電子図書館

紙の本のない公共図書館“BiblioTech”、3館目を建設中(米国)

米国初の紙の本を所蔵しない公共図書館として話題になった米国テキサス州ベア郡サンアントニオの”BiblioTech”について、3館目が建設中であると報じられています。

2013年に最初の館がオープンした”BiblioTech”は、2015年に2館目がオープンしていました。建設中の3館目は2017年オープン予定とのことです。面積は4,200平方フィート(約390平方メートル、約120坪)で、閲覧室の他にコミュニティ利用スペース、児童エリア、学習室等が設けられる見込みです。

Gift buys ebooks for next BiblioTech branch library(San Antonio Express-News、2016/3/13付け)
http://www.expressnews.com/news/local/article/Gift-buys-ebooks-for-next-BiblioTech-branch-6887637.php

Bexar County to Open Its Third All-Digital BiblioTech Library Branch in 2017(The Digital Reader、2016/3/31付け)

株式会社メディアドゥ、電子図書館事業(「OverDrive Japan」)での日本語オーディオブックの導入について発表

2016年4月1日、株式会社メディアドゥは、日本で展開している電子図書館事業「OverDrive Japan」において、障害者差別解消法対応の1つとして、日本語オーディオブックの提供を4月中に開始する予定であることを発表しています。

同社の発表では、国内のオーディオブック権利元との契約により、1万作品以上の日本語オーディオブックの導入としており、図書館としての基礎的環境整備につながるとしています。

電子図書館向け日本語オーディオブックの提供へ(メディアドゥ, 2016/4/1)
http://www.mediado.jp/service/1329/

参考:
出版社16社がオーディオブック普及に向け連携、「日本オーディオブック協議会」が設立
Posted 2015年4月7日
http://current.ndl.go.jp/node/28293

福井大学附属図書館、OverDriveの電子図書館システムの提供開始:国立大学としては初

2016年3月31日、福井大学附属図書館は、同館でOverDriveの電子図書館システムの運用を開始することを発表しています。

株式会社メディアドゥの発表によると、国内の国立大学としては初のシステム導入となるとのことで、4月の国際地域学部の開設に合わせ、洋書のコンテンツを主に選書していく、としています。また、OverDriveのプラットフォームと福井大学の共通認証システムを接続することが示されています。

2016年4月1日よりOverDriveの電子図書館システム運用開始(福井大学図書館, 2016/3/31)

三田市立図書館、電子図書館サービスに視覚障がい者対応機能を追加

2016年2月15日付けの兵庫県三田市の広報「伸びゆく三田」で、2016年4月より同市立図書館の電子書図書館サービスに視覚障がい者利用支援システムを追加することが報じられています。市広報によればこのようなシステムの導入は公共図書館としては国内初であるということです。

三田市立図書館では2014年8月から電子図書館サービスが導入されています。新たに導入される視覚障がい者の利用支援システムは、現行の電子図書館サービスにテキスト版サイトを追加することで、音声読み上げソフトを利用して資料の検索ができるようになるとのことです。システムの開発には立命館大学の研究グループや、視覚に障がいを持つ利用者の協力も得たとされています。

公共図書館初 電子図書館に視覚障がい者対応機能を追加(市広報伸びゆく三田)
http://www.city.sanda.lg.jp/kouhou/kouhoushi/documents/20160215_1.pdf

参考:
鳥取県立図書館など鳥取県下9箇所で「聴覚障がい者向け音声文字変換システム」が導入される
Posted 2015年9月28日
http://current.ndl.go.jp/node/29517

視覚障害者にも使いやすい電子図書館構築のガイドライン
Posted 2005年10月3日

株式会社日本電子図書館サービス、電子図書館サービス「LibrariE」における図書館向け電子書籍コンテンツが1万冊を突破したことを発表

2016年3月1日、株式会社KADOKAWA、株式会社講談社、株式会社紀伊國屋書店による合弁会社である株式会社日本電子図書館サービスは、電子図書館サービス「LibrariE」において、図書館向けに販売している電子書籍コンテンツが1万冊を超えたことを発表しました。

現在、20以上の出版社から、電子書籍コンテンツが提供されています。

なお、発表では、2016年度中に3万冊の提供を目指す、とされています。

図書館向け電子書籍1万冊を突破!(株式会社日本電子図書館サービス, 2016/3/1付)
http://ir.kadokawa.co.jp/topics/20160301_b95s7.pdf

株式会社日本電子図書館サービスホームページ
http://www.jdls.co.jp/index.html

EBSCO社の“EBSCO eBooks”で、ペンギンランダムハウス社の電子書籍の利用が可能に

2016年2月4日、EBSCO社は、大手出版社であるペンギンランダムハウス社の電子書籍のうち、2万1,000タイトルが、EBSCO社の“EBSCO eBooks”で利用可能となることが発表されました。

Penguin Random House eBook Titles Now Available on EBSCO eBooks(EBSCO, 2016/2/4)
https://www.ebsco.com/news-center/press-releases/penguin-random-house-ebook-titles-now-available-on-ebsco-ebooks

メディアドゥ、日本の様々な書物を英訳する官民連携のプロジェクト「JAPAN LIBRARY」で英訳された電子書籍を、米・OverDriveを通じて、海外の電子図書館へ

2016年2月9日、株式会社メディアドゥは、日本の様々な書物を英訳する官民連携のプロジェクト「JAPAN LIBRARY」で英訳された電子書籍を、米・OverDriveを通じて、海外の電子図書館に販売を開始することを発表しました。

「JAPAN LIBRARY」プロジェクトによって英訳、電子化された作品には、、『花びらは散る 花は散らない』(竹内整一著)、『地球の声に耳をすませて―地震の正体を知り、命を守る』(大木聖子著)、『リストラなしの「年輪経営」』(塚越寛著)などが含まれます。

メディアドゥ、政府と民間の協力プロジェクト「JAPAN LIBRARY」作品を海外電子図書館へ(メディアドゥ, 2016/2/9)
http://www.mediado.jp/corporate/1298/

参考:
メディアドゥ、講談社の漫画作品等の英語翻訳版電子書籍約400点を、米OverDriveに提供開始 米国とカナダの公共・大学図書館でも利用可能に
Posted 2015年12月7日
http://current.ndl.go.jp/node/30147

出版文化産業振興財団、日本の書籍を英訳して発信するプロジェクト“JAPAN LIBRARY”についてウェブサイトを開設
Posted 2015年5月28日

【イベント】公開シンポジウム「電子書籍の出版・流通と図書館の課題--読書アクセシビリティを中心に」(東京・3/2)

2016年3月2日、ステーションコンファレンス東京においてIRIS(Integrated Research of Accessible Ebooks: Interfaces & Services)主催の公開シンポジウム「電子書籍の出版・流通と図書館の課題--読書アクセシビリティを中心に」が開催されます。

印刷物の利用が困難な人々の読書アクセシビリティ向上に資する技術・サービス・制度等について、電子書籍の出版・流通および電子図書館の現状と課題を中心に、産官学で議論するとのことです。

登壇者は以下の方々です。

石川准氏(静岡県立大学教授、内閣府障害者政策委員会委員長)
植村八潮氏(専修大学教授)
今川拓郎氏(総務省情報流通行政局情報流通振興課課長)
松原聡氏(東洋大学副学長、電流協アクセシビリティ研究委員会委員長)
松原洋子氏(立命館大学教授、R-GIRO研究プログラム「電子書籍普及に伴う読書アクセシビリティの総合的研究」代表)
盛田宏久氏(大日本印刷株式会社 hontoビジネス本部 教育事業開発ユニット企画開発第2部)
湯浅俊彦氏(立命館大学教授)

入場無料で、定員100名、申込は先着順とのことです。
視覚障害や聴覚障害がある方への情報保障については、テキストデータ・点字の提供、手話通訳(またはPC要約筆記)の用意があるとのことです。

E1762 - 第5回日中韓電子図書館イニシアチブ(CJKDLI)会議<報告>

 2015年12月10日と11日,第5回日中韓電子図書館イニシアチブ(China-Japan-Korea Digital Library Initiative:CJKDLI)会議(E1526E1647参照)が国立国会図書館(NDL)で開催された。中国国家図書館(NLC)と韓国国立中央図書館(NLK)からは各4名,開催国であるNDLからは9名が出席した。

北見市立図書館(北海道)、「青空文庫」とも連携した図書館電子分室(電子図書館)をオープン

2015年12月21日、北見市立図書館は、電子図書館サービス「図書館電子分室(電子図書館)」の提供を開始しました。

「青空文庫」とも連携したサービスとなっており、同館によれば国内初とのことです。

なお、北見市立図書館では、12月23日に中央図書館の新館もオープンしています。

北見市立図書館電子分室(電子図書館)オープン!(北見市立図書館電子分室, 2015/12/21)
https://www.d-library.jp/kitami/g0108/infodetail/?iid=1

12月23日(水・祝)北見市立中央図書館・新館がオープンしました!(北見市, 2015/12/24)
https://www.city.kitami.lg.jp/docs/2015120700028/

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