NLA(オーストラリア国立図書館)

E2055 - 納本制度70周年記念国際シンポジウム<報告>

2018年7月11日,国立国会図書館(NDL)は,日本の納本制度が70周年を迎えたことを記念し,東京本館において,国際シンポジウム「納本制度の過去・現在・未来-デジタル化時代における納本制度の在り方について-」を開催した。

オーストラリア国立図書館(NLA)、開館50周年を記念しオープンデ―を開催

2018年8月12日、オーストラリア・キャンベラにあるオーストラリア国立図書館(NLA)が、1968年の開館から50周年を記念してオープンデ―を開催しました。

子ども向けのイベントとしては、フェイスペインティング・工作・ストーリーテリング等が、大人向けのイベントとしては、館内ツアー・講演・上映会が開催されたほか、同館所蔵の特別コレクション・開館関連資料・アジアコレクションに関する展示、職員によるライトニングトーク、作家Kaz Cooke氏とNLA館長によるケーキカット等も行われ、軽食やソフトドリンクなども終日提供されました。

公式Twitterによると先着2,500人には図書館グッズがプレゼントされています。

National Library Open Day Celebrate 50 years of the Library building(NLA)
https://www.nla.gov.au/event/national-library-open-day

オーストラリア国立図書館(NLA)が所蔵するオーストラリア先住民の言語を採録したコレクションのデジタルアーカイブが公開

2018年6月11日、オーストラリア国立図書館(NLA)が、“Digital Daisy Bate”を公開しています。

民族学者・ベイツ(Daisy Bates)が採録した、西オーストラリアのオーストラリア先住民(Aboriginal)の言語に関するコレクションをオンラインで利用できるようにしたもので、メルボルン大学芸術学部・オーストラリア研究会議(ARC)・ARCのダイナミックな言語に関する研究拠点(Centre of Excellence for the Dynamics of Language)・NLAの支援を受けて、メルボルン大学のNick Thieberger准教授が作成しました。

古いものでは採録時期が1900年代に遡る2万3,000ページ分のオーストラリア先住民の言語のリストや4,000ページ分のタイプ打ち原稿等がデジタル化され検索・閲覧できるようになっており、検索結果画面では、オリジナルの画像とテキスト・注釈が並べて表示されます。

7月13日にARCが公開したNick Thieberger准教授へのインタビュー記事によると、今回のデジタル化にあたっては、人文科学のテキストの符号化・交換のための規格TEIの技術が用いられているようです。

National and State Libraries Australia(NSLA)、デジタルデポジットシステム“National edeposit (NED)”を2019年初頭にも公開

2018年5月21日、オーストラリア国立図書館(NLA)・ニュージーランド国立図書館(NLNZ)及びオーストラリアの州立・準州立図書館が加盟するNational and State Libraries Australia(NSLA)が、デジタルデポジットシステム“National edeposit (NED)”開発の最終段階であることを発表しています。

オーストラリアの法定納本制度では、国立及び州立・準州立の図書館が、所管地域の全ての出版物を収集することとなっており、NEDは増大するデジタル資源の収集に対応するために開発されています。

NEDでは、出版者は一度納本するだけで州・準州立と国立図書館両者への納本を完了することができるほか、NSLA加盟館で収集されたデジタル資源の長期保存や公開が可能となります。

NEDは2019年初頭に公開される予定です。

NED is coming!(NSLA,2018/5/21)
https://www.nsla.org.au/news/ned-coming

オーストラリア国立図書館、連邦政府機関のウェブサイトを収集・保存する“Australian Government Web Archive”に1,400万点のドキュメントを追加

2017年8月30日、オーストラリア連邦政府機関のウェブサイトを収集・保存するウェブアーカイブ“Australian Government Web Archive”(AGWA)に、バルク収集によって収集された1,400万点のドキュメント(1.9TB)が追加されたことが、オーストラリア国立図書館(NLA)が運営するウェブアーカイブPANDORAのTwitter公式アカウントで発表されています。

@NLAPandora(twitter,2017/8/30)
https://twitter.com/NLAPandora/status/902705884832268290

Australian Government Web Archive(NLA)
http://webarchive.nla.gov.au/gov/

オーストラリア・ニュージーランド両国の図書館間の資源共有促進を目的としたサービス“Trans Tasman Interlending”(文献紹介)

2017年8月にポーランドのヴロツワフで開催される第83回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、オーストラリア国立図書館(NLA)のモニカ(SZUNEJKO, Monika)氏及びニュージーランド国立図書館(NLNZ)のケイ(FORAN, Kaye)氏による“Linking up Australia and New Zealand: Trans-Tasman collaboration and the evolving resource sharing ecosystem”と題する文献が公開されています。

2006年にオーストラリアとニュージーランドの図書館間での資源共有促進を目的に開発された“Trans Tasman Interlending”の概要と現状をまとめたもので、同サービスは、両国の国立図書館により、VDXソフトをベースとした“Trans-Tasman gateway”を介したシステム間の相互運用や集中型の課金制度により運用されてきました。

オーストラリア国立図書館、デジタル化した1901年から1957年までの連邦官報を、情報探索システムTroveで公開

2017年3月2日、オーストラリア国立図書館(NLA)が、情報探索システムTroveで、1901年1月の創刊号から1957年までの連邦官報をデジタル化して公開したと発表しています。

議会法律顧問室(OPC)が所蔵する官報を、NLAがデジタル化し全文検索を可能としたもので、利用者は、修正、タグ付け、注釈付けをすることが可能です。

Commonwealth Gazette 1901 to 1957 Government gazette fully searchable and freely available online for the first time(NLA,2017/3/2)
https://www.nla.gov.au/blogs/trove/2017/03/02/commonwealth-gazette-1901-to-1957

オーストラリア連邦政府、資料のデジタル化とインフラの更新を目的に、Troveに今後4年間で1,640万ドルを支出

2016年12月19日にオーストラリア連邦政府が公表した年央経済・財政見通し(MYEFO)において、オーストラリア国立図書館が運営する情報探索システムTroveでの、資料のデジタル化やインフラ更新のため、今後4年間で1,640万ドルを支出すると説明されています。

Mid-Year Economic and Fiscal Outlook 2016-17(MYEFO)
http://www.budget.gov.au/2016-17/content/myefo/download/2016-17-MYEFO-combined.pdf
※p.140に記載があります。

Good news for Trove in MYEFO (オーストラリア図書館協会,2016/12/19)
https://www.alia.org.au/news/14990/good-news-trove-myefo

参考:
オーストラリア連邦政府、オープンガバメントのアクションプランを公開 図書館・公文書館の役割について言及
Posted 2016年12月9日
http://current.ndl.go.jp/node/33076

オーストラリア、今後10年間の研究基盤開発の優先事項をまとめたロードマップの草案を発表
Posted 2016年12月7日

オーストラリア連邦政府機関のウェブサイトを収集・保存するウェブアーカイブ“Australian Government Web Archive(AGWA)”に2,000万点のファイルが追加

オーストラリア連邦政府機関のウェブサイトを収集・保存するウェブアーカイブ“Australian Government Web Archive(AGWA)”に2,000万点のファイルが追加されたことが、オーストラリア国立図書館(NLA)が運営するウェブアーカイブPANDORAのTwitter公式アカウント上で発表されています。

これらのファイルは、10月に収集されたもので、サイズは約2TBになります。

Twitter(@NLAPandora, 2016/12/5)
https://twitter.com/NLAPandora/status/805904761430032386

Australian Government Web Archive
http://webarchive.nla.gov.au/gov/

参考:
オーストラリア国立図書館、総選挙期間中に収集した政府機関ウェブサイトを公開
Posted 2016年7月12日
http://current.ndl.go.jp/node/32064

オーストラリア国立図書館、オーストラリア連邦政府のサイトをバルク収集したウェブアーカイブを公開
Posted 2014年3月28日
http://current.ndl.go.jp/node/25793

オーストラリア連邦政府、オープンガバメントのアクションプランを公開 図書館・公文書館の役割について言及

2016年12月7日、オーストラリア連邦政府がオープンガバメントのアクションプラン“Australia's First Open Government National Action Plan 2016-18”を公開しました。その中で、図書館や公文書館の役割が言及されています。

オーストラリア図書館協会(ALIA)は、このアクションプランの実施に関与する組織として言及されており、実施に当たり、

・公共のデータインフラの性能を向上させる
・オーストラリア連邦政府による助成の確認・申請のためのハブを提供する
・オーストラリア国立公文書館が資料をデジタル化して公開する作業を支援する

ことなどを表明しています。

また、オーストラリア国立図書館(NLA)の情報探索システムTroveが、よく使用されていて成功しているポータルサイトの例として挙げられています。

このアクションプランは、事業の透明性や説明責任、オープンデータとデジタル革新、政府情報へのアクセス、公共セクターの統合、国民の参加や関与、などの15項目を挙げています。

ALIA supports Australia's first Open Government National Action Plan(ALIA, 2016/12/9)

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