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オランダ

E1017 - オランダ王立図書館,2010‐2013年の戦略計画を発表

オランダ王立図書館(KB)はこのほど,2010年から2013年までの戦略計画(E549参照)を作成し,公表した。KBは,「人と情報を結びつける (bring people and information together)」をミッションとする。このミッションの下,デジタル化の影響を受けて情報提供のあり方が激変する中でKBが影響力を持つために,「オ ランダの全ての出版物及びオランダについて書かれた全ての資料に,誰でも,どこからでもアクセスできるようにする」「オランダの(学術)情報インフラにお いて中心的な役割を担う」「国内的,国際的に,デジタル情報への永続アクセスを促進する」というビジョンを掲げている。さらにこのビジョンを達成するた め,5つの戦略的優先事項を挙げている。...

オランダ王立図書館、1470年以降の全資料のデジタル化を戦略計画に盛り込む

オランダ王立図書館(KB)の2010-2013年の戦略計画(英語版)が公表されています。優先的な戦略として、下記の5点があげられています。

1.オランダで出版された、あるいはオランダについての出版物の全てについて、全ての人にアクセスを提供する。
2.全国的な情報インフラを改善する。
3.デジタル情報の長期保存を保証する。
4.コレクションの維持、提供、強化を行う。
5.KBを、挑戦する組織、魅力的な職場とする。

1.に関しては、1470年以降のオランダの書籍・新聞・雑誌の全てをデジタル化するという目標も記載されています。

Strategic Plan 2010-2013
http://www.kb.nl/bst/beleid/bp/2010/index-en.html

Dutch Royal Library Announces Plans to Digitize All Dutch Language Materials Beginning from 1470(2010/1/11付けResourceShelfの記事)

他の研究者の研究データ再利用に関するガイド(オランダ)

オランダのSURF財団が、他の研究者の研究データの使用に当たって、許諾を必要とする場合、不要な場合などを整理したガイド(英語)を作成し、公開しています。

Research Information 2009/12/11付けの記事
http://www.researchinformation.info/news/news_story.php?news_id=561

A brief guide to determining what consent is necessary to reuse someone else’s research data
http://www.surffoundation.nl/SiteCollectionDocuments/SURFdirect_De%20juridische%20status%20van%20ruwe%20data_verkorte%20wegwijzer_ENG.pdf

OCLC、「研究評価プロセスにおける研究図書館の役割」に関する報告書を刊行

OCLCが、研究評価プロセスにおける研究図書館の役割を分析し、研究図書館の新たな役割の検討に役立てることを目的とした報告書“A Comparative Review of Research Assessment Regimes in Five Countries and the Role of Libraries in the Research Assessment Process”を刊行しました。この報告書では、英国、アイルランド、オランダ、デンマーク、オーストラリアの5か国の高等教育機関における研究図書館の比較研究を行っています。2010年の1月にはこの報告書の概要に、レコメンデーションを追加したものが発表されるということです。

New Report, "A Comparative Review of Research Assessment Regimes in Five Countries and the Role of Libraries in the Research Assessment Process"
(プレスリリース)
http://www.oclc.org/research/news/2009-12-17.htm

E999 - 欧州の図書館の資料デジタル化に関するワークショップ(報告)

2009年10月19日~21日,オランダ王立図書館(KB)で,欧州の図書館における資料デジタル化について議論する“Workshop on the Digitization of Library Material in Europe”が開催された。これは,欧州の資料デジタル化に係るコミュニティや欧州委員会(EC)の活動に資することを目的に,欧州研究図書館協会 (LIBER)と欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合(EBLIDA)が協同で実施しているワークショップで,今回で2回目となる。1回目は 2007年,デンマーク王立図書館で開かれ,その成果は,欧州における資料デジタル化をどのように促進すべきかをまとめたロードマップに集約され,ECに 提言された。今回のワークショップの目標は,2007年のロードマップの内容を更新することである。筆者は欧州以外からの参加者4名のうちの1人として ワークショップに出席した。以下にワークショップの概要を報告する。...

「におい」でわかる資料の劣化状態

資料の劣化状態をその資料の「におい」によって分析する研究の成果が発表されています。ロンドン大学のMatija Strlic氏が、スロベニアの大学およびオランダ国立公文書館の協力の下で研究を行ったとのことで、研究成果はAnalytical Chemistry誌の81巻20号に掲載されています。

Digging Into the Science of That Old-Book Smell
http://www.nytimes.com/2009/11/17/science/17obbook.html

Material Degradomics: On the Smell of Old Books(Analytical Chemistry)
http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/ac9016049

オランダのクラウス王子基金、2008年の大地震で被害を受けた中国四川省の図書館を支援

オランダのクラウス王子基金(The Prince Claus Fund)の文化財緊急事態対策基金(CER)が、2008年5月の大地震で被害を受けた中国四川省の北川(Beichuan)図書館に対し、12万ユーロの支援を行うことが報じられています。2009年9月から新たな建物の建設が開始予定とのことです。

Devastated Chinese library receives international funds
http://www.researchinformation.info/news/news_story.php?news_id=522

参考:
IFLA-PAC各地域センターの動向(「PAC NEWS」IPN No.32 2004年5月より)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/data_ipn32.html

オランダ王立図書館、日蘭貿易400年記念展示を開催

オランダ王立図書館、日蘭貿易400年記念展示を開催

オランダ王立図書館(KB)は、日本との貿易が始まってから400年となることを記念して、ハーグの国立公文書館と協同で展示を行うと発表しています。最も注目を集めそうなのが、1609年7月に徳川家康がオランダに与えたという「朱印状」で、デジタル化された画像は同館ウェブサイトでも見ることができるようです。

Opening expositie Van hier tot Tokio ? 400 jaar handel met Japan(オランダ王立図書館のニュースリリース)
http://www.kb.nl/nieuws/2009/vanhiertottokio.html

展示品のデジタル画像
http://www.deverdiepingvannederland.nl/images/japan/index.html

オランダ王立図書館、2008年の年報公開(英語版あり)

オランダ王立図書館が2008年の年報を公開しています。オランダ語だけでなく、英語でも利用可能です。

プレスリリース
http://www.kb.nl/nieuws/2009/jaarverslag.html

英語版年報
http://www.kb.nl/bst/jaar/kb2008/eng/kbannualreport2008.pdf

オランダデジタル保存連合、国家規模の調査の中間報告を公表

オランダ王立図書館(KB)、オランダ国立公文書館、SURFほか、デジタル情報保存に係る多くの機関から成るオランダデジタル保存連合(Netherlands
Coalition for Digital Preservation:NCDP)が、消失の危機にある公的機関のデジタル情報と、その危機を管理していくために必要とされる方策について、調査した結果を中間報告としてまとめ、公表しました。

NCDD publiceert resultaten : Nationale Verkenning Digitale Duurzaamheid
http://www.kb.nl/nieuws/2009/ncdd.html

報告書のダウンロード先
http://www.ncdd.nl/activiteiten-natverkenning.php

NCDD
http://www.ncdd.nl/en/index.php

デジタル時代における音楽図書館と著作権-IAMLオランダ大会基調講演の資料

国際音楽資料情報協会(IAML)の2009年年次大会が、2009年7月5~10日の日程で、オランダ・アムステルダムで開催されています。この大会でホスト国・オランダの国立図書館であるオランダ王立図書館(KB)のコレクション・サービス担当ディレクター、Martin Bossenbroek氏が行った基調講演“The Sirens of Pirate Bay”のプレゼンテーション資料(英文)が、KBのウェブサイトで公開されています。音楽をはじめ、書籍、雑誌、ゲームなど各種コンテンツの創作から消費に至るまでの過程にインターネットが深く係わっている今日、音楽図書館がどのような役割を果たせばよいのか、特に著作権に関連した論点を紹介するものとなっています。

Muziekbibliotheken in het digitale tijdperk
http://www.kb.nl/nieuws/2009/digimuziekbibliotheken.html

IAML/IMS Conference, Amsterdam 2009
http://www.iamlconference2009.nl/

国際音楽資料情報協会(IAML)日本支部
http://www.iaml.jp/

WorldCat Mobile、ヨーロッパにまで拡大

OCLCは、米国・カナダのみに利用が限定されていたWorldCat Mobileをヨーロッパにまで拡大したと発表しました。これにより、オランダ、ドイツ、英国、フランスの携帯電話からも操作が可能となり、PDAやスマートフォンからアクセス可能なウェブアプリケーションを通して利用者の現在地の近くにある図書館の資料を探すことができるようになるとのことです。

WorldCat Mobile pilot extended to Europe(OCLCのニュースリリース)
http://www.oclc.org/news/releases/200921.htm

参考:
WorldCat、iPhone以外の携帯端末にも対応したアプリ(米・カナダ限定)を公開
http://current.ndl.go.jp/node/11479

SURF、オランダにおけるオープンアクセスの経済効果を1億3,300万ユーロと試算

オランダのSURF財団が2009年5月29日、オーストラリア、ヴィクトリア大学のホートン(John Houghton)教授らに委託して実施した、オランダにおけるオープンアクセスの経済効果に関する調査結果を発表しています。調査は、ホートン教授がオーストラリア及び英国で行ったものに続くもので、

・読者が費用を支払う「購読契約モデル」
・執筆者側が費用を支払って読者が無料でアクセスできるようにする「オープンアクセス出版モデル」
・執筆者がリポジトリにセルフアーカイブして読者が無料でアクセスできるようにする「オープンアクセスセルフアーカイビングモデル」

の3つのモデルにつき、1論文あたりの費用を試算し、仮に著者支払い型オープンアクセスモデル(ゴールドの道)が全世界的に採用された場合には、オランダ国内で1億3,300万ユーロの節約になるとしています。

Costs and Benefits of Research Communication: The Dutch Situation
http://www.surffoundation.nl/en/publicaties/Pages/CostsandBenefitsofOpenAccessPublicationlTheDutchSituation.aspx

オランダ王立図書館の新しい情報検索サービス

オランダ王立図書館が2009年6月16日、新しい情報検索サービスを公開しました。蔵書目録・電子図書館コンテンツ・ウェブサイトを統合検索・表示するもので、検索結果からGoogle検索、(オランダ国内の図書館の蔵書に限定した)WorldCat検索、Amazonなどオンライン書店へのリンクができるようになっています。

Koninklijke Bibliotheek collectie
http://zoek.kb.nl/en/new
(検索のトップページ(英語版))

Website KB springplank voor zoektocht naar boeken
http://www.kb.nl/nieuws/2009/kbwebsite.html

『アンネの日記』、「隠れ家」で常設展示へ

『アンネの日記』で知られるアンネ・フランクの生誕80周年を記念し、『アンネの日記』とその他の彼女の著作物の実物が、オランダ・アムステルダムにあるアンネたちの「隠れ家」で常設展示されることになりました。隠れ家は現在、“Anne Frank House”という博物館となっています。アンネの著作物はこれまで、戦争の記録として別の場所で保存されており、特別展示の時を除いて、隠れ家に戻ることはありませんでした。今後は永久にAnne Frank Houseで維持されていくことになるそうです。

Anne Frank Houseのプレスリリース
http://www.annefrank.org/content.asp?pid=33&lid=2

Anne Frank museum to display her actual diaries
- USA TODAY 2009/6/11付けの記事
http://www.usatoday.com/travel/news/2009-06-11-anne-frank-house-diaries_N.htm

大規模デジタル化におけるテキスト化処理の改善、事例共有を目指すIMPACTプロジェクト(欧州)

大規模デジタル化におけるテキスト化処理の改善、とりわけOCRを使った自動認識の改善、またそのような事例の共有を目指し、欧州委員会の助成のもとオランダ王立図書館などが中心になって実施している“IMPACT(Improving Access to Text)”プロジェクトの第1回会議が、2009年4月に同館で実施されました。その報告記事が、Ariadne誌第59号に掲載されています。

Lieke Ploeger et al. IMPACT Conference: Optical Character Recognition in Mass Digitisation. Ariadne. 2009, (59).
http://www.ariadne.ac.uk/issue59/impact-2009-rpt/

IMPACT
http://www.impact-project.eu/

オランダ王立図書館と2大学図書館が共同で、1781~1800年刊行の書籍をオンラインで提供するプロジェクトを開始

オランダ王立図書館が2009年6月2日、アムステルダム大学図書館、ライデン大学図書館と共同で、1781~1800年刊行の書籍をオンラインで提供する“Dutch Prints Online”プロジェクトを開始したと発表しました。オランダ教育・文化・科学省の助成のもと、2010年中ごろまでにおよそ7,500冊、130万ページをデジタル化・全文検索可能として、無料で提供するとのことです。

Dutch Prints Online
http://www.dutchprintsonline.nl/en/index.php
(英語版サイト)

ニューズレター第1号
http://www.dutchprintsonline.nl/nieuws/nieuwsbrief_en.pdf

Dutch Prints Online start met opbouw digitale collectie
http://www.kb.nl/nieuws/2009/dpo.html
(プレスリリース(オランダ語))

OAIプロトコルでメタデータの収集・蓄積・配信ができるOSS“MOAI”

OAIプロトコルで複数の配信先からメタデータを収集し、データベースに蓄積し、配信もできるオープンソースのプラットフォーム“MOAI”が公開されています。このMOAIは、オランダのエラスムス大学図書館が元となるものを開発し、デルフト工科大学がそれをリファクタリングしたとのことです。

MOAI, an Open Access Server Platform for Institutional Repositories — MOAI
http://moai.infrae.com/

May 06, 2009付けCatalogablogの記事
http://catalogablog.blogspot.com/2009/05/moai-server-for-institutional.html

オープンアクセス誌の長期保存に向けて-オランダ王立図書館とDOAJが協同を発表

オランダ王立図書館(KB)と、オープンアクセス誌のダイレクトリー“DOAJ”を運営するスウェーデンのルンド大学図書館が2009年4月1日、オープンアクセス誌の長期保存に向けて協同することを発表しました。またスウェーデン図書館協会がスポンサーを務めるとのことです。

DOAJが収録している4,000誌は出版社(2,000社以上)、言語(50言語以上)がまちまちで、プラットフォームもさまざまです。零細な出版社も多く、長期保存が懸念されていました。まずはパイロットプロジェクトとして、DOAJ収録誌のうちから選んだオープンアクセス誌について、KBのe-Depotで長期保存するためのワークフローを組み立てることから始め、それを拡大していくとされています。

Long-term preservation of Open Access Journals secured - DOAJ
http://www.doaj.org/doaj?func=loadTempl&templ=090401

Minister Plasterk geeft start aan samenwerking KB en open access uitgever - Koninklijke Bibliotheek

2009年はオープンアクセスイヤー(オランダ)

オランダのSURF財団は、2009年をオープンアクセスイヤーとすると宣言しています。

これは、オープンアクセスの推進を目指したもので、SURF財団のほか、Royal Netherlands Academy of Arts and Sciences (KNAW)、the Netherlands Organisation for Scientific Research (NWO)、大学など高等教育機関が参加しています。

SURF: 2009 is Open Access Year
http://www.surf.nl/en/SURFActueel/Pages/SURF2009isOpenAccessyear.aspx

2009 is Open Access Year in the Netherlands

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