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ユネスコ

アラブ地域の子どもたちに、朗読入りCDで物語の楽しみを

ユネスコのラマラ(Ramallah)事務所とパレスチナ自治区にあるBirzeit大学は協同で、3歳から14歳までの子どもたちを対象とした、物語の朗読入りCDを製作しました。アラブ地域の子どもたちに物語の楽しさを伝えることが目的です。最初のCDは2006年~2007年に製作され、このときは、アラブ地域に伝わる昔話が中心でした。今回は、グリム童話、千夜一夜物語、不思議の国のアリスといった物語が含まれています。900枚のCDが、ガザ地区などアラブ地域の学校、ラジオ局、公共図書館、文化施設等に配布される予定です。

Audio library promotes children’s culture in Arab Region
(ユネスコのニュースリリース)
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=29612&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

ユネスコ、ハイチの国立公文書館・図書館を財政支援

ユネスコは、ハイチの文書資料を災害から救うための資金援助を実施します。これにより、国立公文書館や国立図書館は、被災した建物から重要な文書や書籍を安全な場所に避難させることができるようになります。ユネスコは、国際ブルーシールド委員会とも協力し、ハイチの文書財産の保護に努めていくということです。

UNESCO provides assistance in preserving Haitian documentary heritage
(ユネスコのプレスリリース)
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=29582&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

参考:
IFLA、国際ブルーシールド委員会がハイチ大地震について支援を発表
http://current.ndl.go.jp/node/15641

UNESCO、Information for All プログラムの2009年の報告

ユネスコは、“Information for All Programme”(みんなのための情報プログラム) の2009年の報告として“Information Society Policies. Annual World Report 2009”を公開しました。これによると、情報社会の最も重要な影響は、いくつもの歴史的な格差が解消されるということにあります。ただし、不平等なICTツールの配分によって生じた社会的な差異は同じツールによって取り除くことができるという、逆説的な状況が生じていると、報告は分析しています。

IFAP Annual World Report 2009 available online
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=29548&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

Information Society Policies. Annual World Report 2009
http://portal.unesco.org/ci/en/files/29547/12668551003ifap_world_report_2009.pdf/ifap_world_report_2009.pdf

ユネスコ、「教育におけるICT」をテーマにしたe-learning教材をオンラインで公開

ユネスコのバンコク事務所が作成した、「教育における情報通信技術(ICT)」をテーマにしたe-learning教材が、オンラインで公開されました。もともとこの教材はCDとして製作されましたが、好評だったため、より多くの人に活用してもらえるよう、今回のオンライン公開となりました。

Popular e-learning CD on ICT in education now available online(ユネスコのニュースリリース)
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=29494&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

教材のURL(使用時に名前を入力する必要がある)
http://www2.unescobkk.org/ict/elearning/

ユネスコとGoogle、各国の世界遺産をGoogleストリートビューで提供

ユネスコは、Googleと提携を結び、各国の世界遺産のパノラマ画像をGoogleストリートビューで提供すると発表しています。フランスのベルサイユ宮殿やスペインのカセレス旧市街、英国のストーンヘンジなど19の世界遺産が対象となっています。今後は、日本を含めたその他の国の世界遺産の画像も提供していく予定とのことです。

ストリートビューに世界遺産の写真 GoogleがUNESCOと提携(ITmedia News 2009/12/7付けの記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/07/news011.html

Google and UNESCO announce alliance to provide virtual visits of several World Heritage sites(ユネスコのニュースリリース)
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=29347&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

Discover World Heritage sites with Street View(Googleマップ)

ユネスコ、アラビア古典文学の電子図書館を公開

ユネスコが、アラビア古典文学の電子図書館“Majaliss”を公開しています。オンライン版と3枚組のCD-ROM版があり、CD-ROM版の1枚には音声ファイルを伴った北アフリカ地域の書籍が収録され視覚障害者も利用できるようになっています。

UNESCO Digital Library Majaliss opens up classical Arabic literature to public(ユネスコのニュースリリース)
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=29118&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

Majaliss(アラビア語)
http://rabat.unesco.org/majaliss/

2009年国際識字デーのテーマは、識字によるエンパワーメント

毎年9月8日はユネスコの定める「国際識字デー(International Literacy Day)」ですが、2009年は「The Power of Literacy」を標語とし、識字によるエンパワーメントがテーマとなっています。ユネスコの松浦晃一郎事務局長のメッセージでは、7億7600万人の成人の非識字者の多くが社会的弱者であること、貧困問題解消のためには識字能力の向上が必要であること、識字能力向上により自尊心・自信・自己主張などの能力を身に付けることができ、自身の権利を意識する手助けとなること、等が述べられています。

International Literacy Day
http://www.unesco.org/en/literacy/advocacy/international-literacy-day/

Message from Mr Koichiro Matsuura,Director-General of UNESCO on the occasion of International Literacy Day
http://unesdoc.unesco.org/images/0018/001836/183671e.pdf

参考:
2008年国際識字デーのテーマは「識字は最良の治療薬」

ユネスコ、2009年の国際識字賞受賞者を発表

ユネスコが2009年の国際識字賞の受賞者を発表しました。1989年に韓国政府が設立した世宗王識字賞(The King Sejong Literacy Prizes)を2件が受賞、2005年に中国政府が設立した孔子識字賞(The Confucius Prize)を3件が受賞しています。受賞したプロジェクトは、地方の低カースト層の女性のみによる新聞の発行・販売プロジェクト、ブルキナファソのリテラシー向上プログラムなどとなっています。受賞者には賞金2万ドルが贈られます。

UNESCO Literacy Prize winners for 2009 are announced
http://portal.unesco.org/en/ev.php-URL_ID=46200&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

『アンネの日記』など、ユネスコの「世界の記憶」として新たに登録

バルバドスで2009年7月31日まで開催されている、ユネスコ「世界の記憶(Memory of the World)」プログラムの国際諮問委員会の会合での推薦を受け、『アンネの日記』やタイのチュラロンコーン国王の国家変革の記録資料、マダガスカル王室の公文書など、全部で35の資料が新たに「世界の記憶」に加えられました。

Anne Frank’s Diaries, Royal Archives of Thailand and Madagascar among 35 documentary properties added to UNESCO’s Memory of the World Register
(ユネスコのプレスリリース)
http://portal.unesco.org/en/ev.php-URL_ID=46187&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

ユネスコ、ラテンアメリカにおける情報公開の比較調査報告を刊行

ユネスコが、ラテンアメリカ地域の11か国(チリ、コロンビア、ドミニカ共和国、エクアドル、グァテマラなど)における情報公開について、各国の法律の比較研究を行い、その結果を報告書としてまとめ、刊行しています。

The Right to Information in Latin America: A Comparative Legal Survey just published
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=28959&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

参考:
E833(No.135)ユネスコ,情報公開法に関する報告書の改訂第2版を刊行
http://current.ndl.go.jp/e833

ユネスコ、OERに関する3年間の活動レポートを刊行

ユネスコが2009年6月26日、3年間取り組んできた教育資源のオープン化(Open Educational Resources:OER)に関する活動レポートを刊行しました。トピックの趣旨に応じて、ユネスコの刊行物としては初めて、オープンなライセンス(クリエイティブ・コモンズの表示-非営利-継承)で刊行したとのことです。

Open Educational Resources: Conversations in Cyberspace
http://oerwiki.iiep-unesco.org/index.php?title=Open_Educational_Resources:_Conversations_in_Cyberspace

UNESCO releases new publication on open educational resources
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=28899&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

参考:
NIME研究報告 40-2008
無償の知識供与
オープンエデュケーショナルリソース(OER)の出現
(OECD によるOER最終調査報告書)

E912 - ワールド・デジタル・ライブラリー公開

米国議会図書館(LC)と国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)等は2005年から,電子図書館プロジェクト「ワールド・デジタル・ライブラリー」(World Digital Library:WDL)に取り組んできた(E416参照)。これは,各国の文化の特色を示す資料を地域,時系列,テーマ別に一望できるウェブサイトであり,国際的な相互理解の促進,インターネット上の文化情報資源の増大,教育者,研究者への資料提供,デジタル格差の縮小を目的としている。2009年4月21日,ついに「ワールド・デジタル・ライブラリー」が公開された。…

E909 - 米国が武力紛争の際の文化財保護条約を批准

武力紛争時の文化財保護を目的とする「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約(平成19年条約第10号)」(E192,E688,E879参照)および同議定書について米国は,すでに1954年5月の採択時に署名を行っていたものの,その後長らく批准を行っていなかった。米国を欠くことは,同条約の実効性確保の点で問題とされてきた。…

World Digital Libraryは4月21日スタート予定

ユネスコのニュースリリースによると、米国議会図書館(LC)が中心となり、32か国が参加して設立が予定されていたWorld Digital Libraryのウェブサイトが、2009年4月21日にスタート予定だということです。このウェブサイトでは、参加各国が提供するコンテンツ(手稿、貴重書、地図、映画、音楽、写真など)を見ることができます。

UNESCO, Library of Congress and partners launch World Digital Library
(ユネスコのニュースリリース)
http://portal.unesco.org/en/ev.php-URL_ID=44958&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

World Book and Copyright DayにIFLAも協力を表明

ユネスコは毎年4月23日を“World Book and Copyright Day(世界図書・著作権の日)”としており、各国で様々な関連イベントが催されています。国際図書館連盟(IFLA)もこのほど、World Book and Copyright Dayをサポートすることをアナウンスしました。ユネスコでは、World Book and Copyright Dayのためのポスターをダウンロードできるサービスを開始しており、英語、フランス語の他、各国の言語で文字を自由に入れられるバージョンを準備しています。

World Book and Copyright Day(IFLAのアナウンス)
http://www.ifla.org/III/announce/world-book-copyright-day-en.htm

オープン化された教育資源(OER)へのアクセスに関するオンラインディスカッション(ユネスコ)

ユネスコに2005年から設置されている「オープン化された教育資源(OER)関心コミュニティ」が、2009年2月7日から27日までの3週間にわたり、OERへのアクセスをテーマとした、誰でも参加できるオンライン・ディスカッションを開始するとして参加者を募集しています。第1週は、OERへのアクセスに関する問題点の特定とその分類、第2週・第3週は参加者が経験を持ち寄って、その問題点を解決する方法についてディスカッションする、という形が想定されています。

New discussion on Open Educational Resources to start next week: UNESCO-CI
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=28159&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

南アジアのオープンアクセス事情に関するレポート

ユネスコのニューデリーオフィスが、南アジアのオープンアクセス事情に関するレポート(事例紹介)を刊行しています。インドとパキスタンの2か国で行われている17の電子図書館イニシアチブ、6つのオープンコースウェアイニシアチブ、6つの電子ジャーナルイニシアチブ、5つのメタデータハーベスティングサービス(Open J-Gateなど)、6つの国家レベルのリポジトリ、19の機関リポジトリが紹介されています。

UNESCO publishes a book on Open Access to Knowledge in South Asia: UNESCO-CI
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=26397&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

参考:
E527 - インドのオープンアクセス事情

ユネスコの「万人のための教育(EFA)」プロジェクト・2009年レポート

ユネスコが実施している「万人のための教育」(Education for All;EFA)プロジェクトの2009年状況レポート“Global Monitoring Report 2009”が刊行されています。今回のレポートは、副題の“Overcoming inequality: why governance matters”が示すとおり、開発途上国と先進国との間に「巨大な湾」(vast gulf)が広がっていることを大きな問題として提起しています。

・開発途上国の小学生期の子どもの3人に1人(合計で1億9,300万人)が、栄養失調のため脳の発達・教育達成に障害がある。南アジアでは、この比率は40%に上がる。

E859 - 世界規模の図書館統計の再開に向けて(ユネスコ)

ユネスコ統計部は1999年まで,定期的に世界規模で図書館統計を集約していたが,ユネスコ統計研究所(UIS)が設立されてからは,データの質やカバー範囲に問題があることからこのような取組みは中断されていた。…

ユネスコ、国連識字の10年(2003年~2012年)の中間報告を発表

2003年から2012年にかけての10年は、国連識字の10年(United Nations Literacy Decade)に指定されており、全世界で識字率を高めるための取組みがなされています。2008年10月6日、第63回国連総会の場でユネスコは、取り組みの成果の中間報告をまとめた報告書を発表しました。報告書によると、世界の成人識字率は、1985年から1994年の期間と2000年から2006年の期間とを比較すると、76%から83.6%へと上昇しており、このペースでいくと、2015年には成人識字率は87%に到達すると予想されています。しかし、南アジア、西アジア、サハラ以南のアフリカでは、上昇がスローペースとなっていること、識字問題に対する財政的支援が依然として不十分であることなどが、懸案事項となっているということです。

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