資料保存

NPO法人地域資料デジタル化研究会、大槌町(岩手県)で被災した町議会議事録と小・中学生の文集をデジタル化し、DVD資料として寄贈

2017年3月10日、NPO法人地域資料デジタル化研究会が、大槌町(岩手県)で被災した町議会議事録や小・中学生の文集をデジタル画像として復元し、同町にDVD資料として寄贈すると発表しています。

議事録は、同会と都留文科大学の日向研究室の延べ500人に及ぶ学生ボランティアにより、1万ページのデジタル画像として復元し、テキスト検索も可能な仕組みが構築されているとのことです。

Facebook(地域資料デジタル化研究会,2017/3/10)
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1272043469499454

参考:
地域資料デジタル化研究会、被災した地域資料のデジタル化レスキュー事業を開始
Posted 2011年8月29日
http://current.ndl.go.jp/node/18990

全国科学博物館協議会(全科協)の『全科協News』、「画像・映像資料の保存」と題する特集記事を掲載

全国科学博物館協議会(全科協)発行の『全科協News』47巻1号が、「画像・映像資料の保存」と題する特集を組んでいます。

掲載されている記事は次のとおりです。

「写真画像の保存~プリントを中心に~」(東京都写真美術館 山口孝子)
「写真原板(フィルム)の保存とその利用」(公益社団法人日本写真家協会日本写真保存センター 中川裕美)
「美術館における映像資料の保存フォーマットについて」(東京都写真美術館 田坂博子)
「デジタル化された映像資料の長期保存」(東京国立近代美術館フィルムセンター 大関勝久)

全科協ニュース Vol47. no.1(全科協)
http://jcsm.jp/info/%E5%85%A8%E7%A7%91%E5%8D%94%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9-vol47-no-1/

イスラミックステート(IS/ダーイシュ)から奪還されたモスルの博物館 地下1階の図書館は古文書が燃えた灰で覆われる(イラク)

イラク政府軍による、イスラム過激派組織「イスラミックステート(IS/ダーイシュ)」の奪還作戦が進むモスルにおいて、ISの支配下からイラク政府軍が奪還した博物館の様子が報じられています。

AP通信によれば、この博物館は2017年3月7日に奪還されたとのことで、翌3月8日に撮影された写真が公開されています。貴重な遺品が焼失したほか、地下1階にあった図書館も燃やされ、その床は古文書が燃えた灰で覆われています。

Rubble and ash in Mosul museum retaken from Islamic State(wsbradio.com、2017/3/8付け)
http://www.wsbradio.com/news/ap/top-news/rubble-and-ash-in-mosul-museum-retaken-from-islami/nts3y/

E1892 - 長浜市立高月図書館における折り込みチラシの保存について

2016年12月2日から12月27日まで,長浜市立高月図書館(滋賀県)で「あの時,何を売っていた?~折り込みチラシで振り返る23年」展を開催した。これは当館が保存している新聞折り込みチラシの展示である。開館した1993年から2015年までの12月の新聞折り込みチラシ,約700日分(1か月×23年)から,生活と世相の変化が分かる日付と年を選んだ。日付は1日,10日,30日,クリスマスの前後23日と26日など5日分,年は消費税増税があった1997年,2014年や,地上デジタル放送に移行した2010年など2年から3年間隔で8年分を展示した。同日のチラシを並べることで,掲載された物やその価格,地域の店舗,およびチラシのデザインの変遷などを,当時を知る人には懐かしく,知らない人には新鮮な情報として見てもらうことができた。...

富岡町議会(福島県)、震災遺産保全条例案を可決

河北新報の記事によると、2017年3月7日、福島県の富岡町議会で、震災遺産保全条例案が可決・成立したとのことです。

記事では、条例は全7条からなり、震災遺産の範囲(建造物、標識、印刷物など)や基本方針を盛り込んでおり、企画展などで積極的に公開して「地域が災害から復興へ向かう姿を積極的に発信する」(第6条)ことも打ち出していることが紹介されています。

帰還困難区域を除く町内の避難指示が解除される4月1日から施行されるとのことです。

震災遺産保全条例が成立 富岡町で全国初(河北新報,2017/3/8)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170308_61017.html

『国立国会図書館月報』671号刊行:「保存協力プログラム」に基づく被災図書館への支援活動に関する記事を掲載

このほど刊行しました『国立国会図書館月報』671号(2017年3月)では、国立国会図書館(NDL)が「保存協力プログラム」に基づいて実施している、地震や洪水などの災害により被災した図書館への支援活動に関する記事を掲載しています。

2015年9月の関東・東北豪雨で被害を受けた常総市立図書館(茨城県)、2016年4月の熊本地震の被害を受けた熊本県立図書館、2015年4月のネパール大地震で被害を受けたネパール国立図書館に対して行った支援活動を紹介しています。

また、NDLの東日本大震災に関する震災記録の収集の取り組みに関する記事も掲載しています。

「被災図書館の支援」『国立国会図書館月報』 671号(2017年3月)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10309001_po_geppo1703.pdf?contentNo=1#page=6

【イベント】熊本被災史料レスキューネットワーク等主催講演会「学んで守ろう熊本の歴史遺産」(3/18・熊本)

2017年3月18日、熊本市の熊本県立美術館で、熊本被災史料レスキューネットワーク(熊本史料ネット)等が主催する講演会「学んで守ろう熊本の歴史遺産」が行われます。

鎌倉時代以来の川尻の古刹・大慈禅寺と、加藤清正の菩提寺・本妙寺をテーマに、熊本の豊かな歴史を学び、復興への取り組み方を考えることを目的としています。

申込は不要で、費用も無料です。

熊本史料ネット主催講演会「学んで守ろう熊本の歴史遺産」を美術館で開催!(熊本県立美術館,2017/2/28)
http://www.museum.pref.kumamoto.jp/kiji/pub/detail.aspx?c_id=4&type=top&id=175

韓国放送公社、韓国国立中央図書館と「放送映像資料の寄贈・保存に関する業務協約」を締結

2017年2月27日、韓国放送公社(KBS)が、韓国国立中央図書館(NLK)と「放送映像資料の寄贈・保存に関する業務協約」を締結したと発表しています。

KBSでは、協約に基づき、KBSの放送映像資料のビデオテープ約38万点及びデジタルファイルの一部をNLKに寄贈するほか、今後発生するビデオテープやデジタルファイルも定期的に寄贈します。

NLKでは、寄贈を受けた資料を適切な環境で保存するとともに、館内で閲覧サービスを実施する計画です。

KBSでは、50万時間のデジタルビデオアーカイブを構築して、デジタル放送コンテンツの保存を実施しており、今後、アーカイブを活用した各種サービスを拡大していく予定とのことです。

KBS-국립중앙도서관, ‘방송영상자료 기증과 보존에 관한 업무협약’ 체결(KBS,2017/2/27)
http://office.kbs.co.kr/mylovekbs/archives/300464

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