電子情報資源

figshare、デジタル保存ネットワーク(DPN)に参加

2016年1月20日、figshareが、研究データの保存、所有、管理のため、デジタル保存ネットワーク(Digital Preservation Network:DPN)に参加することが発表されました。研究データのリポジトリとしては初の参加とのことです。

figshare上で公開された研究データはDPNにデポジットされ、長期間にわたるアクセスが保証されるとのことです。DPNへのコンテンツの追加は、DPNと米国の非営利団体DuraSpaceそしてカリフォルニア大学サンディエゴ校のリポジトリChronopolisによって開発されたサービスDuraCloud Vaultを使用して行われるようです。

Figshare Joins the Digital Preservation Network (DPN) to ensure survival, ownership and management of research data into the future(DPN, 2016/1/20)
http://www.dpn.org/wp-content/uploads/2016/01/DPN-figshare_press_release_1.20.16.pdf

文献管理ツールRefworksの改良版がリリース、FlowがRefworksへ統合される

2016年1月18日、ProQuest社が提供する文献管理ツールRefworksの改良版がリリースされ、同社のFlowがRefworksへ統合されるとのことです。Flowのユーザーは、1月18日以降自動的に改良版Refworksを利用することになりますが、従来のRefworksユーザーは、完全に新しいRefworkへと移行する2016年の第2四半期以降まで、アップグレードを待つことも出来るとのことです。

ProQuest RefWorks Customer Resources(ProQuest、2016/01/15)
http://support.proquest.com/apex/homepage?id=kA140000000GxPKCA0&l=en_US#flow

User Guide - Upgrade from Flow to the New RefWorks
http://corpweb.proquest.com/docs/upgrade-userguide.pdf

New RefWorks Feature Comparison
http://corpweb.proquest.com/docs/refworks-features-comparison.pdf

参考:
ProQuest社が文献管理ツール“Flow”を公開

研究者の研究データの取扱い方について調査したレポートが公開される(オーストリア)

2015年12月16日、オーストリア全土の、研究と科学のデジタル資源のリポジトリの基盤構築を調整するために、科学研究経済省の財政支援のもと、3年間の連携プロジェクトとして発足した“e-infrastructures Austria project”が調査報告書“Researchers and Their Data Results of an Austrian Survey Report2015”を発表しています。

24の大学や研究機関の研究者を対象に2015年の年初からオーストリア全土の調査が行われたもので、オーストリアの研究者が専門分野のレベルだけでなく、組織内のデータを如何に扱っているかについての情報を集めることが目的とのことです。

学者が如何にデータを扱うか、機関と学問領域がデータの利用や処理に影響を与えるかを調査するためのオーストリアでは初めての試みとのことです。

調査結果は、必要な基盤を提供することを通じて、研究者のデータへの要望を手助けする方法についての情報を組織に提供すること、また、リポジトリの運営者が、研究データストレージだけでなく再利用性のためのツールを設置する事を可能とするとのことの手助けとなるとのことです。

主な調査結果としては、

・オーストリアの研究者の大多数は非構造のテキストファイル、画像、表を研究データとして作成する

EIFL、2016年1月からミャンマーで"eLibrary Myanmar Project"の第2期を開始

途上国において図書館を通じてデジタル情報へのアクセスを推進しているEIFL(Electronic Information for Libraries)が、同団体のウェイブサイトで、ミャンマーの大学図書館に、電子ジャーナル・データベース・電子書籍などの電子資源を提供することで、あらゆる分野の教育・研究・学習を提供するプロジェクト"eLibrary Myanmar Project"の第2期を2016年1月から開始すると述べています。

eLibrary Myanmar project phase II(EIFL)
http://www.eifl.net/events/elibrary-myanmar-project-phase-ii

e-Library Myanmar Project (EIFL)
http://www.eifl.net/eifl-in-action/e-library-myanmar-project

World Wide Web Consortium(W3C)、W3Cのデータを提供するWeb APIを開発

2015年11月23日、World Wide Web Consortium(W3C)は、W3Cのデータを提供するWeb APIを開発しました。

JSON(JavaScript Object Notation)によるAPIとのことで、使用者によるフィードバックが募集されています。

W3C MAKES ITS DATA AVAILABLE THROUGH A WEB API(W3C, 2015/11/23)
https://www.w3.org/blog/news/archives/5164?pk_campaign=feed&pk_kwd=w3c-makes-its-data-available-through-a-web-api

w3c/w3c-api(GitHub)
https://github.com/w3c/w3c-api/

これからの学術情報システム構築委員会、ウェブサイトに「電子リソースデータ共有作業部会」と「NACSIS-CAT検討作業部会」のページを開設

2015年10月23日、これからの学術情報システム構築委員会が同委員会のウェブサイトに、2015年4月に設置された「電子リソースデータ共有作業部会」と同年7月に設置された「NACSIS-CAT検討作業部会」のページが開設されました。10月23日現在、内規や委員名簿、沿革などが掲載されています。

これからの学術情報システム構築検討委員会は、「大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所と国公私立大学図書館協力委員会との間における連携・協力の推進に関する協定書」に則って設けられた「大学図書館と国立情報学研究所との連携・協力推進会議」の下に設置された委員会で、同協定書の第2条第1項に掲げる事項のうち、(3)「電子情報資源を含む総合目録データベースの強化」に関する事項を企画・立案し、学術情報資源の基盤構築、管理、共有および提供にかかる活動を推進することを目的として2012年に設置されたものです。

電子リソースデータ共有作業部会
http://www.nii.ac.jp/content/korekara/about/erdbwg/

NACSIS-CAT検討作業部会
http://www.nii.ac.jp/content/korekara/about/catwg/

ケンブリッジ大学出版局(CUP)がCLOCKSSと連携

2015年10月8日、世界規模の電子ジャーナルのアーカイブプロジェクトであるCLOCKSSは、ケンブリッジ大学出版局(CUP)と連携したと発表しています。

CUPの電子ジャーナルは、世界の12の主要な研究図書館にある、CLOCKSSの地理的・地政学的に冗長化されたノードの分散化されたネットワークで保存されるとのことです。

Cambridge University Press Preserves with the CLOCKSS Archive(CLOCKSS,2015/10/8)
https://www.clockss.org/clockss/News

CUP Preserves with the CLOCKSS Archive(CUP,2015/10/8)
http://www.cambridge.org/about-us/news/cup-preserves-clockss-archive/

参考:
CLOCKSSとCHORUSが提携、公的助成を得た研究成果への長期的なアクセスの保障へ
Posted 2015年3月31日
http://current.ndl.go.jp/node/28255

CLOCKSS、米国科学振興協会(AAAS)との提携を発表
Posted 2015年2月9日

E1703 - ボーンデジタル資料の管理にアーキビストの専門知識の活用を

 2015年7月,OCLC Researchが,アーキビストの専門知識を図書館でのボーンデジタル資料の管理に取り込むことを提言した報告書“The Archival Advantage : Integrating Archival Expertise into Management of Born-digital Library Materials”を発表した。

【イベント】オープンサイエンスデータ推進ワークショップ(京都・9/17-18)

2015年9月17日から18日まで、京都大学北部構内 理学研究科セミナーハウスを会場として、京都大学理学研究科附属地磁気世界資料解析センター主催による「オープンサイエンスデータ推進ワークショップ」が開催されます。

開催趣旨として、オープンサイエンスデータを、大学および関連の研究機関から推進するため、ポリシーから技術的問題に至るまで広く情報交換を行うとともに、推進に向けた学内外のネットワーク形成を目指すとのことですが、特に
(1) データ出版の国際的状況と我が国における取り組み
(2) メタデータの登録、および、それを用いたデータベース公開と利用の取り組み
に重点を置いて、講演と意見交換を行うとのことです。

岩田修一氏(元ICSU/CODATA会長、事業構想大学院大学)、村山泰啓氏(ICSU/WDS IPO、情報通信研究機構)、中島律子氏(Japan Link Center、JST)、引原隆士氏(京都大学附属図書館長)等の講演が予定されているようです。

オープンサイエンスデータ推進ワークショップ(京都大学宇宙総合学研究ユニット、2015/07/19)
http://www.usss.kyoto-u.ac.jp/etc/150917-opensciencedata.html
http://www.usss.kyoto-u.ac.jp/index.html

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