです。

OCLC Research Library Partnership welcomes two new Partners: University of Sydney and University of Adelaide(OCLC Research,2015/11/3)
http://www.oclc.org/research/news/2015/11-03.html

OCLC Research Library Partnership Roster(OCLC Research)

米国デジタル公共図書館(DPLA)と“DigitalNZ”、最も優れたGIF画像を表彰する国際的なコンペティション“GIF IT UP 2015”を開催(10/12-11/21)

2015年10月12日から11月21日まで、米国デジタル公共図書館(DPLA)と、ニュージーランド国立図書館の電子図書館ポータル“DigitalNZ”は、Europeanaやオーストラリア国立図書館の情報探索サービス“Trove”と連携して、国際的なコンペティションである“GIF IT UP 2015”を開催しています。

“GIF IT UP”は、DPLA・DigitalNZ・Europeana・Troveのサイトから利用できるパブリックドメインやオープンライセンスの動画・画像・テキスト等を使って作成された最も優れたGIF画像を表彰する国際的なコンペティションで、2014年に第1回目が開かれています。

作品は、パブリックドメインで、著作権の制限がないことを宣言するか、再利用可能なクリエイティブコモンズであることが条件とのことです。

作品は国際的な委員会で審査され、優勝者と3人の次点者を選ぶとのことです。Tumblrの ‘notes’に最も書き込まれたGIFには“people’s choice award” が与えられ。ニュージーランドの児童・生徒向けにも特別な賞があるようです。

内閣官房TPP政府対策本部、「環太平洋パートナーシップ協定(TPP協定)の概要」の資料をウェブサイトに掲載

2015年10月5日、米国アトランタで開催されたTPP閣僚会合において、大筋合意に至ったTPP協定について、大筋合意に関する情報が内閣官房TPP政府対策本部のウェブサイトに掲載されています。

掲載されている情報は、
(1)「環太平洋パートナーシップ協定の概要(暫定版)」の日本語(仮訳)、英文(原文)
(2)TPP協定の概要
(3)PP交渉参加国との交換文書一覧

です。

(1)については、「18.知的財産(IP)」がpp.13-14、(2)については、「第18章.知的財産」が、pp.30-32に掲載されています。

交渉会合関連情報(TPP政府対策本部)
http://www.cas.go.jp/jp/tpp/tppinfo.html#201510atlanta_goui

「環太平洋パートナーシップ協定の概要(暫定版)」の日本語(仮訳)
http://www.cas.go.jp/jp/tpp/pdf/2015/10/151005_tpp_Summary.pdf

“SUMMARY OF THE TRANS-PACIFIC PARTNERSHIP AGREEMENT”

オーストラリア図書館協会(ALIA)、図書館情報学界の教育と雇用に関するレポート“ALIA LIS Education and Employment Trend Report 2015” を公表

2015年8月21日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が、図書館情報学(LIS)の教育と雇用に関するレポート“ALIA LIS Education and Employment Trend Report 2015” を公表していました。

図書館情報学専門家の今後5年間の職業の見込みは前向きであるが、労働市場は厳しいままとのことです。

ここ5年間、2013年にレポートしたように、図書館のポジションは23%減少したが、図書館員の非雇用の水準は他の職業の平均以下であり、ベビーブーマーがリタイアすると次世代に職業提供の機会を与えるだろうとのことです。同期間において、図書館技術職は4%減少し、司書補は9%増えたとのことです。

また、

・図書館情報学の占める割合は比較的少なく、高い技能を持つ労働者であり、労働人口1,150万人のうちの30,000人、0.2%を占める。
・図書館情報学の労働者は少ないが、何万ものオーストラリア人が図書館サービスを利用するため、当該部門は重要な広がりと略歴を持つ。
・労働市場は厳しいままで、毎年1,800人の専門家が卒業し、求職する。多くの卒業生は各部門に雇用される一方、その他の者は新規参入者になる。

オーストラリアのショールヘイブン図書館のスタッフ、QUEENの「ボヘミアン・ラプソディ」の替え歌とスタッフによるパフォーマンスの動画“Librarian Rhapsody”をYouTubeで公開(動画紹介)

2015年9月7日に、YouTubeで“Librarian Rhapsody”と題する動画が、オーストラリアのショールヘイブン図書館(アカウント名:Shoalhaven Libraries)によって公開されています。同館のスタッフがこれまで1年間に何をしてきたか伝えることを目的とした動画であるとのことです。

動画は、イントロのパロディーに始まり、館内で扮装しながら踊ったり、ブックトラックや本を用いたパフォーマンスが繰り広げられているほか、替え歌は、“Tell me where the cool kids go, must be to the library to read”という一節や、“eBook”、“Overdrive”、“Zinio”などの言葉が含まれた歌詞となっています。

The Sydney Morning Herald誌によると、ショールヘイブン市議会から、同館の1年間の成果について照会があったことがきっかけとなって作成されたようで、作成にあたっては、スタッフの中からボーカルが選ばれ、家族で撮影に関する仕事をしている人物など、協力者が募られたようです。

Librarian Rhapsody(YouTube, 2015/9/7)
https://www.youtube.com/watch?v=YLaWsjv92E0

オーストラリアのシドニー大学と国立ICTオーストラリア(NICTA)、共同で海底の堆積物の分布と地形を表現した3Dマップを作成し、同学の“GPlates Web Portal”で公開

オーストラリアのシドニー大学地球科学学部と、国立ICTオーストラリア(National ICT Australia:NICTA)は共同で、海底の堆積物の分布と地形を表現した3Dマップを作成し、Version1.0として、同学のポータルサイト“GPlates Web Portal”で公開しました。

海底の起伏の表現についてそのスケールを変更したり、河川やサンプル採取地点のレイヤー表示が可能なほか、堆積物の種類(砂、粘土、石灰質軟泥など)も塗り分けられて表示されています。

調査船が採取した約1万4,500近くのサンプルを用い、NICTAのサポートベクターマシン(SVM)のアルゴリズムで補間して作成されたものとのことです。

記事では、このマップと海洋学のデータセットを掛け合わせることで、例えば生物起源の堆積物(珪藻軟泥など)と海水面(温度や塩分濃度)の関係などについて分析していることが記述されています。

NetCDF(Network Common Data Form)データもウェブサイト上で提供されています。

Seafloor Lithology (Version 1.0)
http://portal.gplates.org/cesium/?view=seabed

Seafloor Lithology (GPlates Web Portal)

E1706 - Elsevier APAC eBooks Forum 2015における発表報告

 2015年7月9日と10日にオーストラリアのブリスベンでElsevier APAC eBooks Forum 2015が開催された(E1600E1605参照)。このフォーラムは,アジア太平洋地域の図書館関係者やElsevier社員が電子書籍サービスについて情報交換を行う機会となっている。第5回目となる今回は“eBooks - Putting Librarians and Researchers ‘In the Know’”という全体テーマを掲げ,約30名の参加者が集い,8本のプレゼンテーションや,資料収集における投資対効果(Return On Investment:ROI)に関するグループディスカッションが行われた。

オーストラリア国立図書館とオーストラリア国立大学、コレクションへのデジタルアクセスに関する覚書を締結

2015年7月9日、オーストラリア国立図書館とオーストラリア国立大学が覚書を締結したと発表しています。

両機関の連携は、1955年10月及び1957年のアーカイブコレクションに関するもの以来長い歴史があり、今回の新しい合意はコレクションへのデジタルアクセス提供のためのサービスと機会に焦点をあてたものということです。

新しい覚書は、コレクションの開発・コレクションへのアクセスの提供・活動に関する情報の共有・十分で効果的なサービス貢献のための人員配置、での協力を支援するもののようです。

Digital environment brings greater collaboration between the National Library of Australia and The Australian National University(Australian National University,2015/7/9)
http://anulib.anu.edu.au/news/?id=7191

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