電子ジャーナル

文献管理ツールReadCube、Taylor & Francis社と連携

2016年10月12日、文献管理ツールReadCubeとTaylor & Francis社は、両者が連携したことを発表しています。

これにより400万を超すTaylor & Francis社の雑誌論文と書籍がインデキシング化され、ReadCubeのプラットフォームを通じて検索できるようになります。

Taylor & Francis Partners with ReadCube to Enhance Discoverability of Article and Book Collections(ReadCube,2016/10/12)
https://www.readcube.com/press/TaylorFrancis

Taylor & Francis partners with ReadCube to enhance discoverability of article and book collections(Taylor & Francis,2016/10)

EBSCO社、2017年の学術雑誌価格上昇の予測値を5~6%と発表

2016年9月9日、EBSCO社が、2017年における学術雑誌の価格上昇の予測値を公表しました。これによると、全体として5~6%(外国為替レートを考慮しない場合)の上昇になると予測されています。

EBSCO Information Services Releases Serial Price Projection for 2017(EBSCO,2016/9/9)
https://www.ebsco.com/news-center/press-releases/ebsco-information-services-releases-serial-price-projection-for-2017

Serials Price Projections for 2017
https://www.ebscohost.com/promoMaterials/EBSCO_2017_Serials_Price_Projection_Report.pdf

参考:
EBSCO社、2016年の学術雑誌価格上昇の予測値を4~6%と発表
Posted 2015年10月5日
http://current.ndl.go.jp/node/29570

EBSCO社、2015年の学術雑誌価格上昇の予測値を5~7%と発表
Posted 2014年10月3日

“Open Library of Humanities”、サービス開始1周年

人文科学分野のオープンアクセス(OA)雑誌のプラットフォーム“Open Library of Humanities”(OLH)が正式にサービスを開始してから1周年を迎え、同プロジェクトのウェブサイトで、この1年間の活動成果を統計などに基づいて振り返っています。

18のOA雑誌を創刊し直接出版したものや支援したものを含め909の記事が公開されたこと、プラットフォームの財政支援のため200機関が会員となったこと、11万8,686件の閲覧数は英国の“Access to Research”よりも利用が多かったこと、人文科学の成果に対してマスコミに関心を持たせその社会的価値を示せたこと(OLH収録論文がメディアのヘッドラインを飾る)、PDFタイプセッタ“CaSSius”(プロトタイプ)や翻訳目的のための注釈技術“annotran”(beta)の開発などが、この1年間の成果として紹介されています。

The Open Library of Humanities: Year One(OLH,2016/9/12)
https://about.openlibhums.org/2016/09/12/the-open-library-of-humanities-year-one/

CaSSius
https://github.com/MartinPaulEve/CaSSius

米国電気電子学会(IEEE)の“IEEE Xplore”、収録資料数が400万点を突破

2016年8月18日、米国電気電子学会(Institute of Electrical and Electronics Engineers:IEEE)は、同学会の科学技術に関する出版物等のプラットフォームである“IEEE Xplore”の収録資料数が400万点を突破したことを発表しています。

2000年に立ち上げた当初の収録論文数は50万件だったことや、現在、180を超えるIEEE等の学会誌、雑誌、年間1,500件を超える会議録、1,300件以上の技術規格、400件以上のEラーニングの講座、2,000点以上の電子書籍等のコンテンツを収載していることが紹介されています。

IEEE XploreR Digital Library Reaches 4 Million Documents as Pace of Technical Contributions Accelerates(IEEE, 2016/8/18)
http://www.ieee.org/about/news/2016/18_august_2016.html

About IEEE XploreR Digital Library
http://ieeexplore.ieee.org/xpl/aboutUs.jsp

参考:
IEEE Xplore上でAltmetricスコアが閲覧可能に

Wiley社、Atypon社を買収へ

2016年8月18日、ワイリー社(John Wiley & Sons, Inc.)は、電子出版プラットフォームを開発するAtypon社を、1億2000万ドルで買収すると発表しました。取引は2016年10月1日に完了予定です。

Atyponの“Literatum”は、ほぼ9000雑誌と1300万の雑誌記事、1,500を超える学会・出版社の1,800以上の出版ウェブサイトをホストしており、世界の英語学術雑誌論文の3分の1を占めています。買収後もAtyponは、個別のビジネスユニットとして管理されます。

Wiley Signs Definitive Agreement to Acquire Atypon(Wiley、2016/8/18)
http://www.wiley.com/WileyCDA/PressRelease/pressReleaseId-127702.html

Wiley Signs Definitive Agreement to Acquire Atypon(Atypon、2016/8/18)
https://www.atypon.com/news/wiley-signs-definitive-agreement-to-acquire-atypon/

参考:

ISSN国際センターと英・EDINA、デジタル学術情報の長期保存とアクセス保障に関する課題に取り組むために必要なアクションの概要を示した声明を発表

ISSN国際センターと英国の国立データセンターEDINAが、“Working Together to Ensure the Future of the Digital Scholarly Record”を公表しました。

この声明は、デジタル学術情報の長期保存とアクセス保障に関する課題に取り組むために必要なアクションの概要を示したもので、出版社、研究図書館、国立図書館のアーカイブと保存に関する取組みにおいて、彼らが支援することが約束できる一連の活動を提示しています。

2016年6月6日と7日にパリで開かれた、電子ジャーナルの継続的なアクセスと保存についてのプロジェクトである“Keepers Extra”のワークショップに参加した保存の専門家・アーキビスト・図書館員・技術者の合意を得たものとのことです。

Working Together to Ensure the Future of the Digital Scholarly Record(EDINA,2016/8/11)
http://thekeepers.blogs.edina.ac.uk/2016/08/11/working-together/

Ensuring the Future of the Digital Scholarly Record(EDINA)

機関リポジトリ推進委員会、「機関リポジトリにおける雑誌論文の登録業務に関する調査(報告)」「OAポリシーの策定支援ツールの開発 : 平成27年度報告書」を公開

2016年7月27日、機関リポジトリ推進委員会は、「機関リポジトリにおける雑誌論文の登録業務に関する調査(報告)」、「OAポリシーの策定支援ツールの開発 : 平成27年度報告書」を公開しました。

機関リポジトリにおける雑誌論文の登録業務に関する調査(報告)
http://id.nii.ac.jp/1280/00000200/

OAポリシーの策定支援ツールの開発 : 平成27年度報告書
http://id.nii.ac.jp/1280/00000201/

機関リポジトリ推進委員会
https://ir-suishin.repo.nii.ac.jp/
※「お知らせ」に
「平成28年7月27日
機関リポジトリにおける雑誌論文の登録業務に関する調査(報告) を公開しました。
OAポリシーの策定支援ツールの開発 : 平成27年度報告書 を公開しました。」とあります。

“オープンジャーナルナビゲーター1.5(OJNavi 1.5)”、公開: 無償電子ジャーナルの検索システム

2016年6月15日、無償電子ジャーナルの検索システムである“オープンジャーナルナビゲーター1.5(Open Journals Navigator, with fee journal information: OJNavi 1.5)”が、公開されています。

Open Journals Navigator, with fee journal information(OJNavi)
http://search.ebscohost.com/login.aspx?authtype=ip,guest&custid=ns101427&groupid=main&profile=pfi

参考:
2015年5月末現在の契約型(有償)及び無償の和文電子ジャーナルの調査結果が公開
Posted 2015年6月11日
http://current.ndl.go.jp/node/28653

“オープンジャーナルナビゲーター(OJNavi)”、公開:無償電子ジャーナルの検索システム
Posted 2013年9月12日
http://current.ndl.go.jp/node/24369

無償電子ジャーナルの検索システム“オープンジャーナルナビゲーター”が公開へ
Posted 2013年8月30日

フィンランドの大学・研究機関における学術雑誌購読費用の詳細が公開される 出版者ごとの詳細までの公開は世界初?

フィンランドの大学・研究機関が、2010-2015年に学術雑誌購読のために支出した費用の詳細を、同国の教育文化省のオープンサイエンス推進担当部門、Open Science and Research Initiativeが公開しています。各機関が対象期間中の毎年、どの出版者に対し何ユーロ支出したかをCSV形式で公開しており、一国単位で、出版者ごとの詳細な金額まで公開するのは世界初とのことです。

今回公開されたデータは元々、2014年にOpen Knowledge Foundationのフィンランドにおける地域グループ、Open Knowledge Finlandが大学等に対して直接、公開を要求していたものでした。出版者から契約違反を訴えられることを恐れた大学等は公開を拒否しましたが、公開要求者らが行政裁判所に訴え、行政裁判所が購読契約費用は公開すべきデータであると認めたことにより、今回の公開に至ったとのことです。

今回公開されたデータによれば、フィンランド全体では2010-2015年の期間中、平均して毎年2,200万ユーロを学術雑誌購読に費やしており、2011年以降毎年、支出金額は増額していました。

CLOCKSSに22の出版者、図書館が参加:日本からは4つの大学が参加

2016年6月8日、電子ジャーナルのアーカイブプロジェクトCLOCKSSが、8つの出版者及び14の図書館がCLOCKSSに参加したことを発表しました。

・米国免疫学会
・米国原子力学会
・米国言語聴覚学
・ベレット・ケーラー社(米国)
・クリーブランド州立大学(米国)
・欧州数学会
・Frontiers社
・Society for Sociological Science

などの出版者のほか、図書館は、ブラジル(3機関)、米国(1機関)、インド(3機関)、オーストラリア(1機関)、英国のオープン大学、カナダ(1機関)のほか、日本から、国立極地研究所、大阪電気通信大学、小樽商科大学、信州大学の4機関の参加があります。

News(CLOCKSS, 2016/6/8)
https://www.clockss.org/clockss/News
※“CLOCKSS Announces 8 Additional Publishers and Support from 14 More Librarie”とあります。

参考:
Emerald社がCLOCKSSと連携
Posted 2015年12月8日
http://current.ndl.go.jp/node/30164

ケンブリッジ大学出版局(CUP)がCLOCKSSと連携

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