資料保存

【イベント】史料保存利用問題シンポジウム「地域史料の保存利用と公文書管理の在り方」(6/24・東京)

2017年6月24日、駒澤大学駒沢キャンパスにおいて、史料保存利用問題シンポジウム「地域史料の保存利用と公文書管理の在り方」が開催されます。

主催は日本歴史学協会と日本学術会議史学委員会で、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会と日本アーカイブズ学会が後援しています。シンポジウムでは3本の報告が行われます。

参加費は無料です。

日 時:2017年6月24日 13:30~17:30
会 場:駒澤大学 駒沢キャンパス 1号館 1-204教場

報告
自治体文書館のあゆみと地域史料保存―広島県立文書館の場合―
  西向 宏介(広島県立文書館主任研究員)
神奈川県立公文書館の現状と課題―全量選別と人員配置を中心に―
  上田 良知(神奈川県立公文書館非常勤職員)
地域史料の保存利用と資料ネット―千葉歴史・自然資料救済ネットワークの活動を通して―
  小関悠一郎(千葉大学教育学部准教授)

【イベント】東京大学史料編纂所画像史料解析センター研究集会「写真資料の保存と学術資源化をめぐって」(7/15・東京)

2017年7月15日、東京大学で、東京大学史料編纂所画像史料解析センター研究集会「写真資料の保存と学術資源化をめぐって」が開催されます。

資料保存の専門家であるパリ自然史博物館教授のラヴェドリン氏による基調講演のほか、4本の報告とパネルディスカッションが予定されています。

参加費は無料で、定員は150名(予定)です。事前の申込が必要です。

日時:7月15日 10:00〜17:00
場所:東京大学山上会館大会議室(本郷キャンパス内)

国際図書館連盟、政策綱領“Libraries safeguarding cultural heritage”を発表

2017年5月10日、国際図書館連盟(IFLA)が、図書館の、文化遺産を保護するという重要な活動を支援するため、政策綱領(policy statement)“Libraries safeguarding cultural heritage”を発表しました。

この政策綱領は国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の目標11.4「世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する」やユネスコによる「世界の記憶」事業を支援することを目的としています。

Libraries safeguarding cultural heritage (IFLA,2017/5/10)
https://www.ifla.org/node/11387

【イベント】宮城資料ネット講演会「『歴史資料保全』の可能性―3.11から6年 宮城からの発信」(6/17・仙台)

2017年6月17日、宮城歴史資料保全ネットワークが、宮城資料ネット講演会「『歴史資料保全』の可能性―3.11から6年 宮城からの発信」を開催します。

仙台市のPARM-CITY131 貸会議室 ANNEX 多目的ホールを会場に以下の講演が行われます。会員外でも参加可能です。

・上山真知子氏(山形大学教授)
「心理社会的支援としての歴史資料保全活動の意義」

・蝦名裕一氏(東北大学准教授・NPO法人理事)
「史料保全と文理融合を両輪とする歴史災害研究へ」

2017年度通常総会・講演会のお知らせ(宮城歴史資料保全ネットワーク,2017/4/11)
http://www.miyagi-shiryounet.org/03/news/2017/2017.html#287

筑波大学、筑波大学アーカイブズのウェブサイトを開設

2017年4月3日、筑波大学が、筑波大学アーカイブズのウェブサイトを開設しています。

筑波大学の法人文書等のほか、元教員や卒業生からの文書等の寄贈・寄託も受け入れて、一般の利用に供していくとのことです。

白井市郷土資料館(千葉県)、東日本大震災で被災した宮城県石巻市の「佐々木清隆家文書」(5点)の修補作業の成果を展示中

千葉県の白井市郷土資料館が、2017年4月1日から4月30日まで、東日本大震災で被災した宮城県石巻市の「佐々木清隆家文書」(5点)の修補作業の成果を展示しています。

「佐々木清隆家文書」は、石巻市に合併する前の桃生郡北上町史編さん事業で収集・整理され、2011年の東日本大震災の津波で被災・流出し震災直後に流れ残っていたものを拾い集めたもので、2011年度にNPO法人宮城歴史資料保全ネットワークの仲介・協力で「石巻市勝雄町石神社被災史料」(20点)を修補した実績から、2016年6月に「佐々木清隆家文書」の修補の依頼があり、被災史料の一部(版本5点)を同館の市民学芸スタッフの活動の一環で修補を実施しました。

修補され展示されている史料(5点)は、版本「禮記2」・「禮記4」・「庭訓往来」・「泝(遡)洄集」・「原病式」です。

古文書修補速報展 (2017.04.02)※東日本大震災で被災した石巻市・佐々木清隆家文書(5点)の修補作業の成果を展示(白井市郷土資料館)
https://www.center.shiroi.chiba.jp/kyoudo/exhibition.html

東京都立図書館、資料防災DVD「被災・水濡れ資料の救済マニュアル」を作成

2017年4月13日、東京都立図書館が、資料防災DVD「被災・水濡れ資料の救済マニュアル」を作成したと発表しています。

2013年度に作成し、同館ウェブサイトで公開した「資料防災マニュアル」の内容のエッセンスを分かりやすく動画(約17分)にしたものです。

作成されたDVDは、全国の図書館や関係者・機関に配布するほか、今後、YouTubeでも配信する予定とのことです。

Facebook(東京都立図書館,2017/4/13
https://www.facebook.com/tmlibrary/photos/a.368880153126810.106071.327010277313798/1617580424923437/?type=3&theater

スミソニアン協会と米・国務省、イスラム過激派組織から奪還された街・ニムルド(イラク)の文化遺産の保全・修復活動を開始

2017年3月30日、スミソニアン協会と米・国務省は、イラクの国家考古遺産委員会(State Board of Antiquities and Heritage)やイラク国内外の専門家と協力し、イスラム過激派組織「イスラミックステート(IS/ダーイシュ/イスラム国)」から最近奪還された街・ニムルドの文化遺産の破壊状況を調査し、保全・修復を実施する事業を行なうと発表しています。

2009年に、米・国務省がイラクの文化遺産の保存を目的に開始した、イラク考古遺産保存修復研究所(Iraqi Institute for the Conservation of Antiquities and Heritage)におけるスミソニアン協会の活動を基盤に実施されます。

このプロジェクトは、不安定な社会における文化遺産の保護活動を通じた対話・理解の促進や、他の奪還された都市における現地主導での修復・保全活動の前例となることも目的とされています。

CA1891 - 水損資料を救うために / 正保五月

2015年9月、関東・東北豪雨により鬼怒川の堤防が決壊し、多くの家屋が浸水、流出の被害に遭ったことは記憶に新しい。近年、このような集中豪雨は増加傾向にある。日本全域で1時間降水量が50mmを超えるような短時間強雨の発生が増加しており、大雨の頻度は引き続き増加する可能性が高いと予測されている。このような現況から、図書館や文書館のような大量の資料を抱える施設にとって、「水害」への備えは急務であると言える。そこで本稿では、近年図書館で発生した資料の水損事例や、水濡れ資料への応急処置及び防災対策について紹介することで、その参考に資したい。

東京都立中央図書館、被災した陸前高田市立図書館の郷土資料(第2次受入分)の修復作業の完了を発表

東京都立中央図書館は、東日本大震災で被災した岩手県の陸前高田市立図書館の郷土資料の修復作業を行なってきましたが、このほど、追加で受け入れていた資料83点の修復作業が終了し、陸前高田市に返還したことを、同館Facebookで発表しています。

Facebook(東京都立図書館,2017/3/29)
https://www.facebook.com/tmlibrary/posts/1598870993461047

関連:
陸前高田市立図書館 東日本大震災被災資料の修復について(東京都立図書館)
http://www.library.metro.tokyo.jp/about_us/syusyu_hozon/siryou_hozon/tabid/3973/Default.aspx

ページ