オランダ

オランダ王立図書館の新しい情報検索サービス

オランダ王立図書館が2009年6月16日、新しい情報検索サービスを公開しました。蔵書目録・電子図書館コンテンツ・ウェブサイトを統合検索・表示するもので、検索結果からGoogle検索、(オランダ国内の図書館の蔵書に限定した)WorldCat検索、Amazonなどオンライン書店へのリンクができるようになっています。

Koninklijke Bibliotheek collectie
http://zoek.kb.nl/en/new
(検索のトップページ(英語版))

Website KB springplank voor zoektocht naar boeken
http://www.kb.nl/nieuws/2009/kbwebsite.html

『アンネの日記』、「隠れ家」で常設展示へ

『アンネの日記』で知られるアンネ・フランクの生誕80周年を記念し、『アンネの日記』とその他の彼女の著作物の実物が、オランダ・アムステルダムにあるアンネたちの「隠れ家」で常設展示されることになりました。隠れ家は現在、“Anne Frank House”という博物館となっています。アンネの著作物はこれまで、戦争の記録として別の場所で保存されており、特別展示の時を除いて、隠れ家に戻ることはありませんでした。今後は永久にAnne Frank Houseで維持されていくことになるそうです。

Anne Frank Houseのプレスリリース
http://www.annefrank.org/content.asp?pid=33&lid=2

大規模デジタル化におけるテキスト化処理の改善、事例共有を目指すIMPACTプロジェクト(欧州)

大規模デジタル化におけるテキスト化処理の改善、とりわけOCRを使った自動認識の改善、またそのような事例の共有を目指し、欧州委員会の助成のもとオランダ王立図書館などが中心になって実施している“IMPACT(Improving Access to Text)”プロジェクトの第1回会議が、2009年4月に同館で実施されました。その報告記事が、Ariadne誌第59号に掲載されています。

Lieke Ploeger et al. IMPACT Conference: Optical Character Recognition in Mass Digitisation. Ariadne. 2009, (59).
http://www.ariadne.ac.uk/issue59/impact-2009-rpt/

IMPACT
http://www.impact-project.eu/

オランダ王立図書館と2大学図書館が共同で、1781~1800年刊行の書籍をオンラインで提供するプロジェクトを開始

オランダ王立図書館が2009年6月2日、アムステルダム大学図書館、ライデン大学図書館と共同で、1781~1800年刊行の書籍をオンラインで提供する“Dutch Prints Online”プロジェクトを開始したと発表しました。オランダ教育・文化・科学省の助成のもと、2010年中ごろまでにおよそ7,500冊、130万ページをデジタル化・全文検索可能として、無料で提供するとのことです。

Dutch Prints Online
http://www.dutchprintsonline.nl/en/index.php
(英語版サイト)

ニューズレター第1号
http://www.dutchprintsonline.nl/nieuws/nieuwsbrief_en.pdf

OAIプロトコルでメタデータの収集・蓄積・配信ができるOSS“MOAI”

OAIプロトコルで複数の配信先からメタデータを収集し、データベースに蓄積し、配信もできるオープンソースのプラットフォーム“MOAI”が公開されています。このMOAIは、オランダのエラスムス大学図書館が元となるものを開発し、デルフト工科大学がそれをリファクタリングしたとのことです。

MOAI, an Open Access Server Platform for Institutional Repositories — MOAI
http://moai.infrae.com/

May 06, 2009付けCatalogablogの記事
http://catalogablog.blogspot.com/2009/05/moai-server-for-institutional.html

オープンアクセス誌の長期保存に向けて-オランダ王立図書館とDOAJが協同を発表

オランダ王立図書館(KB)と、オープンアクセス誌のダイレクトリー“DOAJ”を運営するスウェーデンのルンド大学図書館が2009年4月1日、オープンアクセス誌の長期保存に向けて協同することを発表しました。またスウェーデン図書館協会がスポンサーを務めるとのことです。

DOAJが収録している4,000誌は出版社(2,000社以上)、言語(50言語以上)がまちまちで、プラットフォームもさまざまです。零細な出版社も多く、長期保存が懸念されていました。まずはパイロットプロジェクトとして、DOAJ収録誌のうちから選んだオープンアクセス誌について、KBのe-Depotで長期保存するためのワークフローを組み立てることから始め、それを拡大していくとされています。

Long-term preservation of Open Access Journals secured - DOAJ
http://www.doaj.org/doaj?func=loadTempl&templ=090401

Minister Plasterk geeft start aan samenwerking KB en open access uitgever - Koninklijke Bibliotheek

2009年はオープンアクセスイヤー(オランダ)

オランダのSURF財団は、2009年をオープンアクセスイヤーとすると宣言しています。

これは、オープンアクセスの推進を目指したもので、SURF財団のほか、Royal Netherlands Academy of Arts and Sciences (KNAW)、the Netherlands Organisation for Scientific Research (NWO)、大学など高等教育機関が参加しています。

SURF: 2009 is Open Access Year
http://www.surf.nl/en/SURFActueel/Pages/SURF2009isOpenAccessyear.aspx

2009 is Open Access Year in the Netherlands

オランダのSURF、インターネットを介して知識伝達を促進する12プロジェクトに助成

オランダの高等教育・研究機関の協同組織SURFが、“SURFshare”プログラムの名称で、インターネットを介して知識伝達を促進する12プロジェクトに助成を行うと発表しています。

Focus on user in projects for knowledge dissemination via the Web
http://www.surffoundation.nl/smartsite.dws?fs=&ch=ENG&id=14077

オランダの図書館協会の連合組織、文化遺産資料のデジタル化・提供に関し著作権者団体と合意

オランダ公共図書館協会、オランダ図書館・情報・知識専門家協会(NVB)、オランダ王立図書館、オランダの13大学図書館コンソーシアム(UKB)の4者からなるオランダ図書館フォーラム(FOBID)が2009年1月30日、オランダの知的財産権管理団体の協会“VOI©E”と協同で、文化遺産のデジタル化に関する委員会“Digiti©E Committee”を立ち上げたこと、またこの委員会のスキーマのもと、権利者不明の著作物“Orphan Works”を含む所蔵資料のデジタル化に関する方法について合意したことを発表しました。なお、FOBIDは図書館、博物館、文書館を代表する存在として参加しており、以下の合意は博物館、文書館にも当てはまります。

宣言文およびプレスリリースによると、合意内容は以下のようになっています。

Web 2.0技術を活用している世界の図書館を巡り、動画・写真・インタビュー記事で紹介するブログ(オランダ)

オランダのデルフト公共図書館のライブラリアン3名が、図書館のプロジェクトの一環として、世界各国の、Web 2.0技術を活用している図書館をキャンピングカーで巡り、担当者にインタビューを行い、動画・写真・記事で紹介するブログ“LBI Shanachie Tour”を運営しています。現在メンバーはオーストラリアを旅しながら、米国図書館協会(ALA)と国際図書館連盟(IFLA)の共同プロジェクト“@ your library”を推進する小さな図書館の事例などを紹介しています。

LBI Shanachie Tour
http://wordpress.shanachietour.com/

DOK - de wereld te leen
http://www.dok.info/
(※デルフト公共図書館のウェブサイト)

ページ