オランダ

オランダ・ライデン大学図書館、デジタル化した貴重書5万5千点をオンラインで公開

2016年9月12日、オランダ・ライデン大学図書館が、デジタル化した貴重書5万5千点をGoogle Books及び同国の歴史的資料のポータルサイト“Delpher”を通じて公開しました。

ライデン大学では、オランダ王立図書館(KB)やGoogleと連携して所蔵資料のデジタル化作業を実施してきており、今回公開された貴重書は、1876年以前にオランダで出版された書籍や、パンフレット、16世紀から18世紀のオランダ領東インドの資料が含まれます。

また、オランダ領東インドの資料については、今後、同館が他の機関と連携して開発する予定の“Indonesian Digital Library”からも公開するとのことです。

Universitaire Bibliotheken Leiden voegt 55.000 oude drukken toe aan online bibliotheek Google(ライデン大学図書館,2016/9/12)
http://bibliotheek.leidenuniv.nl/nieuws/universitaire-bibliotheken-leiden-voegt-55000-oude-drukken-toe-aan-online-bibliotheek-google.html

オランダ大学協会(VSNU)、デジタル社会におけるオランダと国内の大学について共同声明を発表

2016年9月5日、オランダ大学協会(VSNU)は、オランダがデジタル情報技術等における国際的な先駆者であり続けることと、デジタル社会における大学の役割等について、共同声明“The Digital Society”を発表しました。

The Netherlands as a leader and testing ground for digital society(VSNU, 2016/9/5)
http://www.vsnu.nl/en_GB/news-items/nieuwsbericht/263-the-netherlands-as-a-leader-and-testing-ground-for-digital-society.html

Google特許検索に、日本を含め世界11か国の特許関連資料が追加

2016年8月30日、Googleは、Google特許検索に、世界11か国からの4,100万を超える特許に関する資料を追加したと発表しています。

今回検索対象となったのは、日本、韓国、英国、スペイン、フランス、ベルギー、ロシア、オランダ、フィンランド、デンマーク、ルクセンブルクの特許及び特許出願書類です。

今回の追加により、世界の17の特許当局からの8,700万を超える特許関連資料を利用できるようになりました。

11 New Countries Available in Google Patents (Gogle Public Policy Blog,2016/8/30)
https://publicpolicy.googleblog.com/2016/08/11-new-countries-available-in-google.html

Google 特許検索
https://patents.google.com/

参考:
Google、米国の特許検索“Google Patents Search”を開始
Posted 2006年12月15日
http://current.ndl.go.jp/node/5075

Google特許検索に中国、ドイツ、カナダ、世界知的所有権機関(WIPO)の特許関連資料が追加

世界の変わった「図書館」10選(記事紹介)

2016年7月31日付のFlavorwireで、世界の変わった「図書館」(library)を写真と関連するウェブサイトへのリンク付きで10件紹介した“10 Unusual Libraries Around the World”という記事が掲載されています。

・辺地の子どもたちにラクダ・馬・車を使用して本を届ける移動図書館(モンゴル)
・アムステルダム・スキポール空港の空港図書館(オランダ)
・建築事務所Productoraが設計したガラス張りで内部をアレンジできる移動図書館“A47 Mobile Art Library”(メキシコ)
・クッド島にあるソネバギリ・リゾートの図書館(タイ)
・バスコンセロス図書館(メキシコ)
・シナイ山麓にある世界中のキリスト教文書のコレクションを持つ聖カタリナ修道院の図書館(エジプト)
・建築家・安藤忠雄氏が建築した福島県いわき市の絵本美術館「まどのそとのそのまたむこう」(日本)
・黒海沿岸のアルベナの浜辺にある、10か国語2,500冊の本を所蔵する“beach library”(ブルガリア)
・テルアビブのバス停に設置された、季節労働者のコミュニティを支援するための図書館“Levinski Garden Library”(イスラエル)

オランダ大学協会(VSNU)、Taylor&Francisグループとのオープンアクセスに関する合意締結を発表

2016年7月5日、オランダ大学協会(VSNU)は、Taylor&Francisグループとオープンアクセス(OA)に関する合意を締結したことを発表しています。2016年1月1日に遡及して発効するものです。

2016年と2017年のパッケージ契約では、オランダ国内の大学とユトレヒトの大学医療センター(Universitair Medisch Centrum:UMC)の研究者は、Taylor&Francis社、Routledge社の全てのハイブリッド型OA誌(両社が“Open Select”としているもの)について、研究者自身が費用を負担することなくOAで出版できるようになります。

Open access agreement between Taylor & Francis and VSNU(VSNU, 2016/7/5)
http://www.vsnu.nl/en_GB/news-items/nieuwsbericht/259-open-access-agreement-between-taylor-francis-and-vsnu.html

Open access akkoord tussen Taylor & Francis en VSNU(VSNU, 2016/7/5)

オランダ・アムステルダム国立美術館、同館のデジタルコレクション20万点をGoogle Arts & Cultureで公開

2016年6月22日、アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)は、Google Cultural Instituteと連携し、同館のデジタルコレクション20万点をGoogle Arts & Cultureで公開したと発表しています。Google Cultural Instituteを通じて最もデジタルコレクションを公開している機関になるとのことです。

あわせて、Googleストリートビューで館内を「散策」できるようにもなっています。

200,000 Rijksmuseum Works of Art to See via Google(Rijksmuseum,2016/6/22)
https://www.rijksmuseum.nl/en/press/press-releases/200,000-rijksmuseum-works-of-art-to-see-via-google

launch video
https://drive.google.com/file/d/0B_kK3R9DDhZuWERiX0pheDlYVjg/view

Rijksmuseum(Google Arts & Culture)
https://www.google.com/culturalinstitute/beta/partner/rijksmuseum

『ダ・ヴィンチ・コード』の著者ダン・ブラウン(Dan Brown)氏、30万ユーロを図書館に寄附:寄付金は資料デジタル化に活用

2016年6月16日、オランダのアムステルダムにあるリトマン図書館は、‘Da Vinci Code’(ダ・ヴィンチ・コード)の著者として有名なダン・ブラウン(Dan Brown)氏が、同館に30万ユーロを寄附したことを発表しました。

同氏は、‘The Lost Symbol’や ‘Inferno’の執筆に当たり、同館を利用したとのことで、寄付金は同館の貴重書・手稿コレクションのデジタル化に充てられるとのことです。

なお、デジタル化される資料は4,600点にのぼり、2017年春にはオンラインで利用可能になる予定です。

Author Dan Brown donates to digitize ancient texts(Ritman Library, 2016/6/16)
http://www.ritmanlibrary.com/2016/06/author-dan-brown-donates-to-digitize-ancient-texts/

オランダの研究データに関する国内調整拠点・LCRDM(記事紹介)

ヴァーヘニンゲン大学のウェブサイトで、同学の図書館も参加するオランダの研究データに関する国内調整拠点(National collaboration on Research Data Management:LCRDM)について記事が掲載されています。

LCRDMは2015年10月1日から2017年12月31日までの期間限定で、オランダのSURF財団によって設立された、オランダにおける学術研究に関する研究データ管理方針の開発、導入の支援などを行う拠点です。

記事によれば、LCRDMはオランダ科学研究機構が2014年9月に開催した研究データ管理に関するセミナーで、国内共同について呼びかけられたもので、最終的にオランダ大学協会(VSNU)の求めにより設立されたものとなっています。

2015年11月30日付で、活動のロードマップも示されており、今夏から、LCRDMの5つのワーキンググループ(設備・データの基盤、法的側面・所有権、財政面、研究者支援、啓発・参画)の活動が本格化することが示されています。

National collaboration on Research Data Management(Wageningen UR, 2016/6/15)

公共図書館職員向け知識・情報共有プラットフォーム“Biebtobieb”(オランダ)(記事紹介)

2016年8月に開催される第82回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の資料として、オランダ王立図書館(KB)のDEN BOER, Levien氏による“Biebtobieb: Stimulating cooperation among Dutch public libraries through an online knowledge and innovation platform ”と題する記事が公開されています。

同記事は、KBが運用を担当する、オランダの公共図書館職員向けの知識・情報共有プラットフォーム“Biebtobieb”を紹介するものです。

“Biebtobieb”は、公共図書館の職員が直面する類似の課題を、オンラインで情報共有し、協同で作業をすることで労力を省く事を目的としており、2012年に、国のレベルで公共図書館計画を調整する機関SIOBと地方の図書館団体の協会SPNにより、Drupalベースで構築されました。

タイムライン、「いいね」、「シェア」、タグの共有などといった機能があるほか、協同作業用にGoogle Docsが採用されており、登録をすると、テーマ・イベント・地域別の公開・非公開のグループ(2016年6月現在372グループ)に参加して議論などを行なうことができるとのことです。

オランダ大学協会と独・De Gruyter社、オープンアクセス出版について合意

2016年6月13日、ドイツの学術出版社De Gruyter社が、オランダ大学協会(VSNU)とオープンアクセス出版について合意したと発表しています。

VSNU加盟の大学の研究者が、APC(論文処理費用)を支払わずに、決められた数の論文をオープンアクセスとして、De Gruyter社のハイブリットジャーナルの査読誌370誌から出版できる内容で、契約期間は2016年から2018年までの2年間です。

ただし、研究者が投稿しようとしているジャーナルを、所属機関が購読している必要があります。

De Gruyter Signs Open Access License Agreement with Dutch Universities(De Gruyter,2016/6/13)
https://www.degruyter.com/dg/newsitem/197/de-gruyter-schliet-lizenzvertrag-mit-niederlndischen-universitten-ber-open-access-

参考:
オランダ大学図書館・王立図書館コンソーシアム、Karger社とオープンアクセス出版について合意
Posted 2016年6月1日
http://current.ndl.go.jp/node/31713

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