逐次刊行物

英国図書館(BL)、国際的文芸誌“Granta”のアーカイブ資料受入を発表

2019年7月4日、英国図書館(BL)が、2019年に再創刊から40周年を迎える国際的文芸誌“Granta”のアーカイブ資料を受入したと発表しています。“Granta”は1889年にオリジナルが創刊、1979年に再創刊された英国の文芸誌で、世界で最も重要な文芸誌の1つに数えられています。

BLの発表によると、受入したアーカイブ資料は約300箱の資料で構成されています。マーティン・エイミス氏等の多くの著名な作家による、創作過程、ライバル作家・友人への意見などに関する手紙のやりとり(correspondence)をはじめ、校正刷り、バックナンバー、読者数・マーケティング・デザイン・財務・その他の管理上の問題に関する文書などが含まれています。

BLは、このアーカイブ資料は2021年までに館内の閲覧室で利用可能になる予定である、としています。

また、2019年7月22日にこのアーカイブ資料の受入に合わせて、作家のA. L. ケネディ氏らによる座談会 “Literature in Crisis? 40 Years of Granta”が開催される予定です。

大日本印刷、エー・アンド・ユー、新建築社の3社がAIを活用した雑誌誌面レイアウトの自動生成技術を共同開発

2019年7月10日、大日本印刷株式会社(DNP)、株式会社エー・アンド・ユー、株式会社新建築社は共同で、雑誌の原稿となる画像とテキストを入力すると、その内容や雑誌の持つブランドイメージにあった誌面レイアウトを、AIを活用して自動生成する技術を開発したことを発表しました。

この技術は株式会社エー・アンド・ユーが発行する雑誌『a+u : Architecture and urbanism』の2019年8月号のレイアウト制作の一部で活用されています。

DNPのニュースリリースによると、今回開発された技術は、印刷物の制作・製造で培ってきた画像処理や自然言語処理、データ解析などの技術と、最新のAIを掛け合わせて活用することで、各雑誌固有の「雑誌らしさ」に合致した複数のレイアウトを自動生成し、提示できるというものです。特長として、過去15年分の雑誌紙面データをAIに学習させることで「雑誌らしさ」をスコア化したモデルの開発、AIがどの部分に着目したかを提示するヒートマップ等が挙げられています。

3社は同誌の編集に本格的に活用する中で、誌面レイアウト自動生成システムの実用化を図る、としています。

国際図書館連盟(IFLA)、継続資料の取扱いのためにFRBRooを拡張したPRESSooのバージョン1.3である“Definition of PRESSoo”を公開

2017年5月22日、国際図書館連盟(IFLA)の標準委員会は、IFLAの新しい標準“Definition of PRESSoo: A conceptual model for Bibliographic Information Pertaining to Serials and Other Continuing Resources”を公開しました。

今回公開されたのは、PRESSooのバージョン1.3です。2017年3月31日に、IFLAの標準委員会と専門委員会によって承認されました。

PRESSooは、逐次刊行物などの継続資料の書誌情報を表現するためのオントロジーです。FRBR(書誌レコードの機能要件)のオブジェクト指向版であるFRBRooを拡張したものです。逐次刊行物などの継続資料にFRBRなどの概念モデルを適用する際の課題の解決を目指しています。

バージョン0.5が2014年4月に発表されましたが、その後、バージョン1.0が2014年6月に発表され、2015年春にワールドワイドレビューが行なわれました。2015年8月には、PRESSooの維持、レビューのためのワーキンググループの立ち上げが決定されていました。

英国図書館の消滅の危機に瀕した文化遺産をアーカイブするプロジェクトEndangered Archives Programmeが、2つのコレクションをオンラインで公開

2016年4月6日、英国図書館(BL)の消滅の危機に瀕した文化遺産をアーカイブするプロジェクトであるEndangered Archives Programme(EAP)が、以下の2つの新しいコレクションをオンラインで公開したことを発表しています。

(1)18世紀から19世紀にかけて存在した、コーカンド・ハン国の裁判所図書館における手稿類、、(2)アルメニア国立図書館が所蔵する地図や定期刊行物、新聞等が今回公開された資料となっています。

New collections online - March 2016(BL Endangered archives blog,2016/4/6)
http://britishlibrary.typepad.co.uk/endangeredarchives/2016/04/new-collections-online-march-2016.html

EAP613: Digital preservation and cataloguing of early printed Armenian maps, periodicals and newspapers, and making them accessible online

スペイン国立図書館、インターネット上に存在する逐次刊行物の情報ポータルサイトを開設

2012年12月19日、スペイン国立図書館が、インターネット上に存在する逐次刊行物に関する情報をまとめたポータルサイト“Periodicomanía”を開設しました。情報の信頼性、コンテンツの専門性・網羅性・最新度等を基準に掲載情報の選別を行っているとのことです。なお、スペイン語圏の情報が多いようですが、米英の情報も掲載されています。

Periodicomanía
http://blog.bne.es/recursosprensa/

Recursos en Internet sobre publicaciones perio'dicas (BNE 2012/12/19付けの記事)
http://www.bne.es/es/AreaPrensa/noticias/RecursosPrensa.html

スペイン国立図書館の電子図書館にソーシャル機能が実装される

2011年3月28付けのスペイン国立図書館(Biblioteca Nacional de España)のニュースによると、同館の提供している電子図書館“Biblioteca Digital Hispánica”にソーシャル機能を実装したとのことです。具体的には、検索した資料にコメントを付与することができたり、TwitterやFacebook等のソーシャルネットワークサービス(SNS)に投稿することができるようになったり、また、検索した資料とともに、その資料を閲覧した他の利用者が他にどのような資料を見ているかを表示すること等ができるようになったようです。またこれに併せて、デジタル化した新聞資料等を提供する電子図書館“Hemeroteca Digital”にもコメントの付与やSNSへの投稿用のリンク等が実装されたようです。

Biblioteca Digital Hispánica
http://bdh.bne.es/bnesearch/

Hemeroteca Digital
http://bdh.bne.es/bnesearch/HemerotecaAdvancedSearch.do

京都府立図書館、新着雑誌記事速報のページを公開

2011年3月29日に、京都府立図書館が、同館で現在受入れを行っている雑誌の一部(2011年1月現在、合計378タイトル)の新着雑誌記事索引を見ることができる「京都府立図書館新着雑誌記事速報」のページを公開したようです。

京都府立図書館新着雑誌記事速報
http://www.library.pref.kyoto.jp/magazine/00_main.html

京都府立図書館新着雑誌記事速報の概要 (京都府立図書館のウェブサイト)
http://www.library.pref.kyoto.jp/magazine/magazine.html

参考:
岐阜県図書館、新着雑誌記事速報(テスト版)のページを作成・公開
http://current.ndl.go.jp/node/17745

岐阜県図書館、新着雑誌記事速報(テスト版)のページを作成・公開

2011年3月10日に、岐阜県図書館が、新着雑誌記事速報(テスト版)のページを作成・公開したようです。国立国会図書館(NDL)が配信している雑誌記事索引RSSを利用し、作成にあたっては、茨城県のゆうき図書館の「新着雑誌記事速報」を参考にしたとのことです。

岐阜県図書館 新着雑誌記事速報 (テスト版) (岐阜県図書館のウェブサイト)
http://www.library.pref.gifu.jp/sokuho/sokuho_index.htm

新着雑誌記事速報 (ゆうき図書館のウェブサイト)
http://lib-yuki.city.yuki.lg.jp/room_ad/sokuhou-blog.html

E1126 - 国立国会図書館「雑誌記事索引」の記事件数が1,000万件を突破

国立国会図書館(NDL)では,雑誌の文献の検索手段として「雑誌記事索引」を1949年から提供している。2010年11月4日,「雑誌記事索引」の収録記事件数の合計が1,000万件を超えた。...

Apple社、定期購読の申込機能付きのiPad用雑誌アプリを認めず

米国のスポーツ誌Sports Illustratedの、定期購読の申込機能の付いたiPad用アプリをApple社が認めなかったことが報じられています。なお、Apple社は認めなかった理由を明らかにしていないとのことです。

The iPad is Great But Remember?It’s Apple’s Way or the Highway
http://www.foliomag.com/2010/ipad-great-remember-it-s-apple-s-way-or-highway

やっぱりiTunes課金を迂回するのはダメ? 米Apple社がサードパーティ課金システム採用の電子雑誌アプリを拒否(hon.jp 2010/7/29付けの記事)
http://hon.jp/news/1.0/0/1654/

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