電子情報資源

“Web Annotation Data Model”等がW3C勧告に

2017年2月23日、W3Cが

・Web Annotation Data Model
・Web Annotation Vocabulary
・Web Annotation Protocol

の3点を勧告(Recommendation)として公開しました。

あわせて、Web Annotation Working Group(WAWG)が、Working Group Noteとして、

・Embedding Web Annotations in HTML
・Selectors and States

の2点を公開しています。

米国情報標準化機構、ウェブリソースの同期に関する規格“ResourceSync Framework Specification”の改訂版(バージョン1.1)を公開

2017年2月16日、米国情報標準化機構(NISO)が、2つのウェブサーバの間でのコンテンツの同期を行うためのプロトコルResourceSyncのコアとなる規格“ResourceSync Framework Specification”の改訂版(バージョン1.1) (ANSI/NISO Z39.99-2017)を公開しました。

NISO Announces Updated Version of ResourceSync Framework Specification(NISO,2017/2/16)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=96962d7722cc13a1e20c40e2ca3c2ca8ca80359d

欧州委員会、EU域内で購入したオンラインコンテンツについて、域内の他国でも購入国と同様にアクセスできるようにすることを求める新規定について発表

2017年2月7日、欧州委員会(EC)は、欧州議会、EU加盟国およびEC担当の交渉の結果、購入したオンラインコンテンツについては、EU域内であれば国境を越えてアクセス可能とする新たな規定を設ける方針について合意に達したことを発表しました。

この新規定はデジタル単一市場に関する政策の一環として設けられるものです。EU域内のある国、例えばフランスで有料の動画サービスコンテンツを購入した場合には、利用者はクロアチアやデンマーク等、域内の他の国にいる時でも、購入した国で利用するのと同様にアクセスできるようにすることを、コンテンツ提供者に対して要求するとしています。

欧州議会で正式に承認されれば、2018年初頭から発効される見込みとのことです。

Digital Single Market: EU negotiators agree on new rules allowing Europeans to travel and enjoy online content services across borders(European Commission、2017/2/7付け)
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-17-225_en.htm

参考:

Ithaka S+R、宗教学研究者の研究活動を支援するためのレポートを公開

2017年2月8日、米国のIthaka S+Rは、宗教学研究者の研究活動を支援するためのレポート“Supporting the Changing Research Practices of Religious Studies Scholars”を公開しました。

このレポートは、米国神学図書館協会(ATLA)、米国宗教学会(American Academy of Religion:AAR)、聖書文学学会(Society of Biblical Literature:SBL)の援助を受け、Ithaka S+Rが18の研究図書館と協力して、宗教学における研究実践について調査したものです。調査チームが協力機関の宗教学の研究者にインタビューする質的調査を行なったほか、ATLAがイスラム研究の研究者などにもインタビューをしています。情報の発見とアクセス、情報管理、研究成果の公開方法、の3つの領域に焦点を当てて、宗教学の研究者に対しどのような支援を優先するか、提言をまとめています。

農学と公衆衛生学についても同様の調査が進行中で、2017年春には、アジア研究に関するプロジェクトを立ち上げる予定です。

調査に協力した研究図書館が各大学等で実施した個別調査の結果も公表されています。

COUNTER実務指針第5版草案公開 フィードバック受け付け中

電子リソースの利用統計の記録と交換のための実務指針、COUNTER Code of practiceの第5版草案が2017年1月付けで公開されています。第4版からの大きな変更点として、36あったレポートを半数以下に削減、25あった指標のタイプもフォーマットごとの指標の見直し等によって半減すること等が提案されています。

正式リリースは2019年1月を予定しており、2017年4月12日まで、ウェビナーやオンライン調査、メール、対面会議等を通じてフィードバックを受け付けるとのことです。

An Introduction to Release 5 Draft Code of Practice(COUNTER)
https://www.projectcounter.org/introduction-release-5-draft-code-practice/

About the Release 5 Draft Code of Practice(COUNTER)
https://www.projectcounter.org/code-of-practice/counter-release-5-draft-code-practice-consultation/

参考:
COUNTER実務指針第4版が正式リリース
Posted 2012年5月1日

【イベント】国立国会図書館、第13回レファレンス協同データベース事業フォーラム(「レファ協にデジタル情報資源を活用しよう ~ローカルからグローバルまで」)を開催(2/17・京都)

2017年2月17日、国立国会図書館(NDL)は、関西館を会場に「レファ協にデジタル情報資源を活用しよう ~ローカルからグローバルまで」をテーマとして「第13回レファレンス協同データベース事業フォーラム」を開催します。

・NDL報告(デジタルコレクション、図書館送信、資料デジタル化等について)(NDL関西館電子図書館課 辰巳公一)
・事例報告
  新聞記事文庫について(神戸大学附属図書館 菊池一長氏)
  北摂アーカイブスについて(豊中市立高川図書館長 西口光夫氏)
  北方資料デジタル・ライブラリーについて(北海道立図書館 海藤久仁子氏)
  国際機関等のサイトについて(日本貿易振興機構アジア経済研究所図書館 坂井華奈子氏)
・レファレンス協同データベース事業報告(NDL関西館図書館協力課)
・パネルディスカッション(コーディネーター:羽衣国際大学人間生活学部准教授 谷本達哉氏)

などを行います。

第13回レファレンス協同データベース事業フォーラム レファ協にデジタル情報資源を活用しよう ~ローカルからグローバルまで(レファレンス協同データベース, 2016/12/13)
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_13.html

新たに5つの出版社がKBARTのフェーズ2の推奨指針に従ったメタデータの提供を開始

2016年11月21日、米国情報標準化機構(NISO)は、新たに5つの出版社が電子リソースのメタデータ交換形式の標準化によりその品質向上を目指すKBARTのフェーズ2の推奨指針に従ったメタデータの提供を開始したと発表しています。

新たな出版社は以下の通りです。

・Greenleaf Publishing
・ハーバード大学出版局
・IEEE
・オックスフォード大学出版局
・Project MUSE

NISO Announces New Publishers Enacting Phase Two of KBART Guidelines, Encourages Other Publishers to Seek Endorsement(NISO,2016/11/21)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=20dc432141175c0d6050649cf91bce5ab8fab88d

参考:
NISO、KBART推奨指針を改訂
Posted 2014年4月8日
http://current.ndl.go.jp/node/25874

CA1784 - 動向レビュー:図書館におけるナレッジベース活用の拡がりとKBARTの役割 / 渡邉英理子, 香川朋子

【イベント】第21回情報知識学フォーラム「IoT時代の先にあるものは?―情報知識学の新たな展開―」(1/22・東京)

2017年1月22日、東京工業大学田町キャンパスにおいて、情報知識学会は第21回情報知識学フォーラム「IoT時代の先にあるものは?―情報知識学の新たな展開―」を開催します。

このフォーラムは、機械化が進展した社会における人間と機械の関係性を問い直し、情報知識学に関する新たな研究の方向性を議論し、開拓するために実施されます。2件の招待講演と、学会員等からの研究発表(口頭またはポスター発表)で構成されるとのことです。参加費は無料ですが、情報知識学会の非会員は資料代として3,000円(学生は1,500円)が必要です。

第21回情報知識学フォーラム「IoT時代の先にあるものは?―情報知識学の新たな展開―」
http://www.jsik.jp/?forum2016

参考:
【イベント】第20回情報知識学フォーラム「地域情報学における知識情報基盤の構築と活用」(12/12・京都)
Posted 2015年11月24日
http://current.ndl.go.jp/node/30025

アイルランド国立図書館、2015年の年次評価と2016年から2020年まで戦略計画を公表

2016年9月8日、アイルランド国立図書館(NLI)が、2015年の年次評価と2016年から2020年までの5年間の戦略計画を公開しています。

戦略計画は、デジタル環境下でのナショナルコレクションの拡充のための同館の構想を概観したものです。

同館では、2016年に600のウェブサイトを収取して世界中に公開する事業に着手したほか、同国の現代作家のデジタルアーカイブ事業、本館の改修工事、詩人のシェイマス・ヒーニーに関する展示などが行われます。

また、2016年の事業実施にあたり、1916年のイースター蜂起100周年を記念した“Ireland 2016”、大使館、Google、アイルランドのデジタル文化遺産を利用可能にするためのプロジェクト“Inspiring Ireland”と連携していることが紹介されています。

NLI launches its 2015 Annual Review and 2016-2021 Strategy(NLI,2016/9/8)
http://www.nli.ie/en/list/latest-news.aspx?article=dc766b63-c0b5-40c6-8aa4-697d2f6f1812

オランダ大学協会(VSNU)、デジタル社会におけるオランダと国内の大学について共同声明を発表

2016年9月5日、オランダ大学協会(VSNU)は、オランダがデジタル情報技術等における国際的な先駆者であり続けることと、デジタル社会における大学の役割等について、共同声明“The Digital Society”を発表しました。

The Netherlands as a leader and testing ground for digital society(VSNU, 2016/9/5)
http://www.vsnu.nl/en_GB/news-items/nieuwsbericht/263-the-netherlands-as-a-leader-and-testing-ground-for-digital-society.html

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