オーストラリア

オーストラリア図書館協会、図書館情報学の専門職の将来に関するレポート公表から3年の取組成果を示すスコアカードを公開

2017年5月17日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が、図書館情報学の専門職の将来について検討するプロジェクト“ALIA Future of the Profession project”において2014年に公表した報告書での指摘から3年間を経て、何を取り組んできたかを示すスコアカードを公開したと発表しています。

公共・学校・専門・大学等(第3期教育)・資料収集機関・図書館情報学研究者、及び、この検討過程で得た知見の概要に関する7つから構成されます。

Update - Future of the Profession(ALIA,2017/5/17)
https://www.alia.org.au/news/15506/update-future-profession

世界17か国のインターネットユーザーの読書状況調査

2017年3月23日、ドイツの市場調査会社GfKが、インターネットユーザーに対して行った読書調査の結果を発表していました。

17か国(英国・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・ベルギー・オランダ・ロシア・カナダ・米国・メキシコ・ブラジル・アルゼンチン・中国・日本・韓国・オーストラリア)を対象に実施されたもので、調査結果の概要によると、インターネットユーザーの多数(59%)が、毎日もしくは少なくとも週1回は読書をしているという結果が得られたとのことです。

国別では、中国70%、ロシア59%、スペイン57%の順で読書をすると回答した割合が多く、また、低所得世帯(24%)より高所得世帯(35%)が、男性(27%)より女性(32%)が読書をする傾向が高いという結果が紹介されています。

また、読書をしないと回答したインターネットユーザーの割合が最も高かった国はオランダと韓国(16%)で、ベルギー(14%)、カナダ・フランス・日本(11%)と続きます。

報告書の閲覧には、名前とメールアドレスの入力が必要です。

オーストラリア図書館協会、2016年の年次報告書を公開

2017年4月26日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が2016年の年次報告書を公開したと発表しています。

2016年に実施した、アドヴォカシーキャンペーン、政府・利害関係者との関係構築、特別プロジェクト、会議・イベント、受賞者、教育・研修活動、コミュニケーション活動等が紹介されています。

Twitter(@ALIANational,2017/4/26)
https://twitter.com/ALIANational/status/857104453538684928

オーストラリア国立公文書館、連邦政府機関のデジタル情報管理の進捗状況に関する報告書を公開

2017年4月13日、オーストラリア国立公文書館(NAA)が、政府の独立審査“Whole-of-Government Internal Regulation (Belcher Red Tape Review)”の一環で行われた、“Digital Continuity 2020 Policy”に基づく、連邦政府機関のデジタル情報管理の進捗状況に関する報告の内容を発表しています。

NAAが2015年と2016年に実施した調査に基づくもので、各機関の情報管理の能力や実績、改善点が示されています。

2010年から2015年にかけて、デジタルで情報を管理している連邦政府機関は44%増加し、連邦政府機関の3/4が、記録をデジタルで管理しているとのことです。

NAAでも、関連する報告書として“Check-up Digital survey report (2015)”及び“Information and Records Management Practices in Australian Government Agencies (2016)”をオンラインで公開しています。

OCLC Researchが、研究データ管理の「現実」を調査する報告書シリーズの第1弾を公開

2017年3月30日、OCLC Researchが、研究データ管理(RDM)の「現実」を調査する報告書シリーズ“The Realities of Research Data Management”の第1弾として“A Tour of the Research Data Management (RDM) Service Space”を公開しました。

RDMサービスに関して異なる選択をした世界の4つの研究大学(英・エジンバラ大学、米・イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、豪・モナシュ大学、蘭・ヴァーヘニンゲン大学)の、計画時の意思決定、開発、導入に焦点をあてた調査で、これらの機関が如何にしてRDMに関する能力を獲得したかを検証しています。

第1弾の報告書では、4大学の事例に加え、北米・欧州・豪州の研究大学におけるRDMサービスを調査し、以下の3つをRDMサービスにおける主要な構成要素として指摘しています。

・教育:研究者や利害関係者に、自身のデータ管理や長期的なキュレーションの仕組みを整える重要性や、時には必要性を伝える。

・専門知識:RDMの課題に取り組む研究者に対して、意志決定の支援やカスタマイズされたソリューションを提供する。

JSTOR、ANU Pressの学術書409タイトルをオープンアクセスで公開

2017年3月9日、JSTORがANU Press(オーストラリア国立大学出版局)の学術書409タイトルをJSTORのプラットフォームからオープンアクセスで公開したと発表しています。

JSTOR's open access ebook collection continues to grow(JSTOR,2017/3/9)
http://guides.jstor.org/blog/jstor-s-open-access-ebook-collection-continues-to-grow

参考:
JSTOR、4つの大学出版局の学術書63タイトルをオープンアクセスで公開
Posted 2016年10月28日
http://current.ndl.go.jp/node/32830

米・CHOR、オーストラリア研究会議及びラ・トローブ大学と連携し、パブリックアクセスの改善を目的としたパイロットプロジェクトを開始:JSTとの連携に続いて2例目

米国の非営利団体CHORは、オーストラリア研究会議(Australian Research Council:ARC)及びラ・トローブ大学と、政府の資金援助を受けた研究成果のパブリックアクセスの改善を目的としたパイロットプロジェクトを開始すると発表しています。

オーストラリア政府がARCを通じて資金提供を行なった研究成果(査読付き論文)の公開状況をモニタリングするもので、科学技術振興機構(JST)とのパイロットプロジェクトに続く2例目の国際連携となります。

CHOR Continues International Expansion with Australian Partnership(CHORUS,2017/3/2)
https://www.chorusaccess.org/chor-continues-international-expansion-australian-partnership/

オーストラリア国立図書館、デジタル化した1901年から1957年までの連邦官報を、情報探索システムTroveで公開

2017年3月2日、オーストラリア国立図書館(NLA)が、情報探索システムTroveで、1901年1月の創刊号から1957年までの連邦官報をデジタル化して公開したと発表しています。

議会法律顧問室(OPC)が所蔵する官報を、NLAがデジタル化し全文検索を可能としたもので、利用者は、修正、タグ付け、注釈付けをすることが可能です。

Commonwealth Gazette 1901 to 1957 Government gazette fully searchable and freely available online for the first time(NLA,2017/3/2)
https://www.nla.gov.au/blogs/trove/2017/03/02/commonwealth-gazette-1901-to-1957

オーストラリア図書館協会、研究と実務の連携促進を目的に実施した調査の報告書を公開

2017年2月15日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が、チャールズスタート大学と連携して、2016年後半にオーストラリア首都特別地域で行なった、調査の結果をまとめた報告書“Relevance 2020 LIS Research in Australia”を公開しました。

図書館情報学の将来の研究プロジェクトや活動を支援するために必要な研究者と実務者の連携の促進を目的に実施された調査であり、172人の大学院生、研究者、図書館員等が参加しました。

報告書では、研究や連携のための7つの障壁を指摘するとともに、

・図書館や図書館員は、自身の役割を変更し、その一部として研究を含めること
・図書館情報学分野の大学院や研究者が、研究と実務の連携促進を促す担い手になること
・情報サービスやそれらサービスの促進を含む、実務者にとってのいくつかの優先分野に対して、図書館情報学分野の研究者による更なる配慮が考えられること
・ALIAが、研究と実務者のニーズの間のギャップを繋ぐ役割を引き続き果たすこと

を推奨しています。

Launch of ALIA report: Relevance 2020, LIS Research in Australia (ALIA,2017/2/15)

オーストラリア国立データサービス、実生活を変える同国のデータ集約型プロジェクトを紹介する電子書籍をウェブサイトで公開

2017年1月31日、オーストラリア国立データサービス(ANDS)が、同国の研究データが実生活に与える利点を16のストーリーにまとめた電子書籍“#dataimpact stories about the real-life impact of Australian research data”をウェブサイトで公開しました。

2016年にANDSが実施した#dataimpactキャンペーンにおいて、研究者コミュニティに対して、実世界を変革するデータ集約型のプロジェクトを尋ね、そのなかから、優良な事例16点を選んでまとめたものです。

ANDSでは、研究者に対して、研究データの価値を促進するために、この電子書籍を、影響力を持つキーパーソンや関係者に知らせることを推奨しています。

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