FRBR

FRBR、FRAD、FRSADの各概念モデルを統合したIFLA Library Reference Model(LRM)が承認・公開

国際図書館連盟(IFLA)のIFLA Library Reference Model(LRM)が承認・公開されました。

IFLA LRMは、FRBR、FRAD、FRSADの3つの概念モデルを統合した概念参照モデルです。2017年3月版が公開されていましたが、その後の修正を反映して提出された2017年8月版がIFLAの専門委員会によって承認されたことが、2017年8月22日、発表されました。現在公開されているのは、この2017年8月版です。

New IFLA Standards in 2017(IFLA, 2017/8/22)
https://www.ifla.org/node/11576

New IFLA Standard: IFLA Library Reference Model: A Conceptual Model for Bibliographic Information(IFLA, 2017/10/3)
https://www.ifla.org/node/11863

国際図書館連盟(IFLA)、継続資料の取扱いのためにFRBRooを拡張したPRESSooのバージョン1.3である“Definition of PRESSoo”を公開

2017年5月22日、国際図書館連盟(IFLA)の標準委員会は、IFLAの新しい標準“Definition of PRESSoo: A conceptual model for Bibliographic Information Pertaining to Serials and Other Continuing Resources”を公開しました。

今回公開されたのは、PRESSooのバージョン1.3です。2017年3月31日に、IFLAの標準委員会と専門委員会によって承認されました。

PRESSooは、逐次刊行物などの継続資料の書誌情報を表現するためのオントロジーです。FRBR(書誌レコードの機能要件)のオブジェクト指向版であるFRBRooを拡張したものです。逐次刊行物などの継続資料にFRBRなどの概念モデルを適用する際の課題の解決を目指しています。

バージョン0.5が2014年4月に発表されましたが、その後、バージョン1.0が2014年6月に発表され、2015年春にワールドワイドレビューが行なわれました。2015年8月には、PRESSooの維持、レビューのためのワーキンググループの立ち上げが決定されていました。

国際図書館連盟(IFLA)、FRBR、FRAD、FRSADの各概念モデルを統合したIFLA Library Reference Model(LRM)の2017年3月版を公開

2017年5月22日、国際図書館連盟(IFLA)は、IFLA Library Reference Model(LRM)の2017年3月版を公開しました。

これは、FRBR-Library Reference Model(FRBR-LRM)を修正したもので、2016年5月1日までワールドワイドレビューを実施してコメントを受け付けていました。IFLA LRMのほか、レビュー後の修正点のサマリーや、FRBR、FRAD、FRSADの各概念モデルの利用者タスク、実体、属性、関連などをIFLA LRMにマッピングするための“Transition Mapping”などが公開されています。

IFLA LRMは、FRBR、FRAD、FRSADの3つの概念モデルを統合した、概念参照モデルです。3つの概念モデル間の矛盾の解決や、Linked data環境における書誌データの利用促進などを目的としています。

2017年4月に提出され、IFLAの専門委員会の承認を待っている段階です。

継続資料の取扱いのためにFRBRooを拡張した“PRESSoo”の0.5版について、意見募集中

ISSN国際センターおよびフランス国立図書館(BNF)のメンバーから成るワーキンググループによって作成された、継続資料の取扱いのためにFRBRooを拡張した“PRESSoo”の0.5版(2014年10月付け)が公開されており、2015年4月20日まで、意見が募集されています。

PRESSooは、逐次刊行物などの継続資料(continuing resources)の書誌情報に関する形式オントロジーで、「書誌レコードの機能要件(FRBR)」のオブジェクト指向(object-oriented)版であるFRBRooを拡張したものとのことです。FRBRooは、2.2版について、現在レビューが行われています。

PRESSoo Version 0.5
http://www.ifla.org/files/assets/cataloguing/frbr/pressoo_v0.5.pdf

World-wide review of PRESSoo, an extension of the FRBRoo model(IFLA, 2015/3/8)
http://www.ifla.org/node/9452

関連:
フランス国立図書館とISSN国際センターのプロジェクト(逐次刊行物目録のFRBR化)について

オブジェクト指向版FRBR“FRBRoo”の2.2版が公開、意見募集中

国際博物館会議(ICOM)の国際ドキュメンテーション委員会(CIDOC)と国際図書館連盟(IFLA)が協同で開発している、オブジェクト指向(object-oriented)版FRBR“FRBRoo”の2.2版が、2015年3月付で公開されました。2015年4月20日まで、意見が募集されています。

2009年に公開されたFRBRooの1.0版は、FRBRのみに基づいたものでしたが、FRBRoo2.2版は、FRBRだけでなく、典拠データの機能要件(FRAD)、主題典拠データの機能要件(FRSAD)のモデルに基づくものとのことです。

FRBRoo Verision 2.2
http://www.ifla.org/files/assets/cataloguing/frbr/frbroo_v2.2.pdf

World-wide review of FRBRoo 2.2(IFLA, 2015/3/8)
http://www.ifla.org/node/9451

Working Drafts and Releases(CIDOC)
http://www.cidoc-crm.org/frbr_drafts.html

関連:
目録に関する国際的な動向(国立国会図書館)

NDL書誌情報ニュースレター2013年2号が刊行

国立国会図書館がウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2013年2号(通号25号)を掲載しました(6月26日掲載)。

同号では、2013年2月12日に策定された「国立国会図書館の書誌データ作成・提供の新展開(2013)」、3月6日に開催されたドイツ国立図書館の書誌データ戦略に関するコルネリア・ディーベル氏の講演会、フランス国立図書館等の逐次刊行物目録のFRBR化に関するプロジェクト(PRESSoo/ISSNプロジェクト)についての記事が掲載されています。また、バーチャル国際典拠ファイル(VIAF)への参加に関連した連載記事の最終回も掲載されています。

NDL書誌情報ニュースレター2013年2号(通号25号)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/bib_newsletter/2013_2/index.html

参考:
「国立国会図書館の書誌データ作成・提供の新展開(2013)」が公表 Posted 2013年2月22日
http://current.ndl.go.jp/node/22960

継続資料の取扱いのためにFRBRooを拡張した“PRESSoo”のバージョン0.1が公開 Posted 2013年3月18日
http://current.ndl.go.jp/node/23109

Yummy! OCLCが料理本の目録データベース“Cookbook Finder”を公開

OCLCが、目録データベース“OCLC Worldcat Cookbook Finder”を公開しています。世界の図書館に所蔵されている、食べ物や栄養に関係する料理本その他の著作物を検索することのできるデータベースです。

このデータベースの構築はOCLC Researchのプロジェクトとして行われてきたものであり、FRBR(書誌レコードの機能要件)モデルを適用し、体現系(manifestation)レベル以上の書誌情報を統合しているとのことです。また、HathiTrustやProject Gutenbergからフルテキストが利用できる場合には、そこへのリンクもされているとのことです。

OCLC WorldCat Cookbook Finder
http://experimental.worldcat.org/xfinder/cookbookfinder.html

Explore cookbooks and more from libraries around the world with new Cookbook Finder app(OCLC Research, 2013/8/5付け)
http://www.oclc.org/research/news/2013/08-05.html

Cookbook Finder(OCLC Research)

WorldCatのレコードを体現形ごとにまとめるOCLCの“GLIMIR”プロジェクトの詳細(文献紹介)

2012年6月1日付けで刊行された“Code4Lib Journal”第17号に、OCLCのJanifer Gatenby氏らによる“GLIMIR: Manifestation and Content Clustering within WorldCat”という記事が掲載されています。

この記事で概要と進捗状況が紹介されている“GLIMIR”(Global Library Manifestation Identifier)プロジェクトは、OCLCによるWorldCatの改善に向けた試みのひとつで、WorldCatの書誌レコードをFRBRの「体現形」(manifestation)ごとにクラスタリングしてそれぞれのまとまりに対して識別子を与えるというものです。プロジェクトの進行につれ、レコードの重複検出・解消(DDR)プログラムや、「著作」(Work)レベルのクラスタリングを行うアルゴリズムの改善がなされたとしています。予定では、WorldCatへのGLIMIRの導入は2012年第三四半期に行われるということです。

GLIMIR: Manifestation and Content Clustering within WorldCat
http://journal.code4lib.org/articles/6812

参考:

FRBR研究会、人手による著作同定結果を公開する「著作ページ」を暫定公開

日本の図書館目録へのFRBR(「書誌レコードの機能要件」)適用にかかる課題の検討などを行っているFRBR研究会が、FRBRにおける「著作」に基づき人手により同定作業を行った結果を公開するページ「著作ページ」を暫定公開しています。現在は日本の代表的な古典著作について同定作業が行われており、国立国会図書館が作成した書誌レコード(明治期から2009年3月分まで)を対象としているとのことです。またWeb APIも公開されているようです。

著作ページ
http://inforg.slis.tsukuba.ac.jp/jworkpage/

著作ページ(ヘルプページ。著作ページについての説明あり)
http://inforg.slis.tsukuba.ac.jp/jworkpage/workPageHelp.php

CA1713 - 動向レビュー:目録に関わる原則と概念モデル策定の動向 / 和中幹雄

2009年は、図書館目録に関わるいくつかの国際的な標準(あるいは標準案)が公開された、目録法における特筆すべき年であった。以下にその主な成果を紹介する。...

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