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「第3回全国史料ネット研究交流集会」の報告書が公開

2016年12月17日・18日に、愛媛県松山市の愛媛大学で開催された「第3回全国史料ネット研究交流集会」の報告書が、同集会を後援した愛媛大学法文学部附属四国遍路・世界の巡礼研究センターのウェブサイトで2017年12月21日に公開されています。

第3回全国史料ネット研究交流集会・愛媛の報告書が刊行されました【12月21日】(愛媛大学法文学部附属 四国遍路・世界の巡礼研究センター,2017/12/21)
http://henro.ll.ehime-u.ac.jp/post-1683/

「第3回全国史料ネット研究交流集会・愛媛」の報告書が刊行されました(歴史資料ネットワーク,2018/1/15)
http://siryo-net.jp/activity/koryusyukai3-ehime-houkokusho/

国立歴史民俗博物館、「正倉院文書」の複製制作のためクラウドファンディングを実施

国立歴史民俗博物館が、国内外での展示・研究での活用を目的とした「正倉院文書」の複製制作のためのクラウドファンディングを実施しています。

プロジェクト名は「正倉院文書複製製作プロジェクト~1,300年前の文書を未来へ~」で、目標金額は350万円、期日は2018年3月30日までとなっています。

同館では、「正倉院文書」約800巻の完全複製を目指し、1981年以来、長期事業を継続して行ってきており、2017年度現在、全体の約半分の400巻を完成させていますが、現在進めている「正倉院文書」の「続々修第12帙第8巻」の複製化は、近年の予算縮減により撮影までは完了しているものの、複製製作の経費が大幅に不足している状況のため、その経費確保のために、クラウドファンディングを実施するものです。

千葉銀行が、クラウドファンディングサービス「Ready for」を提供するREADYFOR株式会社と業務提携をし、同社への第1号紹介案件として、国立歴史民俗博物館ぼ同プロジェクトへの資金調達を支援するものです。

【イベント】うつくしまふくしま未来支援センター仙台シンポジウム「ほんとの空が戻る日までー震災の記録と教訓を残し、未来に活かすー」(2/24・仙台)

2018年2月24日、仙台市の東北大学片平さくらホールにおいて、うつくしまふくしま未来支援センター(FURE)仙台シンポジウム「ほんとの空が戻る日までー震災の記録と教訓を残し、未来に活かすー」が開催されます。

福島県の被災地において残存する資料や記録の保全と活用に取り組むさまざまな活動を紹介するとともに、将来の大規模災害にいかに備え、活かしていくべきかについて議論するものです。

参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

内容は以下の通りです。

【基調講演】
・「災害記録を未来に活かすー古代ポンペイの調査を通じてー」
青柳正規氏(東京大学名誉教授、前文化庁長官)

【福島の現状報告】
・「福島の現状と課題」 初澤敏生氏(FUREセンター長)
・「避難所運営シミュレーション教材による取組み」 天野和彦氏(FURE地域復興支援部門特任教授)
・「『社会力』の向上を目指した防災教育」 本多環氏(FUREこども支援部門 特任教授)
・「震災関連資料の収集と保存」 柳沼賢治氏(FURE地域復興支援部門特任教授)

熊本県、「平成29年度文化財レスキュー市民サポーター養成講座」を開催

2018年1月11日、熊本県が、「平成29年度文化財レスキュー市民サポーター養成講座」を開催すると発表しています。

熊本県では「平成28年熊本地震」における文化財のレスキュー事業で救出した文化財の清掃・台帳作成などの整理作業を実施しており、県民に文化財の扱い方について基本を学ぶ機会を提供し、文化財保護への理解を深めるとともに、救出した被災文化財の整理作業に支援を得ることを目的に開催されるものです。

養成講座は、文化財の分野別の専門家による講義および実習で構成されており、以下の日程で実施されます。

募集人数は15人程度で事前の申し込みが必要です(申込多数の場合は抽選)。

また、講座受講者は、2018年4月以降に熊本県氷川町内で開始される被災資料整理作業にボランティアとして参加することになります。

・第1回 民俗資料 2018年2月15日
講師:國本信夫氏、迫田久美子氏(熊本県博物館ネットワークセンター)

・第2回 古文書  2018年3月15日
講師:今村直樹氏(熊本被災史料レスキューネットワーク)

新潟県立歴史博物館、冬季企画展「守れ!文化財ー博物館のチカラ、市民のチカラー」を開催

新潟県立歴史博物館が、2018年1月13日から3月21日まで、冬季企画展「守れ!文化財ー博物館のチカラ、市民のチカラー」を開催します。

文化財を守っている博物館の姿・意義や、市民のチカラの重要性を知ってもらう事を目的としており、陸前高田市立博物館による文化財レスキュー活動についても紹介されます。

東日本大震災の津波被害を受け修復されたオルガンによるコンサートやギャラリートークなどの関連イベントも開催されます。

冬季企画展「守れ!文化財ー博物館のチカラ、市民のチカラー」(新潟県立歴史博物館,2017/12/17)
http://nbz.or.jp/?p=15642

参考:
全国美術館会議、岩手県陸前高田市立博物館の被災美術作品等救援活動に関する中間報告を公表
Posted 2011年9月7日
http://current.ndl.go.jp/node/19038

【イベント】国際研究交流集会「災害国におけるアーカイブズ保存のこれから-技術交流・危機管理から地方再生へ」(2/6・立川)

2018年2月6日、東京都立川市の国文学研究資料館において、国際研究交流集会「災害国におけるアーカイブズ保存のこれから-技術交流・危機管理から地方再生へ」が開催されます。

災害リスクが高い日本とイタリアが率先して取り組むべき課題として、被災資料のレスキュー技術や危機管理体制構築のあり方を両国が共有し、アーカイブズの保存・活用を通じて社会に新たな価値を付与することで被災した地方の再生などに結びつけていくことをあげ、バチカン図書館やイタリアの国立アーカイブズ・図書資料保存修復中央機構の担当者を交えて報告・意見交換を行なうことで、アーカイブズ保存技術の相互的な双発と発信を目指すものです。

参加費は無料です。

内容は以下の通りです。

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、同館の保存センターのガイドツアーを収録したポッドキャストの配信を開始

2017年12月19日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、ケベック州ガティノー市にある同館の保存センターに関するポッドキャストの配信を開始しました。

今年創立20周年を迎えた同センターの、館内ツアーの内容を収録したもので、受賞歴のある同センターの建築や資料保存の役割・機能について紹介しています。

内容に関連する画像が Flickrで公開されているほか、音声のテキスト化データも掲載されています。

【イベント】日仏図書館情報学会講演会「フランス国立図書館・国立文書館建築の伝統と革新からみる資料保存」(1/20・東京)

2018年1月20日、日仏会館において、日仏図書館情報学会主催の講演会「フランス国立図書館・国立文書館建築の伝統と革新からみる資料保存」が開催されます。

講演内容は、史資料の管理・保存のため建物の増築・改修を繰り返してきたフランスの国立図書館・国立文書館の、建物の側面及び変化する資料保管条件・国際規格の観点から、史資料の保存と活用の過去・現在・未来について語るもので、講師は吉川也志保氏(一橋大学言語社会研究科特別研究員)が務めます。

参加費は無料ですが、定員は50人(先着順)で、事前の申し込みが必要です。

チラシ
http://sfjbd.sakura.ne.jp/03_main/sub/pdf/Kikkawa20180120.pdf

※講師の所属を修正しました(2018/2/13)

米国議会図書館(LC)、永久保存対象に選ばれた映画25作品を発表(2017年):あわせて過去に選ばれた64作品をオンラインで公開

2017年12月13日、米国議会図書館(LC)が、文化的・歴史的・美学的に意義のある映像資料の永久保存レジストリ“National Film Registry”に追加する2017年分の映画25作品を発表しています。

公開から少なくとも10年を経た作品の中から、毎年25作品が追加されており、今回の追加によりレジストリで保存される作品は725作品になりました。

新たに選ばれた作品には、「ダンボ」(1941年)、「スーパーマン」(1978年)、「グーニーズ」(1985年)、「ダイ・ハード」(1988年)、「フィールド・オブ・ドリームス」(1989年)、「タイタニック」(1997年)などがあります。

同日20時から映画専門チャンネルTurner Classic Movies (TCM) において、25作品の中から選ばれた映画が放映されるほか、LCでは、12月12日、これまで“National Film Registry”に選ばれた作品の中から64作品を同館ウェブサイトやYouTubeで公開しており、2作品を除きダウンロードも可能となっています。

文化庁、文化審議会の答申「文化財の確実な継承に向けたこれからの時代にふさわしい保存と活用の在り方について(第一次答申)」をウェブサイトで公開

2017年12月8日に文化審議会が答申した「文化財の確実な継承に向けたこれからの時代にふさわしい保存と活用の在り方について(第一次答申)」が文化庁のウェブサイトで公開されています。

文化財の確実な継承に向けたこれからの時代にふさわしい保存と活用の在り方について(第一次答申)(文化庁,2017/12/8)
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1399131.html

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