NLA(オーストラリア国立図書館)

オーストラリア国立図書館、デジタル化した1901年から1957年までの連邦官報を、情報探索システムTroveで公開

2017年3月2日、オーストラリア国立図書館(NLA)が、情報探索システムTroveで、1901年1月の創刊号から1957年までの連邦官報をデジタル化して公開したと発表しています。

議会法律顧問室(OPC)が所蔵する官報を、NLAがデジタル化し全文検索を可能としたもので、利用者は、修正、タグ付け、注釈付けをすることが可能です。

Commonwealth Gazette 1901 to 1957 Government gazette fully searchable and freely available online for the first time(NLA,2017/3/2)
https://www.nla.gov.au/blogs/trove/2017/03/02/commonwealth-gazette-1901-to-1957

オーストラリア連邦政府、資料のデジタル化とインフラの更新を目的に、Troveに今後4年間で1,640万ドルを支出

2016年12月19日にオーストラリア連邦政府が公表した年央経済・財政見通し(MYEFO)において、オーストラリア国立図書館が運営する情報探索システムTroveでの、資料のデジタル化やインフラ更新のため、今後4年間で1,640万ドルを支出すると説明されています。

Mid-Year Economic and Fiscal Outlook 2016-17(MYEFO)
http://www.budget.gov.au/2016-17/content/myefo/download/2016-17-MYEFO-combined.pdf
※p.140に記載があります。

Good news for Trove in MYEFO (オーストラリア図書館協会,2016/12/19)
https://www.alia.org.au/news/14990/good-news-trove-myefo

参考:
オーストラリア連邦政府、オープンガバメントのアクションプランを公開 図書館・公文書館の役割について言及
Posted 2016年12月9日
http://current.ndl.go.jp/node/33076

オーストラリア、今後10年間の研究基盤開発の優先事項をまとめたロードマップの草案を発表
Posted 2016年12月7日

オーストラリア連邦政府機関のウェブサイトを収集・保存するウェブアーカイブ“Australian Government Web Archive(AGWA)”に2,000万点のファイルが追加

オーストラリア連邦政府機関のウェブサイトを収集・保存するウェブアーカイブ“Australian Government Web Archive(AGWA)”に2,000万点のファイルが追加されたことが、オーストラリア国立図書館(NLA)が運営するウェブアーカイブPANDORAのTwitter公式アカウント上で発表されています。

これらのファイルは、10月に収集されたもので、サイズは約2TBになります。

Twitter(@NLAPandora, 2016/12/5)
https://twitter.com/NLAPandora/status/805904761430032386

Australian Government Web Archive
http://webarchive.nla.gov.au/gov/

参考:
オーストラリア国立図書館、総選挙期間中に収集した政府機関ウェブサイトを公開
Posted 2016年7月12日
http://current.ndl.go.jp/node/32064

オーストラリア国立図書館、オーストラリア連邦政府のサイトをバルク収集したウェブアーカイブを公開
Posted 2014年3月28日
http://current.ndl.go.jp/node/25793

オーストラリア連邦政府、オープンガバメントのアクションプランを公開 図書館・公文書館の役割について言及

2016年12月7日、オーストラリア連邦政府がオープンガバメントのアクションプラン“Australia's First Open Government National Action Plan 2016-18”を公開しました。その中で、図書館や公文書館の役割が言及されています。

オーストラリア図書館協会(ALIA)は、このアクションプランの実施に関与する組織として言及されており、実施に当たり、

・公共のデータインフラの性能を向上させる
・オーストラリア連邦政府による助成の確認・申請のためのハブを提供する
・オーストラリア国立公文書館が資料をデジタル化して公開する作業を支援する

ことなどを表明しています。

また、オーストラリア国立図書館(NLA)の情報探索システムTroveが、よく使用されていて成功しているポータルサイトの例として挙げられています。

このアクションプランは、事業の透明性や説明責任、オープンデータとデジタル革新、政府情報へのアクセス、公共セクターの統合、国民の参加や関与、などの15項目を挙げています。

ALIA supports Australia's first Open Government National Action Plan(ALIA, 2016/12/9)

オーストラリア、今後10年間の研究基盤開発の優先事項をまとめたロードマップの草案を発表

オーストラリアの教育省(Department of Education and Training)が、今後10年間の研究基盤開発の優先事項について定めた“2016 National Research Infrastructure”の草案を2016年12月5日に公開したことを受け、オーストラリア図書館協会(ALIA)が、その草案について紹介しています。

草案では、地域や産業界に利益をもたらしながら、既存のパラダイムを転換させるような研究を推進することができる9つの重点分野の研究基盤に焦点があてられ、人文・社会科学分野のプラットホームでは、“Atlas of Living Australia”及びオーストラリア国立図書館(NLA)の“Trove”が単一分野のアプローチを超えた良い事例として言及されているとのことです。

また、コレクションのデジタル化手段の調整と、既存のプラットフォームやデジタルコレクションの国際的な相互運用可能性の保証の必要性が指摘されていることや、先住民研究や、オーストラリアの文化財を活用できるプラットフォームの調整など、人文・社会科学分野での統合や調整について改善が求められていることが紹介されています。

草案へのコメントが、2017年1月16日まで求められています。

オーストラリア国立図書館が所蔵するボートゲームコレクション(記事紹介)

11月19日に「図書館でゲームをする日」(International Games Day @ Your Library)を迎えるにあたり、オーストラリア国立図書館(NLA)が、同館のブログで、所蔵するボートゲームコレクションの中から、ヨーロッパからの移住以来のオーストラリアの歴史を反映しているゲーム10点を紹介しています。

同館ではボートゲームを保存目的に所蔵しており、その多くをオンラインで調べたり、館内で請求して見ることはできますが、遊ぶことはできないとのことです。

BOARD GAMES IN THE LIBRARY (NLA,2016/11/8)
https://www.nla.gov.au/blogs/behind-the-scenes/2016/11/08/board-games-in-the-library

米国デジタル公共図書館が主催するGIFアニメの国際的なコンペティション“GIF IT UP”、今年も開催

今年も、2016年10月1日から10月31日まで、米国デジタル公共図書館(DPLA)が主催する、GIFアニメの国際コンペティション“GIF IT UP”が開催されます。

DPLA、Europeana、ニュージーランド国立図書館の“DigitalNZ”、オーストラリア国立図書館の“Trove”から利用できるパブリックドメインやオープンライセンスの動画・画像・テキスト等を使用して作成したGIFアニメのコンペティションで、応募作品の中から、優勝、次点(3作品)、people's choice賞、Europeana賞、Trove賞(3作品)、Trove Student賞(3作品)が選ばれます。

GIF IT UP Returns on October 1(DPLA,2016/9/13)
https://dp.la/info/2016/09/13/gif-it-up-returns-on-october-1/

オーストラリア及びニュージーランドの国立図書館・州立図書館の連合であるNSLA、“Born Digital 2016”を開催(8/8-8/12)

2016年8月8日から8月12日まで、公益のためにデジタルコンテンツを保存することの重要性を啓発する“Born Digital 2016: collecting for the future”を実施することを、オーストラリア及びニュージーランドの国立図書館及び州立図書館の連合であるNSLA(National and State Libraries Australia)が発表しています。

NSLAのDigital Preservationプロジェクトが主催するもので、オーストラリア国立図書館(NLA)やニュージーランド国立図書館(NLNZ)をはじめ、NSLAの各図書館でイベントが開催されます。

デジタルコンテンツの収集保存に関する疑問について、専門家にオンラインでインタビューし、期間中に毎日公開する、といった取組も行われるようです。

Born Digital 2016: promoting digital preservation and 25 years of life on the web(NSLA, 2016/7/29)
http://www.nsla.org.au/news/born-digital-2016-promoting-digital-preservation-and-25-years-life-web

オーストラリア国立図書館、総選挙期間中に収集した政府機関ウェブサイトを公開

オーストラリア国立図書館(NLA)は、連邦政府のウェブサイトをバルク収集する“Australian Government Web Archive (AGWA) ”に、900万ファイル、1.1TBのデータを追加したと発表しています。

追加されたのは、オーストラリアの総選挙期間中の、2016年6月下旬から7月上旬に収集した政府機関のウェブサイトで、今回、インデキシングされ利用可能となりました。

Australian Government Web Archive
http://webarchive.nla.gov.au/gov/
※Latest updates欄に説明があります。

参考:
E1793 - オンライン資料の納本制度の現在(3)オーストラリア
カレントアウェアネス-E No.302 2016.04.28
http://current.ndl.go.jp/e1793

オーストラリア国立図書館の情報探索システム“Trove”とORCIDの連携開始から1年(記事紹介)

2016年5月31日、オーストラリア国立図書館(NLA)が、同館の情報探索システム“Trove”とORCIDの連携開始から1年が経過したことに際し、成果、改善点等をブログで紹介しています。

2015年にORCIDとの連携がはじまった当初は、Troveにおいて識別されていたオーストラリアの研究者は2,000名強であったものの、現在約1万2,000名にまで増加しているとされています。

まず、成果としては、従来、Troveにおける研究者のバイオグラフィーに追記することは難しかったものの、現在は、研究者がNLAに連絡をしてきた場合、ORCIDのプロフィールを作成、充実してもらうよう勧めており、ORCIDのレコードが数日後にTroveに反映されるようになっていること、また、2月にリリースされたTrove7.0の新機能である‘Related To’ のファセットによってORCIDのレコードを大学ごとに絞り込むことができるようになったことが紹介されています。

次に改善点として、人文学分野の研究者の識別(自然科学分野の研究者以外を識別するのが難しい現状にあること)、メルボルン大学のように、成果物のレコードにORCIDを含めることが、オーストラリア国内の他の大学でも始められることを期待していること、などが挙げられています。

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