BL(英国図書館)

英国図書館、研究評価に関するサンフランシスコ宣言に署名

2017年4月13日、英国図書館(BL)が、研究は、どの雑誌に掲載されたかではなく、その質によって評価すべきという指針からなる、研究評価に関するサンフランシスコ宣言(San Francisco Declaration on Research Assessment:DORA)に署名したと発表しています。

DORAへは、現在約840の組織と約12,500名の個人が署名を行っているとのことです。

British Library signs the San Francisco Declaration on Research Assessment(BL,2017/4/13)
https://www.bl.uk/news/2017/april/dora

San Francisco Declaration on Research Assessment:DORA
http://www.ascb.org/dora/

英国図書館、国内の10機関と連携し、記録媒体の劣化・旧式化により再生できない恐れがある音声記録50万点の保存を目的とした事業を開始

2017年4月12日、英国図書館(BL)が、宝くじ基金(National Lottery grant)等の助成を得て、記録媒体の物理的劣化や旧式化により再生できない恐れがある音声記録50万点の保存を目的とした、国内の10の機関との連携事業“Unlocking Our Sound Heritage”の開始を発表しています。

参加機関は、北アイルランド国立美術館、アーカイブズ+及びマンチェスター市議会、ノーフォーク・レコードオフィス、スコットランド国立図書館、レスター大学、サセックス大学のKeep、タインアンドウィア文書館・博物館、ウェールズ国立図書館、ロンドン市公文書館、Bristol Cultureの10機関です。

BLの“Save Our Sounds”事業の一環であり、2019年には、音源を検索し聴くことができるウェブサイトを公開する計画となっています。

英国図書館、セントパンクラス館北側の開発プロジェクトを担当する企業連合を発表

2017年4月11日、英国図書館(BL)は、セントパンクラス館の北側2.8エーカーの開発プロジェクトを担当する企業連合を選定したと発表しています。

契約したのは、不動産開発業者のスタンホープ社と建築事務所のロジャース・スターク・ハーバー・アンド・ パートナーズによる企業連合です。

この開発は、BLの戦略計画“Living Knowledge”に基づくもので、学習スペース、展示スペース及びビジネス支援のためのスペースの拡充に加え、フランシス・クリック研究所やセント・パンクラス駅に近い北入口の新設、データ科学研究の国立センターであるアラン・チューリング研究所の本部や、企業・研究所が入居できる施設の建設、地元住民のための環境整備が行われます。

CA1895 - 動向レビュー:デジタルレファレンスサービスの変化 / 渡辺由利子

An Answer for Everything: 10 Years of “Ask a Librarian”(あらゆる質問への答え:Ask a Librarianの10年)。2012年6月28日、このようなタイトルのお知らせが、米国議会図書館(LC)のウェブサイトに掲載された。インターネット上でレファレンスを受付けるAsk a Librarianのサービスが始まって10年が経ち、この間に58万件近くの問い合わせに答えてきたという内容であった。

英国図書館、インドの貴重書や冊子体目録の自動テキスト化を目的としたコンペティションを開催

2017年3月22日、英国図書館(BL)が、同館の“Two Centuries of Indian Print”プロジェクトで現在デジタル化中のインドの貴重書や冊子体目録の、正確で自動でのテキスト化の方法を見つける事を目的としたコンペティションを開催すると発表しています。

米・スタンフォード大学のPRIMA Research Labと連携し、2017年11月10日から15日にかけて京都で開催される第14回文書解析・理解国際会議(International Conference on Document Analysis and Recognition:ICDAR)において行なうもので、優勝者は会議中に発表されるとのことです。

課題は2つあり、1つ目は、ベンガル語で書かれた19世紀の印刷本の自動テキスト化で、2つ目は、1867年から1967年までにインドで出版された図書が出版地や価格とともに記載されている“Quarterly Lists”と呼ばれる冊子体目録の自動テキスト化です。

CA1890 - 動向レビュー:英米のオーラルヒストリー・アーカイブから何を学ぶか / 梅崎 修

オーラルヒストリーという研究手法は、ここ20年、多くの学問分野の中に取り入れられてきた。オーラルヒストリーとは、人生経験の記憶をインタビューによって収集したオーラル(口述)の記録、もしくは、そのような記録を使った研究を意味する。

英国図書館、ベンガル語の図書4,000冊、80万ページ分をデジタル化

英国図書館(BL)が、“Two Centuries of Indian Print”プロジェクトにおいて、ベンガル語の図書4,000冊、80万ページ分をデジタル化すると発表しています。

同プロジェクトでは、2016年から2018年にかけて、英国やインドの関係機関と連携し、デジタルな研究手法やツールの、ベンガル語のデジタルコレクションへの適用方法を調査するとともに、南アジア研究の革新的な調査を支援するために、インドの研究機関でデジタルスキルのワークショップや研修を行ないます。

まず、英領インドで1867年から1947年にかけて季刊で刊行された、ベンガル語の図書の解題書誌をデジタル化して公開するとのことです。

同プロジェクトは、1713年から1914年にかけて刊行された同館所蔵の南アジア言語図書のデジタル化計画の第一歩であり、BLでは、同様のプロジェクトを他の言語にも拡大することを計画しています。

Two Centuries of Indian Print (BL,2016/12/2)
https://www.bl.uk/projects/two-centuries-of-indian-print

British Library to digitise 4,000 Bengali books(Trust of India,2016/12/18)

E1868 - ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議(DC-2016)

2016年10月13日から16日まで,デンマークのコペンハーゲンにおいて「2016年ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議(DC-2016)」(E1621ほか参照)が開催された。全体で20か国から約100名,日本からは筆者を含め研究者や学生等5名が参加した。...

英国図書館(BL)、デジタル化資料を閲覧するための新しいビューアを導入 IIIF規格に準拠

2016年12月7日、英国図書館(BL)は、デジタル化資料を閲覧するための新しいビューアを導入したことを発表しました。

このビューアは、高度なカスタマイズが可能でIIIF規格に準拠している、文化遺産のデジタル化資料などを閲覧するためのオープンソースソフトウェア“Universal Viewer”を利用しています。

一部の資料の全文検索、サムネイル画像によるナビゲーション、資料へのリンクのコピーなどの機能が新たに可能となっています。資料の画像やPDFファイルとしてのダウンロードや、ウェブページへの埋め込みも可能で、ズームや回転の機能も改善されています。近く、モバイル端末やタブレット端末からのアクセスへの反応も改善されるとのことです。

この新しいビューアに対応する資料は、来年にかけて増えていくとしています。

There's a new viewer for digitised items in the British Library's collections(BL, 2016/12/7)
http://blogs.bl.uk/digital-scholarship/2016/12/new-viewer-digitised-collections-british-library.html

Universal Viewer(Digirati)

英国図書館(BL)、British Library Labs Symposium 2016開催、BLラボ各賞受賞者発表

2016年11月7日、英国図書館(BL)において第4回British Library Labs Symposium 2016が開催され、BLラボコンペの優勝者とBLラボ賞が発表されています。

・BL Labsコンペ優勝者
“SherlockNet: Using Convolutional Neural Networks to automatically tag and caption the British Library Flickr collection”
Karen Wang and Luda Zhao(スタンフォード大学修士課程)、Brian Do(ハーバード大学医学部博士過程)

・BLラボ賞/研究部門
“Scissors and Paste”
Melodee Beals(ラフバラー大学講師、デジタル史・メディア変換史)

・BLラボ賞/商業部門
“Curating Digital Collections to Go Mobile”
Mitchel Davis(出版・メディア企業家)

・BLラボ賞/芸術部門
“Here there, Young Sailor”
脚本・監督:Ling Low(ライター・映画製作)、視覚効果:Lyn Ong

・BLラボ賞/教育・学習部門
“Library Carpentry”

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