電子図書館

米国の紙の本のない公共図書館Biblio Tech、地元のバス交通と連携

2016年9月21日、米国テキサス州のバス事業者であるVIA Metro Transitは、2013年に開館したベア郡の、紙の本のない公共図書館“Biblio Tech”と提携し、バスの停留所でBiblio Techに収録された電子書籍をダウンロードできるサービスを開始しました。

バスターミナルに端末が設置され、乗客らはBiblio Techの利用者として登録すれば、スマートフォンやタブレット端末などを用い、無料のWi-Fiを通じてBiblio Techに収録された4万タイトル以上の電子書籍をダウンロード(返却するまで、2週間利用可能)することができます。

ベア郡の住民であれば、登録しBiblio Techの利用カードをもらうことができますが、停留所に設置された端末でも、アプリを用いることで、仮想の利用カードを作成し、利用者ー登録をすることができる、とのことです。

BiblioTech, VIA expand digital library reach to mobile customers (2016/9/21, VIA Metropolitan Transit)
http://www.viainfo.net/Communication/ViewArticle.aspx?ArticleId=2873

潮来市立図書館(茨城県)、株式会社メディアドゥ、楽天株式会社との共催で「未来の図書館 知得!電子図書館を体験してみよう!」を開催

2016年8月11日、茨城県の潮来(いたこ)市立図書館は、株式会社メディアドゥ、楽天株式会社との共催で「未来の図書館 知得!電子図書館を体験してみよう!」を開催します。同館の開館10周年を記念して開催されるものです。

同館の駐車場での楽天いどうとしょかんのバスの見学や潮来市立電子図書館の使い方を解説する「電子図書館ガイダンス」が行われるほか、、電子書籍を提供している出版社のブースや、図書館で購入する電子図書の選書ツールなどを見ることができる「電子図書館体験コーナー」などが設けられます。

潮来市立図書館・株式会社メディアドゥ・楽天株式会社 共催 未来の図書館 知得!電子図書館を体験してみよう!(潮来市立図書館)
https://lib.itako.ed.jp/3/32/320.html
https://lib.itako.ed.jp/3/32/pdf/mirainotosyokan.pdf
※2つ目のリンクはイベントのチラシです。

潮来市立図書館
https://lib.itako.ed.jp/default.asp
※「新着情報」欄に2016/7/22付で「潮来市立図書館 開館10年記念事業 未来の図書館 知得!電子図書館を体験してみよう!」とあります。

関連:
潮来市立電子図書館

奈良県立図書情報館、「電子図書館構想」作成へ:素案作成に向け、検討会議を立ち上げ

2016年5月26日、奈良県立図書情報館は、第1回となる「奈良県立図書情報館電子図書館構想検討会議」を同館で開催します。

「奈良県立図書情報館電子図書館構想検討会議」は、電子書籍や同館の貴重文書のデジタル化への対応などに対する当館の取り組みを検討するもので、2016年度に、「電子図書館構想」の素案を作成するために立ち上げられたものです。

第1回目では、奈良県立図書情報館のデジタルアーカイブの現況と電子図書館構想の検討状況などが議題となる予定となっています。

第1回「奈良県立図書情報館電子図書館構想検討会議」の開催について(奈良県立図書情報館)
http://www.library.pref.nara.jp/news/2026

お知らせ(奈良県立図書情報館 ※2016/5/24付で「第1回「奈良県立図書情報館電子図書館構想検討会議」の開催について」とあります。)
http://www.library.pref.nara.jp/news/

参考:
【イベント】奈良県立図書情報館10周年記念「これからの図書館を考える」トークセッション(3/6・奈良)
Posted 2016年1月18日
http://current.ndl.go.jp/node/30456

大日本印刷、図書館流通センター、日本ユニシス、ボイジャーの4社が画面読み上げソフト「スクリーンリーダー」に適応した電子図書館システムを開発:3年間で200館の導入を目指す

2016年5月16日、大日本印刷株式会社(DNP)、株式会社図書館流通センター(TRC)、日本ユニシス株式会社、株式会社ボイジャーは共同で、視覚障がい者が電子図書館を利用する際に、音声読み上げとキーボード操作で読みたい本を探し、借り、読む(聞く)ことを独力でできるサイト・ビューワ(閲覧用ウェブブラウザ)を搭載した電子図書館システムを開発したことを発表しました。

パソコン版の電子図書館システムで、視覚障がい者に多く利用されている画面読み上げソフト「スクリーンリーダー」が利用できる電子図書館用テキストサイトを開発しており、また、読書用ビューワでは、タイトルと著者名の表示と読み上げのほか、自動音声での読み上げによる再生、停止、ページ送りなどが可能です。

発表では、2016年4月から三田市立図書館で本システムの検証実験をおこなっており、2016年夏から、今後機能を拡充しつつ、3年間で200館以上の図書館での導入を目指す、とされています。

大日本印刷、図書館流通センター、日本ユニシス、ボイジャー 視覚障がい者に読書の楽しみを提供する電子図書館システムを開発 ~ 4月施行の「障害者差別解消法」に対応 ~(DNP 2016/5/16)
http://www.dnp.co.jp/news/10122840_2482.html

米OverDrive社、DCコミックスのマンガやグラフィック・ノベル150作品の電子書籍を同社プラットフォームで提供開始

2016年4月20日、米国OverDrive社は、同社のプラットフォームで、米国のマンガ出版社・DCコミックスのマンガやグラフィック・ノベル150作品あまりのデジタルコンテンツを同社のプラットフォームで提供開始することを発表しています。

これらは米国の電子書籍配給会社Trajectory社が提供するもので、DCコミックスとTrajectory社が提携を結んだことにより、OverDrive社のプラットフォームでも提供され、学校や公共図書館へも配信されることになります。

提供されるコンテンツには、‘Batman’(バットマン)や、‘Superman’(スーパーマン)、‘Justice League’(ジャスティス・リーグ)などがあります。

Holy new content, Batman! DC Comics have arrived at OverDrive(OverDrive Blogs, 2016/4/20)
http://blogs.overdrive.com/general/2016/04/20/holy-new-content-batman-dc-comics-have-arrived-at-overdrive/

株式会社メディアドゥ、米国OverDrive社と提携して実施している日本のデジタルコンテンツの海外電子図書館への配信について、配信館数が100館を突破

2016年4月19日、株式会社メディアドゥは、米国OverDrive社と提携しておこなっている、海外電子図書館への日本のデジタルコンテンツの配信において、配信図書館数が100館を突破したことを発表しています。

発表によると、2016年3月時点で129の電子図書館のアカウントに対して、購入されたコンテンツの主なカテゴリーは、英語に翻訳されたマンガや日本語のマンガ、日本語の文学作品や、絵本とのことで、配信対象館としては、米国のロサンゼルス公共図書館、米国陸軍図書館、ハワイ州立公共図書館などのほか、カナダのカルガリー公共図書館やブリティッシュコロンビア図書館などの名前が挙がっています。

メディアドゥ、海外電子図書館への日本コンテンツ輸出が加速。配信図書館数が100館を突破(株式会社メディアドゥ, 2016/4/19)
http://www.mediado.jp/service/1340/

参考:
メディアドゥ、OverDrive社と戦略的業務提携について基本合意
Posted 2014年5月13日
http://current.ndl.go.jp/node/26119

メディアドゥ、講談社の漫画作品等の英語翻訳版電子書籍約400点を、米OverDriveに提供開始 米国とカナダの公共・大学図書館でも利用可能に
Posted 2015年12月7日

株式会社メディアドゥ、国内で展開する電子図書館事業についてウェブサイトを開設:導入館紹介を掲載

2016年4月14日、株式会社メディアドゥは、日本国内で展開する電子図書館事業「OverDrive Japan」について、ウェブサイトを開設したことを発表しました。

電子図書館の導入を検討する図書館や、電子図書館へのコンテンツ配信を検討している出版社に向けて、電子図書館サービスに関する説明や、導入館のの紹介などが掲載されています。

「導入館紹介」では、現在、龍ケ崎市立中央図書館、潮来市立図書館、慶應義塾大学メディアセンター、福井大学附属図書館、Rakuten Digital Library、楽天いどうとしょかんの名前が挙がっており、潮来市立図書館館長のコメントも掲載されています。

なお、「OverDrive Japan」は、3月にFacebookのページも開設しています。

OverDrive Japan
http://overdrivejapan.jp/

導入館紹介(OverDrive Japan)
http://overdrivejapan.jp/introduction/

ホームページを公開いたしました(OverDrive Japan, 2016/4/1)
http://overdrivejapan.jp/info/3

紙の本のない公共図書館“BiblioTech”、3館目を建設中(米国)

米国初の紙の本を所蔵しない公共図書館として話題になった米国テキサス州ベア郡サンアントニオの”BiblioTech”について、3館目が建設中であると報じられています。

2013年に最初の館がオープンした”BiblioTech”は、2015年に2館目がオープンしていました。建設中の3館目は2017年オープン予定とのことです。面積は4,200平方フィート(約390平方メートル、約120坪)で、閲覧室の他にコミュニティ利用スペース、児童エリア、学習室等が設けられる見込みです。

Gift buys ebooks for next BiblioTech branch library(San Antonio Express-News、2016/3/13付け)
http://www.expressnews.com/news/local/article/Gift-buys-ebooks-for-next-BiblioTech-branch-6887637.php

Bexar County to Open Its Third All-Digital BiblioTech Library Branch in 2017(The Digital Reader、2016/3/31付け)

株式会社メディアドゥ、電子図書館事業(「OverDrive Japan」)での日本語オーディオブックの導入について発表

2016年4月1日、株式会社メディアドゥは、日本で展開している電子図書館事業「OverDrive Japan」において、障害者差別解消法対応の1つとして、日本語オーディオブックの提供を4月中に開始する予定であることを発表しています。

同社の発表では、国内のオーディオブック権利元との契約により、1万作品以上の日本語オーディオブックの導入としており、図書館としての基礎的環境整備につながるとしています。

電子図書館向け日本語オーディオブックの提供へ(メディアドゥ, 2016/4/1)
http://www.mediado.jp/service/1329/

参考:
出版社16社がオーディオブック普及に向け連携、「日本オーディオブック協議会」が設立
Posted 2015年4月7日
http://current.ndl.go.jp/node/28293

福井大学附属図書館、OverDriveの電子図書館システムの提供開始:国立大学としては初

2016年3月31日、福井大学附属図書館は、同館でOverDriveの電子図書館システムの運用を開始することを発表しています。

株式会社メディアドゥの発表によると、国内の国立大学としては初のシステム導入となるとのことで、4月の国際地域学部の開設に合わせ、洋書のコンテンツを主に選書していく、としています。また、OverDriveのプラットフォームと福井大学の共通認証システムを接続することが示されています。

2016年4月1日よりOverDriveの電子図書館システム運用開始(福井大学図書館, 2016/3/31)

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