資料保存

ARL、研究図書館の資料保存に関する統計2005/2006年版を公表

北米研究図書館協会(ARL)が、参加館の2005/2006会計年度の資料保存に関する統計を発表しています。回答館は111館で、

・専任スタッフ・予算がついている資料保存プログラムの数は合計77(近年の最高は80)
・合計の資料保存の費用は約1億800万ドルで、10年前と比べるとインフレ率とほぼ同比率で増加している。
・専任スタッフの合計はフルタイム換算で1,800人弱で、2004/2005年から5.4%の増。
・修復された資料の数は、昨年度から5万点以上増加と、この4年間で最も多かった。
・マイクロフィルム作成数は154,857と2004/2005年より11,000あまり減少したが、この3年間の増減は、米国議会図書館(LC)の事業に大きく拠っている。

家で眠っている古新聞、募集中(オーストラリア国立図書館)

オーストラリア国立図書館が、同図書館が進めている、国内で発刊されたすべての新聞を収集し、保存しようというプロジェクト“The Australian Newspaper Plan”の一環として、家庭に眠る古新聞の情報を募集しています。特に1800年代後半から1900年代前半に発刊された数紙についての情報提供を呼びかけています。

Wanted: Australia's missing newspapers
http://www.nla.gov.au/pressrel/Wanted_Australias_missing_newspapers_National_medrel.html

The Australian Newspaper Plan
http://www.nla.gov.au/anplan/

参考:
19世紀の新聞の大規模デジタル化計画(オーストラリア)

IMLS“Connecting to Collections Bookshelf” 851の博物館、図書館、文書館が受け取る

米国の博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)は、2006年11月から“Connecting to Collections”という資料保存に関するイニシアチブを立ち上げています。書籍やDVDなどからなる資料管理・資料保存のためのコレクション“Connecting to Collections Bookshelf”を合計2,000の中小規模の博物館、図書館、文書館等に無償配布するプロジェクトが柱なっていますが、“Connecting to Collections Bookshelf”を受け取る最初のグループとなったのは、あわせて851の博物館、図書館、文書館だということです。

IMLSのニュースリリース
http://www.imls.gov/news/2008/021908.shtm

E737 - CDNLAO 2007カントリーレポート(5) シンガポールの資料保存

CDNLAO 2007本会議の翌日,2007年5月8日に資料保存に関するセミナーが開催され,4名が報告を行った。これらの報告のうち,シンガポール国家図書館委員会(NLB)プロフェッショナルサービスマネージャーのサリム(Mohamed Bin Salim)氏が行った報告“Preservation Programmes at the  National Library Board, Singapore…

IMLS、“Connecting to Collections Bookshelf”の発送を開始

米国の博物館・図書館情報サービス機構(IMLS)は、「E423 (No.73) - 危機に立つ文化財保存の実態(米国)」で紹介した2005年の文化財保存に関する調査を契機に、2006年11月から“Connecting to Collections”という資料保存に関するイニシアチブを立ち上げています。このイニシアチブでは、全米規模での資料保存サミットの開催、資料保存に関する認知を高めるためのプロジェクトに対する助成とともに、書籍やDVDなどからなる資料管理・資料保存のためのコレクション“Connecting to Collections Bookshelf”を合計2,000の中小規模の博物館、図書館、文書館等に無償配布するプロジェクトが柱となっています。このほど、この“Connecting to Collections Bookshelf”の配布が始まった旨、プレスリリースが出ています。

IMLS and AASLH Distribute the First Free Sets of the Connecting to Collections Bookshelf

LC、財団から助成を受けた各種図書館等の資料保存プログラムを過去5年分集約

米国議会図書館(LC)がFoundation Centerと協同で、財団から5千ドル以上の助成を受けた米国内の図書館・文書館・博物館の資料保存プログラムを過去5年(2003年〜2007年)分まとめた冊子“Foundation Grants for Preservation in Libraries, Archives, and Museums”をオンライン刊行しました。

この冊子によると、5年間で延べ474財団から1,725のプログラムに助成がありました。もっともこのプログラムの中には、厳密な資料保存だけではなく、蔵書構築、コンピュータシステムの開発、教員や学生の教育、電子メディアとオンラインサービス、インターンシップ、国際交換、出版、通信など様々なものも含まれています。財団が所在する州ごとに情報が整理されているほか、財団名、助成を受けた図書館等の館名、助成の対象テーマ等の索引もあり、過去の実績を参考にして助成に応募することができるよう、財団のウェブページへのリンクも張られています。

Foundation Grants for Preservation in Libraries, Archives, and Museums

DPEがデジタル資料保存に関する問題の討議資料を公表

DigitalPreservationEurope(DPE)はこのほど、デジタル資料保存に関する議論をさらに活発化するために、「挑発的」で「賛否両論がある」という討議資料“Why Appraisal is not‘Utterly’Useless and why it's not the Way to Go either”をまとめ、公開しています。全てのデジタル資料を保存するのは不可能であ…

NDL、遠隔研修「資料保存の基本的な考え方」を開講

国立国会図書館(NDL)が、11月1日から遠隔研修「資料保存の基本的な考え方」を開講しました。なお、2006年度と同一内容です。国立国会図書館 遠隔研修ポータルhttps://tlms-p.ndl.go.jp/library/html/portal.html

IFLA/PACコア活動の2006年年次報告

国際図書館連盟資料保存コア活動(IFLA/PAC)の2006年年次報告が、IFLAのウェブサイトで公開されています。IFLA Preservation and Conservation Core Activity Annual Report 2006http://www.ifla.org/VI/4/annual/PAC-AnnualReport2006.pdf

東京都立図書館、資料保存のページを作成

東京都立図書館が、資料保存のページを作成し、都立図書館の資料保存の体制や資料劣化調査の報告、また資料保存室で行っている和装本・洋装本の修理に関する資料(講習会テキスト等)などを公開しています。都立中央図書館資料保存http://www.library.metro.tokyo.jp/15/15a60.html

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