ALA(米国図書館協会)

米国図書館協会(ALA)、9月の図書館カード登録促進キャンペーン月間に公共公告として利用可能な画像を公開:2018年は「Mr.インクレディブル」

2018年7月11日、米国図書館協会(ALA)は、9月の図書館カード登録促進キャンペーン月間(Library Card Sign-up Month)の公共公告(Public Service Announcements)として用いることができる画像を公開しました。

画像は、2018年の同月間の名誉会長(honorary chair)を務める「Mr.インクレディブル」を用いたもので、同作品を用いたポスター(PDF)や、Twitter・Facebookのヘッダー用画像のほか、メールで申請することで利用できる利用者カード用や館外掲示板用の画像サンプルが掲載されています。

また、同月間中に利用できるツイートのサンプルも掲載されています。

米国図書館協会(ALA)、ソーシャルメディア及び論争となる可能性がある図書館プログラムのためのガイドラインを公開

2018年7月5日、米国図書館協会(ALA)の知的自由委員会(IFC)が、ソーシャルメディア及び論争となる可能性がある図書館プログラムのためのガイドラインを公開しました。

前者の“Social Media Guidelines for Public and Academic Libraries”はソーシャルメディアを利用している公共及び大学図書館のために、運用ポリシーの枠組みを提供するもので、職員の責任、容認可能な行為やプライバシーといったテーマを扱っています。

後者の“Responding to and Preparing for Controversial Programs and Speakers Q&A”は、論争となる可能性がある図書館主催イベントに備え、地域社会の懸念事項に対処するための戦略と情報を提供するもので、4つのセクションで構成されます。

CA1931 - 動向レビュー:ビデオゲームの目録作成とメタデータモデルを巡る研究動向 / 福田一史

 今や、ビデオゲームは世界中で幅広く受容される文化資源となった。さらには、ビデオゲームをテーマとするカンファレンスが多数開催され、専門的にビデオゲーム開発を教える教育機関も各地に設置されるなど、多くの教育・研究実践が展開されている(1)

E2038 - 図書館への資金拠出に関して有権者の支持を得るには(米国)

2018年3月,公共図書館(以下「図書館」)への資金拠出を活発化させるため,誰に,どのように働きかけることが有効かという問題意識のもと,米・公共図書館協会(PLA)・米国図書館協会(ALA)・OCLCが共同で実施した調査の報告書“From Awareness to Funding: Voter Perceptions and Support of Public Libraries in 2018”が公開された。OCLCが2008年度に行った調査(E818参照)のその後の変化を把握し,今の時代に即したアドヴォカシー活動を提案することが目的である。

米児童図書館サービス部会(ALSC)、『大草原の小さな家』の著者名を冠した” Laura Ingalls Wilder Award”の名称を”Children's Literature Legacy Award(児童文学遺産賞)”に変更 著者の先住民・有色人種に対する価値観が現代にそぐわないと判断

米国図書館協会(ALA)の一部門である児童図書館サービス部会(ALSC)が、ニューオーリンズで開催中のALA年次総会において、ALSCが選定する児童文学に関する賞、”Laura Ingalls Wilder Award”の名称を、”Children's Literature Legacy Award(児童文学遺産賞)”とすることを決定しました。2018年6月25日付けでALA会長・ALSC部会長の連名による声明が発表されています。

Laura Ingalls Wilderは”Little house on the Prairie”(邦題:『大草原の小さな家』)としてドラマ化もされた、自叙伝的小説”Little House books”シリーズ等で知られる人物です。その名を冠した”Laura Ingalls Wilder Award”は同氏の死後に創設された賞で、米国で出版された、長年にわたって児童文学に大きな影響を与え続けている図書の著者やイラストレーターに与えられてきました。

今回発表された声明によれば、Wilderの図書には1800年代の入植者の経験と価値観が反映されており、その先住民や有色人種に対する態度は、現代の多様なコミュニティを受け入れ、称え合い、理解しようという価値観にはそぐわないものであるとされています。

米国図書館協会(ALA)、図書館でのプログラミング教育開発のための助成事業の成果を集約したウェブサイト“Libraries Ready to Code Collection (Beta)”を公開

2018年6月22日、米国図書館協会(ALA)の、図書館員による若者のプログラミング的思考向上を目的に実施している “Libraries Ready to Code”プロジェクトが、ウェブサイト“Libraries Ready to Code Collection (Beta)”を公開しました。

同プロジェクトの第3フェーズとして、28の参加図書館が、米国学校図書館員協会(AASL)・児童図書館サービス部会(ALSC)・ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)やGoogle社の支援を受け、若者向けコンピューター科学プログラムを充実化させるために実施した開発・テスト等の成果を集約したものです。

米国図書館協会(ALA)、南西部国境地域から保護を求めて入国した大人から子どもを引き離して収容する政策に対して声明を発表

2018年6月19日、米国図書館協会(ALA)会長のニール(Jim Neal)氏が、米国の南西部国境地域から保護を求めて入国した大人(両親・保護者)から引き離して子どもを収容している政府の政策・行為に対して声明を発表しました。

声明では、同行為は不法な政策で道徳的な根拠はないとし、国内の全ての移民にサービスを提供し、子どもの支援を重要な価値と考えている図書館界は、同行為を無効にする立法と行動を支持するとしています。

そして、ALAでは、ラテン系米国人・スペイン語話者に図書館情報サービスを推進する全国協会(REFORMA)とも連携し、「ゼロトレランス」に反対する行動を支援するリソースを公開するとともに、図書館関係者に対し、連邦議会の議員に同政策を中止することを要求するよう求めているほか、全ての図書館が、ALAが提供するリソースにより、同行為に関する議論を促し、保護を求めて入国した人々の支援を行なうことを推奨しています。

米・ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)、継続教育による10代向けサービスの改善に関する推奨事項をまとめた報告書を公開

2018年5月31日、米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が、報告書“Transforming Library Services for and with Teens Through Continuing Education”を公開しました。

YALSAが州立図書館機構の長で構成されるCOSLAとともに実施した1年間にわたるプロジェクトの成果です。

同プロジェクトは、青少年相談員・図書館関係者等が、図書館職員による10代向けサービスの改善を支援するために、その課題・条件・推奨事項を検討したもので、改善のための推奨事項として

・深い学びを促進するための継続教育への関与
・より豊かな学習体験を提供するための連携
・職員の学習を優遇する組織文化の創造
・継続教育のための効果的なモデルの受容

をあげています。

また、国家機関、州立図書館、公共・学校図書館職員、助成機関などの特定の関係者向けの推奨事項として、

米国図書館協会(ALA)図書館史ラウンドテーブル (LHRT) 、2018年度の論文賞を発表

2018年5月29日、米国図書館協会(ALA)の図書館史ラウンドテーブル (LHRT) が、2018年度の論文賞(Donald G. Davis Article Award)を発表しました。

選ばれたのは、米・アイオワ大学図書館情報学部の准教授・ピアース(Jennifer Burek Pierce)氏が2016年に発表した論文“The Reign of Children: The Role of Games and Toys in American Public Libraries, 1877-1925”です。

昔のおもちゃ・ゲームに関する詳しい描写を踏まえて、それらが19世紀後半から20世紀初頭の米国の公共図書館出現期の児童サービスの本質にかかわる図書館専門家の議論に如何に影響したのかを鋭く分析していることや、児童研究の学際的分野への貢献に加え、19世紀から20世紀初頭の米国の公共図書館でのおもちゃ・ゲームを使ったサービスが、今日の図書館の実践に与えることができるものについて考察していることが評価されています。

同賞は、偶数年に、米国・カナダの図書館史に関する英語で書かれた論文を対象として選ばれるものです。

ALAの年次総会開催中の6月24日に授賞式が行われます。

米国建築家協会(AIA)・米国図書館協会(ALA)主催の2018年図書館建築賞受賞6館が発表

2018年4月6日、米国建築家協会(AiA)が、米国図書館協会(ALA)と共同で毎年開催している図書館建築賞の2018年の授賞館6館を発表しています。

受賞館は以下の通りで、多くの人々が集まれる図書館空間や、水やエネルギーを節約する持続可能な機能といった近年の傾向が反映されていると説明されています。

・オースティン中央図書館(米・テキサス州)
・イーストハム公共図書館(米・マサチューセッツ州)
・ヘイスティングズ公共図書館の改修/増築(米・ネブラスカ州)
・プリンスジョージズ郡記念図書館ローレス分館(米・メリーランド州)
・サンタモニカ公共図書館ピコ分館(米・カリフォルニア州)
・タルサ市・郡中央図書館(米・オクラホマ州)

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