医療情報

【イベント】中国・四国地区 図書館&がん相談支援センター連携ワークショップ「いつでも、どこでも、だれでもが、がんの情報を得られる地域づくりの第一歩」(in 広島)(12/14・広島)

2018年12月14日、広島国際会議場(広島県)において、中国・四国地区 図書館&がん相談支援センター連携ワークショップ「いつでも、どこでも、だれでもが、がんの情報を得られる地域づくりの第一歩」(in 広島)が開催されます。

公立図書館とがん相談支援センターの新たな連携や活動状況を広く紹介し、各地域での住民を対象にした医療・健康情報の連携に係る課題等について話し会う場を設け、取り組みをさらに推進する機会として開催されます。

参加費は無料です。また、事前の申込が必要です。

がん相談支援センターの連携プロジェクトについて
「図書館とがん相談支援センターの連携プロジェクトについて」
八巻知香子(国立がん研究センターがん対策情報センター)
「公共図書館からみたがん相談支援センターとの連携の意義」
田村俊作(慶應義塾大学名誉教授)

米・公共図書館協会(PLA)、公共図書館による米国民の健康保険加入促進を支援するためのイニシアチブを開始

2018年10月10日、米・公共図書館協会(PLA)が、公共図書館による米国民の健康保険加入促進を支援するためのイニシアチブ“Promoting Healthy Communities: Libraries Connecting You to Coverage”を開始することが発表されています。

PLAは、対面での支援を受けた人の60%近くが健康保険に加入する傾向があるが、その支援をするための資金や組織の数が連邦政府によって削減されているとし、健康情報の提供を行う公共図書館がその不足を補う立場にあると考えています。

同イニシアチブにおいて、PLAは、300米ドルの助成金を最多で120の米国内の公共図書館に提供するとしています。助成金の受領館は、情報の提供、健康保険受付・提供団体との連携、健康保険加入期間における地域住民の健康保険加入の促進を行います。PLAはそのほか、全図書館向けに、地域住民への指導を容易にするための情報やツール類を同イニシアチブのウェブページで公開しています。

CA1937 - 動向レビュー:国内の公共図書館における健康医療情報サービスの最近の動向 / 池谷のぞみ

 2000年代の前半から、国内の公共図書館において健康医療情報を提供する取り組みに積極性が増すと共に、その動きに広がりが出てきている。厚生労働省が提示した地域包括ケアシステム構想では、市民が可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制の構築がめざされている。地域包括ケアシステムの構成要素には、本人の希望と経済力にかなった「すまいとすまい方」と「生活支援・福祉サービス」の連携があり、必要に応じた「介護」、「医療」、「予防」という専門的なサービスの提供がある。そしてそのシステムの根底に位置づけられ、重要となるのが、本人・家族が在宅生活を選択し、実際にそうした生活を送ることの心構えを持つこととされる(1)。本人・家族が適切な選択をし、そのための心構えを持ち、実際に生活を送れるようになるために前提となるのが、適切な情報である。健康医療情報へのアクセスを市民に保障することはこれまで以上に重要になってきているといえる。

米・都市図書館協議会(ULC)、革新的なプログラムを実施した公共図書館を称える“Top Innovators 2018”を発表

米・都市図書館協議会(ULC)が、革新的なプログラムを実施した公共図書館を称える“Top Innovators 2018”を発表しています。

2018年9月6日に開催されたULCの2018年年次総会で発表されたもので、北米の70を超す図書館から寄せられた220余りの応募の中から審査員により選ばれたものです。

特別賞(Honorable Mention)とあわせて、分野別に以下の20館が選出されています。

・Top Innovators
【教育(乳児から10代)】サンフランシスコ公共図書館(カリフォルニア州):FOG Readers: Helping Struggling Readers Succeed

【教育(成人)】ブルックリン公共図書館(ニューヨーク州):Teacher Lab: Library Literacy and Classroom Teachers

【人種的・社会的公正】ピマ郡公共図書館(アリゾナ州):Library Restorative Practices for Youth

【市民やコミュニティへの関与】ロサンゼルス公共図書館(カリフォルニア州):New Americans Initiative

E2051 - Japan Open Science Summit 2018<報告>

2018年6月18日から19日まで,学術総合センター(東京都千代田区)において,Japan Open Science Summit 2018(JOSS2018)が開催された。国内でオープンサイエンスに携わる関係者を対象としたカンファレンスである。基調講演,特別講演及び18のセッションで構成され,最後にパネルセッションが設けられたほか,主催及び協力機関がオープンサイエンスや研究データに関する各自の取組について紹介するポスター展示が行われた。本報告では,このうち,2つの講演と2つのセッションを中心に報告する。

CA1929 - 慶應義塾大学「からだ館」10年間の歩み―図書館を拠点にした健康コミュニティへの総合的アプローチ― / 秋山美紀

 山形県鶴岡市の鶴岡タウンキャンパスには、慶應義塾大学、東北公益文科大学、鶴岡市の三者が共同運営する図書館「致道ライブラリー」がある。運営する3 組織が1:1:1の割合で知的資産を共有、共同管理・運営する図書館であり、生命科学を中心とした自然科学系の資料、公益学に関係する人文・社会科学系の 資料など約3万5,000冊を所蔵し、3人の司書が日々の業務を担っている。この図書館の一角を拠点にして、住民の健康を情報面からサポートしているの が、慶應義塾大学先端生命科学研究所の研究プロジェクト「からだ館」(1)である。本稿では、「からだ館」の10年間の歩みから見えてきた、住民の健康づくりの拠点としての図書館の可能性を示す。

日本医学図書館協会(JMLA)、2018年6月18日に大阪府北部で発生した地震の被災地に文献複写の無償提供等により支援を行なっている会員館の情報を掲載するページを公開

2018年6月27日、日本医学図書館協会(JMLA)が、2018年6月18日に大阪府北部で発生した地震の被災地の大学・病院・医療機関等に、無償で文献複写サービスを提供するなどの支援を行なっている会員館の情報をまとめたページを公開しました。

お知らせ(JMLA)
http://plaza.umin.ac.jp/~jmla/info/info.html
※「2018.6.27掲載 震災関連支援情報(大阪府北部地震被災地に文献コピーを無料・速達で提供します)」とあります。

震災関連対応お知らせ(JMLA)
http://plaza.umin.ac.jp/~jmla/info/shinsai_kanrentaio_2018.html

NCBIのPubMed Labsが開発した試験的サービス“PubMed Journals”が終了:将来的にNCBIの製品への組み込みを検討

2018年6月15日付の米国国立衛生研究所(NIH)の国立バイオテクノロジー情報センター(NCBI)のブログで、 PubMed Labsが開発した試験的なサービス“PubMed Journals”の終了が発表されています。

“PubMed Journals”は、関心がある生物医学分野の雑誌を簡単に探して論文を閲覧できたり、NCBIのアカウント等でログインをすれば、興味のある雑誌を「フォロー」することで、雑誌の新着記事や論文の取り下げ情報などの最新情報をニュースフィードで受け取ることができるサービスです。

記事では、これまでの実績として、同サービスを約2万人が利用し、1万453点の雑誌がフォローされ、利用者は平均3誌をフォローしていたことが紹介されています。

同サービスは独立のサービスとしては終了するものの、将来的にはNCBIの製品への組み込みを考えているとしています。

米国国立医学図書館(NLM)、災害時医療・公衆衛生に関するデータベース“Disaster Lit”を公開

2018年6月19日、米国国立医学図書館(NLM)が、データベース“Disaster Lit”の公開を発表しています。

“Disaster Lit”は、災害時の医療や公衆衛生に関する情報を提供することでPubMedを補完する事を目的に構築されたもので、政府機関・NPO・大学などが作成した無料で利用可能な1万4,000点の報告書・ガイドライン・ウェブサイト等へのリンク情報が搭載されています。

あわせて、NLMの災害情報管理研究センター(DIMRC)のウェブサイトもリニューアルされています。

New Website Design for the NLM Disaster Information Management Research Center (NLM,2018/6/19)
https://www.nlm.nih.gov/news/New_Website_Design_for_NLM_DIMRC.html

【イベント】第35回医学情報サービス研究大会(8/4-5・東京)

2018年8月4日から5日にかけて、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて、第35回医学情報サービス研究大会が開催されます。

漫画『夜明けの図書館』の著者・埜納タオ氏と同作品の助言者である吉田 倫子氏による特別講演 「物語の力をかりて理想の図書館を描くー『夜明けの図書館』制作過程を交えてー」のほか、口頭発表やポスターセッション等が行われます。

参加費は一般4,000円(早割:3,000円 ※2018年6月30日振込分まで)で、学生は無料です。

第35回医学情報サービス研究大会
http://mis.umin.jp/35/index.html

参考:
E1252 - マンガ『夜明けの図書館』の作者・埜納タオさんインタビュー
カレントアウェアネス-E No.207 2011.12.22
http://current.ndl.go.jp/e1252

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