IFLA(国際図書館連盟)

国際図書館連盟(IFLA)、メキシコの著作権法改正に関して声明を発表

2018年5月4日、国際図書館連盟(IFLA)の事務局長(Secretary General)ライトナー(Gerald Leitner)氏が、メキシコにおいて、著作権侵害が疑われるだけでオンライン上の著作物をオフラインにしたり削除したりすることを可能とする内容の法律が成立したことを受け、声明を発表しています。

声明では、同規定は、情報アクセスの自由や表現の自由といった基本的人権を不当・不必要に制限するものであり、合法的な著作物を容易に削除されることになりかねないとし、メキシコ政府と議会に対し、少なくとも改正による影響に関して適切な協議がなされるまで改正を停止するよう求めています。

IFLA Secretary General's Statement on the Mexican copyright reform (IFLA,2018/5/4)
https://www.ifla.org/node/39310

国際図書館連盟(IFLA)貴重書・特別コレクション分科会、貴重書・特別コレクションの整理業務におけるRDAへの対応状況に関するオンラインアンケートを開始

2018年5月7日、国際図書館連盟(IFLA)貴重書・特別コレクション分科会(Rare Book and Special Collections Section)は、貴重書・特別コレクションの整理業務におけるRDA(Resource Description and Access)への世界的な対応状況を把握する事を目的としたオンラインアンケートの開始を発表しています。

調査は7月6日まで行われます。

Survey on rare materials cataloguing with RDA(IFLA,2018/5/7)
https://www.ifla.org/node/40422

Survey on Rare Materials Cataloguing with RDA
https://www.surveygizmo.com/s3/4330026/Rare-Materials-Cataloguing
※オンラインアンケート

国際図書館連盟(IFLA)、図書館の諸活動がコミュニティや住民の生活に与える好影響に関して説得力のある話を可能とするためのマニュアルを公開:持続可能な開発目標(SDGs)への貢献事例収集促進のため

2018年4月10日、国際図書館連盟(IFLA)が、マニュアル“Libraries and the Sustainable Development Goals: A Storytelling Manual”を公開しました。

同マニュアルは、図書館員や図書館の支援者が、図書館の活動・事業・プログラムが、コミュニティや住民の生活に与える好影響に関して説得力のある話ができるようになるために設計されており、IFLAが“Library Map of the World”で公表予定の、国連(UN)の持続可能な開発目標(SDGs)達成への図書館の貢献を示す事例の提出を促すことを目的としています。

Tell us your story: IFLA’s “Libraries and the Sustainable Development Goals: A Storytelling Manual” is now published(IFLA,2018/4/10)
https://www.ifla.org/node/36272

【イベント】日本図書館研究会情報組織化研究グループ2018年4月月例研究会「FRBRからLRMへ:書誌情報に関わる新たな概念モデルについて」(4/28・吹田)

2018年4月28日、大阪府吹田市の大阪学院大学2号館において、日本図書館研究会情報組織化研究グループの2018年4月月例研究会「FRBRからLRMへ:書誌情報に関わる新たな概念モデルについて」が開催されます。発表者は大阪学院大学の和中幹雄氏です。

同研究会では、IFLA LRMの成り立ちの概要、同モデルの具体的な特徴、日本で同モデルの普及を図る方策について発表されます。

事前申込みは不要です。

情報組織化研究グループ月例研究会のご案内
http://josoken.digick.jp/meeting/news.html#201804

参考:
CA1923 - 動向レビュー:IFLA Library Reference Modelの概要 / 和中幹雄
カレントアウェアネス No.335 2018年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1923

CA1923 - 動向レビュー:IFLA Library Reference Modelの概要 / 和中幹雄

 国際図書館連盟(IFLA)による3つの概念モデル、書誌データ全般を対象とするFRBR(CA1480参照)(1)、典拠データを対象とするFRAD(2)、主題典拠データを対象とするFRSAD(CA1713参照)(3)を統合した書誌情報に関わる新たな概念モデルIFLA Library Reference Model(IFLA LRM)(4)が、2017年8月にIFLAの専門委員会により承認され本文が公開された。

国際図書館連盟(IFLA)、国際児童図書評議会 (IBBY)及びInternational Literacy Association(ILA)と世界各地の識字率向上のために連携すると発表

国際図書館連盟(IFLA)は、2018年3月28日に、国際児童図書評議会 (IBBY) 及びInternational Literacy Association(ILA)と、世界各地の識字率(literacy rate)を100%とすることを目的に連携する内容の覚書(MoU)を締結すると発表しました。

IFLA joins forces with IBBY and ILA to increase literacy rates(IFLA,2018/3/27)
https://www.ifla.org/node/36068

国際図書館連盟(IFLA)、世界各国の図書館による議論を通じた将来ビジョン策定の取組“IFLA Global Vision”の概要報告書を公表

2018年3月19日、国際図書館連盟(IFLA)が、“President's Meeting 2018”において“Global Vision Report Summary Top 10 Highlights and Opportunities”を公表しました。

IFLAによる、世界各国の図書館による議論を通じた将来ビジョン策定の取組“IFLA Global Vision”に参加した図書館員の意見を分析した概要報告書です。

地域・館種等にかかわらず図書館の目標や永続的な価値や役割に関して全世界の図書館員が共有していることや、共通の目標への課題に対応するため地域の特徴・要件を知ることが重要であることがわかったとし、あわせて、意見で出された図書館の10の主要な役割と、それに対応する行動のための10の条件を紹介しています。

Launched today! IFLA Global Vision Report Summary Reveals Top 10 Highlights and Opportunities(IFLA,2018/3/19)
https://www.ifla.org/node/34321

国際図書館連盟(IFLA)、2018年の国際マーケティング賞の受賞図書館を発表

国際図書館連盟(IFLA)が、2018年の国際マーケティング賞(IFLA International Marketing Award)の受賞図書館を発表しています。

同賞には56件の応募があり、10件のプロジェクトが選ばれました。応募の内訳は、館種別では大学図書館から35件、公共図書館から21件で、国別の応募数は中国の23件が最多で、ロシア5件、インド4件、オーストラリア3件、米国・ドイツ・フィリピン・フランスが2件と続きます。

第1位には、米国・ニューヨーク市のニューヨーク公共図書館(NYPL)、ブルックリン公共図書館、クイーンズ公共図書館による“2017 NYC Youth Amnesty”が選ばれました。同プロジェクトは、17歳以下の利用者の貸出資料の延滞による罰金を免除し、罰金の未払いで利用停止になっていた利用者に再び図書館を利用してもらう取組みです。取組みの結果、4万人以上の利用資格が復活しました。

国際図書館連盟(IFLA)、国際出版連合(IPA)、国際STM出版社協会(STM)が共同で、アイデアの創造や情報へのアクセスに関するプレスリリースを発表

2018年3月15日、国際図書館連盟(IFLA)、国際出版連合(IPA)、国際STM出版社協会(STM)が共同で、アイデアの創造や情報へのアクセスに関するプレスリリースを発表しました。

プレスリリースでは、世界知的所有権機構(WIPO)における著作権関連の議論を前進させるべきこと、研究者を故意に欺くような学術雑誌に関する課題に共同で取り組むこと、文字資料は重要な遺産として適切に保存されるべきこと、情報の量が増えても質も維持されるべきであること、などが述べられています。

Supporting Quality Information: IFLA, Publishers' Organisations Issue Joint Press Release(IFLA, 2018/3/15)
https://www.ifla.org/node/34290

国際図書館連盟(IFLA)、“Library Map of the World”の2018年度の更新計画を発表し、協力を呼びかけ

2018年3月14日、国際図書館連盟(IFLA)が、“Library Map of the World”の2018年度の更新計画3点を発表し、協力を呼びかけています。

1つ目は、図書館に関する統計データの最新版への更新で、既登録国・未登録国を含め、まもなく最新データの提出が呼びかけられます。

2つ目は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に関する図書館の活動やその活動のコミュニティや人々の生活への貢献に関する事例の共有・発信で、まもなく、作成のためのマニュアル“SDG Storytelling Manual”と事例提出のためのウェブページが公開されます。IFLAのInternational Advocacy Programme(IAP)参加国を含め全ての図書館・図書館支援者からの提出が呼びかけられています。

3つ目は、2018年8月にマレーシア・クアラルンプールで開催される世界図書館情報会議・国際図書館連盟年次大会にあわせての、“Library Map of the World”内での各国ページの開設です。2018年6月末を暫定的な締切として、既登録国・未登録国に対して、同ページでの掲載情報(図書館界の概要、図書館に関する法律、図書館情報学教育など)の提出が呼びかけられます。

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