オーストラリア

JSTOR、ANU Pressの学術書409タイトルをオープンアクセスで公開

2017年3月9日、JSTORがANU Press(オーストラリア国立大学出版局)の学術書409タイトルをJSTORのプラットフォームからオープンアクセスで公開したと発表しています。

JSTOR's open access ebook collection continues to grow(JSTOR,2017/3/9)
http://guides.jstor.org/blog/jstor-s-open-access-ebook-collection-continues-to-grow

参考:
JSTOR、4つの大学出版局の学術書63タイトルをオープンアクセスで公開
Posted 2016年10月28日
http://current.ndl.go.jp/node/32830

米・CHOR、オーストラリア研究会議及びラ・トローブ大学と連携し、パブリックアクセスの改善を目的としたパイロットプロジェクトを開始:JSTとの連携に続いて2例目

米国の非営利団体CHORは、オーストラリア研究会議(Australian Research Council:ARC)及びラ・トローブ大学と、政府の資金援助を受けた研究成果のパブリックアクセスの改善を目的としたパイロットプロジェクトを開始すると発表しています。

オーストラリア政府がARCを通じて資金提供を行なった研究成果(査読付き論文)の公開状況をモニタリングするもので、科学技術振興機構(JST)とのパイロットプロジェクトに続く2例目の国際連携となります。

CHOR Continues International Expansion with Australian Partnership(CHORUS,2017/3/2)
https://www.chorusaccess.org/chor-continues-international-expansion-australian-partnership/

オーストラリア国立図書館、デジタル化した1901年から1957年までの連邦官報を、情報探索システムTroveで公開

2017年3月2日、オーストラリア国立図書館(NLA)が、情報探索システムTroveで、1901年1月の創刊号から1957年までの連邦官報をデジタル化して公開したと発表しています。

議会法律顧問室(OPC)が所蔵する官報を、NLAがデジタル化し全文検索を可能としたもので、利用者は、修正、タグ付け、注釈付けをすることが可能です。

Commonwealth Gazette 1901 to 1957 Government gazette fully searchable and freely available online for the first time(NLA,2017/3/2)
https://www.nla.gov.au/blogs/trove/2017/03/02/commonwealth-gazette-1901-to-1957

オーストラリア図書館協会、研究と実務の連携促進を目的に実施した調査の報告書を公開

2017年2月15日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が、チャールズスタート大学と連携して、2016年後半にオーストラリア首都特別地域で行なった、調査の結果をまとめた報告書“Relevance 2020 LIS Research in Australia”を公開しました。

図書館情報学の将来の研究プロジェクトや活動を支援するために必要な研究者と実務者の連携の促進を目的に実施された調査であり、172人の大学院生、研究者、図書館員等が参加しました。

報告書では、研究や連携のための7つの障壁を指摘するとともに、

・図書館や図書館員は、自身の役割を変更し、その一部として研究を含めること
・図書館情報学分野の大学院や研究者が、研究と実務の連携促進を促す担い手になること
・情報サービスやそれらサービスの促進を含む、実務者にとってのいくつかの優先分野に対して、図書館情報学分野の研究者による更なる配慮が考えられること
・ALIAが、研究と実務者のニーズの間のギャップを繋ぐ役割を引き続き果たすこと

を推奨しています。

Launch of ALIA report: Relevance 2020, LIS Research in Australia (ALIA,2017/2/15)

オーストラリア国立データサービス、実生活を変える同国のデータ集約型プロジェクトを紹介する電子書籍をウェブサイトで公開

2017年1月31日、オーストラリア国立データサービス(ANDS)が、同国の研究データが実生活に与える利点を16のストーリーにまとめた電子書籍“#dataimpact stories about the real-life impact of Australian research data”をウェブサイトで公開しました。

2016年にANDSが実施した#dataimpactキャンペーンにおいて、研究者コミュニティに対して、実世界を変革するデータ集約型のプロジェクトを尋ね、そのなかから、優良な事例16点を選んでまとめたものです。

ANDSでは、研究者に対して、研究データの価値を促進するために、この電子書籍を、影響力を持つキーパーソンや関係者に知らせることを推奨しています。

オーストラリア連邦政府、資料のデジタル化とインフラの更新を目的に、Troveに今後4年間で1,640万ドルを支出

2016年12月19日にオーストラリア連邦政府が公表した年央経済・財政見通し(MYEFO)において、オーストラリア国立図書館が運営する情報探索システムTroveでの、資料のデジタル化やインフラ更新のため、今後4年間で1,640万ドルを支出すると説明されています。

Mid-Year Economic and Fiscal Outlook 2016-17(MYEFO)
http://www.budget.gov.au/2016-17/content/myefo/download/2016-17-MYEFO-combined.pdf
※p.140に記載があります。

Good news for Trove in MYEFO (オーストラリア図書館協会,2016/12/19)
https://www.alia.org.au/news/14990/good-news-trove-myefo

参考:
オーストラリア連邦政府、オープンガバメントのアクションプランを公開 図書館・公文書館の役割について言及
Posted 2016年12月9日
http://current.ndl.go.jp/node/33076

オーストラリア、今後10年間の研究基盤開発の優先事項をまとめたロードマップの草案を発表
Posted 2016年12月7日

オーストラリア図書館協会、政府のスマートシティ計画に対して提案書を提出

オーストラリア図書館協会(ALIA)は、オーストラリア政府のスマートシティ計画に対して提案書を提出しました。

政府のスマートシティー計画において、都市開発のハブ、技術のホットスポット、ビジネス支援、生涯学習支援で、公共図書館が重要な役割を果たせることを指摘したもので、政府が国内各地に1,500館ある公共図書館に投資することで、国全体でのスマートコミュニティ構築に繋がることや、1ドルの投資で、コミュニティにとって2.9ドルの利益になる事を述べています。

ALIA submission - Smart Cities Plan(ALIA,2016/12/15)
https://www.alia.org.au/news/14981/alia-submission-smart-cities-plan

Submission in response to the Australian Government Smart Cities Plan
https://www.alia.org.au/sites/default/files/ALIA%20response%20to%20the%20Australian%20Government%20Smart%20Cities%20Plan.pdf

参考:

研究図書館協会の国際的組織IARLA、デジタル学術情報の長期保存とアクセス保障に関する声明への支持を発表

2016年12月12日、カナダ研究図書館協会(CARL)・オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)・欧州研究図書館協会(LIBER)・英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)によって2016年に結成された、大学・研究図書館協会の国際的な連合体である“ International Alliance of Research Library Associations” (IARLA) が、ISSN国際センターと英・国立データセンターEDINAによる声明“Working Together to Ensure the Future of the Digital Scholarly Record”を支持すると発表しました。

同声明は、デジタル学術情報の長期保存とアクセス保障に関する課題に取り組むために必要な行動を概説し、出版社・研究図書館・国立図書館のアーカイブと保存に関する取組みにおいて推奨される一連の活動を示したものです。

これに伴いIARLAでは、会員館の課題に対する理解と下記の行動を促進・支援すると述べています。

・専門知識により、消失のリスクがある重要なコンテンツのタイトルと分野の特定及びそれらコンテンツの保存の優先付
・設置母体の大学が発行したジャーナルのアーカイブの保証
・出版社と購読契約交渉中のジャーナルの保存について議論

オーストラリア連邦政府機関のウェブサイトを収集・保存するウェブアーカイブ“Australian Government Web Archive(AGWA)”に2,000万点のファイルが追加

オーストラリア連邦政府機関のウェブサイトを収集・保存するウェブアーカイブ“Australian Government Web Archive(AGWA)”に2,000万点のファイルが追加されたことが、オーストラリア国立図書館(NLA)が運営するウェブアーカイブPANDORAのTwitter公式アカウント上で発表されています。

これらのファイルは、10月に収集されたもので、サイズは約2TBになります。

Twitter(@NLAPandora, 2016/12/5)
https://twitter.com/NLAPandora/status/805904761430032386

Australian Government Web Archive
http://webarchive.nla.gov.au/gov/

参考:
オーストラリア国立図書館、総選挙期間中に収集した政府機関ウェブサイトを公開
Posted 2016年7月12日
http://current.ndl.go.jp/node/32064

オーストラリア国立図書館、オーストラリア連邦政府のサイトをバルク収集したウェブアーカイブを公開
Posted 2014年3月28日
http://current.ndl.go.jp/node/25793

オーストラリア連邦政府、オープンガバメントのアクションプランを公開 図書館・公文書館の役割について言及

2016年12月7日、オーストラリア連邦政府がオープンガバメントのアクションプラン“Australia's First Open Government National Action Plan 2016-18”を公開しました。その中で、図書館や公文書館の役割が言及されています。

オーストラリア図書館協会(ALIA)は、このアクションプランの実施に関与する組織として言及されており、実施に当たり、

・公共のデータインフラの性能を向上させる
・オーストラリア連邦政府による助成の確認・申請のためのハブを提供する
・オーストラリア国立公文書館が資料をデジタル化して公開する作業を支援する

ことなどを表明しています。

また、オーストラリア国立図書館(NLA)の情報探索システムTroveが、よく使用されていて成功しているポータルサイトの例として挙げられています。

このアクションプランは、事業の透明性や説明責任、オープンデータとデジタル革新、政府情報へのアクセス、公共セクターの統合、国民の参加や関与、などの15項目を挙げています。

ALIA supports Australia's first Open Government National Action Plan(ALIA, 2016/12/9)

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