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Google Arts & Culture、遺跡や建築・文化遺産から見る英国の歴史をテーマとした“English Heritage”を公開

2017年11月7日、Google社は、英国の文化遺産保護関係機関であるイングリッシュ・ヘリテッジと連携し、Google Arts & Cultureに、遺跡や建築・文化遺産から見る英国の歴史をテーマとした“English Heritage”を公開したと発表しています。

30のマルチメディア展示や10の特集展示があり、国内のコレクションや遺跡を管理する歴史家・専門家・キュレータの解説により、先史時代から21世紀までの約3,000点のデジタルコレクションを閲覧することができます。

コレクションは、時系列による検索や、パレットのアイコンを用いた機械学習の画像認識に基づいた色彩によるソートも可能です。

米国図書館協会、公共・学校図書館でのプログラミング教育開発のための助成事業の助成対象28館を発表

2017年10月26日、米国図書館協会(ALA)は、公共・学校図書館でのプログラミング教育開発のための助成事業の助成対象館を発表しました。

コンピュータ科学や若者のプログラミング的思考を促すことを目的に、Google社の支援を受けてALAが実施してる“Libraries Ready to Code”プロジェクトの一環で、400館以上の公共図書館・学校図書館のなかから、21州及びコロンビア特別区の様々な規模・地域の28の図書館が選ばれました。

助成を受けた各館は、Google社や米国学校図書館員協会(AASL)、児童図書館サービス部会(ALSC)、ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)の支援を受けてパイロット事業を行ない、その成果は、2018年4月の「全米図書館週間」にあわせて公開予定のプログラミング教育用のツールキット作成に役立てられます。

Googleの検索結果にOverDriveの電子書籍が直接、表示されるように(記事紹介)

2017年10月12日付けの米Library Journal誌オンライン版記事で、2017年9月から開始されたGoogleの検索結果にOverDriveの電子書籍が直接表示される機能に関する概説が掲載されています。

この機能はOverDriveがGoogle側の機能提供を認めて実現したもので、検索結果に関連するOverDriveの電子書籍があり、利用者の所在地近くの図書館で提供されている場合、「図書館で電子書籍を借りる」リンクが検索結果に表示されるようになっています。

Library Journal誌の解説記事では、同機能についてはメディアミックスに対応できていなかったりうまく動かない場合があるほか、OverDrive以外の電子書籍を図書館から借りられる場合に対応できていない等の問題があるとしつつも、なじみのない人に図書館の電子書籍サービスの認知を高める等の効果があるだろうと評価しています。

【イベント】三田図書館・情報学会、特別月例会「書籍のナショナルアーカイブについて考える」(10/26・東京)

2017年10月26日、三田図書館・情報学会は慶應義塾大学三田キャンパスにおいて特別月例会「書籍のナショナルアーカイブについて考える」を開催します。発表者は弁護士で森・濱田松本法律事務所のシニアカウンセルである松田政行氏と、慶應義塾大学の根本彰氏です。

当日は『Google Books裁判資料の分析とその評価:ナショナルアーカイブはどう創られるか』を2016年に出版した松田氏による講演「電子書籍流通のための情報基盤-書籍のナショナルアーカイブをめぐって」に加え、議論の場が設けられるとのことです。

三田図書館・情報学会 月例会
http://www.mslis.jp/monthly.html

参考:
米・連邦最高裁判所、Googleブックス訴訟におけるAuthors Guildからの上訴を受理しないことを決定
Posted 2016年4月19日
http://current.ndl.go.jp/node/31380

“ProQuest Dissertations & Theses Global”搭載の学位論文、Google Scholarからの検索・アクセスが可能に

2017年10月2日、ProQuest社が、Google Scholarから、同社のデータベース“ProQuest Dissertations & Theses Global”(PQDT)搭載の学位論文が検索可能となったと発表しています。

所属する図書館がPQDTを契約している場合やオープンアクセスの論文については本文も閲覧できます。

ProQuest Dissertations Now Discoverable in Google Scholar(ProQuest,2017/10/2)
http://www.proquest.com/about/news/2017/ProQuest-Dissertations-Now-Discoverable-in-Google-Scholar.html

オランダ王立図書館、資料デジタル化に関するGoogleとの提携を2019年1月まで延長:同国の9つの図書館の8万点を超す図書をデジタル化

2017年9月25日、オランダ王立図書館(KB)が、資料デジタル化に関するGoogleとの提携を、2019年1月まで延長すると発表しています。

両者は、2010年に、1900年までに刊行された図書のデジタル化に関する提携に合意しており、KBの蔵書のデジタル化の後は、アムステルダム大学・ライデン大学・ユトレヒト大学の図書館が事業に加わっていました。

プロジェクトの延長期間中には、オランダの9つの図書館(アムステルダム自由大学図書館、フローニンゲン大学図書館、Tresoar | Frysk Histoarysk en Letterkundich Sintrum、ラドバウド大学図書館、ティルブルフ大学図書館、マーストリヒト大学図書館、マーストリヒトセラミックセンター、エラスムス・ロッテルダム大学図書館、デルフト工科大学図書館)の8万点を超える図書のデジタル化が実施されます。

KBは事業全体の調整をするとともに、1万5,000点の古書を新たにデジタル化します。

事業終了時には、50万点のオランダの図書が、KBの歴史的資料に関するポータルサイト“Delpher”やGoogle Booksを通じて公開されます。

Google Arts & Culture、米国のラテン系文化を特集した“Latino Cultures in the U.S”を公開

2017年9月7日、Google社が、Google Cultural Instituteと連携する機関等の文化遺産コンテンツを閲覧できるサービスGoogle Arts & Cultureに、米国のラテン系文化を特集した“Latino Cultures in the U.S”を追加したと発表しています。

2,500点をこす芸術作品等や、69の展示を閲覧することができます。

Preserving and celebrating Latino cultures in the U.S. (Google,2017/9/7)
https://www.blog.google/topics/arts-culture/preserving-and-celebrating-latino-cultures-us/

米・ProPublica、Google News Lab等と連携し、国内のヘイトクライムに関するニュース等を検索できる“Documenting Hate News Index”を公開

2017年8月18日、米国の非営利の報道機関ProPublicaが、Google News Lab及びデータ視覚化スタジオPitch Interactiveと連携し、ジャーナリストの記事作成を支援することを目的に、米国内で発生したヘイトクライムや差別事件に関するニュースを調べることができるデータベース“Documenting Hate News Index”を公開したと発表しています。

米国のヘイトクライムに関する全国データが欠如していることから作成されたもので、Google Newsで索引化されたニュースを対象に、地域や全国ニュースで報じられた関連事件や、ヘイトクライムに対抗するための法令やプログラムなどが、検索・フィルタリング・日付指定などにより調べることが可能です。情報は毎日更新されます。

Google Scholar、学術雑誌のインパクト指標を2017年版に更新

2017年7月5日、Google Scholarは学術雑誌のインパクト指標を提供するサービス“Google Scholar Metrics”の値を2017年版に更新しました。

Google Scholar Metricsは過去5年分の当該雑誌の掲載論文数とそれらの被引用数に基づいて算出される”h5-指標”と、”h5-指標”の集計に用いられた論文の被引用数の中央値である”h5-中央値”を雑誌の書かれた言語や分野ごとに提供するものです。2017年版では2012年から2016年の5年間の掲載論文数と被引用数に基づいた値が提供されています。

雑誌の書かれた12の言語別に、上位100誌の値を提供しています。また、英語の雑誌について、分野ごとの上位20誌の値も提供しています。雑誌の“h5-指標”の値をクリックするとその雑誌の被引用数上位の論文を、また論文の“引用先”の値をクリックするとその論文を引用している論文を、それぞれ確認することができます。また、雑誌のタイトルから検索することもできます。

Microsoft、Google、百度の各社と米国のAllen Institute for Artificial Intelligence(AI2)、学術文献検索サービスの発展のためOpen Academic Search(OAS)ワーキンググループを立ち上げ

2017年6月20日、Microsoft、Google、百度(Baidu)の各社と米国のAllen Institute for Artificial Intelligence(AI2)がOpen Academic Search(OAS)ワーキンググループを立ち上げたことが報道されています。

AI2のSemantic Scholar、Microsoft社の Microsoft Academic、Google社のGoogle Scholar、百度社の百度学术(Baidu Scholar)などをはじめとする学術文献検索サービスの開発者の参加を想定しています。各社が競合して各サービスを差別化するのではなく、ツールやデータの共有など協調的なプロセスを通じて学術文献検索サービスを発展させ、研究者が急速かつ大量に生産される学術文献やデータを発見して利用できるように支援することを目標としています。

具体的には、関係各社や関係機関が自社、自機関のAIや分析ツールをオープンソースとして公開して自由に利用可能とすることを目指すということです。また、プロジェクトの一環として、百度社が2017年中に百度学术のメタデータや利用者行動のデータの一部を公開するとのことです。

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