JISC(英国情報システム合同委員会)

オープンアクセスの資料をテーマ別に編集したオンライン書籍“Living Books About Life”シリーズ

オープンアクセスの資料をテーマ別に編集したオンライン書籍“Living Books About Life”シリーズが、英国情報システム合同委員会(JISC)の支援によりOpen Humanities Press (OHP)から刊行されています。世界中の人文系の研究者により執筆・作成された、生命(Life)に関するテーマについての論文・記事・ウェブサイト等の資料を編集したもので、動画や音声等も含まれています。現時点では21点が刊行されています。中身はアップデートされて入れ替わることから“living books”と名付けられているようですが、ある時点での内容を固定したPDF版も作成されるようです。

Living Books About Life
http://www.livingbooksaboutlife.org/

英国情報システム合同委員会(JISC)、統一的な電子リソースプラットフォーム“JISC eCollections”を発表

2011年11月24日、英国情報システム合同委員会(JISC)が、JISC Collectionsでナショナルサイトライセンス契約している電子リソースへアクセスするための統一的なプラットフォーム“JISC eCollections”を発表しました。JISC eCollectionsでは以下の3種類のコンテンツを利用できるようです。

・JISC Historic Books:1475年から1900年までに英国で刊行された35万冊以上デジタル化図書。EEBOやECCOを含む。
・JISC Journal Archives:600タイトル以上の電子ジャーナル(収録論文数375万点以上)アーカイブ。
・JISC MediaHub:50万点以上のマルチメディア資料(動画、画像、音声等)。

その他、JISC eCollectionsは、COUNTERによる統計機能、OpenURL対応、Shibboleth認証(UK Access Management Federation)等を実装しているそうです。

JISC eCollections
http://www.jiscecollections.ac.uk/

Announcing JISC eCollections (JISC 2011/11/24付けニュース)

E1241 - ハイブリッドOAを巡る高等教育機関・出版社・助成機関の問題

E1241 - ハイブリッドOAを巡る高等教育機関・出版社・助成機関の問題

英国情報システム合同委員会(JISC)傘下のJISC Collectionsは,2009年から2011年にかけて学術ジャーナル出版の新たなビジネスモデルとしてのオープンアクセス(OA)出版をテーマに据えた,3フェーズから成る研究プロジェクトを実施した。2011年3月に開始されたフェーズ3では「ハイブリッドOA」モデルに焦点を当て,高等教育機関の図書館員や機関リポジトリ担当者,助成機関や出版社の関係者へのインタビュー等を行った。その結果が2011年9月付けで発表された報告書“JISC Collections Open Access Fees Project: Final Report”にまとめられている。...

英国のデザイナーザンドラ・ローズ氏の作品がデジタル化へ

2011年11月18日、英国のUCA芸術大学(University for the Creative Arts)が同国の著名デザイナーであるザンドラ・ローズ(Zandra Rhodes)氏の過去の作品等の資料をデジタル化すると発表しました。これは、英国情報システム合同委員会(JISC)の助成を受けて行なわれるもので、ローズ氏の過去50年間の2,500点を超す作品のなかから500点を選びデジタル化を行うようです。デジタル化された資料はデータベース化され一般に公開される予定とのことです。

£110,000 project to celebrate 50 years of fashion (University for the Creative Arts 2011/11/18付けの記事)
http://ucreative.ac.uk/article/35581/%26pound%3B110%2C000-project-to-celebrate-50-years-of-fashion

英国情報システム合同委員会(JISC)による2つのオープンアクセス関係の研究レポート

英国情報システム合同委員会(JISC)の英国オープンアクセス実行グループ(UK Open Access Implementation Group:OAIG)が、オープンアクセス(OA)に関する2つの調査レポートを公開したようです。1つ目の“Benefits to the Private Sector of Open Access to Higher Education and Scholarly Research”は、企業が大学等の研究成果をOAで利用することで、コストと時間の削減につながり、開発サイクルを短縮することができる等の効果があることについて検証したもののようです。2つ目の“Open Access Fees Report”は、OA出版に係る出版費用について調査したもののようです。なお、OAIGはこれらのレポートとともに、大学等の研究機関向けに、OAポリシーの採択やOAの取り組みに役立つような情報をまとめたリソースパックも公開しています。

Benefits to the Private Sector of Open Access to Higher Education and Scholarly Research (PDF)

英エディンバラ大学、効率的な研究データ管理方法のためのeラーニングサイト“MANTRA”を公開

英国のエディンバラ大学が、ポスドクや若手研究者らが効率的な研究データ管理の方法などをオンラインで学習できる教材を開発し、“MANTRA”というウェブサイトで公開しています。主な対象分野は、社会科学、臨床心理学、地球科学とされています。サイト左側に教材が並んでおり、その他、SPSS、R、ArcGIS、NVivoといったデータ分析ツールのマニュアルも公開されています。MANTRAプロジェクトは英国情報システム合同委員会(JISC)の助成を受けているとのことです。

MANTRA
http://datalib.edina.ac.uk/mantra/

Research Data MANTRA project
http://www.ed.ac.uk/schools-departments/information-services/about/organisation/edl/data-library-projects/mantra

Research Data Mantra project wiki
https://www.wiki.ed.ac.uk/display/mantra/Research+Data+Mantra+project+wiki

JISC Digital Media、学習や教育に役立つ動画を共有するための“EdMediaShare”を公開

2011年10月3日、英国情報システム合同委員会(JISC)の諮問機関として、英国の継続教育と高等教育コミュニティを支援しているJISC Digital Mediaが、教育・学習・研究に役立つ動画を共有するためのウェブサイト“EdMediaShare”を公開したようです。

EdMediaShare
http://jiscdigitalmedia.mediacore.tv/

EdMediaShare now live (JISC Digital Media 2011/10/3付けの記事)
http://www.jiscdigitalmedia.ac.uk/blog/entry/edmediashare-now-live

英国図書館(BL)所蔵の16世紀楽譜資料がデジタル化公開

英国のロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校(Royal Holloway, University of London)と英国図書館(BL)、そして英国情報システム合同委員会(JISC)が、BLの所蔵している初期の印刷資料である楽譜資料300点以上をデジタル化し、“Early Music Online”というウェブサイトで一般公開を始めたようです。公開された資料は16世紀の資料が中心で、Josquin des Prezによる教会音楽、Thomas TallisやWilliam Byrdの英国音楽の他、ニュルンベルグの乾杯の歌(drinking-songs)等が含まれているようです。

Early Music Online
http://www.earlymusiconline.org/

英国情報システム合同委員会(JISC)等、高等教育におけるオンライン学習リソースの影響調査や活用に関する提言等をまとめたレポートを刊行

2011年9月2日、英国情報システム合同委員会(JISC)と高等教育アカデミー(HEA)が、“Open Educational Resources: The value of reuse in higher education”と題するレポート(7月31日付)を刊行しました。このレポートは、オックスフォード大の研究チームが、2010年11月から2011年6月までの間に、オンラインで公開されている教育リソース“Open Educational Resources”(OER)の教育および学習に与える影響について調査したもののようです。レポートでは、OERが教育者および学習者に与える影響や、OERの活用を促す、あるいは、阻害する要因等を指摘し、それをもとに高等教育機関やそのスタッフ向けの提言をまとめているようです。レポートを執筆した一人、オックスフォード大のホワイト(David White)氏によると、このレポートは、特に学生の、OERに対する批判的な分析能力を向上させる支援を行う、高等教育機関のスタッフに対するアドバイスをまとめたものであるとのことです。

OER Impact (JISCのレポート掲載ページ)
http://www.jisc.ac.uk/whatwedo/programmes/elearning/oer2/oerimpact.aspx

研究データ長期保存の効果分析ツール“KRDS-I2S2 Toolset”のバージョン2が公開

英国情報システム合同委員会(JISC)の助成による“KRDS-I2S2 Digital Preservation Benefits Analysis Tools Project”プロジェクトが、研究データの長期保存の効果分析ツール“KRDS-I2S2 Toolset”のバージョン2を公開しました。ここで、効果としては「新しい研究機会」「研究の生産性向上」「研究助成に対する義務の遂行」などが想定されているようです。

このツールセットには“KRDS Benefits Framework (Tool 1)”と“Value-chain and Benefits Impact tool (Tool 2)”の2つが含まれており、Tool 1は入門的(これ単独で使用することも可能)、Tool 2は発展的なツールという位置づけのようです。同プロジェクトのページから、ツールセット全体のガイド、各ツールのガイド及びワークシート(Tool 1用に1種類、Tool 2用に2種類)をダウンロードすることができます。

KRDS/I2S2 Digital Preservation Benefit Analysis Tools Project
http://beagrie.com/krds-i2s2.php

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