資料保存

文化財防災ネットワーク、動画「文化財防災マニュアル~汚損紙資料のクリーニング処置例~」を公開

2018年3月29日、文化財防災ネットワークが、動画「文化財防災マニュアル~汚損紙資料のクリーニング処置例~」を公開しました。

自然災害で被害を受けた紙資料のクリーニング処置例を紹介する動画で、専門家の監修のもと作成し、「動画で学ぶ」のコーナーに追加したものです。

刊行物等(文化財防災ネットワーク)
http://ch-drm.nich.go.jp/news/publications
※「【動画公開】文化財防災マニュアル~汚損紙資料のクリーニング処置例~を公開しました。 2018.03.29」となっています。

CA1919 - ミャンマーにおける図書館文化財の保護活動 / 井手亜里

 2015年度から2017年度にかけて、京都大学大学院工学研究科井手研究室により、文化庁の委託事業「ミャンマー連邦共和国の文化遺産のデジタル保存に関する拠点交流事業」が実施された。本事業は京都大学が開発した文化財イメージング技術(1)(2)を活用し、ミャンマーの文化遺産の保存、活用のための共同研究と人材育成を目的としている。

東京文化財研究所保存科学研究センター、「文書館・文化財展示収蔵施設における「生物被害対策」」の啓発普及ポスターを公開

2018年3月28日、東京文化財研究所保存科学研究センターが、「文書館・文化財展示収蔵施設における「生物被害対策」」の啓発普及ポスターを作成したと発表しています。

電子ファイル(PDF)をウェブサイトで公開するとともに、希望者には無償でポスターを配布する(先着順)としています。

更新履歴(東京文化財研究所)
http://www.tobunken.go.jp/japanese/update.html
※「2018.03.28 文書館・文化財展示収蔵施設における「生物被害対策」 ポスター公開のお知らせ」とあります。

文書館・文化財展示収蔵施設における「生物被害対策」(東京文化財研究所)
http://www.tobunken.go.jp/japanese/publication/pestdamages/index.html

名古屋大学特定基金附属図書館支援事業、附属図書館所蔵の「高木家文書」の修理とデジタル画像の作成・公開のためクラウドファンディングを開始

2018年3月22日、名古屋大学附属図書館の事業継続・発展を目的に設立された特定基金「名古屋大学特定基金附属図書館支援事業」が、同館所蔵の「高木家文書」の修理とデジタル画像の作成・公開を目的としたクラウドファンディングを開始しました。

「高木家文書」は、江戸時代、美濃國石津郡時・多良両郷内(現在の岐阜県大垣市上石津地域)を知行地とした旧旗本交代寄合・西高木家の旧蔵文書約10万点で、2001年からデジタル画像化と公開の取組が進められており、現時点で約5万2,000点の整理、2,898点のデジタル画像化が終了していますが、今回のクラウドファンディングは、同事業を継続させることを目的に実施されるものです。

目標金額は150万円で、期日は2018年3月23日から5月22日までとなっています。

@Nagoya.Univ.info.lib.kikin(Facebook,2018/3/22)
https://www.facebook.com/Nagoya.Univ.info.lib.kikin/posts/410591046033483

『UNESCO・ICCROMによる非常時における文化財の救出と保全の手引き』が刊行され、京都国立博物館のウェブサイトで公開

2018年3月23日、ユネスコ(UNESCO)及び文化財保存修復研究国際センター(ICCROM)により2016年に編纂・刊行されたハンドブック“Endangered Heritage, Emergency Evacuation of Heritage Collections”の日本語訳『UNESCO・ICCROMによる非常時における文化財の救出と保全の手引き』が刊行され、京都国立博物館のウェブサイトで公開されました。

同ハンドブックは、緊急時における博物館・美術館等の施設が収蔵する文化財の救出・保全に関するマニュアルで、一つの指針として広く用いられているものです。

日本語訳版の翻訳及び編集は、京都国立博物館及び国立文化財機構文化財防災ネットワーク推進室が行なっています。

刊行物等(文化財防災ネットワーク)
http://ch-drm.nich.go.jp/news
※「2018年03月23日 【刊行物のご案内】『UNESCO・ICCROMによる 非常時における文化財の救出と保全の手引き』が刊行されました。」とあります。

国際図書館連盟(IFLA)、国際出版連合(IPA)、国際STM出版社協会(STM)が共同で、アイデアの創造や情報へのアクセスに関するプレスリリースを発表

2018年3月15日、国際図書館連盟(IFLA)、国際出版連合(IPA)、国際STM出版社協会(STM)が共同で、アイデアの創造や情報へのアクセスに関するプレスリリースを発表しました。

プレスリリースでは、世界知的所有権機構(WIPO)における著作権関連の議論を前進させるべきこと、研究者を故意に欺くような学術雑誌に関する課題に共同で取り組むこと、文字資料は重要な遺産として適切に保存されるべきこと、情報の量が増えても質も維持されるべきであること、などが述べられています。

Supporting Quality Information: IFLA, Publishers' Organisations Issue Joint Press Release(IFLA, 2018/3/15)
https://www.ifla.org/node/34290

Internet Archive(IA)、1970年代から1990年代にかけての携帯型ゲームや卓上型ゲームなどをエミュレートして公開

2018年3月18日付のInternet Archive(IA)のブログで、1970年代から1990年代にかけての携帯型ゲームや卓上型ゲームなどをエミュレートしたコレクションが紹介されています。

操作方法の説明が記載されているほか、当時のマニュアル類もデジタル化されて閲覧できるようになっています。

Some Very Entertaining Plastic, Emulated at the Archive(Internet Archive Blogs, 2018/3/18)
https://blog.archive.org/2018/03/18/some-very-entertaining-plastic-emulated-at-the-archive/

Handheld History(IA)
https://archive.org/details/handheldhistory

【イベント】シンポジウム「ふくしまの未来へつなぐ、伝えるⅡ ―地元から立ち上がる資料保全と歴史叙述―」(4/21・郡山)

2018年4月21日、福島県郡山市の郡山市民プラザにおいて、ふくしま歴史資料保存ネットワーク主催のシンポジウム「ふくしまの未来へつなぐ、伝えるⅡ ―地元から立ち上がる資料保全と歴史叙述―」が開催されます。

同シンポジウムでは、「地元から立ち上がる資料保全と歴史叙述」をテーマに、福島県内各地で地域資料・震災遺産の保全に関する活動に取り組んでいる方の話を伺いながら、「ふくしまの未来へつなぐ、伝える」ために必要なことは何か、ともに考える機会とすることを目的としています。

内容は以下が予定されています。
事前の申し込みは不要で、入場無料です。

問題提起 阿部浩一氏(福島大学)

基調講演 西村慎太郎氏(国文学研究資料館)

個別報告 大河峯夫氏(郡山市)、鎌田清衛氏(大熊町)、佐藤俊雄氏(飯舘村)、成田裕氏(大熊町役場)、藤田正雄氏(矢吹町) ※五十音順

意見交換 司会進行 阿部浩一氏・本間宏氏(公益財団法人福島県文化振興財団)

文化庁、地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業(地域の美術館・歴史博物館を中核とした文化クラスター形成事業)の2018年度の補助対象事業の募集を開始

2018年3月14日、文化庁が、地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業(地域の美術館・歴史博物館を中核とした文化クラスター形成事業)の補助対象事業の募集を開始しました。

補助対象となる事業は、美術館・歴史博物館が核となって実施する、地域文化の発信、あらゆる者が参加できるプログラム及び学校教育や地域の文化施設等との連携によるアウトリーチ活動・人材育成、美術館・歴史博物館の新たな機能の創造となっています。

応募期間は2018年3月28日までとなっています。

新着情報一覧(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/whats_new.html
※「2018年3月14日 地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業(地域の美術館・歴史博物館を中核とした文化クラスター形成事業)の募集」とあります。

国際図書館連盟(IFLA)、災害のリスクや影響を軽減するために図書館が果たす役割に関するブリーフィングペーパーを公開

2018年3月7日、国際図書館連盟(IFLA)が、災害のリスクや影響を軽減するために図書館が果たす役割に関するブリーフィングペーパー“Disaster Risk Response - Libraries and the Sendai Framework”を公開しました。

2015年3月に国連が策定した“The Sendai Framework for Disaster Risk Reduction (2015-2030)”は、前身の“Hyogo Framework for Action (2005-2015)”を承けて、災害のリスクや影響を軽減するために政府や国際組織などが取るべき原則や行動などを提示しています。このブリーフィングペーパーでは、

・このフレームワークは文化遺産の保護に焦点を当てており、この点で図書館は重要な役割を果たすこと
・図書館は健康情報へのアクセスや共有に大きな役割を果たしていること
・このフレームワークは住民やコミュニティ、国家などの「文化的回復力(cultural resilience)」にも言及していて、充電やインターネットへのアクセス、リラックスできる場所の提供など、医療や消防などに次ぐ二次的な救急サービスを図書館は提供できること

などが述べられています。

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