ユネスコ

ユネスコ、研究者と図書館員のためのオープンアクセスのテキストを刊行

2014年12月19日、ユネスコ(UNESCO)が、研究者と図書館員のそれぞれを対象としたオープンアクセス(OA)のためのテキストを刊行したと発表しています。

ユネスコは科学的な情報や研究へのオープンなアクセスを推進しており、図書館や情報の専門家、研究者の能力向上のため、マニュアルを作成したとのことです。図書館員を対象とした“Open Access for Library Schools”はOAの歴史やそのインパクト、権利管理等の課題等のOAの概要、OAのインフラ、資源の最適化、相互運用性や検索などの4つの課程から構成されているとのことです。研究者を対象した“Open Access for Researchers”は、学術コミュニケーション、オープンであること(openness)やOAのコンセプト、知的財産権、研究評価指標などを取り扱っているとのことです。

現在は、メールでの入手依頼の方法が示されていますが、いずれダウンロード可能になる予定とのことです。

UNESCO launches Open Access Curricula for Researchers and Librarians(UNESCO, 2014/12/19)

UNESCOドイツ委員会、Wikimedia Deutschland等、クリエイティブコモンズライセンスの実践ガイドを公開

UNESCOのドイツ委員会やWikimedia Deutschland等が、クリエイティブコモンズライセンスの実践ガイド“Open Content – A practical guide to using Creative Commons Licences”を公開しました。関心を持っている個人や団体に、オープンコンテンツライセンスの利用や活用のためのガイドラインを提供することを目的とし、ライセンスの機能の説明や個人の必要にあったライセンスの選び方、オンライン上のオープンコンテンツの見つけ方等が掲載されているとのことです。

Open Content – A practical guide to using Creative Commons Licences (PDF:80ページ)
http://www.unesco.de/fileadmin/medien/Dokumente/Kommunikation/Open_Content_A_Practical_Guide_to_Using_Open_Content_Licences_web.pdf

Open Content - A Practical Guide to Using Creative Commons Licences(Wikimedia)

UNESCO等、無料のオンライン科学教育リソースを提供するWLoSを公開

2014年11月7日、UNESCOが、Nature Education及びRoche社と、無料のオンライン科学教育リソースを提供する“World Library of Science (WLoS)”を公開しました。WLoSは世界中の学生、特に、最新の科学情報へのアクセスや、議論を交わして学習経験や意見を共有する機会を得ることが困難な地域の学生のために製作されたとのことです。300点以上の論文、25点の電子書籍、70点以上のビデオを提供し、学習者同士が交流できるプラットフォームになるとのことです。

UNESCO partners with Nature Education and Roche to launch the World Library of Science: a free online science education resource (UNESCO, 2014/11/07)
http://www.unesco.org/new/en/media-services/single-view/news/unesco_partners_with_nature_education_and_roche_to_launch_the_world_library_of_science_a_free_online_science_education_resource

世界の情報リテラシーに関する情報源をまとめたレポートの第2版が公表

ユネスコ(UNESCO)による、世界の情報リテラシーに関する情報源をまとめたレポート“Overview of information literacy resources worldwid”の第2版が公表されています。2013年の初版では42種類の言語、第2版では、その2倍以上の数の言語毎に、情報リテラシーに関する図書や雑誌、ウェブサイト等の情報源がまとめられています。

Overview of information literacy resources worldwid
http://albertkb.nl/mediapool/60/608240/data/UNESCO_Composite_Document_-_FINAL_-_2.compressed.pdf
※第2版

via:
New Online: Second Edition of “Overview of Information Literacy Resources Worldwide” (Free Publication)(infoDOCKET, 2014/10/8)

UNESCO、表現の自由と報道に関するレポートを公表

UNESCOが、表現の自由と報道に関する動向をまとめたレポート“World Trends in Freedom of Expression and Media Development ”を公開しています。背景等の概説に続き、第1章から第4章で、それぞれ報道の自由、報道の多元主義、報道の独立性、ジャーナリストの安全についてまとめています。

World Trends in Freedom of Expression and Media Development(UNESCO)
http://www.unesco.org/new/en/communication-and-information/resources/publications-and-communication-materials/publications/full-list/world-trends-in-freedom-of-expression-and-media-development/

PDF(104ページ)
http://unesdoc.unesco.org/images/0022/002270/227025e.pdf

via. infoDOCKET

UNESCOがメディアリテラシー・情報リテラシーの政策・戦略についてのガイドラインを発表

2014年3月4日、UNESCOがメディアリテラシー・情報リテラシー(MIL)の政策・戦略についてのガイドライン“Media and Information Literacy Policy and Strategy Guidelines”を発表しました。ガイドラインは二部にわかれており、第一部の“MIL Policy Brief”はガイドラインの要約となっており、第二部はいくつかの総合的な章に分かれ、以下のようなトピックを含んでいるとのことです。

・どうやってMILを開発ツールとして取り入れるか、
・MILの政策・戦略の概念的な枠組み
・世界の国々に適応できるMILの政策・戦略モデル

UNESCO Releases Media and Information Literacy Policy and Strategy Guidelines (UNESCO, 2014/3/4)

ユネスコ、機関リポジトリソフトウェアの比較レポートを公開

2014年2月14日、ユネスコが、機関リポジトリの主要なソフトウェアを比較したレポート“Institutional Repository Software Comparison”を公開しています。Digital Commons、Dspace、Eprints、Fedora、Islandoraの5つについて、11のカテゴリーで比較表を提示しています。

UNESCOがオープンアクセスでの刊行物の公開を開始

2013年12月10日、UNESCOが、“Open Access Repository”を開始したことをアナウンスしています。発表によると、開始時において、UNESCOの主要なレポートや研究報告書など300件ほどが掲載されているとのことです。

UNESCO publications now freely available through a new Open Access Repository(UNESCO, 2013/12/10付け)
http://www.unesco.org/new/en/media-services/single-view/news/unesco_makes_its_publications_available_free_of_charge_through_a_new_open_access_repository/#.UrFZFnmRmSq

Search OA publications(検索画面)
http://en.unesco.org/open-access/search_unesdoc

Publications in Open Access(UNESCOの“Resources”のページ)
http://www.unesco.org/new/unesdoc-open-access
※検索ボックスあり

UNESCOや国際図書館連盟等、バンクーバー宣言に関するフォローアップ会議をハーグで開催

2013年12月5日、6日に、ハーグにおいて、バンクーバー宣言に関するフォローアップ会議が開催されました。この会議は、国際図書館連盟(IFLA)、UNESCO、国際公文書館会議(ICA)によるものです。IFLAのウェブサイトに簡潔な報告が掲載されています。

なお、バンクーバー宣言は、2013年1月に採択されたUNESCOのアナログ資料のデジタル化と長期保存に関するものです。

Towards a Sustainable Information Society: Collaboration on the Vancouver Declaration(IFLA, 2013/12/11付け)
http://www.ifla.org/node/8222

参考:
UNESCOや国際図書館連盟等が、バンクーバー宣言を具体化するアクションプラン作成にむけて始動
Posted 2013年7月11日
http://current.ndl.go.jp/node/23921

IFLAの「メディアリテラシー・情報リテラシーに関する提言」と「印刷物を読むことに障害がある人々に対する図書館サービスについてのマニフェスト」、UNESCO総会で承認

2013年11月5日から20日かけてパリで開催されていたUNESCO総会で、国際図書館連盟(IFLA)が策定した「メディアリテラシー・情報リテラシーに関する提言」(“Media and Information Literacy Recommendations”)と「印刷物を読むことに障害がある人々に対する図書館サービスについてのマニフェスト」(“Libraries Serving People with Print Disabilities Manifesto”)が承認されていました。IFLAは、ウェブサイトでこのことをアナウンスし、今後、UNESCO加盟国はこれらの提言・マニフェストを支持し、情報アクセスを促進するための政策においてこれらを考慮に入れることが求められる、としています。

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