電子情報資源

E1678 - ERDB-JP:共同で構築する電子リソース共有サービス

E1678 - ERDB-JP:共同で構築する電子リソース共有サービス

  図書館の検索サービスで日本語雑誌の所蔵を確認し,図書館でコピーした後,その雑誌を発行している学会のウェブサイトで公開されていることに気づいた……このような経験はないだろうか。

科学技術振興機構(JST)、維持管理する科学技術情報を一元的に検索・提供するサービス“J-GLOBAL knowledge”の試験公開開始

2015年5月28日、科学技術振興機構(JST)は、同機構が維持管理する科学技術情報を一元的に検索・提供するサービス“J-GLOBAL knowledge”の試験公開を開始しました。

“J-GLOBAL knowledge”はRDF(Resource Description Framework)形式でデータを記述しており、RDFクエリ言語であるSPARQLによる検索や、SPARQLによる検索に不慣れな利用者向きにWebAPIでの検索も可能としているとのことです。
「研究者」「文献」「特許」「研究課題」「機関」「科学技術用語」「化学物質」「遺伝子」「資料」「研究資源」という基本情報別にRDFデータが提供されるとのことですが、現在は試験公開中のため、一般利用の場合、J-GLOBALのアカウントを作成すれば「化学物質データ」のみ利用できるようです。

J-GLOBAL knowledge
https://stirdf.jglobal.jst.go.jp

新着情報(J-GLOBAL foresight ※2015/5/28付で「JSTのオープンデータに『J-GLOBAL knowledge』を追加しました。」とあります。)
http://foresight.jst.go.jp/upd_info/

E1666 - リポジトリの相互運用性:研究情報とオープンアクセスを繋ぐ

E1666 - リポジトリの相互運用性:研究情報とオープンアクセスを繋ぐ

 オープンアクセスリポジトリ連合(Confederation of Open Access Repositories:COAR;E992参照)は,2015年2月に「COARロードマップ:リポジトリの相互運用性のための将来的な方向性」(COAR Roadmap: Future Directions for Repository Interoperability;以下ロードマップ)を公開した。本稿ではロードマップを中心に,COARをめぐるリポジトリの動向について整理する。

国立情報学研究所(NII)、国内刊行電子リソースの共有サービスである、ERDB-JPを一般公開

2015年4月1日、国立情報学研究所(NII)は、国内刊行の電子リソースを共有するサービスであるERDB-JP(Electronic Resources Database-JAPAN)を一般公開したと発表しました。

ERDB-JPは「ERDBプロトタイプ構築プロジェクト」の成果物として構築されたもので、NIIは本サービスの実現目標として、(1)学会・出版社・大学等によるオンライン刊行・公開の学術文献へのアクセス数増加、(2)大学図書館による電子ジャーナル等の一覧の入手・利用、(3)大学図書館による自機関の刊行物データのERDB-JPへの登録・管理、(4)ナレッジベースベンダーによる電子ジャーナル等に関する信頼性の高いデータの一括入手、という4点を掲げています。

なお、ERDB-JPには主に、日本語が使用されている、編集・発行責任の主体が日本にある電子ジャーナル・電子書籍のタイトル情報が収録されるとのことです。また、CiNii ArticleやJ-STAGE等のデータベースで作成される予定のデータについては、収録されないようです。

登録された国内刊行電子リソースデータはCC0 1.0 Universalの下に提供されているとのことです。

ERDB-JP(国内刊行電子リソースの共有サービス)を公開しました(NII, 2015/04/01)

PeerJとPeerJ PreprintsがPorticoの保存対象に

2015年3月25日、電子リソースのアーカイブサービスを提供しているPorticoは、新たに生涯投稿料モデルを採用しているオープンアクセス誌“PeerJ”と、同誌のプレプリント公開サービス”PeerJ Preprints”のコンテンツが、新たに保存対象に加わったことを発表しました。これによりPeerJ等のコンテンツへのアクセスは将来にわたって保証されることになります。

Peer J and PeerJ Preprints to be preserved with Portico(Portico、2015/3/25付け)
http://www.portico.org/digital-preservation/news-events/news/peer-j-and-peerj-preprints-to-be-preserved-with-portico

米国デジタル公共図書館(DPLA)のサービス・ハブの拡大に、全米人文科学基金(NEH)より助成

2015年3月23日、米国デジタル公共図書館(DPLA)が、サービス・ハブのネットワーク拡大のため、全米人文科学基金(NEH)より25万ドルの助成を得たと発表しています。サービス・ハブは、州や地方の電子図書館で、地域内の諸機関のメタデータを集約してDPLAに受け渡すとともに、データ提供元機関に対してデジタル化に関わる標準的なサービスを提供する機関です。助成された資金は、現在サービス・ハブがカバーしていない州に対して、サービス・ハブを通じてDPLAにコレクションを提供するために使用されるとのことです。

National Endowment for the Humanities announces award to support expansion of DPLA Hub network
http://dp.la/info/2015/03/23/national-endowment-for-the-humanities-announces-award-to-support-expansion-of-dpla-hub-network/

参考:
E1646 - 米国デジタル公共図書館(DPLA)戦略計画2015-2017
カレントアウェアネス-E No.274 2015.01.22
http://current.ndl.go.jp/e1646

CA1845 - ResourceSync:OAI-PMHの後継規格 / 林 豊

 本稿では、米国情報標準化機構(NISO)とOpen Archives Initiative(OAI)によって策定が進められているResourceSync(1)の概要を紹介する。

 ResourceSyncは、2つのウェブサーバの間でコンテンツの同期(2)を行うためのプロトコルである。2011年にOAI-PMH(CA1513参照)の後継規格として検討が始まった。ワーキンググループにはOAI-PMHの策定に深く関わったロスアラモス国立研究所のソンペル(Herbert van de Sompel)も名を連ねている。一連の規格のなかでコアとなるResourceSync Framework Specification(ANSI/NISO Z39.99-2014)(3)のバージョン1.0が2014年4月にリリースされた。...

科学技術振興機構(JST)のデータサイエンス・アドベンチャー杯、予選審査通過チームが決定、3月7日の本選へ

科学技術振興機構(JST)では、実務で統計・データ・言語分析を行う社会人ならびに統計学や情報学・言語処理一般に関心を持つ学生を対象に、分析アイデアおよび分析スキル・得られた成果の優劣を競うコンテスト 「All Analytics Championship ~データサイエンス・アドベンチャー杯~」の第2回を開催しています。

2015年1月30日に作品の応募が締め切られ、総エントリーチーム数81チーム、最終的な応募があった25作品のなかから、9つのチームが予選審査を通過したとのことです。2月19日に予選審査を通過したチームが発表されています。3月7日に、科学技術振興機構(JST)東京本部別館において、本選として、予選審査通過チームによるプレゼンテーションが予定されており、賞が決定されるとのことです。本選の観覧は無料ですが、事前に申込みが必要とのことです。

予選審査通過チームがついに決定!!(JST)
http://www.sascom.jp/AAC/final.html

All Analytics Championship ~データサイエンス・アドベンチャー杯~(JST)
http://www.sascom.jp/AAC/

観覧希望受付フォーム
http://www.sascom.jp/AAC/audience.html

関連:

CLOCKSS、米国科学振興協会(AAAS)との提携を発表

2015年2月6日、CLOCKSSがScience誌などを刊行する米国科学振興協会(AAAS)と提携したことを発表しました。自然災害等の不測の事態におけるAAASのコンテンツへのアクセスのセーフガードとなるとのことです。また、2月5日にはElsevier社がCLOCKSSとの協力関係を電子書籍のアーカイブまで広げたことを発表しています。

AAAS and the Science Family of Journals Team up with CLOCKSS to Safeguard Access to Content (CLOCKSS, 2015/2/6)
https://www.clockss.org/clockss/News

Elsevier Now Adding eBooks to CLOCKSS Archiving (Elsevier, 2015/2/5)
http://www.elsevier.com/about/press-releases/science-and-technology/elsevier-now-adding-ebooks-to-clockss-archiving

参考:
北米の研究図書館センター(CRL)、CLOCKSSは「信頼できるリポジトリ」との監査結果を公開
Posted 2014年7月28日

NISOがInformation Standards Quarterlyを刊行、今号はデジタルコンテンツのライセンスがテーマ

2015年2月6日、米国情報標準化機構(NISO)が、季刊誌“Information Standards Quarterly”(2014, vol.26, no. 4)を刊行しました。今号はデジタルコンテンツのライセンスがテーマとなっています。

Information Standards Quarterly (ISQ) Winter 2014 Volume 26, no. 4
http://dx.doi.org/10.3789/isqv26no4.2014

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