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国際日本文化研究センター(日文研)、OCLC WorldShare ILLで海外の図書館へのILLサービスを開始

2018年4月16日、国際日本文化研究センター(日文研)は、OCLC WorldShare ILLに参加し、海外の図書館へのILLサービスを本格的に開始したことを発表しました。

日本からWorldShare ILLに参加している機関がごく一部であり、また、2018年3月に日米間のILLサービスであるGIFプロジェクトが終了したために、海外の研究者や司書が日本資料へのアクセスに不安を持っていることから、同システムを通じて海外への所蔵資料の貸出および複写物の提供を行うことで、世界の日本研究により一層貢献することを目的としています。

同システム上での複写料金・送料等のやりとりには、OCLCの送金処理代行プログラムInterlibrary-loan Fee Management(IFM)を利用することで、国際間での送金の手間や手数料を大幅に軽減しています。

国際日本文化研究センター図書館、日文研OPACのローマ字検索対応及びWorldCatから日文研OPACへの直接リンクの開始を発表

2018年3月29日、国際日本文化研究センター図書館が、日文研OPACのローマ字検索対応及びWorldCatから日文研OPACへの直接リンクの開始を発表しています。

前者は、日文研OPACの書誌レコードに書名のローマ字表記データが付与されたことにより、同館の蔵書をローマ字で検索することが可能となったもので、後者は、OCLC WorldCatに登録された国際日本文化研究センターの所蔵レコードに、日文研OPACへのリンクが付与されたものです。

日文研OPACがローマ字で検索できるようになりました / WorldCatから日文研OPACへ直接リンクされました(国際日本文化研究センター図書館,2018/3/29)
http://topics.nichibun.ac.jp/ja/sheet/2018/03/29/s001/index.html

公共図書館協会(PLA)・米国図書館協会(ALA)・OCLC、公共図書館や公共図書館の資金調達等に関する有権者の認識等を調査した共同調査報告書を公開

2018年3月21日、米・公共図書館協会(PLA)が、米国図書館協会(ALA)図書館アドヴォカシー部及びOCLCと連携して実施した共同調査の報告書“From Awareness to Funding: Voter Perceptions and Support of Public Libraries in 2018”を公開しました。

OCLCが公共図書館・図書館員・図書館の資金調達に関する有権者の認識・利用状況・態度を調査した2008年の報告書を更新することを目的に行ったもので、比較可能とするため同じ質問と分析が行なわれています。

主な知見として以下の事例を挙げています。

・米国の有権者の多くは公共図書館をコミュニティに必要不可欠なもので、市民の誇りの源と考えている。

・有権者は依然として書籍の無料利用や静かな空間といった伝統的な図書館サービスを高く評価しているが、コミュニティのハブとしての価値への評価を高めている。

・図書館が提供しているサービスと一般的な図書館認識やそれらのサービスのために行われる支援には引き続き断絶がある。

・有権者の多くが図書館への財政支援を支持するが、10年前と比べて明確に支持する人は少なくなっている。

東京文化財研究所と国立西洋美術館、「東京文化財研究所美術文献目録」をOCLCに提供

2018年2月15日、東京文化財研究所と国立西洋美術館は、2018年1月に美術館や博物館の展覧会カタログに掲載されている記事・論文等の書誌データ約5万件を「東京文化財研究所美術文献目録(Tokyo National Research Institute for Cultural Properties, Art Bibliography in Japan)」として、OCLCに提供したことを発表しました。

今回提供されたデータは、同研究所が1936年から継続してきた『日本美術年鑑』編纂事業等を通して、全国の美術館・博物館から寄贈された展覧会カタログ所載記事・論文の書誌データを再利用したものです。

これにより、展覧会カタログに収録されている記事・論文を、WorldCatやArt Discovery Group Catalogueから検索できるようになりました。現時点では1930年から2013年までの情報が提供されており、今後も継続的に新たな情報の追加やデータの充実を図るとしています。

OCLC Research、ウェブアーカイブの記述メタデータに関する報告書を公開

2018年2月7日、OCLC Researchのウェブアーカイブのメタデータに関するワーキンググループが、記述メタデータの推奨事項についてまとめた報告書を公開しました。

アーカイブされたウェブサイトという特徴にあわせたメタデータ実務の一貫性と効率性の改善のための推奨事項に関するものに加え、ユーザーのニーズに関する文献レビュー、ウェブサイト収集ツールに関するレビューを加えた3本の報告書で構成されています。

作成にあたっては、国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)、米国アーキビスト協会(SAA)のウェブアーカイブ部門、Internet ArchiveのArchive-Itなどの多様な関係団体・グループからの意見を参考にしています。

News(OCLC Research)
https://www.oclc.org/research/news.html
※「Descriptive Metadata for Web Archiving 07 February 2018」とあります。

国際日本文化研究センター図書館、目録情報をWorldCatに登録

2018年2月7日、国際日本文化研究センター(日文研)図書館は、同館の資料についての目録情報をOCLCのWorldCatに登録したと発表しました。

2018年1月にOCLCおよび紀伊國屋書店との連携により、日文研が所蔵する日本語・外国語図書など約30万件分の書誌・所蔵情報をWorldCatに一括登録したとのことです。あわせて、従来は日文研のOPACにはなかったヨミのローマ字形データもWorldCatに登録されました。年度内には日文研OPACの側にも読みのローマ字形データとOCLCの書誌IDが登録される予定とのことです。

さらに2018年4月からは、OCLC WorldShare ILLによるILLサービスの実施も予定しているとされています。

日文研図書館の資料がOCLC WorldCatでも検索できるようになりました(国際日本文化研究センター、2018/2/7付け)
http://topics.nichibun.ac.jp/ja/sheet/2018/02/07/s001/index.html

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、全国総合目録“Voilà”を公開

2018年2月2日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)は、全国総合目録“Voilà”を公開したと発表しています。

LAC及びカナダ国内の図書館の目録データをOCLCのWorldcatで管理するもので、Worldcat内にカナダ関係の目録データのサブセットを作成し公開したものです。

2018年後半には、LACは、OCLCのWorldShare Management Services (WMS)を図書館サービスのプラットフォームとして採用する予定となっており、また、WMSを用いてフランス語の名称典拠ファイルを管理し、OCLCの目録サービスやVIAFに提供する計画です。

Voilà – Canada’s new National Union Catalogue(LAC,2018/2/2)
https://thediscoverblog.com/2018/02/02/voila-canadas-new-national-union-catalogue/

OCLC、朝日新聞社など7つの大手出版者と契約し、WorldCat Discoveryでメタデータを提供

2018年1月30日、OCLCが、朝日新聞社など7つの大手出版者と契約し、ディスカバリーサービスWorldCat Discoveryでのメタデータの提供を行なうと発表しています。

OCLCでは、同サービスのために、325の出版者等と契約を締結しています。

今回の契約での、朝日新聞社以外の出版者は以下の通りです。

・East View Information Services
・Hogrefe
・Kluwer Law International B.V.
・Kubikat
・Mergent
・Practising Law Institute

OCLC Research、文献レビュー“Toward a New Understanding of American Higher Education Institutions”を公開

2018年1月19日、OCLC Researchが、文献レビュー“Toward a New Understanding of American Higher Education Institutions: Focus of Educational Offer, Mode of Provision”を公開しました。

高等教育が変化するなかでの研究図書館の未来をテーマとしたIthaka S+Rとの共同研究プロジェクト“University Futures; Library Futures”を支援するためにOCLC Researchが開発した高等教育機関の分類の、背景・文脈を説明するためのもので、高等教育機関の既存の分類や、高等教育機関の主な組織的特徴等といった内容の文献のレビューが行なわれています。

OCLC Research、研究情報管理における永続的識別子の役割に関する現状調査報告書を公開

2017年12月7日、OCLC Researchが、報告書“Convenience and Compliance: Case Studies on Persistent Identifiers in European Research Information Management”を公開しました。

大学図書館や研究図書館の管理職者に対して、欧州における研究情報管理(RIM)分野で新たに発生した実務や基盤に関する情報を提供することを目的に作成されたもので、特に、個人及び組織の永続的識別子の現在及び将来の役割について扱ったものです。

具体的には、フィンランド・ドイツ・オランダの大学、国立図書館、情報通信技術関連組織の実務者・関係者への調査及び半構造化インタビューを通じて、RIMの実践や、集団規模でのRIM活動やデータ集約促進のための永続的識別子の役割を調べたもので、欧州研究図書館協会(LIBER)との共同研究の一環として行われました。

報告書は、最新研究情報(CRIS)システムが、多くの種類のデータや出版物に関する情報を集約し、大規模で複雑な学術コミュニケーションという現状の中で、相互運用のための重要な結節点としての機能を果たしているという、急速に変わりゆくRIMの現状を示しています。

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