資料保存

文化財防災ネットワーク、山形県沖を震源とする地震による文化財関係の被災等に関する情報を収集中

2019年6月19日、山形県沖を震源とする地震の発生を受け、国立文化財機構文化財防災ネットワーク推進室は、文化遺産防災ネットワーク推進会議参画団体に対して、文化遺産の被災状況等についての情報提供を呼びかけていると発表しています。

また、一般の人が地域の文化遺産の被害についての情報を得た場合、地域の博物館・美術館・資料館等や都道府県・市区町村の地方公共団体文化財所管部局(教育委員会等の文化財課など)へ相談するか、直接、同推進室へメールを送るようにと説明しています。

提供された情報は、同推進室で整理し、関係団体、当該文化遺産が所在する地方公共団体の関係部門等、および文化庁と共有するとしています。

情報提供のお願い(文化財防災ネットワーク)
https://ch-drm.nich.go.jp/news/disaster/
※2019年06月19日欄に「6月18日に発生した地震による文化財関係の被災等に関する情報提供について」とあります。

新潟県地域史研究ネットワーク、山形県沖を震源とする地震の発生を受け、事務局の新潟県立歴史博物館で文化財レスキューの準備があると発表

2019年6月19日、新潟県地域史研究ネットワークが、18日に発生した山形県沖を震源とする地震を受け、同ネットワークの事務局がおかれている新潟県立歴史博物館で文化財レスキューの準備があると発表しています。

レスキューに必要な資材等の提供が可能なこと、指定文化財以外の文化財についてもレスキューの対象となること、人手等も新潟資料ネット等との連携が可能であることを伝えています。

@NiigataNet(Twitter,2019/6/19)
https://twitter.com/NiigataNet/status/1141147154196471809

新潟県地域史研究ネットワーク
http://net.nbz.or.jp/

新潟歴史資料救済ネットワーク
http://nrescue.s1006.xrea.com/

オーストラリア国立図書館(NLA)、所蔵する広告ポスターの保存及びデジタル化公開費用のための寄付を呼びかけ

オーストラリア国立図書館(NLA)が、同館が所蔵する、1850年から1950年にかけての7,000枚以上の広告ポスターの保存及びデジタル化によるオンライン公開のための費用の寄付を呼び掛けています。

寄付金は“National Library of Australia Fund”に送られ、保存及びデジタル化作業の支援に用いられます。

寄付には税控除の特典があり、期限は2019年7月31日までです。

@National.Library.of.Australia(Facebook,2019/6/6)
https://www.facebook.com/National.Library.of.Australia/posts/10156229489115233

【イベント】歴史資料ネットワーク2019年度シンポジウム「2018年水害被災地の資料保全活動―西日本豪雨・台風21号―」(7/21・神戸)

2019年7月21日、神戸市の兵庫県民会館において、歴史資料ネットワーク2019年度シンポジウム「2018年水害被災地の資料保全活動―西日本豪雨・台風21号―」が開催されます

2018年に発生した西日本豪雨や台風21号による被災地の資料保全活動の過程であらわれた成果と課題に関する情報交換を行うことが目的です。

東野将伸氏(岡山史料ネット/岡山大)・胡光氏(愛媛資料ネット/愛媛大)・西向宏介氏(広島史料ネット/広島県立文書館)からの報告と、森島一貴氏(関市文化財保護センター)・松本充弘氏(歴史資料ネットワーク)からのコメントが予定されています。

資料代として500円が必要です(会員は無料)。ネット中継も行う予定です。

2019年度総会シンポジウム「2018年水害被災地の資料保全活動―西日本豪雨・台風21号―」を開催します(7/21)(歴史資料ネットワーク,2019/6/6)
http://siryo-net.jp/event/201907-gm/

歴史資料ネットワーク、文化遺産の継承に多大な貢献をした個人・団体を顕彰する「第13回読売あをによし賞」の特別賞を受賞

2019年5月15日、文化遺産の継承に多大な貢献をした個人・団体を顕彰する「第13回読売あをによし賞」(読売新聞社主催)の受賞者が発表され、災害で被災した古文書等の保全活動のほか、全国の同様の組織によるネットワーク構築にも取り組む「歴史資料ネットワーク」が特別賞を受賞しました。

同賞は、顕彰活動を通じた、文化遺産保護、継承に対する国民世論の高まりを目的に2006年に創設された賞で、専門家による委員会で本賞、奨励賞、特別賞が決定されます。

第13回読売あをによし賞(読売新聞社,2019/5/15)
https://info.yomiuri.co.jp/contest/clspgl/detail/4534.html

E2131 - 日本図書館研究会第60回研究大会シンポジウム<報告>

2019年2月17日,同志社大学今出川キャンパス(京都市)において日本図書館研究会第60回研究大会シンポジウム「災害時における図書館の役割 資料・情報を守り伝えるために」が開催された。

国立韓国文学館の開館準備のため法人が設立される:事務所を韓国国立中央図書館(NLK)内に設置

韓国・文化体育観光部は、2019年4月23日に国立韓国文学館法人を設立したと発表しました。文学振興法第18条によるもので、事務所は韓国国立中央図書館(NLK)内に設置されました。

国立韓国文学館は、失われる恐れがあり保存が急務である韓国文学に関する資料を積極的に収集し、韓国文学の歴史を記録・保存・活用することを建設目的としています。また、韓国文学の現在を知り、デジタル時代の未来の文化における主体性を生み出せるようなコンテンツも構築する計画です。

同法人では、そのため、文化芸術全般の専門家による諮問機関を設置するとともに、文学館開館のための全般的な事項を実施することになっています。また、韓国文学翻訳院が2018年から実施してきた同館の資料構築事業の成果物(寄贈資料約5万5,000点、購入資料約940点)や韓国文化芸術委員会への寄付金等の移管を受け、事業を継続的に推進する予定です。

国際図書館連盟(IFLA)、フランス・ノートルダム大聖堂の火災被害を受けて声明を発表

2019年4月17日、国際図書館連盟(IFLA)が、同4月15日にフランス・パリのノートルダム大聖堂が火災により被害を受けたことに関して声明を発表しています。

世界の記憶を保護することは図書館及び図書館員の重要な務めであり、IFLAはそれを支援すること、政府からの支援も不可欠であり、IFLAもアドボカシー活動に取り組むこと等が表明されています。

Tragedy of Notre Dame Underlines the Need to Focus on Prevention and Preservation(IFLA, 2019/4/17)
https://www.ifla.org/node/92122

関連:
ノートルダム大聖堂
http://www.notredamedeparis.fr/
※“ACTUALITÉ”に火災による被害を受けた旨の記載があります。

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