BL(英国図書館)

英国図書館、インターナショナル・ゲームズ・ウィークにあわせ、図書館でゲームを行なうイベントを開催

2017年11月4日、英国図書館(BL)が、インターナショナル・ゲームズ・ウィーク(10月29日から11月4日まで)にあわせ、図書館でゲームを行なうイベントを開催しました。

ワニに乗る?、ビブリオス、カルカソンヌ、ドブル、パンデミック、キャプテン・リノ、スクラブル、チケット・トゥ・ライド ヨーロッパ、バケツくずし3D、バナナグラム、アイスクール、クワークル、ゾンビ・ダイス といったゲームが用意されました。

International Games Week 2017(BL,2017/11/4)
http://blogs.bl.uk/digital-scholarship/2017/11/international-games-week-2017.html

英国図書館、ドキュメントサプライサービス“British Library On Demand”の対象を「後発開発途上国」に拡大

2017年10月17日、英国図書館(BL)が、国内の非営利機関向けドキュメントサプライサービス“British Library On Demand”の対象を「後発開発途上国」(least developed countries )に拡大すると発表しています。

同館が、2016年7月に、利用が減少したことから、国外の非営利の図書館を介して非商用目的のエンドユーザへ著作権料金を減免した特別な固定価格でコピーを提供する“International Non-Commercial Document Supply”(INCD)サービスを終了したことにより、研究資源へのアクセスの選択肢が限定されてしまった国々の科学者や研究者を支援することが目的です。

英国図書館、18世紀後半から19世紀後半の芝居のビラ(playbill)の検索性向上のためのクラウドソーシングプロジェクトを開始

2017年9月7日、英国図書館(BL)が、18世紀後半から19世紀後半の芝居のビラ(playbill)の検索性向上のためのクラウドソーシングプロジェクト“In the Spotlight”を開始したと発表しています。

同館では、1730年までさかのぼる、劇場等で宣伝のために配布されたビラである“playbill”を所蔵しており、そこには忘れられた演目や曲が掲載されているものの、過去において雑多な一枚ものの固まりとして整理・登録されたため、演目名や曲名からは調べることができない状態となっています。

そこで、クラウドソーシングにより、プロジェクト参加者が、“playbill”に掲載されている演目、出演者・演出家・劇作家等の名前、劇場名などの情報をテキスト化することで同館のOAPCでの検索を容易にすることを目指すものです。また、作業完了と同時に自動的にそのようなデータが再利用可能な型式で公開されることとなっています。

現在は、少数の資料を公開して、試行的に実施しているところです。

英国図書館、全ての公共図書館のための単一のデジタルプラットフォームの可能性に関する調査を実施

2017年8月30日、英国図書館(BL)が、同国における全ての公共図書館のための単一のデジタルプラットフォーム(single digital presence)への需要や可能な形態を調査するためのプロジェクトを実施すると発表しました。

公共図書館のための単一のデジタルプラットフォームは、文化・メディア・スポーツ省が2014年に発表した、英国政府や地方自治体等への公共図書館サービスに関する提言をまとめた報告書“Independent Library Report for England”での提言の一つでもあり、今回、イングランド芸術評議会(ACE)やカーネギー英国財団(Carnegie UK Trust)の助成を受けて、地域のコレクションやサービスへのアクセスを提供する全国規模のプラットフォームの可能性やその領域を評価するために実施されるものです。

18か月間の調査は、市場調査、関係者へのインタビュー、ワークショップ等の手法によって行なわれ、その結果は、可能な形態の一連の選択肢、調査での知見、今後の進め方への勧告からなる草案としてまとめられます。

英国図書館、同館の研究データに関する新戦略“British Library Data Strategy 2017”を公開

2017年8月25日、英国図書館(BL)が、同館の研究データに関する新しい戦略“British Library Data Strategy 2017”を公開しました。

戦略は今後取り組むべき中心的テーマである「データ管理(Data Management)」「データの作成(Data Creation)」「データのアーカイブと保存(Data Archiving and Preservation)」「データへのアクセスと再利用(Data Access, Discovery and Reuse)」の4つに分けて構成されています。

Announcing the new British Library Research Data Strategy(BL,2017/8/25)
http://blogs.bl.uk/digital-scholarship/2017/08/announcing-the-new-british-library-research-data-strategy.html

学術書の将来をテーマとした調査プロジェクト“The Academic Book of the Future”、最終成果報告書2点を公開(英国)

英国の“The Academic Book of the Future”プロジェクトが、最終成果報告書2点を公開しました。

同プロジェクトは、英国図書館(BL)と英国芸術・人文科学研究会議(AHRC)が、オープンアクセス(OA)やデジタル革命時代における学術書の将来をテーマに、2016年9月まで調査を行なっていた事業です。

End of Project Reports(Academic Book of the Future)
https://academicbookfuture.org/end-of-project-reports-2/

英国図書館、複雑で変化の激しい情報環境のなかでのウェブアーカイブやソーシャルメディアアーカイブの役割について議論するパネルディスカッションを開催

2017年7月14日、英国図書館(BL)が、パネルディスカッション“Web Archives: truth, lies and politics in the 21st century”を開催します。

21世紀のニュースの流通において、ウェブとソーシャルメディアが重要な役割を果たしている一方、フィクション・虚偽情報と事実を判別することや、何が真実かについて合意を得ることが難しくなっているという認識のもと、ウェブアーカイビングやデジタル研究の研究者や専門家が、複雑で変化の激しい情報環境のなかでのウェブアーカイブやソシャルメディアアーカイブの役割とは何かについて議論します。

7月12日から7月16日にかけて行われる“Web Archiving Week”にあわせて行われるもので、ロンドン大学先端研究所との共催です。

英国図書館、古浄瑠璃の孤本「越後國柏崎弘知法印御博記」をデジタル化して公開:同館での上演にあわせ

英国図書館(BL)が、2017年5月29日付のアジア・アフリカ研究部のブログ“Asian and African studies blog”で、浄瑠璃本「越後國柏崎弘知法印御博記」をデジタル化して公開したと発表しています。

近松門左衛門に先立つ時代の「古浄瑠璃」に分類される作品で、日本では長く失われていたものですが、同館において、6月2日と3日に、越後角太夫氏と西橋八郎兵衛氏によって人形浄瑠璃(文楽)として再演されるのにあわせて、公開されたものです。

同書は、オランダ商館付の医師として日本に滞在したケンペルが購入し、ケンペルの死後、大英博物館の所蔵となったものですが、1770年に、博物館において、他の中国や日本の書籍とともに調査された際に、中国史の書籍と誤って分類され、大英博物館図書室に所蔵されてきました(1973年にBLに移管)。

1962年に、早稲田大学の鳥越文蔵教授が同作品の孤本と認定し、日本では、1966年に刊行(影印・翻刻)、復活上演(2009年)されています。

英国図書館、ベッテルハイム著「英琉辞書」「琉球語と日本語文法の要綱」の手稿をデジタル化

英国図書館(BL)が、2017年5月8日付のアジア・アフリカ研究部のブログ“Asian and African studies blog”で、沖縄語・沖縄方言(Okinawan language)関連の手稿2点をデジタル化したと発表しています。

デジタル化された手稿は、宣教師バーナード・ジャン・ベッテルハイム(Bernard Jean Bettelheim)によって書かれ、1867年5月2日に大英博物館に寄贈された、「英琉辞書」(English-Loochooan dictionary)、「琉球語と日本語文法の要綱」(Elements or contributions towards a Loochooan & Japanese grammar)の2点です。

BLでは、ベッテルハイムによって沖縄語・沖縄方言に翻訳・刊行された『約翰傳福音書』(Gospels of St John)、『路加傳福音書』(Gospels of St Luke)、『聖差言行録』(Acts of the Apostles)、『保羅寄羅馬人書』(St Paul's Letter to the Romans)も所蔵していると紹介されています。

英国図書館、研究評価に関するサンフランシスコ宣言に署名

2017年4月13日、英国図書館(BL)が、研究は、どの雑誌に掲載されたかではなく、その質によって評価すべきという指針からなる、研究評価に関するサンフランシスコ宣言(San Francisco Declaration on Research Assessment:DORA)に署名したと発表しています。

DORAへは、現在約840の組織と約12,500名の個人が署名を行っているとのことです。

British Library signs the San Francisco Declaration on Research Assessment(BL,2017/4/13)
https://www.bl.uk/news/2017/april/dora

San Francisco Declaration on Research Assessment:DORA
http://www.ascb.org/dora/

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