電子情報資源

これからの学術情報システム構築委員会、ウェブサイトに「電子リソースデータ共有作業部会」と「NACSIS-CAT検討作業部会」のページを開設

2015年10月23日、これからの学術情報システム構築委員会が同委員会のウェブサイトに、2015年4月に設置された「電子リソースデータ共有作業部会」と同年7月に設置された「NACSIS-CAT検討作業部会」のページが開設されました。10月23日現在、内規や委員名簿、沿革などが掲載されています。

これからの学術情報システム構築検討委員会は、「大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所と国公私立大学図書館協力委員会との間における連携・協力の推進に関する協定書」に則って設けられた「大学図書館と国立情報学研究所との連携・協力推進会議」の下に設置された委員会で、同協定書の第2条第1項に掲げる事項のうち、(3)「電子情報資源を含む総合目録データベースの強化」に関する事項を企画・立案し、学術情報資源の基盤構築、管理、共有および提供にかかる活動を推進することを目的として2012年に設置されたものです。

電子リソースデータ共有作業部会
http://www.nii.ac.jp/content/korekara/about/erdbwg/

NACSIS-CAT検討作業部会
http://www.nii.ac.jp/content/korekara/about/catwg/

ケンブリッジ大学出版局(CUP)がCLOCKSSと連携

2015年10月8日、世界規模の電子ジャーナルのアーカイブプロジェクトであるCLOCKSSは、ケンブリッジ大学出版局(CUP)と連携したと発表しています。

CUPの電子ジャーナルは、世界の12の主要な研究図書館にある、CLOCKSSの地理的・地政学的に冗長化されたノードの分散化されたネットワークで保存されるとのことです。

Cambridge University Press Preserves with the CLOCKSS Archive(CLOCKSS,2015/10/8)
https://www.clockss.org/clockss/News

CUP Preserves with the CLOCKSS Archive(CUP,2015/10/8)
http://www.cambridge.org/about-us/news/cup-preserves-clockss-archive/

参考:
CLOCKSSとCHORUSが提携、公的助成を得た研究成果への長期的なアクセスの保障へ
Posted 2015年3月31日
http://current.ndl.go.jp/node/28255

CLOCKSS、米国科学振興協会(AAAS)との提携を発表
Posted 2015年2月9日

E1703 - ボーンデジタル資料の管理にアーキビストの専門知識の活用を

 2015年7月,OCLC Researchが,アーキビストの専門知識を図書館でのボーンデジタル資料の管理に取り込むことを提言した報告書“The Archival Advantage : Integrating Archival Expertise into Management of Born-digital Library Materials”を発表した。

【イベント】オープンサイエンスデータ推進ワークショップ(京都・9/17-18)

2015年9月17日から18日まで、京都大学北部構内 理学研究科セミナーハウスを会場として、京都大学理学研究科附属地磁気世界資料解析センター主催による「オープンサイエンスデータ推進ワークショップ」が開催されます。

開催趣旨として、オープンサイエンスデータを、大学および関連の研究機関から推進するため、ポリシーから技術的問題に至るまで広く情報交換を行うとともに、推進に向けた学内外のネットワーク形成を目指すとのことですが、特に
(1) データ出版の国際的状況と我が国における取り組み
(2) メタデータの登録、および、それを用いたデータベース公開と利用の取り組み
に重点を置いて、講演と意見交換を行うとのことです。

岩田修一氏(元ICSU/CODATA会長、事業構想大学院大学)、村山泰啓氏(ICSU/WDS IPO、情報通信研究機構)、中島律子氏(Japan Link Center、JST)、引原隆士氏(京都大学附属図書館長)等の講演が予定されているようです。

オープンサイエンスデータ推進ワークショップ(京都大学宇宙総合学研究ユニット、2015/07/19)
http://www.usss.kyoto-u.ac.jp/etc/150917-opensciencedata.html
http://www.usss.kyoto-u.ac.jp/index.html

【イベント】埼玉県立久喜図書館、「名著100万冊を使いこなす国立国会図書館デジタルコレクション活用講座」を開催(10/17・埼玉)

2015年10月17日、埼玉県立久喜図書館で「名著100万冊を使いこなす国立国会図書館デジタルコレクション活用講座」が開催されます。

これは、同県立図書館が埼玉県内に在住・在勤・在学する人を対象に図書館職員が講師となってインターネットを使った情報収集や図書館の資料や情報を使いこなす方法を説明する「やって納得!情報の探しかた講座」として開催されるものです。

17日は、「国立国会図書館デジタルコレクション」について国立国会図書館の高品盛也が講師として、活用方法について講演します。

定員は140名で、参加費は無料です。

やって納得!情報の探しかた講座(埼玉県立図書館)
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/sagashikata/sagashikata_kokkai.html
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/sagashikata/sagashikata_kokkai.pdf
※2つ目のリンクはちらしです。

国立国会図書館デジタルコレクション活用講座の開催(埼玉県, 2015/7/31)
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/150731-12.html

参考:

Web of Science、ORCIDとの連携をさらに強化

2015年7月27日にリリースされたWeb of Scienceにおいて、ORCIDとの連携がさらに強化されたとのことです。

トムソン・ロイター社では、ResearcherIDを提供しこれをWeb of Scienceと連携することで、研究者による業績の把握と公開を簡便に行えるようにしてきました。また、ResearcherIDはORCIDとも連携しており、これまでも両方のIDを持つ研究者は、ResearcherID、ORCID IDともにWeb of Scienceでの表示・検索が可能でした。

今回のリリースで、ResearcherIDを持たない研究者のORCID IDもWeb of Scienceレコード上に表示されるようになりました。これにより、新たに9万におよぶORCID IDがWeb of Scienceに追加され、150万の論文情報がアップデートされています。新たにORCIDに追加される論文は、ORCIDからの毎月のデータフィードにより、Web of Scienceにアップデートされるとのことです。

Web of Science release notes V5.18(Web of Science、2015/07)
http://wokinfo.com/media/pdf/wos_release_518.pdf

オンライン出版物の法定納本に関する勅令が承認(スペイン)

IIPCによると、2015年7月10日、スペインの閣議(Consejo de Ministros)でオンライン出版物の法定納本を規定する勅令(Real Decreto)が承認されました。

2011年7月に成立した法定納本法(La Ley de Depósito Legal)は、オンライン出版物を法定納本の対象としていましたが、今回承認された勅令では、多様で複雑なオンライン出版物の納本手続きやその詳細を規定しており、自治州の納本図書館とスペイン国立図書館(Biblioteca Nacional de España:BNE)に対して、ウェブのクローリングと自動収集できないオンライン出版物の出版社への納入要求を可能としています。

Non-print Legal Deposit Law approved in Spain(IIPC, 2015/7/17)
https://netpreserveblog.wordpress.com/2015/07/17/non-print-legal-deposit-law-approved-in-spain/

¿Qué significa el depósito legal para la sociedad?(BNE, 2015/7/10)

米国情報標準化機構(NISO)、SUSHI-Liteに関するテクニカルレポートのドラフトを公開、コメントを募集

2015年7月16日、米国情報標準化機構(NISO)は、SUSHI-Liteに関するテクニカルレポート”SUSHI-Lite: Deploying SUSHI as a lightweight protocol for exchanging usage via web services”のドラフトを公開し、トライアルユーザとコメントを募集しています。

このテクニカルレポートは、COUNTER(Counting Online Usage of NeTworked Electronic Resources)の指針に準拠した電子情報資源の利用統計データを交換する方法に関するもので、電子情報資源の利用統計データの自動収集に関するプロトコルSUSHIを補完するものです。

SUSHIが2007年に公開されて以来、COUNTERによる他の指標の策定、機関リポジトリの利用状況を把握する必要性、より軽量な技術の需要などがあったが、これらに対応するのがSUSHI-Liteの技術であり、将来的にはSUSHIの一部となるだろうとしています。

コメントの募集期間は9月30日までです。

NISO Releases Draft Technical Report on SUSHI Lite for Public Trial and Comment(NISO, 2015/7/16)

ノースカロライナ州立大学図書館等による、同州における農業に関する普及・啓蒙活動等の記録をデジタル化する取組み(記事紹介)

ノースカロライナ州立大学図書館は、ノースカロライナ農業工科州立大学F. D. Bluford図書館と共同で、“Better Living in North Carolina: Bringing Science and Technology to the People,”と題した、1900年代初頭からの、ノースカロライナ州における農業経済に関する記録をデジタル化する取組みを実施しています。

この取組みは、ノースカロライナ州の図書館が保有する記録をデジタル化するものとのことで、ノースカロライナ州が1909年に開始し、1914年に同州が資金を提供して州内の大学がパートナーシップを結んだ組織“Cooperative Extension Service”(当時は“Agricultural Extension Service”)による活動記録を記した年報や、当時の書簡、パンフレット、写真などのデジタル化などが行われているようです。

NCSU Libraries Rare and Unique Digital Collections Search Results
http://d.lib.ncsu.edu/collections/catalog?f%5Bispartof_facet%5D%5B%5D=Cultivating+a+Revolution

英Digital Curation Centre(DCC)、研究データの影響を追跡し測定する際のガイドを公開

2015年6月30日、英国のDigital Curation Centre(DCC)が、研究データの影響を追跡し測定する際のガイド“ How to Track the Impact of Research Data with Metrics”を公開しています。

当ガイドでは、主要な影響の測定結果の概念の概観と影響を測定できるサービスとツールを提供しており、現在のいくつかの課題についての議論の後、自身の研究データの影響を高める助言を提供しているとのことです。

研究者、データ主導の研究を行っている調査員、研究品質評価をしている管理者、図書館員など組織内でデータの影響を追跡している人々にとって興味がわくガイドであろうとのことです。

公式Twitter(DCC,2015/6/30)
https://twitter.com/digitalcuration/status/615831045632598016

How to Track the Impact of Research Data with Metrics(DCC)
http://www.dcc.ac.uk/resources/how-guides/track-data-impact-metrics

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