電子図書館

メディアドゥ、講談社の漫画作品等の英語翻訳版電子書籍約400点を、米OverDriveに提供開始 米国とカナダの公共・大学図書館でも利用可能に

2015年11月12日、株式会社メディアドゥは、サンフランシスコにある株式会社講談社関連会社であるKodansha Advanced Media社が保有する講談社作品の英語翻訳版電子書籍コンテンツを、メディアドゥが業務提携する米OverDrive社に提供する契約を締結しました。

その後、2015年12月1日、Kodansha Advanced Media社及びメディアドゥは、『進撃の巨人』『FAIRY TAIL』などの漫画作品を含む約400点の電子書籍を、米OverDrive社の電子図書館サービスにおいて配信開始したことを発表し、同サービスを導入する米国やカナダの公共・大学図書館でも利用可能になったとしています。

12月1日付のプレスリリースによると、メディアドゥは、講談社作品の配信をきっかけに他の日本の出版社とも協力し、OverDriveの電子図書館サービスでの配信を拡大することを企図しているといい、日本国内のコンテンツを、国内のコンテンツを世界に進出させ、日本のクールジャパン戦略の推進の一端を担いたい、としています。

メディアドゥ、「進撃の巨人Attack on Titan」「FAIRY TAIL」など講談社作品の英語翻訳版を米国OverDrive電子図書館向けに提供開始(メディアドゥ, 2015/11/12)

「楽天いどうとしょかん」が北海道で運行開始 電子図書館の利用体験も可能

2015年10月20日、楽天株式会社が10月28日から、車両型移動図書館「楽天いどうとしょかん」を北海道で運行開始することを発表しました。北海道との地域活性に向けた包括連携協定による官民共同事業の一環としての実施となっています。

移動図書館車には、1,200冊の書籍が搭載されるとのことで、かつ従来の書籍や電子書籍リーダーに加え、メディアドゥの提供によるOverDrive社のサービスを利用し、200タイトルのコンテンツを用意し、国内の移動図書館としては初めてとなるという電子図書館の利用を体験できる機会を提供するとのことです。

また、北海道が巡回先の希望照会を関係機関に行い、同社が日程調整等を担当するとのことです。また、同社の発表によると、これまでの保育園や学童保育クラブに加え、新たに病院施設や認定子ども園を巡回するほか、同社が支援している道内の児童養護施設も巡回するとのことです。

10月28日には、恵庭市黄金ふれあいセンターでオープニングイベントが開催されます。

楽天と北海道、官民共同事業として「楽天いどうとしょかん」を運行- 国内の移動図書館としては初めて電子図書館の利用体験を提供 -(楽天株式会社, 2015/10/20)
http://corp.rakuten.co.jp/news/press/2015/1020_02.html

【イベント】日本電子出版協会セミナー「ナショナルアーカイブ構想での国立国会図書館と出版界の役割」(11/13・東京)

2015年11月13日、日本電子出版協会(JEPA) 電子図書館委員会は、飯田橋研究社英語センターで、セミナー「ナショナルアーカイブ構想での国立国会図書館と出版界の役割」が開催されます。

JEPAフェロー、同志社大学大学院 非常勤講師、元国立国会図書館専門調査員・電子情報部長の中山正樹氏が講師で、電子図書館システム・サービスの構築を進めてきた立場から、NDLの電子図書館事業を振り返るとともに、今後の方向性としての国全体のアーカイブ構想とはどんなものか、課題や方策、出版社が知っておかなければならないことについて、扱われるものとのことです。

定員は200名で、会員社は無料、非会員社は会費3,000円とのことです。

一般社団法人日本電子出版協会 11月13日 ナショナルアーカイブ構想での国立国会図書館と出版界の役割(JEPA, 2015/10/13)
http://www.jepa.or.jp/seminar/20151113/

11月13日 ナショナルアーカイブ構想での国立国会図書館と出版界の役割(東京都)
http://kokucheese.com/event/index/344690/

参考:
【イベント】日本電子出版協会、「電子図書館を考える」を開催(東京・11/4)
Posted 2014年9月19日

【イベント】「釧路が誇る文化遺産 デジタル化公開報告会・記念国際シンポジウム」を開催(11/21・釧路)

市立釧路図書館(北海道)が、釧路市指定文化財である「永久保秀二郎日誌」と同筆者による「アイヌ語雑録」の翻刻データを、デジタルアーカイブシステム・ADEACで公開する事業を記念して、2015年11月21日、釧路公立大学において、「デジタル化公開報告会・国際シンポジウム」を開催するとのことです。

永久保秀二郎は明治24年に春採アイヌ学校に教師として赴任し、生涯を春採アイヌ民族の教育と生活向上に捧げた人物で、「永久保秀二郎日誌」は、赴任した年から欠かさずに書き綴られた日誌とのことです。

「アイヌ語雑録」は日本語に対し、複数のアイヌ語を片仮名で記したものを和綴じした私家版のアイヌ語集とのことです。

参加費は無料で、申込は当日受付とのことです。

釧路が誇る文化遺産をデジタル化公開し、記念報告会・シンポジウムを開催いたします。(市立釧路図書館,2015/10/7)
https://lib.city.kushiro.hokkaido.jp/ivent/eventinfo_symp20151121.html
https://lib.city.kushiro.hokkaido.jp/ivent/poster.pdf

参考:
歴史資料検索閲覧システム“ADEAC”、デザインを一新
Posted 2015年9月1日

グーテンベルクプロジェクトの提供電子書籍数が5万点に

著作権の切れた作品をデジタル化して公開するグーテンベルグプロジェクト(Project Gutenberg)の2015年9月20日発行のニュースレターによると、提供している電子書籍の数が5万点に到達したとのことです。

5万点目の作品には、グーテンベルクプロジェクトの創始者であるハート(Michael S. Hart)氏によって“John Gutenberg, First Master Printer, His Acts, and most remarkable Discourses, and his Death”が選ばれていたそうです。

PG Monthly Newsletter (2015-09-20)(Project Gutenberg News,2015/9/20)
http://www.gutenbergnews.org/20150920/pg-monthly-newsletter-2015-09-20/

John Gutenberg, First Master Printer by Franz von Dingelstedt
http://www.gutenberg.org/ebooks/50000

参考:
グーテンベルクプロジェクトの提供電子書籍数が4万点を突破 電子書籍公開用ポータルサイトも公開
Posted 2012年7月9日

明石市立図書館、電子図書館サービス「明石市電子図書館」の提供開始

2015年10月1日、明石市立図書館は電子図書館サービス「明石市電子図書館」の提供を開始しました。

明石市内在住または在勤・在学の人を対象としたサービスで、利用カードがあれば、いつでも書籍を読むことができるものです。

10月1日時点では3,200タイトルの提供を開始していて、今後も資料の充実を図っていく予定とのことです。

明石市電子図書館
https://www.d-library.jp/akashi/g0101/top/

「明石市電子図書館」オープンしました!!!(明石市立図書館, 2015/10/1)
http://www.akashi-lib.jp/news/#news-20151001

報道発表資料 平成27年度(明石市役所 ※2015/9/8付で「電子図書館サービスの開始について」とあります。)
http://www.city.akashi.lg.jp/seisaku/kouhou_ka/shise/koho/hodo/shiryoh27.html
http://www.city.akashi.lg.jp/seisaku/kouhou_ka/shise/koho/hodo/documents/20150908_03_tosyokan.pdf
※2つ目のリンクは報道発表資料です。

潮来市立図書館で、OverDriveの電子図書館システムによる「潮来市立電子図書館」のサービス開始

2015年9月1日、茨城県の潮来(いたこ)市立図書館はパソコン・タブレット端末・スマートフォンで電子図書の貸借が可能な、「潮来市立電子図書館」のサービスを開始しました。

国内の公共図書館では龍ヶ崎市立図書館に続き、2例目となります。

プレスリリースによれば、同館の利用者層は子供や主婦が多いため、導入初期は、子供や主婦向けの作品をテーマとして選書を進めているとのことです。

潮来市立電子図書館
http://itako-public.lib.overdrive.com/AE010E98-3783-49C2-950F-FCF0EA593176/10/50/ja/Default.htm

メディアドゥ、茨城県潮来市立図書館にOverDriveの電子図書館システムを提供開始(メディアドゥ, 2015/9/1)
http://www.mediado.jp/service/1253

潮来市立図書館(「新着情報」欄に、2015/8/25付でおしらせが掲載されています。)
https://lib.itako.ed.jp

【市立図書館】9月1日から電子図書館サービスが始まります(平成27年8月25日掲載)(潮来市, 2015/8/25)
http://www.city.itako.lg.jp/news.php?category=0&code=1581

凸版印刷、江戸期以前のくずし字を高精度でテキストデータ化する新方式OCR技術を開発

2015年7月3日、凸版印刷株式会社は、江戸期以前のくずし字で記されている古典籍の文字を判別し、テキストデータ化するOCR技術を開発したと発表しました。この技術は、テキストデータ化済みの文献を、OCR処理に用いるくずし字データベースとして使用することで、テキストデータ化されていない文献を80%以上の精度でテキストデータ化することが可能になったとのことです。
この技術による、くずし字で記された古典籍のテキストデータ化サービスが、2015年夏より試験的に開始される予定とのことです。

凸版印刷、江戸期以前のくずし字を高精度でテキストデータ化する新方式OCR技術を開発
~江戸期以前のくずし字が80%以上の精度でOCR処理可能に~(凸版印刷、2015/07/03)
http://www.toppan.co.jp/news/2015/07/newsrelease150703_2.html

国立国会図書館、インターネット提供を継続するため、文化庁長官裁定を受けた著作物のうち、現在まで著作権者の連絡先が不明な著作者約5万名の公開調査を開始

2015年5月20日、国立国会図書館は、過去に文化庁長官裁定を受けてインターネット公開している著作物について、平成27年度及び28年度に裁定期間が終了するの伴い、現在まで著作権者のご連絡先が不明な著作者約5万名について、インターネット提供を継続するために、ホームページ上で著作者に関する情報を募集する「公開調査」を開始しました。

著作権者のご連絡先等が不明な著作者に関する情報をお寄せください(付・プレスリリース)(国立国会図書館,2015/5/20)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2015/1210448_1830.html

プレスリリース(国立国会図書館,2015/5/20)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2015/__icsFiles/afieldfile/2015/05/18/pr150520.pdf

「徳島市電子図書館」で徳島の狸伝説をもとにした短篇集の電子書籍『ぽんぽこ-阿波の狸の物語 プレ公開版』を公開

徳島市立図書館の電子書籍貸出サービス「徳島市電子図書館」で、2015年5月16日から、電子書籍『ぽんぽこ-阿波の狸の物語 プレ公開版』が公開されています。

本書籍は、「徳島市電子図書館」において公開するためのオリジナルのコンテンツであるとのことで、『徳島の風景 今昔』などに続き、第3弾ということのようです。

現在公開されているのはプレ公開版のようですが、今後、画家の飯原一夫氏による絵を用いつつ、徳島文理大学の学生が、本の中の絵が動く仕掛けの加わった絵本を完成させる予定であるとのことです。

徳島は、スタジオジブリ制作のアニメーション『平成狸合戦ぽんぽこ』などのモチーフともなるなど、狸で有名で、『ぽんぽこ-阿波の狸の物語』は徳島県内の各地に伝わるタヌキ伝説についてまとめられた短編集であるとのことです。

同書籍は、「徳島市電子図書館」上で誰でも閲覧でき、また、市内の徳島城博物館では5月24日まで原画展も開催されているようです。

『ぽんぽこ-阿波の狸の物語 プレ公開版』を公開しています!(徳島市電子図書館, 2015/5/16)
https://www.d-library.jp/tokushima/g0108/infodetail/?iid=11

『ぽんぽこ-阿波の狸の物語 プレ公開版』資料詳細ページ(徳島市電子図書館)

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