BNF(フランス国立図書館)

フランス国立図書館、子供向けタブレット用アプリ“Gallicadabra”を公開

2017年3月7日、フランス国立図書館(BnF)が、3歳から12歳までの子どもを対象としたiOS用タブレットアプリ“Gallicadabra”を公開しました。

同館の国立児童図書センター(Centre national de la littérature pour la jeunesse:CNLJ)が選定したお話30点が利用でき、BnFの資料から選ばれた動物の画像アイコンからお話を選択できる機能もあります。

オフラインで利用できるほか、いくつかの話では、俳優による朗読を聞くことができます。

今後アンドロイド版も公開される予定とのことです。

Gallicadabra ! Et Gallica s'ouvre aux enfants (BnF Gallica,2017/3/7)
http://gallica.bnf.fr/blog/07032017/gallicadabra-et-gallica-souvre-aux-enfants

【イベント】日仏図書館情報学会講演会「内と外から見た最近のフランス国立図書館」(1/28・東京)

2017年1月28日、東京の日仏会館において、日仏図書館情報学会講演会「内と外から見た最近のフランス国立図書館」が開催されます。講師は国立国会図書館調査及び立法考査局の服部有希です。

この講演会ではフランス国立図書館(リシュリュー館)の写本部で日本語資料整理、デジタル化資料活用等に関する実務研修を受けた講師が、その経験を踏まえ、資料デジタル化を中心とするフランス国立図書館の最近の取り組みを紹介するとのことです。

参加費は無料ですが、事前にメールでの申し込みが必要で、定員は30名(先着順)です。

日仏図書館情報学会 講演会「内と外から見た最近のフランス国立図書館」(日仏図書館情報学会)
http://www.sfjbd.sakura.ne.jp/03_main/sub/pdf/hattori.pdf

英国図書館とフランス国立図書館、中世の手稿類800点を協同でデジタル化し公開へ

2016年10月12日、英国図書館(BL)とフランス国立図書館(BnF)は、中世の彩飾のある手稿類800点を協同でデジタル化し、オンラインで公開すると発表しています。

BnFが、デジタル化した400点の手稿類を、横に並べて比較できる英・仏両言語でのウェブサイトを構築し、BLが、一般向けの英・仏両言語でのウェブサイトを構築します。

2018年11月に公開される予定です。

British Library and Bibliotheque nationale de France announce joint project to digitise medieval manuscript treasures (BL,2016/10/12)
http://www.bl.uk/press-releases/2016/october/british-library-bnf-to-digitise-medieval-manuscript-treasures

DOREMUS:音楽に関するメタデータの改善を目指すプロジェクト(フランス)(記事紹介)

2016年8月に開催される第82回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の資料として、フランスで行われている研究プロジェクト“DOREMUS”を紹介する記事が掲載されています。

2014年に開始された3年間の研究プロジェクト“DOREMUS”は、フランスの3機関(フランス国立図書館、フィルハーモニー・ド・パリ、ラジオ・フランス)が連携して、互いの目録データを豊かにし、Linked Open Dataとしてウェブ上で公開することを目指しており、発表原稿では、音楽分野の記述への、FRBRooや国際ドキュメンテーション委員会(CIDOC)のCRMモデルの拡張方法について説明がなされています。

DOREMUS : Connecting Sources, Enriching Catalogues and User Experience(IFLA)
http://library.ifla.org/1322/
http://library.ifla.org/1322/1/093-choffe-en.pdf

参考:
CA1434 - 博物館情報の標準化‐概念参照モデルの提案- / 菅野育子
カレントアウェアネス No.267 2001.11.20
http://current.ndl.go.jp/ca1434

【イベント】シンポジウム「高精細デジタルアーカイブと文化遺産の未来」(6/2・京都)

2016年6月2日、京都文化博物館別館ホール(京都市中京区)で、シンポジウム「高精細デジタルアーカイブと文化遺産の未来」が開催されます。

大日本印刷株式会社(DNP)がフランス国立図書館(BnF)と共催で、東京都品川区のDNP五反田ビルにおいて開催している「フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」の関連企画となります。

BnFの地図部門副部長であるフランソワ・ナウロキ氏の講演も予定されています。

定員は200名で、参加費は無料ですが、事前申込が必要です。

Globes in Motion フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展
http://www.museumlab.jp/bnf/exhibition/artwork03.html

別館ホール(京都文化博物館)
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_gallery_hall/exhi_hall/
※「6月の催事案内」に、「高精細デジタルアーカイブと文化遺産の未来」とあります。

参考:
大日本印刷とフランス国立図書館(BnF)、「フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」を開催(2/19-5/22、6/3-9/4・東京)
Posted 2016年1月29日
http://current.ndl.go.jp/node/30573

女性初のフランス国立図書館長として、Laurence Engel氏が任命される

2016年4月6日、オードレ・アズレ(Audrey Azoulay)文化・通信大臣の提案により、オランド(Francois Hollande)大統領が、フランス国立図書館(Bnf)の館長に、ラシーヌ(Bruno Racine)現館長に変えて、書籍の価格に関する紛争を調停する行政機関“Mediatrice du livre”のメディエーター(仲介人)、Laurence Engel氏を任命しました。

同館初の女性館長で、49歳、任期は5年となります。

高等師範学校 (ENS)・国立行政学院(ENA)出身の会計院の上席判事で、これまで、パリ市文化局長、オレリー・フィリペティ(Aurélie Filippetti)元文化大臣のスタッフなどを歴任し、現在、フランス国立美術史研究所長、AFP通信の財務委員会議長も務めています。

Nomination de Laurence Engel a la presidence de la Bibliotheque nationale de France(フランス文化・通信省,2016/4/6)
http://www.culturecommunication.gouv.fr/Presse/Communiques-de-presse/Nomination-de-Laurence-Engel

ベルギー王立図書館、納本制度50周年を記念して電子納本・ウェブアーカイブ・オープンアクセスをテーマとしたシンポジウム等を開催

1966年1月1日に納本制度が創設されてから今年で50周年となることを記念して、ベルギー王立図書館では、2016年に、各種展示やイベントが行われます。

2016年4月28日・29日には、「印刷の50年:ベルギーの納本制度50年 レビューと展望」(50 Years of Print: le Dépôt légal belge a 50 ans ! Bilans et perspectives)と題し、既存のボランタリーベースの電子納本の将来を検討することや、出版業の様々な利害関係者を「ベルギーのデジタル遺産」に対して敏感にさせる事を目的に、電子納本・ウェブアーカイブ・オープンアクセスとベルギーをテーマとしたシンポジウムを開催するとのことです。

ベルギー、フランス、英国における納本制度や、ベルギーのオープンアクセス、ヨーロッパのウェブアーカイブ、電子出版に関する発表が行われるとのことです。

50 Years of Print: le Dépôt légal belge a 50 ans ! Bilans et perspectives(ベルギー王立図書館)
http://www.kbr.be/actualites/colloque/50YOP/fr.html

50 Years of Print(ベルギー王立図書館)

E1773 - 識別子の架け橋:国際標準名称識別子ISNI

 国際標準名称識別子(International Standard Name Identifier:ISNI)は,知的創作物やコンテンツに関連する個人及び組織に付与される国際的かつ分野横断的な識別子である。システムや識別子の維持管理主体に依存しないオープンな「架け橋としての識別子」(bridge identifier)を目指して設計され,2012年に国際規格ISO 27729:2012として発行された。ISNIの体系は16桁のシンプルなもので,15桁の数字と1桁のチェックディジットからなる。例えば小説家・村上春樹氏のISNIは「0000 0001 2146 8778」である。2016年2月時点でISNIの付与対象である「公開アイデンティティ」(Public Identity)は約900万件に及び,うち約255万件は研究者,約53万件は組織である。本稿ではISNIの概要を,特に「架け橋」としての機能に焦点を置いて説明する。

大日本印刷とフランス国立図書館(BnF)、「フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」を開催(2/19-5/22、6/3-9/4・東京)

2016年2月19日から5月22日まで(前期)、6月3日から9月4日まで(後期)、大日本印刷株式会社(DNP)は、フランス国立図書館(BnF)との共催で、「フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」を、東京都品川区のDNP五反田ビルで、開催します。

地球儀・天球儀10点と関連作品1点を、2期に分けて展示するものとのことです。

DNPとBnFは共にBnFが所蔵する地球儀・天球儀コレクションの3Dデジタル化に取り組んでおり、展示作品の高精細3D画像を自由に回転・拡大できる展示も行われるようです。

2月20日には、BnF地図部門副部長フランソワ・ナウロキ(Francois Nawrocki)氏による開催記念の講演会も開催されます。

Globes in Motion フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展
http://www.museumlab.jp/bnf/

展示作品紹介
http://www.museumlab.jp/bnf/presentation/works01.html

講演会概要
http://www.museumlab.jp/bnf/exhibition/artwork01.html

参考:

インドとフランスが、インドの手稿類の保存・読解やデジタル化について覚書を締結

2015年10月29日付のインドのThe Hindu誌によると、文書遺産を保存・開発し、公表するために、インドとフランスが、デジタル化の連携と技術支援のための覚書を締結したとのことです。

覚書では、フランスが古い手稿や文書をデジタル化し、インドの電子図書館の構築を支援するするプロジェクトが強調されているとインド文化省の図書館の共同事務局長グハ(Sreya Guha)氏は述べています。

一方、フランスは、自身のコレクションにある何千もの読解が困難なサンスクリット語やタミル語の文書類の解釈と優れた洞察を得るためにインドから援助を得ることを期待しているようです。

Bid to conserve written heritage(The Hindu,2015/10/29)
http://www.thehindu.com/news/cities/kolkata/bid-to-conserve-written-heritage/article7815798.ece?css=print

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