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電子情報保存

英国国立公文書館の次期電子保存インフラの開発経緯と課題等について(資料紹介)

英国国立公文書館(TNA)が2013年内のサービス開始を予定している次期電子保存インフラ“Digital Records Infrastructure (DRI)”について、その開発に携わっているRob Walpole氏が、DRI開発の課題やそのプロセス、カタログサービス等について、6月15-16日に開催されたイベントXML Londonで報告を行っています。

このほど、TNAのウェブサイトでその講演ペーパーが公開されています。

The National Archives Digital Records Infrastructure Catalogue:
First Steps to Creating a Semantic Digital Archive (PDF)
http://www.nationalarchives.gov.uk/documents/information-management/xml-london-tna-rw.pdf

Digital repository (TNA)
http://www.nationalarchives.gov.uk/information-management/projects-and-work/digital-archiving.htm

XMLLondon
http://xmllondon.com/

国家デジタル管理連盟(NDSA)、第2回目となるデジタル管理イノベーション賞の受賞者を発表

2013年6月11日、米国議会図書館(LC)が主導している「全米デジタル情報基盤整備・保存プログラム」(NDIIPP)のイニシアティブとして立ち上げられた、国家デジタル管理連盟(National Digital Stewardship Alliance:NDSA)のイノベーションワーキンググループが、第2回目となるNDSA Innovation Awardsの受賞者を発表しました。これは、デジタル管理におけるイノベーションに貢献した4つのプロジェクト・個人を表彰するものです。

受賞者には、デジタルフォレンジックツールを利用したワークフロー等を論じたMartin Gengenbach氏等4名(プロジェクト)が挙げられており。授賞式は6月23日から25日にワシントンDCで開催されるDigital Presearvation 2013で行われるとのことです。

And the Winner Is… Announcing the 2013 NDSA Innovation Award Winners (The Signal 2013/6/11付けの記事)

DPCとBLPACによるワークショップ“デジタル保存を始める”、プレゼン資料が公開

英国のデジタル保存連合(DPC)が、英国図書館資料保存支援センター(British Library Preservation Advisory Centre;BLPAC)とともに、2013年6月6日にアベリストウィスで開催したワークショップ“Getting Started in Digital Preservation”のプレゼン資料を公開しています。

公開ページでは、4月にグラスゴーで、5月にロンドンで開催した類似のイベントのプレゼン資料も公開されています。

Getting Started in Digital Preservation - ABERYSTWYTH (Digital Preservation Coalition 2013/6/6付けの記事)
http://www.dpconline.org/events/details/56-getting-started-in-digital-preservation?xref=61%3Aeventtitle

英国のデジタル保存連合(DPC)がウェブアーカイビングに関するレポートを公表

2013年5月24日、英国のデジタル保存連合(Digital Preservation Coalition)が“Web Archiving”と題したレポートを公表していました。このレポートではウェブアーカイビングに携わる組織が直面する課題の概要や、技術的アプローチについてのアドバイス、3件の事例報告等がまとめられているとのことです。

Web-Archiving (PDF:50ページ)
http://dx.doi.org/10.7207/twr13-01

New web-archiving report tackles 'moving target' of preserving digital memory(Digital Preservation Coalition 2013年5月24日)
http://www.dpconline.org/newsroom/latest-news/1016-web-archiving-tackles-moving-target-of-preserving-digital-memory?q=web-archiving+report+tackles+%27moving+target%27+preserving+digital+memory

参考:

国立国会図書館、「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ」収録メタデータのAPIによる提供を開始

2013年6月4日、国立国会図書館が、「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ」について、Open Search、SRUの2つの外部提供インタフェース(API)を公開しました。APIにより提供されるメタデータは、提供開始時点で、(1)国立国会図書館作成メタデータ45万件、(2)日本原子力研究開発機構図書館蔵書約116万件、となっています。メタデータの形式は、「国立国会図書館東日本大震災アーカイブメタデータスキーマ」です。

なお、OAI-PMH方式のAPIについては、現在、準備中です。

外部提供インタフェース(API)を公開しました(2013/6/4付け)
http://kn.ndl.go.jp/information/69

外部提供インタフェース(API)
http://kn.ndl.go.jp/static/api

API利用申請について
http://kn.ndl.go.jp/static/api/use

国立国会図書館東日本大震災アーカイブメタデータスキーマ
http://kn.ndl.go.jp/static/metadata

国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(愛称:ひなぎく)
http://kn.ndl.go.jp/

土木学会、東日本大震災関連映像を公開するプロジェクトサイトを公開

2013年5月21日、土木学会による東日本大震災アーカイブサイトが、震災映像配信サイトの運用を開始しました。東日本大震災関連映像63件を公開したとのことです。また、5月1日にはGISサイトの運用を開始しているようです。

土木学会東日本大震災アーカイブ・震災映像公開プロジェクト
http://jsce.metamovics.jp/

東日本大震災を映像記録として残すために-大震災記録映像収集・公開プロジェクト- (土木学会土木技術映像委員会)
http://committees.jsce.or.jp/avc/node/257

土木学会 東日本大震災アーカイブサイト
http://www.jsce.or.jp/library/eq20110311/index.shtml

参考:
土木学会、会員等による東日本大震災に関する成果等の収集・保存・公開を行なう「土木学会東日本大震災アーカイブサイト」を開設
http://current.ndl.go.jp/node/19932

『新聞研究』(2013年5月号、No.742)で特集「東日本大震災と報道─アーカイブズの活用と課題」が掲載

日本新聞協会が発行している月刊誌『新聞研究』(2013年5月号, No.742)で、「東日本大震災と報道──アーカイブズの活用と課題」という特集が組まれており、以下の4つの論文が掲載されています。

・「成長するアーカイブ」を目指して──河北新報震災アーカイブの試み
八浪英明(河北)

・「次」に備えるために──東日本大震災NHKアーカイブスの取り組み
宮本聖二(NHK)

・震災の記録・教訓をどう活用するか──産学官民連携、みちのく震録伝の活動
柴山明寛(東北大)

・震災・災害時情報源としてのマスメディアの役割──「311情報学」の試みから
三浦伸也(東大)

『新聞研究』目次 2013年5月号 目次(No.742) (日本新聞協会)
http://www.pressnet.or.jp/publication/kenkyu/130430_2756.html

E1432 - 2013年IIPC総会及びワーキンググループ<報告>

国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)(CA1664CA1733参照)の総会及びワーキンググループ等関連会議(E1354等参照)が,スロベニア国立・大学図書館主催のもとリュブリャナにて,2013年4月22日から4月26日にかけて開催された。IIPC非加盟機関からの参加者も含め約100人が参加し,国立国会図書館(NDL)からは筆者が参加した。...

コロンビア国立図書館、電子出版物の自由意思による納本受付を開始

2013年5月15日から、南米のコロンビア国立図書館が、電子書籍等の電子出版物の、自由意思による納本の受付を開始しました。同館では電子出版物の受け入れは初とのことです。納本対象となる資料の種類は、テキストや画像、動画、オーディオ、ウェブサイトとなっています。

Biblioteca Nacional inicia Deposito voluntario de obras digitales (Biblioteca Nacional de Colombiaの記事)
http://www.bibliotecanacional.gov.co/content/biblioteca-nacional-inicia-dep%C3%B3sito-voluntario-de-obras-digitales

Linked Dataの保存に関するプロジェクト“PRELIDA”(記事紹介)

2013年1月に始まったプロジェクト「Preserving Linked Data(PRELIDA)」について紹介する記事が、Europeana Professionalのブログに掲載されています。

記事によると、このプロジェクトは、欧州委員会(European Commission:EC)の資金提供を受けているものであり、電子情報保存コミュニティの中で既に蓄積されている成果をLinked Dataコミュニティに知らせること、またLinked Dataの保存に関する課題について取組み、ロードマップを作製することを目的としており、両コミュニティの橋渡しとなることを目指しているとのことです。

記事ではこの他、2013年6月にはイタリアで初の専門家ワークショップを開催することや、協力する機関が紹介されています。

Spotlight on PRELIDA - Preserving Linked Data (Europeana Professional, 2013/5/14付け)
http://pro.europeana.eu/web/guest/pro-blog/-/blogs/spotlight-on-prelida-preserving-linked-data

Welcome to PRELIDA
http://www.prelida.eu/

あなたにもできるデジタル保存50の活動(記事紹介)

2013年5月9日、米国議会図書館のデジタル保存をテーマとしたブログThe Signalに、“Fifty Digital Preservation Activities You Can Do”という記事が掲載されています。記事では、来年のPreservation Weekまでデジタル保存活動を継続していくための、50(+1)項目が提案されています。

Fifty Digital Preservation Activities You Can Do (The Signal 2013/5/9付けの記事)
http://blogs.loc.gov/digitalpreservation/2013/05/fifty-digital-preservation-activities-you-can-do/

欧州原子核研究機構とOpenAIREplusプロジェクト、研究成果共有のためのリポジトリ“Zenodo”を公開

2013年5月8日、欧州原子核研究機構(CERN)と欧州委員会のOpenAIREplusプロジェクトが、“Zenodo”というリポジトリを公開しました。全科学領域にまたがり、テキストやスプレッドシート、音声、動画等フォーマットを問わず、研究者の研究成果を登載・共有できるというものです。

Zenodo
http://zenodo.org/

CERN and OpenAIREplus launch European research repository (CERN 2013/5/8付けの記事)
http://home.web.cern.ch/about/updates/2013/05/cern-and-openaireplus-launch-european-research-repository

CERN and OpenAIREplus launch new European research repository (isgtw 2013/5/8付けの記事)
http://www.isgtw.org/feature/cern-and-openaireplus-launch-new-european-research-repository

Archive-Itでボストン爆破テロ事件のウェブアーカイブが公開

Internet Archiveの提供サービス“Archive-It”で、4月15日に米国ボストンで生じた連続爆破テロ事件に関するウェブアーカイブが作成・公開されています。このコレクションは、同事件に関するニュース記事やブログ、ソーシャルメディアサイト、関係機関のウェブサイト等が含まれているとのことです。

2013 Boston Marathon Bombing
http://www.archive-it.org/collections/3649

Internet Archive/Archive-It Continues Building Boston Marathon Bombing Web Archive (INFOdocket 2013/4/28付けの記事)
http://www.infodocket.com/2013/04/28/internet-archivearchive-it-continues-building-boston-marathon-bombing-web-archive/

E1426 - 英国で非印刷出版物の納本を定める規則が制定

2013年4月5日,英国で「2003年法定納本図書館法」(Legal Deposit Libraries Act of 2003)に基づき,非印刷出版物(non-print publication)の納本に関する規則「2013年法定納本図書館(非印刷体)規則」が制定された。同規則は翌6日から施行され,これにより同国の法定納本図書館6館が,UKドメインのウェブサイトや電子書籍等の非印刷出版物を収集・保存・提供できるようになった。法定納本図書館とは,英国図書館(BL),スコットランド国立図書館,ウェールズ国立図書館,オックスフォード大学ボドリアン図書館,ケンブリッジ大学図書館,そしてアイルランドのトリニティ・カレッジ・ダブリン図書館を指す。...

フランス国立図書館のウェブアーカイブ事業の現状―IIPCの2012年ワークショップ資料から

国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)のウェブサイトで、フランス国立図書館(BNF)によるウェブアーカイブ事業の実情や同国における電子納本に関する文献リストをまとめた資料等4点が公開されています。

これは、IIPCがスポンサーとなって2012年11月26日から30日にかけてBnFで開催されたワークショップ“How to Fit In?: Integrating a web archiving program in your organization”に関する資料です。ワークショップはウェブアーカイブの運用における課題や方法を検証する目的で開催されたもので、BnFの職員が様々な観点から自組織の運用について語っています。また、BnFとは異なる視点から話題を提供するために、英国図書館も報告を行なったようです。

公開されている資料は2012年11月時点のものもありますが、ワークショップのレポートは2013年4月付けとなっています。

HOW TO FIT IN? INTEGRATING A WEB ARCHIVING PROGRAM IN YOUR ORGANIZATION (IIPC)

E1420 - 東日本大震災アーカイブ公開記念シンポジウム<報告>

2013年3月26日,国立国会図書館(NDL)東京本館新館講堂において「東日本大震災アーカイブ公開記念シンポジウム『東日本大震災の記録をのこす意志,つたえる努力』」と題するシンポジウムが,総務省とNDLの主催によって開催され,約230名の参加があった。...

EC、デジタルキュレーションにかかるコストをテーマとしたプロジェクト“4C”を始動

2013年3月25日、欧州委員会は“4C”(Collaboration to Clarify the Costs of Curation)という、デジタルキュレーションとそれにかかるコストをテーマとした調査プロジェクトを開始しました。欧州7か国の13の関係機関が共同で実施します。

デジタルキュレーションは、長期にわたってデジタル資料を読み込み可能な状態にし、アクセスや利用を保証する必要がありますが、4Cではそのために、各機関がデジタルキュレーションにかかるコストを予測して、長期/短期間でのキュレーションでえられる「利益」を図ることができるよう、実践的な指針を提供するとしています。

4C
http://4cproject.net/

Press Release: New EU collaboration to clarify the costs (and benefits) of curation (4C 2013/3/25付けの記事)
http://4cproject.net/2013/03/25/press-release-major-new-eu-initiative-to-understand-the-costs-and-benefits-of-digital-curation/

APARSEN、欧州の研究図書館におけるデジタル保存への財政的準備状況の調査レポートを公表

EUのプロジェクトである“Alliance for Permanent Access to the Records of Science Network”(APARSEN)が、欧州研究図書館協会(LIBER)加盟館におけるデジタル保存への財政的準備状況を調査したレポートを公表しています。

BUSINESS PREPAREDNESS REPORT (PDF)
http://www.alliancepermanentaccess.org/wp-content/uploads/downloads/2013/03/APARSEN-REP-D36_1-01-1_0.pdf

Preparedness for digital preservation: the European library landscape (LIBER 2013/3/24付けの記事)
http://www.libereurope.eu/news/preparedness-for-digital-preservation-the-european-library-landscape

POCOSプロジェクト、ソフトウェアアートの長期保存をテーマにしたシンポジウムの成果物を公開

Preservation Of Complex Objects Symposia(POCOS)プロジェクトが、ソフトウェアアート(コンピュータソフトウェアによる芸術作品)の保存をテーマにした論文集を公開しています。

POCOSは、英国のJISCの助成を受けて、画像や文書よりも複雑なかたちをしているデジタル情報の長期保存をテーマとして全3回のシンポジウムを開催するというものです。取り上げられたトピックには、“Visualisations and Simulations”、“Software Art”、“Gaming Environments and Virtual Worlds”があります。各シンポジウムの動画はウェブサイトで公開されています。

今回公表された論文集は、2011年10月開催の第2回シンポジウムの成果物です。

The Preservation of Complex Objects: Volume 2, Software Art(PDF:107ページ)
http://www.pocos.org/images/pub_material/books/pocos_vol_2_final_release.pdf

Publications(POCOS)

北米研究図書館協会(ARL)とIthakaS+R、デジタル化した特殊コレクションの管理状況を調査したレポートを公表

2013年2月21日、北米研究図書館協会(ARL)とIthaka S+Rは、“Appraising our Digital Investment: Sustainability of Digitized Special Collections in ARL Libraries ”というレポートを公表しました。このレポートは、デジタル化した特殊コレクションの管理や支援を行う、ARL加盟館の活動とそのコストを調査した結果をまとめたものです。

調査の結果、デジタル化資料の維持管理に係るコストが各館の負担となっていること、管理責任が部局間で分散されてしまっていること、管理のためのスタッフの時間とその他のコストがほとんど確保されていないことが明らかになったとされています。

Appraising our Digital Investment: Sustainability of Digitized Special Collections in ARL Libraries (PDF)
http://www.arl.org/bm~doc/digitizing-special-collections-report-21feb13.pdf

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