資料保存

E310 - DDBがコピープロテクト回避を可能とする協定を締結

DDBは,デジタル技術の動向に合わせて,将来的にデータの変換が必要となる可能性を考慮して今回の協定を締結した。目的外使用にならないよう,DDBは電子透かしなどの技術によって複製物を管理することを求められる。ドイツでは2003年9月に,EU著作権指令(2001/29/EC)に沿った著作権法改正が…

CA918 - 「世界の記憶」:ユネスコの新規プログラム / 安江明夫

プログラムの概要戦争や革命,火災,水害により,あるいは酸による劣化,人間の無知・暴力により,破壊消滅の危機に瀕している史・資料が膨大にある。「世界の記憶(Memory of the World)−貴重,希少な図書館,文書館資料の保存計画」はユネスコが1992年に企画開始したプログラムで,こうし…

E300 - オリエント図書館の資料保存とデジタル化 <文献紹介>

レバノンの首都ベイルートにあるオリエント図書館は,イエズス会が所有し,セント・ジョゼフ大学が運営する研究図書館で,一般に公開されている。先史から現代までの中東に関する図書20万タイトル,逐次刊行物2,000タイトルのほか,アラブキリスト教徒の手稿,航空考古学の先駆者であるア…

E277 - 建設が進むLCの国立音声映像保存センター

音声・映像資料のデジタル変換や,デジタル資料の保存への対応を図ると同時に,オリジナル・メディアの保存を最大限考慮しようとするMBRSの姿勢は内外で評価されている。(注)映画フィルム,テレビ番組,ラジオ番組,その他の音声資料の収集・組織化・保存を所管する全米最大規模の音声…

CA861 - 共同保存利用の可能性を探る:保存フォーラム報告 / 企画課

国立国会図書館では昨年9月,専門図書館協議会関西地区協議会の協力の下に,京都,大阪,奈良の三府県に所在する公共図書館及び専門図書館に対して,図書館資料の保存と廃棄・除籍についてのアンケート調査を実施した。この実態調査は,国立国会図書館の関西館構想に示された,図書館資…

CA813 - ハロン消火剤と環境問題 / 青木美恵

貴重な資料を所蔵している図書館,美術館などにとって,火災は最も恐ろしいものであり,消火設備の選択は重要なことである。従来のスプリンクラーによる消火では,水とその後のかびなどにより甚大な被害をこうむることが多かった。このような,消火による資料の被害を少なくするため,…

E192 - 武力紛争時の文化財保護条約を強化する議定書が発効

同議定書は,1990年代初頭の地域紛争による文化財の破壊を契機にハーグ条約見直しの機運が高まったことを受けて作成されたもので,軍事的必要性による文化財保護の免責の乱用を防ぐとともに,新たに「強化保護」制度を設け,また,刑事責任の強化,条約の履行を監視する委員会の設置,文…

CA780 - LCの大量脱酸処理の今後―保存フォーラムでの報告から― / 安藤由美子

去る9月25日,国立国会図書館において第3回保存フォーラム(注)が開催され,LC保存部のドナルド・シベラ博士とジェラルド・ギャーベイ氏によって大量脱酸処理入札の結果について報告がなされた。以下,その報告を中心にして,LCにおける大量脱酸処理の動向についてまとめる。LCは従来よリ…

CA773 - 英国のナショナル手稿トラストの一年 / 坂本博

1989年11月23日に発足し,1990年1月9日に信託証書が発効した標記のトラストの最初の1年間の活動について報告する。補助金申請の締切日は毎年4月1日と10月1日であり,1990年には理事会は選定会議を5月と11月に開いた。併せて18件の申請が審査され,合計123,781ポンドの補助金が13件の申請に対して交…

E164 - 資料保存活動の歴史と取組み <講演会報告>

国立国会図書館主催により2003年12月5日(金)に東京本館,8日(月)には関西館において,英国の修復家クリストファー・クラークソン (Christopher Clarkson)氏とオクスフォード大学ボードリアン図書館修補製本課主任ロバート・ミンチ(Robert Minte)氏を招いての資料保存に関する講演会が行われた。...

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