TEL(欧州図書館)

E1741 - 欧州のデジタル化新聞を集約するEuropeana Newspapers

 2015年8月20日,欧州の文化遺産ポータルEuropeana(CA1785参照)のEuropeana Newspapersプロジェクトは,プロジェクトの最終報告書を公表した。本稿では,主にこの最終報告書に拠りながら,この大規模プロジェクトを紹介する。

Europeana Newspapersプロジェクト、プロジェクト完了に当たり最終報告書を公開

2015年8月20日、Europeana Newspapersプロジェクトは、プロジェクトの最終報告書を公開しました。

プロジェクトは2015年3月に正式に完了したとのことで、2,000万ページ以上の新聞がEuropeanaで検索可能で、約1,200万ページが欧州図書館(The European Library)で全文検索が可能です。また、デジタル化された新聞のフルテキスト化に役立つ無料でオープンソースなツールも開発・提供しています。

Europeana Newspaper専用のチャンネルが2016年に公開予定であることも明らかにしています。

Extrablatt! Final Report published!(Europeana newspapers, 2015/8/20)
http://www.europeana-newspapers.eu/final-report/

Europeana Newspaper Project makes 20+ Million Newspaper Pages available Online(LIBER, 2015/8/20)

欧州図書館(The European Library)、欧州の歴史的新聞が検索・閲覧できるインタフェースを公開:“Europeana Newspapers”の一環として

2014年12月3日、Europeana Newspapersプロジェクトの一環として、欧州図書館(The European Library)が欧州の歴史的な新聞の検索・閲覧が可能なインタフェースを公開したと発表しています。2014年の春にプロトタイプを作成し、フィードバックを受けて、このたび、出版年月日、紙名、出版地の地図から新聞記事を検索できるインタフェースを公開したとのことです。

現在のところ、歴史的新聞記事約180万件の約700万ページの全文検索が可能とのことです。2015年1月末までには、欧州23か国の25の図書館の新聞約3,000万ページについて、以下の検索が可能になるとのことです。

・約1,000万ページの歴史的新聞記事の全文検索
・オランダ、ドイツ、フランスの人名や地名などの固有名詞
・約2,000万ページの新聞記事のメタデータ

また、このコンテンツは、Europeanaでも利用可能になるとのことです。
ウェブサイトでは、2015年1月末までに利用可能となる23か国、25の図書館名が、それぞれが提供したコンテンツへのリンクとともに掲載されています(コンテンツ未掲載の館もあります)。

欧州図書館(TEL)、EUDATにデータセットを提供

欧州各国の国立図書館が参加する欧州図書館(The European Library:TEL)が、欧州の研究コミュニティのための電子的な基盤整備を目指す“European Data Infrastructure:EUDAT”にデータセットを提供していることが、2014年9月17日のTELのウェブサイトで紹介されています。

これについては、RDA第4回総会とあわせて、オランダのアムステルダムで2014年9月24日から25日に開催される第3回のEUDATカンファレンスで発表される予定とのことです。

TELのデータセットは、研究コミュニティが関心を持つと思われる3,733件(2014年9月18日現在)が選ばれたもので、EUDATの提供する研究データのディスカバリーサービスである“B2FIND”から検索できるとのことです。

THE EUROPEAN LIBRARY JOINS THE EUROPEAN DATA INFRASTRUCTURE - EUDAT AS A RESEARCH COMMUNITY(TEL, 2014/9/17)
http://www.theeuropeanlibrary.org/tel4/newsitem/7100

The European Library(B2FIND)

E1570 - RLUK Hack Day:図書館資源のLOD化がもたらすものは?

 2014年5月14日,ロンドンで英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)と欧州図書館(TEL;E1176参照)による,図書館におけるLinked Open Data(LOD;CA1746参照)の活用を目的とした初めてのハッカソン,RLUK Hack Dayが開催された。ハッカソンとは,「ハック」と「マラソン」を組み合わせた造語で,一定期間集中的にプログラムの開発やサービスの考案などの共同作業を行い,その技能やアイデアを競うイベントである。RLUK Hack Dayでは「第一次世界大戦」,「RLUK参加館にとって価値ある成果物」等をテーマとして,LODを利用したサービスやプロトタイプの開発を行うセッションが行われた。...

欧州図書館、2013年の年次報告書を公表

欧州図書館(The European Library:TEL)が2013年の年次報告書を公開しました。質の高いデータとコレクションの構築や、戦略的パートナーシップの発展等の4つの戦略的優先事項、2013年の取り組みやハイライト等がまとめられています。

European Library 2013 Annual Report(PDF)
http://www.theeuropeanlibrary.org/confluence/download/attachments/8880494/The+European+Library+-+Annual+Report+2013-FINAL.pdf

The European Library's Annual Report 2013 available now! (European Library, 2014/5/26)
http://www.theeuropeanlibrary.org/tel4/newsitem/5951

参考:
E1176 - 欧州図書館,2010年度の年次報告を公開
2011.05.26
http://current.ndl.go.jp/e1176

欧州図書館、2010年の年次報告書を刊行
Posted 2011年5月6日

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)と欧州図書館(TEL)、Linked Open Dataのハッカソンを予定:APIやデータセット、LODの図書館での活用事例を提供

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)と欧州図書館(TEL)が協力し、2014年5月14日にLinked Open Data(LOD)のハッカソンを予定しています。

その準備として、欧州の図書館のデジタル化コレクションと書誌データを検索できるAPI“The European Library API v2.0”や、英国研究図書館コンソーシアムの34の図書館の2000万件の書誌情報データベース“RLUK Linked Open Data”が提供されています。

また、欧州図書館が、図書館におけるLODの活用事例も紹介しています。2014年5月9日現在、紹介されている事例は、以下の4つです。

・オランダ国立図書館(KB)のLOD戦略
・英国図書館(BL)による英国全国書誌(BNB)のLODでの提供
・フランス国立図書館(BnF)の蔵書目録とデジタル資料を統合的にLinked Open Dataとして提供する“data.bnf.fr”プロジェクト
・ケンブリッジ大学がOCLCと協力して実施した、同学図書館の目録をLOD形式で提供する”The Cambridge Open Metadata(COMET)”

RLUK Linked Open Data (LOD) Hackathon

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)、欧州図書館(TEL)への参加を公表

2013年8月16日、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)が欧州図書館(The European Library:TEL)に参加したことを公表しました。この提携により、RLUK参加館のデータがTELのポータルサイトで利用できるようになるとのことです。

RLUK joins The European Library (RLUK 2013/8/16)
http://www.rluk.ac.uk/content/rluk-joins-european-library

Research Libraries UK (RLUK) Joins The European Library (TEL 2013/8/16)
http://www.theeuropeanlibrary.org/tel4/newsitem/2450

将来の研究者のニーズは? 欧州図書館(TEL)主催会議の講演資料が公開

2012年12月3日・4日に、スペインのマドリードで、欧州図書館(The European Library:TEL)の主催による会議“The Researcher of Tomorrow”が開催されました。将来の研究者のニーズに対して研究図書館はどのように応えることができるかという課題をテーマとしたものです。講演資料がウェブサイトで公開されており、それによると、オープンアクセス、今後の研究者のニーズ、Horizon 2020(EUの助成プログラム)、HathiTrust、Impact Centre of Competence、Europeana Cloudなどについて話題になったようです。また、会議レポートがResearch Informationに掲載されています。

The Researcher of Tomorrow - December 3rd and 4th – Universidad Complutense de Madrid, Spain(The European Library)
http://www.theeuropeanlibrary.org/confluence/pages/viewpage.action?pageId=12910596

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