資料保存

甘木歴史資料館(福岡県)、九州北部地方の豪雨で被害を受けた文化財のレスキュー活動を開始

福岡県朝倉市にある甘木歴史資料館が、7月5日からの九州北部地方の大雨で被害を受けた文化財のレスキュー活動を開始しています。

水没したり泥をかぶったりした古文書・写真等の処分をする前に、同館に相談するよう呼びかけています。

同館では、豪雨による被害を受けた文化財を一時的に預かるとのことです。

甘木歴史資料館 お知らせ
http://www.city.asakura.lg.jp/ama-reki/
※2017年7月13日更新として「文化財レスキュー」とあります。

参考:
CA1891 - 水損資料を救うために / 正保五月
カレントアウェアネス No.331 2017年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1891

富士フィルム株式会社、写真やフィルムが水をかぶった場合の対処法について紹介

2017年7月9日、富士フィルム株式会社が、写真やフィルムが水をかぶった場合の対処法について、facebook上で紹介しています。

7月5日からの九州北部地方の大雨を受けてのものです。速やかに適切な処理をすることで写真の劣化を最小限に抑えることができるとして、銀塩写真やフィルムが海水や河川の水で濡れた場合の、応急処置や一般的な洗浄方法について、動画を交えて解説しています。

@FujifilmJapan(facebook)
https://www.facebook.com/FujifilmJapan/posts/1481612605193727

被害を受けた写真・アルバムに関する対処法(富士フィルム株式会社)
http://fujifilm.jp/support/fukkoshien/faq/index.html

文化財防災ネットワーク、西日本豪雨での文化財被災情報の提供を呼びかけ

2017年7月6日、文化財防災ネットワークが、西日本豪雨での文化財被災に関する情報の提供を呼びかけています。

防災関連ニュース(文化財防災ネットワーク)
http://ch-drm.nich.go.jp/news
※2017年07月06日欄に「【速報】西日本豪雨に関する文化財被災情報」とあります。

HathiTrustの理事会、印刷資料1,600万冊の共同管理のための覚書や関連指針を承認

2017年6月29日、HathiTrustの理事会が、印刷資料1,600万冊の共同管理のための覚書(MOU)や関連指針を承認したと発表されています。

HathiTrustに参加する50の図書館が、HathiTrustのプログラムのもと、総計1,600万冊以上の印刷資料を、25年間共同管理(Shared Print)することを内容とした提案を行なったことを受けたもので、理事会の承認を得たことから、2017年9月30日までに所蔵館と覚書を締結することが目指されています。

American Archive of Public Broadcasting、公共メディア機関のための資料保存の技術的ガイド(Wikiサイト)を公開

2017年6月29日、米国の公共放送の歴史的コレクションを提供している“American Archive of Public Broadcasting” (AAPB)が、米国議会図書館(LC)と米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)による未来のデジタル保存専門家を育成するプロジェクト“National Digital Stewardship Residency”(NDSR)の研修者(2016年5月から2017年6月まで)が作成した“The American Archive of Public Broadcasting Wiki”の公開を発表しています。

公共メディアの資料保存の技術的ガイドで、可能な限り全てのフォーマット・環境下における視聴覚資源の管理のための、リソース・ワークフロー・文献を集めたものであり、計画段階からストレージやデータベースのソリューションまでの全段階に及びます。

1週間程度の後、アカウントの作成が可能となり、誰でも記事を追加できます。AAPBや研修者は、このWikiが進化すること望んでいるとのことです。

【イベント】第26回京都図書館大会「震災と図書館~まなぶこと・できること~」(8/7・京都)

2017年8月7日、京都市にある同志社大学寒梅館ハーディーホールにおいて、第26回京都図書館大会が開催されます。

今回のテーマは「震災と図書館~まなぶこと・できること~」です。

近年、日本各地において、大規模な地震など日常生活へ影響を与える災害が多発しており、日頃からの備えが大変重要になっていることから、これまでに起こった震災から学び、図書館にできる備えや被災後の対応等についてともに考えることを目的に、以下の基調講演や事例発表が行われます。

・基調講演
「京都ではどのような地震が起こるのか」
 堤 浩之氏(同志社大学理工学部教授)

・事例発表①
「災害を自分ごとにする-図書館でできる震災対策-」
 鈴木 光氏(減災アトリエ主宰/一般社団法人減災ラボ代表理事)

・事例発表②
「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)」
 (講師調整中)

・事例発表③
「被災地での資料保存の取組」
 吉原 大志氏(歴史資料ネットワーク事務局長)

参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

三重県、「三重県文化財防災マニュアル」をウェブサイトで公開

2017年6月15日、三重県が、「三重県文化財防災マニュアル」をウェブサイトで公開しました。

災害による文化財への被害を防止・軽減するため、また、災害発生時における文化財の保護・救済措置を速やかに行うための包括的な位置づけとして、2017年3月に刊行したものです。

文化財:更新情報(三重県)
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/bunkazai/all.htm
※「平成29年6月15日 三重県文化財防災マニュアルを刊行しました」とあります。

Facebook(三重県教育委員会 社会教育・文化財保護課,2017/6/15)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=386376521757766&id=163586667370087

神戸大学人文学研究科・東北大学災害科学国際研究所・国立歴史民俗博物館、「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」に関する連携・協力協定を締結

神戸大学が、同大学人文学研究科・東北大学災害科学国際研究所・国立歴史民俗博物館の間で、2017年6月7日に、「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」に関する連携・協力協定が締結されたと発表しています。

大規模災害時における歴史資料の救出及び地域社会における歴史文化の継承と創成に関し、研究教育活動の一層の充実を図るとともに、その成果の普及を促進することにより、学術の発展と人材の育成に寄与することを目的としています。

人文学研究科と東北大学災害科学国際研究所及び国立歴史民俗博物館との連携・協力協定を締結しました(神戸大学,2017/6/12)
http://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/info/2017_06_12_01.html

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