電子出版

日本電子出版協会(JEPA)、2016年「JEPA電子出版アワード」の結果を発表

2016年12月21日、日本電子出版協会(JEPA)の2016年「JEPA電子出版アワード」の結果が発表されました。JEPA電子出版アワード大賞は「医書.jp」に決定しました。2016年はJEPA創立30周年ということで、「30周年特別賞」も創設されています。その他の各賞は以下の通りです。

・30周年特別賞 天谷幹夫 氏 (パピレス会長)
・30周年特別賞 鈴木雄介 氏 (イーブック イニシアティブ ジャパン名誉会長)
・30周年特別賞 小林 敏 氏 (W3C日本語組版の要件 編者)

・デジタル・インフラ賞   Maruzen eBook Library (丸善雄松堂)
・スーパー・コンテンツ賞  西尾維新デジタルプロジェクト (講談社)
・エクセレント・サービス賞  医書.jp (医書ジェーピー)
・チャレンジ・マインド賞   ターゲットの友 (旺文社)
・エキサイティング・ツール賞  Picassol (出版デジタル機構)

第10回JEPA電子出版アワード、ジャンル賞、大賞発表(JEPA,2016/12/21)
http://www.jepa.or.jp/pressrelease/20161221-2/

医書.jp
http://www.isho.jp/

参考:

【イベント】国際シンポジウム―デジタル教科書のアクセシビリティー(11/18・東京)

2016年11月18日、文部科学省委託事業「音声教材の効率的な製作方法等に関する調査研究事業」、日本障害者リハビリテーション協会、日本財団、日本DAISYコンソーシアムの主催により、「国際シンポジウム―デジタル教科書のアクセシビリティー」が開催されます。

このシンポジウムは、障害のある児童生徒が使えるアクセシブルなデジタル版教科書について、特に日本に参考になると思われる海外スピーカーから最新状況の報告を得て、日本においてインクルーシブ教育を推進するための教科書・教材の在り方を探ることを目的としています。

参加費は無料ですが、事前申込が必要です。

国際シンポジウム- デジタル教科書のアクセシビリティ ー
http://kokucheese.com/event/index/429614/

公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会
http://www.jsrpd.jp/

Bowker社、米国の自費出版の動向を発表:タイトル数は2010年から2015年までで約4.8倍に

2016年9月7日、ProQuest社と提携するBowker社が、米国における自費出版について、2010年から2015年までのデータなどをまとめたレポートを発表しました。

同社の“Bowker Books In Print”のデータベースに登録されたISBNのデータをもとに計測されたもので、紙媒体と電子書籍をあわせて、

・自費出版のタイトル数:72万7,125(2010年比で375.31%増加)
・2014年から2015年までの自費出版タイトル数の増加率:21.24%

という数値が報告されています。

また、現在の自費出版に関する傾向として、

・出版社または自費出版のいずれかに傾倒するのではなく、読者層や本の種類、などに応じて両者を使い分ける著者が増えている
・図書館や書店が自費出版に関するコンテンツを提供する機会を探すようになっている
・売上リストの上位に挙がる自費出版の作品の著者の数が増えている

ことなどが指摘されています。

Self-Publishing in the United States, 2010-2015
http://media.bowker.com/documents/bowker-selfpublishing-report2015.pdf

W3Cのワーキンググループ、W3Cの各種ガイドラインと電子出版、アクセシビリティに関するグループノートを公開

2016年5月3日、インターネットにおける様々な技術の標準企画を定める非営利組織であるWorld Wide Web Consortium(W3C)の電子出版に関するInterest Groupが、グループノート“Digital Publishing and Accessibility in W3C Documents”を公開しました。

ウェブコンテンツのアクセシビリティに関するガイドライン“Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)”のバージョン2.0やウェブのアクセシビリティに関する仕様“WAI-ARIA”等を含むW3Cのガイドラインと、電子出版産業における需要について、例えば、発見可能性や読み飛ばし機能といった項目ごとにギャップが示されるなどされています。

Digital Publishing and Accessibility in W3C Documents Note Published(W3C News, 2016/5/3)
https://www.w3.org/blog/news/archives/5380?pk_campaign=feed&pk_kwd=digital-publishing-and-accessibility-in-w3c-documents-note-published

ベルギー王立図書館、納本制度50周年を記念して電子納本・ウェブアーカイブ・オープンアクセスをテーマとしたシンポジウム等を開催

1966年1月1日に納本制度が創設されてから今年で50周年となることを記念して、ベルギー王立図書館では、2016年に、各種展示やイベントが行われます。

2016年4月28日・29日には、「印刷の50年:ベルギーの納本制度50年 レビューと展望」(50 Years of Print: le Dépôt légal belge a 50 ans ! Bilans et perspectives)と題し、既存のボランタリーベースの電子納本の将来を検討することや、出版業の様々な利害関係者を「ベルギーのデジタル遺産」に対して敏感にさせる事を目的に、電子納本・ウェブアーカイブ・オープンアクセスとベルギーをテーマとしたシンポジウムを開催するとのことです。

ベルギー、フランス、英国における納本制度や、ベルギーのオープンアクセス、ヨーロッパのウェブアーカイブ、電子出版に関する発表が行われるとのことです。

50 Years of Print: le Dépôt légal belge a 50 ans ! Bilans et perspectives(ベルギー王立図書館)
http://www.kbr.be/actualites/colloque/50YOP/fr.html

50 Years of Print(ベルギー王立図書館)

米国の書籍産業研究グループ(BISG)、“BISG Quick Start Guide to Accessible Publishing”を公開

米国の書籍産業研究グループ(Book Industry Study Group: BISG)が、“BISG Quick Start Guide to Accessible Publishing”を公開しました(2016年3月21日付)。

ガイドでは、アクセシビリティの重要性、コンテンツをアクセシブルにする際の投資対効果検討や、実用的アドバイス、アクセシブルなコンテンツの法的要件などがまとめられています。

なお、アクセシブルな出版物のモデルとしてEPUB 3形式でも提供されていますが、ガイドを読むには、アカウントの作成が必要です。

BISG Quick Start Guide to Accessible Publishing(BISG)
https://www.bisg.org/publications/bisg-quick-start-guide-accessible-publishing

The BISG Quick Start Guide to Accessible Publishing: Moving Inclusion Forward(BISG)
https://www.bisg.org/news/bisg-quick-start-guide-accessible-publishing-moving-inclusion-forward

【イベント】「出版における読書差別解消に向けて-障害者差別解消法施行元年にDAISYとEPUBで前進する国際標準の動向を読み解く-」(2/5・東京)

2016年2月5日、日本DAISYコンソーシアムは、戸山サンライズ(東京都新宿区)で、講演会「出版における読書差別解消に向けて 」-障害者差別解消法施行元年にDAISYとEPUBで前進する国際標準の動向を読み解く-」を開催します。

「障害者差別解消法施行による知識アクセス問題の前進」、「EPUB3.1規格の開発とアクセシブルな電子出版の推進」と題した講演が行われるほか、サピエ、デイジー教科書、日本ライトハウス情報文化センターによる「HyMe(ハイミー)」などについて発表が行われるようです。

参加費1000円が必要で、定員は100名とのことです。

日本デイジーコンソーシアム講演会開催! 「出版における読書差別解消に向けて」ー 障害者差別解消法施行元年にDAISYとEPUBで前進する国際標準の動向を読み解くー(支援技術開発機構, 2016/1/11)
http://blog.normanet.ne.jp/atdo/?q=node/396

日本デイジーコンソーシアム講演会 「出版における読書差別解消に向けて 」-障害者差別解消法施行元年にDAISYとEPUBで前進する国際標準の動向を読み解く ー
http://www.kokuchpro.com/event/a23c27676b5203a6e51f4402148d528d/

参考:

日本電子出版協会(JEPA)、2015年「JEPA電子出版アワード」の結果を発表

2014年12月19日に選考が行われた、日本電子出版協会(JEPA)の2015年「JEPA電子出版アワード」の結果が発表されました。JEPA電子出版アワード大賞は「Vivliostyle」に決定しました。その他の各賞は以下の通りです

・デジタル・インフラ賞 POD流通サービス  インプレスR&D
・スーパー・コンテンツ賞 火花  文藝春秋
・エクセレント・サービス賞  ヤマタイム  山と渓谷社
・チャレンジ・マインド賞  旅色など  ブランジスタ
・エキサイティング・ツール賞  Vivliostyle  ビブリオスタイル

第9回 JEPA電子出版アワード 大賞は「Vivliostyle」(JEPA,2015/12/19)
http://www.jepa.or.jp/pressrelease/20151218/

Vivliostyle
http://vivliostyle.com/ja/

【イベント】日本ペンクラブ・立命館大学文学部共催セミナー「吉岡忍が語る電子出版時代の言論・表現の自由」(11/14・京都)

2015年11月14日、日本ペンクラブと立命館大学の共催によるセミナー「吉岡忍が語る電子出版時代の言論・表現の自由」が、立命館大学衣笠キャンパスで開催されます。

セミナーは2部構成となっており、第1部では、日本ペンクラブ専務理事・ノンフィクション作家の吉岡忍氏の講演を、第2部では、電子出版時代の言論・表現の自由について、吉岡氏に加え、広島女学院大学特任准教授・日本図書館協会「図書館の自由委員会」委員長の西河内靖泰氏、中西印刷株式会社専務取締役の中西秀彦氏をパネリストに迎えてトークセッションが行われるとのことです。

定員300名で、参加費500円が必要です。

2015年度 日本ペンクラブ・立命館大学共催セミナー
第2回「吉岡忍が語る電子出版時代の言論・表現の自由」11月14日・京都で開催!(事前申込要)(日本ペンクラブ、2015/10/05)
http://www.japanpen.or.jp/news/guide/2015.html

日本ペンクラブ・立命館大学文学部共催「第2回 吉岡忍が語る 電子出版時代の言論・表現の自由」(立命館大学)
http://www.ritsumei.jp/file.jsp?id=224324

参考:

電子書籍に最も出費する国は日本(記事紹介)

米国の統計会社Statistaの調査によると、日本の読者は、2015年に平均86.50ドルを支払っており、電子書籍に最も出費をしているとBusiness Insider Australiaが報じています。

2位は英国、3位はフランスとなっています。

Japanese readers spend the most on electronic books(Business Insider Australia,2015/8/4)
http://www.businessinsider.com.au/japanese-readers-spend-the-most-on-electronic-books-2015-8/

ページ