資料保存

国際記念物遺跡会議(ICOMOS)、無形文化遺産の保護に関する文献目録を公開

国際記念物遺跡会議(ICOMOS)が、2018年7月付けで文献目録“Conservation of intangible heritage”を公開しました、

無形文化遺産と有形文化遺産との関係性や、無形文化遺産の保護が記念物や遺跡の保存と不可分である理由、といった問題に対処するために有用な文書や書籍を選定したものです。

New bibliography: Conservation of intangible heritage (ICOMOS)
https://www.icomos.org/en/the-researcher-s-corner/thematic-bibliographies/43619-nouvelle-bibliographie-conservation-du-patrimoine-immateriel-4

米国政府印刷局(GPO)、新たに国内の4図書館とGPO出版物の永久保存に関する覚書を締結

2018年7月18日、米国政府印刷局(GPO)が、新たに国内の4図書館とGPO出版物の永久保存に関する覚書を締結しています。

今回覚書を締結した機関と保存担当分野は以下の通りです。

ミネソタ大学図書館:連邦議会が刊行した報告書等(United States Serial Set)

メイン大学ガーブレット法律図書館:連邦最高裁判所の官版判例集(United States Reports)

セント・ジョーンズ大学ロー・スクールリテンバーグ法律図書館:100議会から103議会までの公聴会記録とコミッティー・プリント(Congressional hearings and prints)

ミシシッピ州立法律図書館:連邦最高裁判所の官版判例集(United States Reports)、制定順法令集(Statute at Large)、大統領の演説・文書等を収録した公的出版物(Public Papers of the President)

米・ノースダコタ州最高裁判所法律図書館、送水バルブの破損により水損被害が発生

2018年7月19日、米・ノースダコタ州最高裁判所が、18日午後に発生した送水バルブの破損により、同裁判所の法律図書館が水損被害を受けた事を発表しています。

水は建物の南東側を沿って流れ、1850年代にさかのぼる連邦法令集や、近年の連邦判例集、判例集・法律学説集などが水損被害を受けました。また、天井・床・書架・什器類も被害を受けています。

事故発生1時間以内に州立図書館に対して支援要請を行ない、州立図書館の職員が、19日朝、水損以外を受けた資料の移動、評価、修復を行ないました。被害を大きい資料については廃棄されるか修復のために移送されます。

修復作業中、図書館の大部分は利用禁止となりますが、図書館は開館しており、マイクロフィッシュ・パソコン・冊子体の蔵書の一部は引き続き利用可能です。

State Law Library remains open during repairs(North Dakota Supreme Court,2018/7/19)
https://www.ndcourts.gov/court/news/library0718.htm

八幡浜市教育委員会(愛媛県)、体験講習『災害にあった写真を救おう』を開催

2018年7月30日、愛媛県の八幡浜市教育委員会が、愛媛資料ネット、宮崎歴史資料ネットワークの協力により、体験講習『災害にあった写真を救おう』を開催します。

「平成30年7月豪雨」により水損被害を受けた写真や写真アルバムの応急処置方法を学ぶための講習会です。

会場は旧双岩中学校で、参加費は無料ですが、タオル、ぞうきん(1~2枚)の持参が必要で、ご自身の水損写真があれば持参可となっています。

体験講習『災害にあった写真を救おう』(八幡浜市,2018/7/23)
http://www.city.yawatahama.ehime.jp/docs/2018072300025/

参考:
大洲市立博物館(愛媛県)、特別講習会「水に浸かった写真を捨てないで ~誰でも、簡単に出来る水損写真の応急処置~」を開催
Posted 2018年7月23日
http://current.ndl.go.jp/node/36366

大洲市立博物館(愛媛県)、特別講習会「水に浸かった写真を捨てないで ~誰でも、簡単に出来る水損写真の応急処置~」を開催

愛媛県の大洲市立博物館が、2018年7月29日、同市の社会教育センターにおいて、特別講習会「水に浸かった写真を捨てないで~誰でも、簡単に出来る水損写真の応急処置~」を開催します。

愛媛資料ネット、宮崎歴史資料ネットワークの協力を得て開催されるもので、「平成30年7月豪雨」により水損被害を受けた写真や写真アルバムの応急処置方法を学ぶための講習会です。

@ozu.museum(Facebook,2018/7/23)
https://ja-jp.facebook.com/ozu.museum/posts/1923187397740275

参考:
愛媛資料ネット、「平成30年7月豪雨」により水損被害を受けた資料の修復作業を開始
Posted 2018年7月12日
http://current.ndl.go.jp/node/36315

倉敷市立真備図書館・倉敷市真備歴史民俗資料館(岡山県)で水損資料への応急処置が実施される

各種報道によると、平成30年7月豪雨により被害を受けた岡山県の倉敷市立真備図書館・倉敷市真備歴史民俗資料館で、岡山史料ネットにより、水損資料への応急処置が実施されたとのことです。

報道によると、水損被害を受けた、図書館の公文書・旧真備町の航空写真、真備歴史民俗資料館の古文書などに応急処置が施されたとのことです。

@sanyo_news(Twitter,2018/7/21)
https://twitter.com/sanyo_news/status/1020664965122777088

泥水につかった図書館の公文書洗う 岡山 倉敷 真備町(NHK NEWS WEB,2018/7/21)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180721/k10011542891000.html

特定非営利活動法人映画保存協会、平成30年7月豪雨で被害を受けた8mmフィルムやビデオテープの洗浄について相談を受け付け

2018年7月9日、特定非営利活動法人映画保存協会が、平成30年7月豪雨で被害を受けた8mmフィルムやビデオテープの洗浄について相談を受け付けると発表しています。

[災害対策部]西日本豪雨の被害について(映画保存協会,2018/7/9)
http://filmpres.org/whatsnew/9436/

山梨盲ろう教育資料電子化事業実行委員会、「山梨盲ろう教育資料電子化事業」への募金を呼びかけ

山梨県立盲学校の元校長らを発起人とする団体・山梨盲ろう教育資料電子化事業実行委員会が、「山梨盲ろう教育資料電子化事業」への募金を呼びかけています。

現在、経年劣化により損傷が激しい、山梨県立盲学校が所蔵する同校で行われた教育実践に関する資料2,250点(紙資料・指導中の映像・音声・写真、立体模型の教材等)の保存のための電子化の取組が行われており、墨字の資料に関しては、早稲田大学教授藤本浩志氏等による先天盲ろう児教育資料電子化プロジェクトにより電子化・データベース化していくことになっています。

一方で、点字の教材、点字の資料、録音・映像資料、立体模型教材の電子化のめどが立っていないことから、そのための募金を呼びかけるものです。

@yamanashimourou(Facebook,2018/6/24)
https://www.facebook.com/yamanashimourou/posts/250308808886619

山陰歴史資料ネットワーク、美郷町(島根県)で水損資料の応急処置を実施

2018年7月19日、山陰歴史資料ネットワーク(山陰史料ネット)が、島根県美郷町で水損資料の応急処置を実施したと発表しています。

石見銀山領に関する古文書約100点の処置を終えたとのことです。

@sanin.siryou.net(Facebook,2018/7/19)
https://www.facebook.com/sanin.siryou.net/posts/1043904525764814

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